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大学生からのメッセージ

明治大学 農学部 農学科
岩田 朔来
2022年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

「農学部」と聞くと「農業を学ぶところ」というイメージを持つ方が多いと思います。しかし実際に学んでみると、農学部の学びはそれにとどまらず、農業、畜産、植物、動物、バイオテクノロジー、化学、生物多様性、微生物、そして社会科学にまで広がっていることが分かりました。単なる農業の技術や知識にとどまらず、人間社会と自然環境の双方を理解するための幅広い学問体系が整っている学部だと実感しています。
学科ごとの特色もはっきりしており、
・ 農学科では、農業技術や生物多様性の保全、生活環境の設計などを学び、
・ 農芸化学科では、化学を通して有用微生物や食品・土壌について研究、
・ 生命科学科では、バイオテクノロジーを駆使し、動物の生命活動を多角的に解き明かし、
・ 食料環境政策学科は唯一の「文系的」学科で、経済や社会の視点から農業を理解します
これら全ての学科において、入学前には想像できなかったほど多様な学習の選択肢があると感じています。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

農学部の魅力は、環境や生態系をめぐる幅広い研究に取り組めることです。教科書で学んだ知識を現場で確かめたり、自然や生物の実態を自分の手で調査したりすることで、学問が単なる知識ではなく「生きたもの」として実感できます。
一方で、研究は地道な作業の連続です。採取したサンプルを顕微鏡で観察し、環境条件を揃え、膨大なデータを整理していく作業は決して派手ではありません。成果がすぐに出るわけではなく、粘り強さと根気が求められます。また、生物学や化学といった基礎的な知識が欠かせないため、高校・大学で学んだことの復習も欠かせません。
それでも、身近な自然や環境に対して「なぜこうなっているのだろう」と疑問を持ち、その答えを探していく過程は非常に楽しく、学び続けたいという意欲につながっています。

どんなことに取り組んでいるか、あるいは取り組んできたか

高校時代は、身近な環境や生態系の問題に興味を持ち、ナラ枯れ病や植物の病気の発生について独自で調べていました。身の回りの自然を題材にした探究活動を通じて「環境と人との関わり」に目を向けるようになったことが、農学部を志望するきっかけになりました。
大学に入って現在は植物線虫学研究室に所属し、洞窟という特殊な環境から採取した線虫という微生物がどのように適応しているかを調査しています。このテーマは世界でもまだ本格的に研究されていない分野であり、未知の領域に挑戦しているという実感があります。自分の趣味である洞窟探検と、自分の研究対象である線虫の調査を同時に行えるのは、とても充実感はあります。
また、学業以外では様々なサークルの副幹事長や班長を務め、フィールド活動や学外調査にも取り組んでいます。趣味の洞窟探検や旅行、温泉といった日常の楽しみも大切にしており、これらが研究の発想や活動の活力につながっていると感じています。

卒業後のビジョン、進路について

卒業後の進路についてはまだ模索中ですが、大学で培った「環境を多角的に捉える視点」を活かしていきたいと考えています。研究を続けて大学院に進学する道もあれば、農業や環境関連の分野で社会に貢献する仕事に就く道もあります。農学部は進路の選択肢が非常に広いため、これからの学びや経験を通して自分の進むべき道を見極めたいと思っています。

後輩へのメッセージ

農学部や理系の学部・学科に進むために大切なのは、知識以上に姿勢だと感じています。
そのためには、
① 身の回りのことに「ナゼ?」と疑問を持ち続けること
② 勉強だけでなく、経験を通じて学ぶこと
③ 遊ぶ、楽しむ、熱中すること
④ 「自分がやらなきゃ誰がやる」という主体性を持つこと
の4つの姿勢が大事だと考えています。
大学生活は自由度が高く、自分の意思次第で学びも活動も大きく変わります。だからこそ、興味を持ったことに積極的に飛び込んでほしいと思います。
また文理の志望関係なく、今興味があることが今後の進路の全てではありません。今後出会う新たな学問や領域が、自分の知らない可能性を拓いてくれる可能性も大いにあります。なので、今やりたい事・知っている事にこだわらず、世界にある様々な事を広く知り、感じ取り、自分のものにしてほしいです。
農学部は、自然や環境に少しでも関心がある人にとって、多くの発見と挑戦ができる魅力的な場所です。皆さんの進路選択の参考になれば幸いです。

明治大学 理工学部 機械情報工学科
町田 隼希
2022年度卒業生
学部・学科について

機械情報工学科、略して「機情(きじょう)」では、【ハード×ソフトで技術イノベーション】というキャッチコピーが謳われています。簡単に言うと、ハード、つまり機械そのものを作る、使うだけでなく、それを動かすソフト、情報処理技術も身につけることで、世の中の役に立つモノづくりをしよう、という意味です。機械分野と情報分野にまたがっている。機情の大きな特徴です。
理系で学科選びをするときには、機械工学科と機械情報工学科の違いに戸惑う人もいると思います(私がまさにそうでした)。進学してみてわかったことは、どちらもモノづくりのための学科であるという共通点と、モノづくりへのアプローチの違いです。
理工学は、「理学」と「工学」を一つにした言葉です。機械工学科、機械情報工学科はどちらも工学にあたる学科です。一方で、機械工学科は主として機械の材料や構造、加工方法など、モノづくりに特化しています。機械情報工学科は、プログラムを作成してロボットを動かしたり、製品の設計手法について考えたり、人が親しみやすいロボットを作ったりと、広い範囲からモノ作りにアプローチします。

本稿執筆時点で、私は3年生の夏休みを過ごしています。理工学部には研究室配属があり、私も夏休み明けから研究室での活動が始まります。機情には15の研究室があり、様々なテーマで研究が行われています。学科によって配属選考の時期や方法は異なりますが、機情をはじめ一部では成績順で希望の研究室へ配属されていきます。明大推薦と同様のやり方です。理系では大学でも、成績をしっかりとっておく必要があるということです。

学生生活

私は、大学での生活を謳歌しています。埼玉県の実家から生田キャンパスに通い、授業後にはサークルやアルバイト。長期休みには必ず旅行をします。さらに、自分で言うのも変ですが、成績も悪くはありません。理工学部は、一部の授業を、8学科の学生がシャッフルされた「混合クラス」で受けるため、他学科の友人も少なからずいます。「忙しい、遊ぶ時間がない」と言われがちな理系ですが(間違いではない)、とある当たり前のことがしっかりできる人は、学業と、人生の夏休みと言われる学生生活を両立させることができます。それは、「自己管理」です。
機情に限らず理系は忙しい、これは事実だと思います。授業数は多くレポート課題は毎週複数提出、対策が足りなければ単位は簡単に落とします。成績が低くても進級は可能ですが、先述の研究室配属で自分に合わない分野に配属される可能性が高いです。理系学部を目指す皆さんにはぜひ、高校のうちから、やるべきことをしっかりとやりきるようにしてほしいと思います。そして、やるべきことと遊びのバランスをうまく取れるようにしておくと、大学生活は充実したものになると思います。遊び方は進学してから、法に触れない範囲で学んでください。

大学の理系の学びでは、高校での理科3分野と違い、公式の物理的意味や、物事の本質的な理解が求められます。この物理量はなぜこの式から求まるのか、この数値の意味は何か、なぜこのプログラムではエラーが出るのか。丸暗記ではなく、時間をかけて論理的に物事を考えることができる人は、有利だと思います。高校生である今のうちから、問題集は答えを写さない、ノートやプリントは丸暗記でなく、常に考えるように練習してみることをお勧めします。

「やることはちゃんとやれ」と、少々お堅いことを言いましたが、特別なことをする必要はありません。きちんと授業に出席し、レポートや復習を自分の頭で考えながらやれば、成績は取れます。難易度や専門性は多少上がりますが、やることは高校での試験対策と変わらないと思ってください。ただし一定数、授業を飛び、他人のレポートを写すだけの学生もいます。そのような周囲の人間に流されないように注意してください。大学では、あらゆることが自由です。ただし、その「自由」の意味をよく考えてください。

