大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと
理工学部は、8つの学科に分かれています。それぞれの学科によって専門にしていることが全く異なるため、高校生のうちに自分が何の研究がしたいか、何に興味があるか明確にする必要があります。建築学科と応用化学科の男女比は半々である一方、他の学科は200人中10人が女子ということもあり、驚きました。1年次のみ体育が必修で、生田キャンパス内にあるテニスコートやバレーコートなどを使って授業を受けます。スキー実習も選択が可能です。第二外国語や英語の授業は他学科と混合のクラスで受けるため、学科を超えた友達ができます。また、1年次に履修する化学・物理実験では本格的な実験器具に触れることができます。
建築学科の学習、面白さについて
今まで「住宅」「美術館」「オフィス」「幼稚園」など様々な設計課題が出されました。1年次で実際に手書きで図面を書くことから始まり、段々と本格的な設計に移ります。友達と意見交換をしあったり、先生にアドバイスをいただいたりすることで、よりよい作品を作り上げます。設計の難しいところは、終わりがないことです。一夜漬けで考えたアイデアでも次の日には0になることがあります。ただそれを乗り越えて、自分の理想の作品ができたときは大きな達成感が感じられます。
建築学科に入ってよかったこと 建築学科は、設計だけでなく歴
建築学科は、設計だけでなく歴史や都市計画、環境設備、構造についての勉強もします。なので、将来1級建築士という道だけではなく、インテリア設計士や構造設計士、環境設備士など様々な道に進めることは建築学科の魅力の1つです。また、様々な建築物に興味を持つようになりました。私は、夏休みや春休みを使ってカンボジアやイタリアなどに行きました。海外の建築物を見物することで、自分の想像力が広がります。
建築学科に入ってから「建築」に対する概念が変わりました。建築学はお客さんに笑顔になってもらうための学問ではなく、これからの都市や街をつくる規模が大きい学問であると思います。課題が大変な学科ではありますが、とても楽しくやりがいがあります。
どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか
①高校在学時
高1で大学のオープンキャンパスに行ったとき、たまたま建築学科のブースに行ったことがきっかけで建築学科を志望しました。成績は日々の勉強に励んでいたため困りませんでした。私は中高6年間陸上部に所属していました。明八の400mトラックは最高の設備だと改めて実感します。仲間と切磋琢磨した部活の時間は忘れられません。
②進学後
陸上を辞めて、新しくダンスを始めました。大学のダンスサークルに所属しています。現在は最高学年であるため、曲決め、振りづくり、構成を担当しています。ダンスは新しい趣味になりました。また、TOEICの勉強も励んでいます。
高校時代と比べて無限に時間がある中、「どう過ごすか」が重要です。
後輩へのメッセージ
①毎日の朝小テスト対策を欠かさないこと
②TOEICの勉強をすること
③部活動に励むこと
です。
一般受験生と比べて付属生は受験がない分、日々の勉強を怠らないことが大切です。特に英語力は大学に入ったら自主的にやらない限り落ちる一方です。600点,700点を取ると授業を受けなくて済む単位振替制度もあるので、高校生のうちにTOEICは力を入れるべきだと思います。そして最後に、全力で何かに打ち込むことは学生のうちにしかできません。部活動は今後の人生の糧になる絶好の機会です!
高校生だからできる、明八だからできることを謳歌してください!