進路の考え方について

私は幼少期から鉄道が好きでした。機情に進んだのも、将来は鉄道にかかわる仕事がしたいという理由です。何か好きなもの、目標がある人は、それに向かって進んでみるのは大変におすすめです。
ただ、多くの人は、まだ具体的にやりたいことは定まっていないと思います。私は設計工学研究室というところに入りましたが、最初から設計に興味があったわけではありません。設計に興味を持ったのは、大学で設計の授業(必修)を受け、「理解できる、楽しい」と思えたことがきっかけです。研究室に限らず、明大推薦や将来の進路などあらゆる場面で同じことが言えると思いますが、進路に迷っている人は、なんかいいな、これならできるなという小さな理由で選ぶのも、良いことだと思います。進学して、大学の授業を受けるうちに、自分のやりたいことが見つかることもあります。注意点としては、進学後に、やっぱり違ったな、とならないよう、よく調べるようにしてください。

結びに

ありきたりな文章ですが、大学での4年間は、学業はもちろん、他にもあらゆる経験ができる自由な期間です。ただ、時間の流れはとても早く、迷っているとすぐに終わってしまいます。単位取得、勉強だけで4年間が終わってしまうのは、非常にもったいない。「やるべきことと遊びのバランス」を上手くとって、充実した大学生活を目指してください。

お読みいただき、ありがとうございました。いろいろとお話ししましたが、私の話が絶対であるということはありません。人によって合う・合わないはあるので、自分の目・耳で様々な情報を得て、自分に合った道を進んでください。

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科
加藤 純世
2022年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

総合数理学部先端メディアサイエンス学科について、大きな魅力である①専門分野の広さ②ゼミの実施方法、の2点についてご説明したいと思います。
① について
先端メディアサイエンス学科は、未来の最先端技術を考え、主にプログラミングを用いてそれを実現していく学科ですが、専門分野の広さに大きな魅力があります。本学科では、ゲーム、画像や音声、音楽処理、CG技術といったメディア技術・表現系の研究や、味覚となどの五感、脳波、コミュニケーション支援といった人間・感覚系の研究に加え、数学やプライバシー技術といった基盤技術・理論系の研究など、扱う研究分野が非常に幅広いです。したがって、「漠然とプログラミングを勉強してみたいが、それをどの分野に応用したいかまだ分からない」と考えられている人が、この学科に向いていると思います。
② について
 先端メディアサイエンス学科は、ゼミの実施方法にも大きな魅力があります。本学科ではゼミが4年間実施され、まず1年生では、一年間を通してほぼすべてのゼミを体験できます。つまり1年生の時点でどの研究室がどのような研究を行っているのかを知ることができます。次に2年生では、1つの研究室を選びそこで1年間研究を行い、研究を行うというとはどういうことなのかを勉強します。最後に3,4年生ではまたゼミを1つ選び、二年間かけて本格的な研究を行います。
この実施方法の大きな魅力として、1年生ですべてのゼミを体験できることが挙げられます。先述した通り本学科では専門分野が非常に多いので、各分野について自分で調べることが困難です。だからこそ、ゼミのカリキュラムにすべてのゼミの体験が入っていることは大きな魅力といえます。次に、研究を行うゼミを2回選ぶチャンスがあることも大きな魅力です。もし2年生時点で所属した研究室と自身のイメージに乖離があったとしても、3年生でまた選択しなおせる機会があります。ゼミの選択が一発勝負でないというのは、学生にとって本当にありがたい仕組みだと思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① プログラミング制作の面白さについて
プログラミングの作品制作において、自分の作りたいものを考える→プログラムを組む→完成したものを自分で確認する、あるいは誰かに見てもらうという成功体験が一度できると、次のプログラムの制作意欲が一気に湧きます。このように、誰かに言われたものではなく自分の作りたいものを作るというのは、できたときの達成感も一入ですし本当に面白いと感じます。
② 苦労したことについて
 本学科では、自分の制作物を大勢の前で発表する機会が多くあります。その際に、なぜ自分はこれを作ろうと思ったのか、どうすれば面白いと感じてもらえるのか、また面白いと感じてもらうにはどのような伝え方がいいのかなど、考えることが多くて苦労しました。ただ、回数を重ねていくうちにだんだんと発表の流れや伝え方に慣れていきました。この「人に伝える力」は将来社会に出ても必ず役に立つと思うので、今となってはその機会を多く設けてもらったことに感謝しています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

① 大学一年
本学科の一年次では、数学や基本情報技術、プログラミングといった基礎知識を学ぶための授業がメインになります。その中でも私は、プログラミングの学習に重きをおいて、予習復習を徹底しました。なぜなら、この先の授業、研究においてプログラミングの基礎を習得していることが最も重要だと感じたからです。ただ、本学科の数学の授業は高校数学の復習から始まり、基本情報技術やプログラミングは初めて学ぶ人に合わせたカリキュラムとなっているので、高校生のうちに必ずしも先取りして勉強する必要はありません。
② 進学後全員に当てはまること
 全員に当てはまることとして、友人や先輩とのつながりを大切にしてください。大学生活は、良くも悪くも高校生活に比べてはるかに自由になります。今までのようなクラスといったコミュニティもなくなり、教室の好きな席で、好きな授業を履修して受けることができるようになります。ただその分、どの授業がどういう内容なのかといった「情報」を得ることが非常に重要になります。そしてその情報を自分ですべて収集するのは困難なので、友人と助け合う、先輩からアドバイスを頂くなど、ぜひ人に頼ってください。

卒業後のビジョン、進路について

 大学卒業後は大学院に進学し、引き続き研究を行う予定です。
 大学院に進学する、就職するといった選択肢には、それぞれ別のメリットが存在します。例えば、理系で卒業した人のうち大学院を卒業した人は、学部4年間で卒業した人より平均生涯収入が4000万高いといったメリットがある一方で、大学院に行かず就職を選んだ人は実務経験を二年間早く積むことができるというメリットがあります。あなたがその選択を迫られたときには、将来どうしたいのか、どのようなメリットが欲しいのかをよく考えて選択してください。

後輩へのメッセージ

皆さん、ぜひオープンキャンパスに訪れてください。大学のホームページやパンフレットから情報を得ることももちろん大切ですが、やはり自分がその目で見て耳で聞いた情報に勝るものはありません。オープンキャンパスでは先輩方の研究を間近で見て、体験することができます。その体験によって、今まで抱いていたその学部学科の印象に大きな変化が起きるかもしれません。実際、私はオープンキャンパスの訪問前後で志望学部、学科に大きな変化がありました。
 せっかくの大学生活で、興味のない内容の学科に行くというのはもったいないです。なので、いろいろな人の話を聞いて、自分がどうしたいのかについても深く考えて選択してください。皆さんが充実した大学生活を送れるよう願っています。

明治大学 法学部 法律学科
渡辺 晴登
2022年度卒業生
高校時代の生活について

一言で表すと「部活漬けの毎日」でした。勉強と部活の比率でいうと大体2対8くらいの感覚で、主に電車の中で小テストの勉強をしたり、中間・期末テストの前に一気に勉強するというスタイルでした。何かを継続してコツコツ勉強するということはあまりできていなかったと思います。そのせいか、高校時代の成績は正直あまり振るわなかったんですが、最終的には法学部に進学することができました。

明治大学法学部について

「法学部」はその名前の通り法律について学ぶ学部です。皆さんがイメージしやすいところでいうと、たとえば殺人事件や強盗などの犯罪について、それがどの法律に違反しているのか、またどんな刑罰があるのかといったことを学んでいます。私が法学部を志望した理由は二つあります。一つ目は社会の仕組みを理解したいと思ったからです。法律は簡単に言うと社会のルールです。そのルールがどのようにできているのかに興味を持ったことがきっかけでした。二つ目は将来の進路の幅を広げておきたかったからです。高校3年生のとき、私には将来の夢や目指したい職業がはっきりとありませんでした。でも法律はどんな仕事にも必ず関わってくるものです。自分の可能性を狭めたくない、そう思って法学部を選びました。実際に入学してみて感じた特徴としては、論述の課題がとても多いところです。論理的に物事を考える力が問われるので、考えることが好きな人にはとてもおすすめの学部だと思います。また、他学部に比べると必修科目が多く、クラス単位での授業が多いのも特徴です。

ゼミについて

私が所属するゼミは、メディア・広告論をテーマにしており、SNSでの炎上事例やCMの分析などを主に学んでいます。法学部のゼミは法律の専門分野に限らず、幅広いテーマを扱うゼミが多いことも魅力の一つです。

後輩へのメッセージ

最後に、私自身の経験を踏まえて3つのアドバイスをお伝えしたいと思います。1つ目は、「明八での生活を続けること」です。学校にきちんと通い、課題に取り組み、テスト勉強をする。こうした当たり前のことを積み重ねる習慣が身についていれば、どの学部に進んでも苦労はしません。2つ目は、「大学は自由な場所である」ということです。大学には、怒ってくれる先生や常に気にかけてくれる人はいません。気づかずに課題の締め切りを過ぎてしまうことが平気で起こる環境です。自由であるということは、良い面ばかりではなく、自己管理が求められる厳しさも伴います。そのため、自由の裏にある責任を理解し、自律することが大切です。

明治大学 政治経済学部 政治学科
池内 南々帆
2022年度卒業生
大学、学部、学科の特徴

政治経済学部は、行政の仕組みや政治思想といった、いかにも学部らしい分野はもちろん、その他の幅広い関心にも柔軟に応えることの出来る学部だと感じました。
実際に私も国語表現というレポートの書き方から教わる授業や、心理学・ジェンダー論など、現代社会をどう捉えていくか、かなりリアルタイムに情勢を考える講義も豊富に受講していました。
また、講義の特徴として、クラスワークなどの交流が頻繁に設けられると感じました。政経学部はクラスがあることが一つの特徴だと思います。そのため、必修の授業ではクラス対抗ワークやペア・グループワークを数多く経験しました。コミュニケーションをとることが好きな人には楽しい講義形式かなと思います。
 政治経済学部特有の講義に、ACEという実践的な英語力強化プログラムがあります。ネイティブの教授がオール英語で授業を進行し、あるトピックに沿ってディスカッションやプレゼンをします。様々なテーマから講義を選択することができ、興味関心に合わせた英語学習が可能です。私は日本のアイドル文化や芸能人のプライバシーなどについて扱う講義を受講していました。英語スキルのレベル感も段階分けされているので、自分のスキルに合わない心配はそこまでしなくていいと思います。おすすめの授業です!

高校時代について

 明大推薦テストを受けるようになったあたりから、学部選択に際して必要になってくる成績を考えるようになりました。出来るだけ選択肢は広げるためにも成績をどう向上させていくか考えた時に、自分の中では明大推薦テストで数字を伸ばせる可能性があまり見込めなかったので、とにかく定期テストで積み上げることを意識していました。
 高校時代は吹奏楽部に所属しておりまとまった時間をとることが周囲より難しかったので、暗記科目などは早めに取りかかり、バスの時間や朝のHR前のスキマ時間に友人と問題を出し合っていました。周りと一緒に勉強するのは自分に対する拍車もかかるしなんだかんだ楽しいので私はすごく重宝していた勉強法です。定期テストで貯金を作っていると明大推薦テストで変に焦ったりしにくくなると思います。
 推薦テストの対策としては、共通テスト用の問題集を使って演習をしていました。日本史などの選択科目は出題形式に慣れておくのも重要だと思います。問題の中身はともかく、時間配分の感覚をなんとなくでも把握しているか否かで心持ちがかなり違います。
 3年生の後半にかけて差が開きにくくなってくるので、最終的には前々からの積み上げがものを言うと感じています。

将来について

高校生の私は明確に将来のビジョンを描けていた方ではなくて、なんとなくまちづくりに興味があったので地方公務員を目指そうかなと思っていた時期もありました。都市政策や地域づくりへの興味から派生して社会の基本的な仕組みが学べる政治学科を選択して、大学3年になった今もまちづくりへの関心は変わらず持っています。まちに行政機関としての立場から関わるか民間として関わっていくか考えた時に、規模感の大きい開発に携わってみたい気持ちがあったことから民間就職へ軸をずらしました。

学部選択は、これからの自分の将来を作るための材料を集めていく最初の一歩だと思います。重々しいニュアンスになってしまいましたが、進路選択は自分の決めたゴールに向かうためのスタートを切るところではなくて、自分のありたい姿を模索していくための手段に過ぎないので堅苦しくなりすぎないでほしいです。
と同時に相反していることを伝えたい気持ちもあります。就職活動をしていると、インターンで同じ大学の違う学部の人と一緒になるなど、文系学部はひとつに括られて、どこに進んでも最終的にみんな同じラインに行き着くように感じることも多いですが、どこに進むかでそこでの自分の付加価値となるものが圧倒的に変わってくることも実感しています。就活の時期になって、今更忙しなく過ごしてきた学生生活を振り返り、自分のしてきた行動に説得力のある根拠を見出すことがどれだけ難しいかも痛感しています。
この世の中学んできたことが将来に直結するパターンの方が少ないのは私も、きっと高校生のみなさんも承知ですが、やっぱりぼんやりとでも将来への想像力をもって、逆算しながら選択を積み重ねていった方がきっと楽しくなるし、密度のある日々が送れるのかなと今は思っています。迷うことも楽しくなると思います。私の中での後悔ゆえの助言です。そういう面で政経学部は明確に自分らしいステップが踏める学部だと思います。
長々と記しましたが、まずは楽しむことを忘れないでほしいです。応援しています。

明治大学 商学部 商学科
西川 結唯
2022年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 第一に挙げられるのは、圧倒的に自由に使える時間が多いということです。これは商学部の学生に限らず共通することかもしれませんが、この時間をどう使うのかがとても重要です。自分が興味のあるものにひたすら取り組み、「これは誰にも負けない」というものが出来た状態が理想ではないかと私は考えています。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さについて
 就職活動をするにあたって、文系の方がつく職種や業種において必要な知識、例えばマーケティングやマネジメント、会計学などを学ぶことができます。就職する際に活きる勉強がかなり多いと感じていますし、就職活動をする際にその職業でどんな仕事をするのかイメージがつきやすいです。
 フィールドワークやグループワークは授業によってはありますが、比較的座学の授業が多いと思います。しかし、前述の通り就職した際に活きるようなよりリアルなビジネスの勉強ができるので、「この勉強をして何の役に立つのだろう」と感じることがかなり少ないです。その点は、勉強をする際のモチベーションにも繋がると考えています。
② 苦労したことについて
正直、大学というものは高校生のときよりも授業に行く回数が減ったりテスト勉強をする必要があまりないと考えていました。実際、そのような学部や大学が存在するのは事実ですが、明治大学の商学部は異なっていました。特に1年次は、週5日大学へ行き、1限から授業を受けていたので、高校生のときと生活リズムはあまり変わりませんでした。必修科目(卒業するにあたって必ず単位を取得する必要のある科目)が他学部に比べて多く、1年間で取得可能な単位数に制限がかけられているので、4年生でも大学に通う必要があります。そのような点においては、他学部より厳しい、と感じる人も多いと思います。しかし、やはりそのような強制力があった方が勉強しようという意欲は湧きやすくなると感じていますし、時間が有り余る大学生にとって、時間を有効活用するために役立つ制度だと思います。
また、期末試験のみで成績を決定する科目も多く、しっかりとテスト対策をする必要があるので、文系学部の中ではテストの数が多く重要度が高くなっています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 高校2年生の9月頃から簿記の勉強をしていました。高校2年生の2月に日商簿記検定二級を取得しました。
 簿記の勉強を始めた経緯としては、明八への入学を決めた当初から「大学受験をしない代わりに受験勉強では出来ない事に取り組みたい」と考えており、その中で興味のあった簿記の学習を選んだ、というものです。
 当時は定期試験の勉強や部活動などもあり、スクールバスに乗っている時間など隙間時間で勉強をしていましたが、無事取得することができたので、現在簿記の勉強に少しでも興味のある方にはぜひ取り組んでみてもらいたいです。
②現在取り組んでいること
 長期インターンシップとして都内のベンチャー企業のマーケティング部門で勤務しております。
 現在のインターンシップを始めた理由としては、まず大学1年生の2月に参加した、明治大学主催の留学プログラムである、ベトナムでのインターンシップ経験が挙げられます。ここでは、日系の通信事業会社し、新たな商品プランの企画に携わらせていただきました。その際、マーケティングにも取り組む機会があったのですが、商学部で少しマーケティングについて勉強していたにも関わらず、あまりその経験を活かすことができませんでした。学んでいたいものを活かせなかった事が悔しかったと同時に、より主体的にスキルを身につけていこう、という気持ちを持つ必要があるのだと実感しました。そこから、より主体的、実践的にマーケティングのスキルを身につけるための方法を模索し、現在の長期インターシップを始めました。
 長期インターンシップは前述の実践的なスキルが身につくことはもちろん、ビジネスマナーや社会人の考え方も学ぶことができます。また就職活動において面接官へのアピールとしても有効です。大学生活において、勉強やバイト、サークル以外で何かに取り組みたい、となった場合は長期インターシップにぜひ挑戦してみてください。

卒業後のビジョン、進路について

 現在は人材業界を主として就職活動をしております。マーケティングへ興味がある気持ちに変わりはありませんが、より人々の人生に深くかつ直接関わりたいと考えているため人材業界を志望しました。
 明治大学は商学部に限らず、就職活動に力を入れている人が多く切磋琢磨できる環境が整っており、大学側からの支援も手厚いため、いわゆる「就職に強い」大学と言えると思います。
 そのため、卒業後の進路は多様なものになっており、自分の努力次第で選択肢が大幅に広がります。

後輩へのメッセージ

 大学生活に向けて、みなさん色々な感情を抱えているのではないでしょうか。正直、入学してみてからではないと、リアルな大学生活を理解することは難しいと思います。しかし、普段から小テストや期末テストの勉強など努力を重ねているであろう明八生のみなさんなら、大学生になっても勉強で苦労することはあまりないと思います。勉強面では、これまでの努力を続けていれば心配無用です。
 私が一番重要だと思うのは、「自分の興味を追求する」ことです。自由に使える時間が沢山ある大学生活を有意義にするためには、主体性が求められます。自らの意思で興味があることに取り組み続ける、この姿勢を大切にしていただきたいです。興味があるものは1つに絞る必要はないと思います。これを続けていけば、いつか自分のやりたいことが見つかります。
以上のことを頭の片隅に置いて、大学生活を有意義なものにしていただけたら幸いです。

明治大学 経営部 経営学科
貝塚 陽菜
2022年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

①大学について
明治大学に入学してみて、学部間の垣根が少ないことに驚きました。海外研修制度や他学部の講義などを簡単に履修できますし、共通プログラムも多くあります。そのため「入学後に学びたいことが変わった」と思っても、柔軟に学びを広げられる環境が整っていると感じています。
②学部について
わたしは学部を選ぶ際「グローバル教育に力を入れている」「将来に直結すること」という二つを軸に決めました。経営学部にはGREATという独自の英語カリキュラムがあり、ネイティブの教授から経営学を学んだり、英語で事業立案やプレゼンを行うことができます。また、簿記や経営学といった実務につながる科目に加え、デジタル関連の授業も充実していて、最先端を学べる学部だと感じています。
③学科について
学科間の垣根もあまりなく、他学科の授業を履修できますし、ゼミも自由に選べます。ただし、学科は1年次の成績で決まるので、最初の1年間はしっかり取り組んでおくことをおすすめします。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 大学生活はとにかく自由だと思います。私は英語をもっと使えるようになりたいと思い、海外ボランティアや留学、インターンに挑戦しました。ゼミでは企業に自分たちでアポイントを取ってインタビューを行うなど、学びたいことをすぐ実践にうつせるだけの時間と体力の余裕があるのが大学生の最大の強みだと思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 ①高校在学時
 経営学部を志す人は、簿記検定を早いうちに取っておくことをおすすめします。経営学部では3年生への進学時に簿記検定3級の取得が必要です。簿記と聞くと数学の要素を感じるかもしれませんが、基本四則計算ができれば早い人なら1か月でも取得できると思います。私は高校在学時に取得したので、大学では2級に挑戦するなど余裕をもって勉強できました。
また、受験勉強がない分の時間の余裕を活かしてTOEICの勉強をしていました。現在就職活動をするなか、多くの企業が少なからず海外を視野に入れており、まわりの学生も就職のためにTOEICに力を入れている印象です。その点でもともとアドバンテージがあると他の言語に挑戦するなどアピールの幅が広がると思います。
 ②大学時代
何度か触れましたが、私は英語を実践的に使いたいと思い、海外研修に積極的に参加しています。海外ボランティアは経営学部のプログラム、海外インターンは大学共通プログラムで、どちらも単位認定されました。明治大学にはさまざまな海外研修プログラムと奨学金制度があり、学部を問わず挑戦できる機会が多いのが明治大学の魅力です。

卒業後のビジョン、進路について

 卒業後は海外と関わる職に就き、海外駐在をしたいと考えています。
就職活動を通じて感じるのは、大学生活で多くの経験をすることの大切さです。アルバイト、学業、留学、スポーツなどなんでもいいと思います。たしかに継続することが大切とよく言われますが、私は短期でもいいと思います。いろんなことに挑戦することで自分の興味が広がったり、「自分には合わない」と気付けたりします。そのどちらも、確実に自分の糧になると思います。

後輩へのメッセージ

 大学生活には期待と不安の両方があると思いますが、高校までとは比べものにならない経験と学びにあふれています。長いようであっという間の4年間なので、少しでも興味を持ったことにはぜひ挑戦してみてほしいです。失敗しても、他のことに挑戦してみればいいし、必ず次につながる経験になります。みなさんが充実した大学生活を送れることを願っています。

明治大学 国際日本学部 国際日本学科
深澤 菜々子
2022年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

国際日本学部について、①ずっと英語の勉強をしている学部ではないこと②「英語が苦手」という理由で国際日本学部の進学を諦めるべきではないこと、の二点について説明したいと思います。
①に関して、「国際日本」という名前から、英語の勉強をしている学部とイメージする人もいるかもしれませんが、実際はそうではないということをみなさん知っていただきたいです。私は、マーケティングやビジネス文化などを主に勉強し、それに関連するゼミに所属していますが、他には日本語についての授業を熱心に取っている友人、アニメなどのポップカルチャーの授業をメインで取っている友人もいます。このように、国際日本学部にはビジネスからポップカルチャーまで多種多様な講義があるので、個人の関心に合わせて勉強内容を選ぶことができます。これは私個人の認識ですが、「英語」は国際日本学部の中では、学習の幅を広げる手段だと思います。たとえば、日本のビジネス文化を学ぶとき、もちろん日本語話者のみで学ぶだけでも理解できますが、英語話者の留学生や先生方から教わることで、より多くの視点で学ぶことができます。外側からの視点も学ぶことで、より日本のビジネスの特徴を理解する一助になり、学びの幅が広がります。言語としての英語は週に5回の必修の英語の授業のみで 皆さんが思うほど、英語に触れているわけではないと思います。
②に関して、上記の内容と重複しますが、国際日本学部は様々な講義があるので、好きな授業を組み合わせて自分専用の学びを作り上げることができます。1,2年時は英語の必修授業は、年度初めに受験するテストの成績でクラスが決まるので、授業に置いてかれることはありません。また、通常講義は、完全日本語授業、完全英語授業、授業言語は日本語・授業資料は英語の授業などに分かれており、個人の英語レベルに合わせて授業を選択できるので、自身の英語力を理由に国際日本学部を諦めるのはもったいないと思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

・学習の面白さについて
現在私は授業言語が英語の授業を英語力向上のため、これまで受けてきた講義のうち約75%の授業を英語で受けていますが、一つの事象を様々な角度見れることが刺激的で面白いと感じています。本や文献で海外のビジネスやニュースを見ても、その背景や詳細については理解することができませんが、授業で近くに座っている留学生に話を聞くと、思ってもみなかったような事実などリアルな声を聞くことができます。この新たな学びが国際日本学部特有で、魅力的な点だと個人的に感じています。

・苦労したことについて
 苦労したことは入学当初、英語で開講される講義についていけなかったことです。私は海外経験が無い状態で国際日本学部に進学しましたが、英語開講の授業を受け始めた1年生の春学期は自分の英語力の低さを痛感させられました。授業内容も半分ほどしか理解できず、復習に多大な時間を要しました。最初は苦しかったですが、段々と環境に慣れ授業について行けるようにもなりますし、先生方がとても親身になって教えてくださるので、やる気さえあれば克服できると思っています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

・高校在学時
高校一年の時点で、国際日本学部の進学を検討していたので、国際日本学部での学びをより充実させるために英検や英語プログラムに参加するようにしていました。高校一年が始まった際はコロナ禍でちょうど授業がなかったのでその時間を活用して英検準一級を取得しました。高校二年時には、明大明治高校で開催されている夏休みの英語プログラムに単身で参加し、三年時にも一般団体などが開催する英語プログラムに参加し机上ではなく実際に英語を使うことに重点を置いていました。私は趣味が英語勉強だったので、空き時間を使って取り組んできましたが、明八での高校生活で重要なことは明大換算点を高くすることなので、あくまで定期テストや統一模試のかたわらで行うよう意識していました。

・進学後全員に当てはまること
 「自分が夢中になれるものを見つけること」が大切だと思います。私はたまたま英語に夢中になり、それが大学生活にもつながっています。皆さんも、好きで夢中になれることを続けることで、自分の将来の方向性ややりたいことが見えてくると思います。学部選びや進路に迷ったときには、これまで本気で取り組んできたことを振り返ると大きなヒントになるはずです。

卒業後のビジョン、進路について

 一般企業への就職を検討しています。就職活動を終えた先輩方のお話を伺うと、国際日本学部の学びの多様性もあり、卒業後は幅広い業種・業界へ進んでいる方が多い印象を受けます。

後輩へのメッセージ

 大学生活は、おそらく皆さんが想像している以上に自由です。授業も自分で選択できますし、高校のように一日の大半を学校で過ごすわけではありません。だからこそ、自分が本当に学びたいと思える環境に身を置かなければ、大学で過ごす時間が無駄になってしまったり、苦痛に感じてしまうこともあると思います。そのためにも、大学で学びたい内容を明確にすることが大切です。そのヒントとなるのが前述したように「自分が夢中になれること」を見つけること、そして複数ある学部や学科の特徴を理解することです。自分に合った環境を選ぶことで、学びの時間はより充実し、楽しいものになるはずです。
最後に、このメッセージが皆さんの大切な4年間を左右する進路選択の一助となれば幸いです。

明治大学 情報コミュニケーション学部
柴田 萌々花
2022年度卒業生
情報コミュニケーション学部に進学して

多角的な視野と1を100にする発想力
私は情報コミュニケーション学部に進学して多角的な視野と1を100にする発想力を得ました。情報コミュニケーション学部では経済学、経営学などのいわゆる高校時代に想像する学問に加え、音楽論や演劇学など想像する学問らしくはない学問が非常に多く、自分の好きを学ぶことができます。授業に参加する中で授業同士を組み合わせて考えることで多角的な視野そして発想力を身につけました。(経営に音楽を応用するなど)また、アクティブラーニングが多く、社会で役立つスキルが身に付くと言えます。プレゼンテーションに関する授業やマーケティングに関する授業はもちろん、英語や第二外国語、経済学などの授業でもグループディスカッション、プレゼンが多いです。そういった授業の中で自然と課題に取り組む主体性と積極性、ビジネススキル、コミュニケーション能力が身につきます。何をやっているのかいまいちイメージが湧かない学部と言われがちですが、将来の自分の力になる学部だと思います。(実際に私も就職活動を行う中で実感しました。)

実際に取り組んできたこと

ゼミ活動、ビジネスコンテストへの出場、マーケティング分析、課外活動(体同連バレーボール部)
情コミは自分の時間をうまく作りやすい学部でもあります。自分の興味を授業で見つけ、それをさらに自分に応用することができています。

高校時代の勉強について

私は期末テストなどの学校のテストに力を入れていました。授業を聞く上で教科書に情報を一元化して、それを使ってテスト前に一気に取り組む形でした。
勉強方法に関して正解はないと思います。しかし自分の得意なことや、強みを考えた上で最適解はあります。私は短期的かつ爆発的な集中力があるので授業内に流れを抑えて、テスト前に効率的に暗記していました。自分で学習を進めつつ、何度もトライアウトして自分の納得のいく結果が生まれる勉強方法を模索してほしいと思います。

どんな人に向いているか

自分のやりたいことがないと向いていないそんな学部だと言われますが、そんなことはないです。しかし自分の好きが確立している人が向いていると思います。たくさんの授業がある分、自分の興味の対象が明確でないと闇雲に過ごす四年間になってしまうそんな学部です。自分の興味の方向がわかっている人、好きが確立している人は向いていると言えるでしょう。

ここからは向き不向きではなく、どんな人に役立つかの観点で述べます。
いろいろな授業があること、アクティブラーニングが強みの学部です。興味が定まっていなくても、興味を見つけたいと思っている人にはおすすめです。自分の知らなかった興味が見つかるかもしれません。また、社会で役立つスキルが欲しい、そんな人にも役立つ学部です。

後輩へのメッセージ

私は実際に就職活動を行なっていく中で、情コミで得た多角的な視野と発想力を持っていることでどこでも通用する力が身についていると感じています。皆さんにとって学部選びは大学生活のためだけのものではありません。自分の中で納得のいく学部選びをしてほしいと思います。頑張ってください!

明治大学 理工学部 電気電子生命学科
髙橋 雪乃
2021年度卒業生
大学、学部、学科について

 この学科は基本的に電気電子がメインです。簡単に言えば機械を動かすために必要なことを全体的に学びます。3年生からは生命と電気電子とのつながりを学びます。つながりといってもイメージが湧きにくいと思うので例えを挙げるとスマートウォッチの心拍測定の機能や血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターなどです。ここでは紹介しきれないほど多くの分野を学ぶ事ができます。どんな勉強ができるのか気になったらぜひ研究室のホームページなども覗いてみてください。もし医者になりたいわけじゃないけど医療には興味あるよとか、脳面白そうだなとか、とりあえず機械作ってみたいなとかちょっとでも思ったことある人!電気電子生命学科の生命理工学専攻はどうですか?

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 やはり、自分の興味のある講義(人体の仕組みや医療機器の講義)を受けている時はとてもワクワクします。それは当たり前ですね(笑)もう一つ、授業を聞いていて身近なものについて知ることができたときとてもワクワクします。例えばスマホの画面が何でできてるだとか体温計はどう体温を測ってるかだとか。今まで何気なく使っていたものの原理を知ることができるなんてそうそうないですよね。私的にはそこに楽しさを感じています。
 1年生はまだしも2年生の基礎固めと手書きレポートが地味にしんどかったです。目に見えない、意味わからなすぎる世界の勉強をしだすので一旦パンクします(笑)でも基礎固めをしてきたからこそ3年生での授業が楽しめているんだなと実感しています。しかも高校のときのような勉強の仕方をしていればテストの点が取れないことは基本的にないです。

どのようなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか、取り組めばよかったこと

①高校生時代
 部活動と生物のノート作りに熱中してた記憶しかないんです実は。今更ながら自分にあった英語の勉強方法を探しとけばよかったと後悔しています。理系でも逃げることができない英語。そして苦手意識しか残らなかった高校英語。絶対英語は少しは使えるようにしておいたほうがいいです。ほんとに。もう一つ、もっとたくさんのものに触れる機会を作ればよかったなと英語ほどではないですが思っています。医療に固執せずもっと他にも夢の選択肢が増えたのではないかなと少し後悔しています。
②大学進学後
 今取り組んでいることは楽しそうだなと思ったことに飛び込んでみることです。大学生、何もしないとかなり暇です。ぼーっと過ごすのも魅力的ですが自由な時間がある中で自分の興味を追求するのも楽しいです。なにか力を注いで頑張れるものやすこし学業寄りの楽しそうなことを見つけてみるといいかもしれません。

学部学科選びに迷ったら

とりあえずまずは楽しそうを探す!見つける!です。明大のホームページでもパンフレットからでもいいですし、SNSでもいいです。少しでも気になったら深堀ってみましょう。自分の好奇心をより詳しく調べてみると学部学科にマッチするものが見つけられるかもしれません。大学なだけあって勉強は高校より断然難しいです。なら楽しそうだけで選んでもいいのではないでしょうか。実際、私は面白そうだけで入りましたがこの学科に入って良かったと思っています。

後輩へのメッセージ

 実は私の明大換算点は7.7、最低総合評定7.4というかなり頭の悪い生徒でした。一回言い訳させてください…あの時は病み期だったんです……とかは通用しません(笑)まぁでもこんな低い換算点でも大学ではほぼフル単してますし、一般で入ってきた人たちにそんなに負けてないとさえ思います。英語以外(笑)勉強を頑張ることができているのはやはり講義や勉強を楽しんでいるからかなと思っています。明八生は朝小テストや手の抜けない定期テストを乗り越えるので継続的な勉強には慣れていると思います。それなら大学でも全然大丈夫です。自分の「好奇心」には正直に楽しんでほしいなと思います。

明治大学 農学部 農芸化学科
牛膓 涼花
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学農学部には4つの学科があり、そのうち3つが理系学科、1つが文系学科です。私が入学した農芸化学科は理系学科の1つで、食品や環境分野について学ぶことができます。食品について学べるのは農芸化学科の大きな特徴だと思います。1,2年生では必修科目として主に生物、化学を学び、実験を週2~3回行います。実験が多いのも農芸化学科の特徴です。微生物学・化学・生化学・物理化学・環境化学・有機化学・食品化学などのさまざまな実験を経験できます。また、黒川農場で1年生春学期に農場実習も経験できます。私のときは、播種や収穫、支柱を立てたり、収穫したブルーベリーからジャムを作るなどの経験ができました。
2年秋から食品に関する授業が増え、3年になると必修科目がなくなって授業を自分で選んで履修するようになります。同時に、3年生から研究室に所属し、興味のある分野について詳しく学ぶことができます。研究室は食品・微生物・化学・植物などの分野から自分に合った研究室を希望することができます。研究室の配属は、農芸化学科は成績のみで決まります。そのためか、真面目な学生が多いように感じています。1限から出席率がとても高いです。また、前述の通り実験が多い分レポートも多く、比較的忙しい学科だと思います。
農学部と理工学部がある生田キャンパスは、文系キャンパスと比較すると華がない印象があるかもしれません。でも、校舎は古いものが多いですが今新しい校舎を建設中で、去年キャンパス内にパン屋もできました。また、生田はサークルがあまりないと思われがちですが、実際はかなり充実していますし、文系キャンパスのサークルに入ることもできます。生田でも不自由なく楽しいキャンパスライフを送れることを多くの人に知ってもらいたいです。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 私は食品について学びたいと思い農芸化学科を選んだので、食学や栄養学を学べることが楽しいです。食について学ぶことは、普段の生活に生かせるので勉強しがいがあります。また、現在私は研究室でチョコレートのおいしい食感に関する研究を行っていますが、自分でやりたい実験を自分の力で進めることに研究の楽しさを感じています。
農芸化学科は1,2年生時に実験を多く経験でき、基本的な実験の知識を学ぶことができますが、レポートが多くて苦労しました。しかし、実験は班で行うのでクラスに友達ができてよかったと思っています。実験には大学院生がTA(教授補佐)として実験を見守ってくださり、そこで研究室や就職活動の話を聞くことができました。これは理系ならではの特徴だと思います。レポートやテストには苦労しましたが、TAさんが相談に乗ってくださりとてもありがたかったです。
 
②学習において苦労したこと
 レポートが多かったことに加え、当たり前ですがテスト勉強に苦労しました。高校では年に5回のテストですが、大学では年に2回なので範囲がとても広く、内容も難しくなるのでテスト前は苦労しています。農芸化学科は持ち込み可のテストやレポートでの評価はほとんどなく、しっかりテスト勉強する必要があります。志望する研究室に入るには成績が必要なので、勉強は大変でした。学習面において、入学当初、私は外部から入学した人の方が頭が良いから明八生の私は置いていかれると思っていましたが、そんなに不安に思う必要はなかったと今は思っています。しっかり勉強すれば置いていかれることは全然ないと感じているので、同じように不安に思っている人に伝えたいと思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 高校では部活動に熱心に取り組んでいました。バドミントン部で週5-6練習に励んでいましたが、志望学科に入るため、学業にも努めました。部活動と学業の両立は大変でしたが、電車やバスの通学時間を活用して小テストの勉強をして、授業中はメモをたくさん取ることと、大事そうなところに印をつけることを意識して学業に努めました。良い成績を取るには平常点が必須なので小テストの勉強や提出物は怠らないよう努力しました。テスト前部活がなくなってからは、印をつけた大事なところを中心に必死に勉強していました。
理系クラスになってから数学が一気に難しくなったように感じました。数学は解説を見ても分からない問題が多いのでよく先生に質問しに行くようになりました。そのおかげで点数も上がったので、わからない問題をそのままにせず先生に頼ってよかったと思っています。
②大学入学後
 入りたい研究室に入るため、学業に1番熱心に取り組みました。しかし、大学生でしかできないこともたくさん経験したいと思い、サークルやアルバイトにも取り組みました。サークルでは天文部に所属し、星や流星群を見るために合宿に行ったり車で遠征に行ったりと、本当に楽しい経験ができました。アルバイトではお金が稼げるのはもちろんですが、社会経験ができてよかったと思っています。私は接客業をやってコミュニケーション能力や敬語が身についたと思います。働く先を探したり、履歴書を書いて面接を受けに行ったのも良い経験だったと思っています。テスト前はアルバイトの日数を減らし、出費の大きい旅行前は増やすなどスケジュール管理力が大学生には必須だと感じています。サークルもアルバイトも友人がたくさんできたのでやってよかったです。

卒業後のビジョン、進路について

 農芸化学科は、毎年約6割が就職し、約4割が大学院へ進んでいます。就職先としては食品メーカーやIT系が多い印象です。現在私は就職で考えていて、卒業後のためにインターンシップや企業説明会に参加しています。就きたい職業が明確に定まってはいませんが、視野を広く、自分の将来を狭めないよう様々な視点で就職活動を行っていきたいと思っています。

後輩へのメッセージ

 私が在校生の時は、「農芸化学科は人気だ」「成績8.5ないといけない」などいろいろな噂を耳にしました。しかし、実際に自分が進学して、学部の人気や必要な成績は毎年異なることを知りました。先輩の言うことも、その年ではそうでも毎年そうではありません。周りの話は気にせず、自分が何を学びたいのか、どういう職業に就きたいのか、あとは学部の雰囲気が自分に合っているのかなどを考えて入りたい学部を提出するのが良いと思います。
 大学では高校の文化祭や体育祭のようなクラスで行動するイベントはないですし、制服も着られません。大学でしか経験できないこともたくさんありますが、高校でしか経験できないことを全力で楽しんでほしいと思います。

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科
小路 若菜
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学にできてまだ13年目の新しい学部です。総合数理学部と聞いて何を学んでいるかすぐにイメージできる人は少ないかもしれません。この学部ではプログラミング、ネットリテラシー、VR、音響・音楽・情報分析といった情報分野を中心に、教養科目としては哲学、社会学、経済学といった幅広い学問に触れることが出来ます。
 他学部と異なり、第二外国語がなく英語は必修で3年まであります。英語のクラスは、1,2年次は他学科とも合同であり、サークルや部活動を除いて他学科と交流できる貴重な機会でもあります。人脈形成は就活や共通講義の情報共有にとても有利に働きます。プログラミングに関しては未経験者もたくさんいるので、情報共有で助け合うことはとても重要です。
1,2年の時はプログラミングを、Processingという言語を用いて基礎から習い、実際にコーディングしながら習得していきます。また、ネットリテラシーや微積分、線形代数についての必修があり、1年次から研究室にプレ配属されます。1年次は各研究室を2コマずつ紹介・体験し、2年次には選んで成績順に配属されます。3,4年次には1つの研究室に本配属され、卒業研究に向けて研究を進めていきます。2年次と3年次の配属には成績が関与するため、成績を維持することが大切になってきます。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
先ほども述べましたが、情報分野を中心に、教養科目が哲学、社会学、経済学とあり、幅広く学問に触れることが出来ます。1年次は必修が多く、自身の意思で履修できる科目は少ないですが、2年次からは履修できる科目が増えていき、自身の興味のある科目について学ぶことが出来ます。
そして、先端メディアサイエンス学科は1年次から研究室にプレ配属されるため初年次の悩みの一つである友達作りの壁をなんなくクリアできます。1年次、2年次、3・4年次で同じ研究室に配属された仲間とは今でも仲良くしていて、友達と過ごす時間は大学生活においてかけがえのない時間です。研究室によって雰囲気は異なりますが、それぞれの年次で異なる研究室を選ぶことが出来、新しい仲間と出会えるため自分に合った研究室をゆっくりと時間をかけて選ぶことが出来ます。
② 学習において苦労したこと
 苦労したことはプログラミングです。入学時はプログラミング未経験で、どのようにコードを組んだらよいのかが分からず、1つ間違えるとエラーが出てしまうために毎週課される課題にとても苦労していました。しかし、先輩や得意な友達に教えてもらいながらなんとか達成することが出来ました。プログラミング特有の考え方が分かってきたり、エラーが出た時に原因を突き止めるスピードが上がったりしました。
 また、プログラミングの授業は2年次以降から最終成果物の発表が伴う講義が増え、その作品を作ることも難しかったです。浮かんだアイデアをコードに落とし込むことが困難で、インターネットを使って手法を調べ、各講義についてくれるアシスタントの先輩方の力を借り、なんとか作り上げることが出来ました。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

① 高校在学時
 成績向上に励んでいました。友達と競争して全科目にそれぞれ目標を立てて、平均80点になるようにテスト勉強をしていました。反復学習や通学時間を利用して日々の小テストにも力を入れていました。目標を明確に設定したり、競争する相手がいたりすると勉強がはかどりました! そして無事第一志望の学部・学科に進学することが出来ました。
 学業以外では、高校2年間は生徒会執行部に所属していました。毎月広報を発行したり、毎年夏には近隣の学童や保育園にボランティアに行ったりしました。全校生徒の前で演説をすることは緊張しましたが、どの活動もなかなか経験できないことで、挑戦してみてよかったと思いました。
 高校生の時にしかできないことを精一杯楽しみ、挑戦する気持ちも忘れずに楽しんでほしいと思います。高校時代の出来事は大切な思い出となります。
② 大学入学後
 何か一つでも熱中できること、楽しめることが見つけられるといいと思います。1年次はとにかく授業についていくことに必死で、学業に力を注いでいました。2年生になって縁あってサークルに所属し、そこから生活が一変しました。
もともと初対面の人と話すことや、既存のコミュニティに入っていくことが苦手だったのですが、友達に誘ってもらったことをきっかけに活動に参加してみることにしました。初対面の人と話す楽しさや一つの物事を誰かと一緒にすることの楽しさを知ってからは大学生活がとても豊かになったと感じました。新しい環境に馴染む力や人脈を広げることも役立ち、就職活動においても求められる力でもあると感じました。
趣味はもちろん、長期休暇が長く、アルバイトをしたり運転免許を取得したりすることで行動範囲が広がることから、楽しみが格段に増えると思います。学業も、趣味も、サークル・部活動や趣味など忙しくも豊かな生活を送れるかと思うので時間のバランスを考えてぜひ楽しんでほしいと思います。

卒業後のビジョン、進路について

 現在はIT業界への就職に向けてインターンや会社説明会に参加をしています。IT業界の中でも、大学時代に培ったIT関連の知識を活用して顧客とエンジニアの懸け橋となるような職種につきたいと考えています。
 就職活動において言えることは、最近ではますます選考が早期化されていることです。そのため、2年生から企業や自分自身を分析し始めることが理想です。就職活動は長期戦なのでモチベーションの維持が難しいです。学生時代に自信をもって頑張ったといえる出来事やそれを言語化できる力があれば有利に進めることが出来ると思います。周りの就活仲間から刺激を受け、就職活動のモチベーション維持につなげています。
ぜひ様々なことに挑戦して、早めの準備をしてほしいなと思います。

後輩へのメッセージ

 大学生活は高校生活同様に大切な人生の1ページになると思います。高校生活と違って長―い長期休みがあって、時間割の作り方次第でいくらでも時間を作り出すこともできます。挑戦したいこと・してみたいこと、趣味や研究などたくさんのことを経験してみて楽しんでほしいと思います。
大学で学ぶことは就職活動に影響する場合も多いので、将来像を想像して、学部を選んでほしいです。社会人としての生活は人生の半分を占めるかと思うのでどんな仕事をしている自分に誇りを持てそうか、学部の雰囲気が自分に合っているかなどを考えてほしいなと思います。オープンキャンパスに参加して自身の興味を探る、在学中の大学生の雰囲気や実際に聞いた話もぜひ参考にしていただきたいなと思います。
高校生活でしかできないこと、味わえない楽しみがたくさんあると思います。課題やテスト、通学にも時間がかかったり、部活動が大変だったりするかと思いますが。今を全力で過ごしてほしいなと思います。もし総合数理学部を選んでくれたのなら、ぜひ中野キャンパスでお会いしましょう!!
応援しています!!

明治大学 情報コミュニケーション学部
山下 晃志郎
2021年度卒業生
高校時代のこと

 ゴルフ部に所属していて、基本は部活動中心の生活でした。朝練から放課後練までこなして毎日クタクタだったのを覚えています。明大換算点は8.5くらいで勉強方法としては、得意な科目で良い成績を修めて、苦手な科目は最低限の勉強をするという感じでした。部活動の疲れもあった為、基本的に家では勉強はしていませんでした。その代わり、授業中に集中してノートにメモを取ったり、教科書の大事なところを書き写したり、分からない所があれば授業後にすぐに聞きに行って解決するようにしていました。通学中はゲームなどをするのではなくて、暗記をしっかり行う努力をしていました。みんながぼーっとしているところで勉強していた感じです。

情コミを選んだきっかけ

 高校三年生の夏休みの最後の学部志望届け前までは経営学部や政治経済学部を志望していましたが、最後の二者面談において担任だった小西先生に「本当にその学部で自分のやりたいことが出来るの?」「いちばん興味あって学びたいことは何?」と聞かれ、そこで先生から情コミの話を聞いて、自分が行きたいのはここだ!と直感的に思い、急遽志望を変更しました

情コミを選んだ理由

 特にこれがやりたい!という理由が明確にあったわけでは無いですが、決め手となった事として、以前から興味のあった高校では扱わない心理学を学びたかったことと、多角的な視点から様々な分野のことを学びたいと思ったからです。情コミの授業はとても幅広く、また他学部履修も積極的に出来るため、色んな角度から様々な考え方を吸収出来るのは魅力だと思いました。また、何かに縛られるのが嫌いで、自分で決めていきたい性格であるため、好きな授業を組み合わせて自分の学びたいように学べる仕組みがとても自分に向いていると思ったからです。

情コミとは?

 そもそもまず、「情報」とは、マスメディアや書籍、スマートフォンやパソコンを介してアクセスし取得する静的なものであり、他方で「コミュニケーション」は、人と人との言葉やジェスチャーを通した動的な交流を指します。この「情報」と「コミュニケーション」は切り離すことができない、一体化したプロセスだと情コミでは考えられています。仕組み的な部分の説明をすると、先程も述べたように時間割をほぼ全て自分自身で決めることができる為、自分の興味ある授業だけとったり、全く授業のない日を平日に作ることが容易にできたりします。また、情コミは心理学に加えて経営学や政治経済学、ネットワーク関係や芸術、語学など他のどの学部よりも幅広く学ぶことが出来ます。1、2年生は自分の学びたいことを探す期間で、3、4年生で学びたいことについて詳しく勉強していくイメージになります。他の学部よりも1年間で取れる授業の数が多い為、情コミが開講している授業だけでなく、他学部の授業も受けることが可能になり、より学びを深めることもできます。一方、クラス授業が語学以外無いため、友達ができにくかったり、くせの強い先生が多めといったマイナスの側面もあります。

おすすめする人

 やはりとにかくルールに縛られることなく、自分のやりたいように物事を決めていきたい人、そして様々な分野に興味がある人が向いていると思います。また、バイトや起業、部活動など学問以外でもやりたいことが盛り沢山な人も選ぶ価値があると思います。正直これがやりたい!と学びの方向性が定まってない人にもオススメです。反対に、全部自分で決めて実行するのが苦手な人、誰かに言われないとできない人、危機感がないとだらけてしまうような人にはあまりおすすめできません。

大学生の一日

 大学一年生は必修と単位を確実に多く取得しておく必要があるため、毎日学校に行っていました。初めのうちは授業時間が長い大学の講義や新たな環境に戸惑いますが、まずはいち早く大学生活に慣れて、バイトや部活動とのバランスを保てるようになるのが大切だと思います。夏休みや春休みはとても長いので、これを利用して色んな場所へ旅行に行ったり、免許を取ったり、バイトを沢山する人が多いです。一方、現在は単位もある程度取り終わり、就職活動が始まったため、そちらに力を入れています。必修の授業はなく、ゼミナールしかない為、他は全て自分で取りたい授業を探して時間割を組んでいます。部活動に入ると3年生が幹部を務めるところも多いため、就活と部活を基本として、学校とバイトがサブ的な位置付けになる人が多いと思います。時間割は全休の日を作れるので、余裕がある時は平日に遊びに行ったりしています。

ゼミナールや就活について

 ゼミナールは2年生の秋に試験があり、多くの中から自分の興味のあるところを選びます。情コミは必修では無いですが、多くの人がゼミナールに入室しています。自分の学びたい分野をさらに専門的に学べるだけでなく、同級生だけでなく先輩や働いている方々との交流関係を持つことができたり、就職活動に有利に働いたりする為、入った方がいいと思います。3年生になり就職活動真っ只中ですが、やっておけばよかった事としては自分の性格の分析と、なんとなく興味のあることや仕事を知ることです。就活の早期化が年々進み、3年生の4月から始めるのが当たり前になってきています。そこから全てを始めるのでも決して遅くは無いですが、それまでに自分に対する理解を深めておくとかなりスムーズに行くと思います。あとは、先輩から経験談をたくさん聞くのが1番良いことだと思いました。

最後にメッセージ

 もちろん勉強に精一杯取り組んで欲しいですが、遊ぶこと、楽しむことも忘れないで欲しいです。自分のやりたいこと、好きなことを高校生という一番キラキラした時期に全力で楽しんで欲しいです。そして高校生でしか出来ないことを全力でやりきってください。クラスルームの時間だったり、放課後ご飯に行ったり、制服でお出かけしたり、恋愛したり… 怒られることもあると思います。でも、大学生になると怒ってくれる人もほとんど居なくなります。大学生になるとやれることは増えますが、その分全て自分の責任になります。大学の授業時間はめちゃくちゃ長いです、眠いです(笑)でも高校生のうちに感じることの出来なかった広い世界を感じて伸び伸びと生活できるので、大きな期待を抱いて来てください! 大学で待っています!

明治大学 文学部 心理社会学科 臨床心理学専攻
大島 のの花
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 文学部は3つの学科、14の専攻に分かれているため、同じ文学部でも学んでいること、授業の進め方が変わってきます。文学部に共通していえることは3年生から始まる本格的なゼミの前段階として 、1年生の頃から少人数クラスのゼミナール形式で授業を受けることができます。臨床心理学専攻では個人発表、グループ発表を通して多くの論文に触れ、論文を読み込む力や研究の課題点の見つけ方など卒論を進める上で必要である基礎的な知識や研究姿勢を身につけられます。また臨床心理学専攻には、公認心理師の受験資格を得るための必修科目が設置されています。これが他の専攻には無い1番大きな特徴だと私は感じます。1年生の頃から計画的に履修する必要があるため、臨床心理学専攻に進学しようと思っている方は資格を取るかどうかも決めておいた方が良いかなと思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 臨床心理学専攻では、3年生から心理学実験という科目があり、そこで実際病院などで用いられる知能検査や心理療法を体験できます。春学期にはウェクスラー知能検査をやったのですが、積み木やパズルを完成させたり、なるべく早く間違いを探したりして、自分のIQを測りました。とても楽しく体験すると同時に測定方法などの知識を深めることができました。その他の授業でもカウンセリングを実際にやってみるなど、グループワークが比較的多いのが特徴だと思います。
②学習において苦労したこと
 心理学の試験では単語などを丸暗記すれば高得点が取れるというテストはあまりありません。基本的には一つの事例に対して、授業で学んだ療法を使って自分だったらどう介入していくかを考えて書くようなテストが多いです。私は授業中に理解できていたつもりでも実際事例に対して応用することができず苦労しました。毎回の授業をよく聞いて、自分で応用できるようになるまで理解を深めることが大切だと思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 明八から臨床心理学専攻への推薦枠は少ないことが分かっていたので成績の向上に励みました。まずは自己分析をし、得意なところ伸ばすようにしました。苦手なものは成績キープしてそこを補うように得意なところで成績を伸ばすよう意識して勉強に取り組みました。特に朝小テストは平常点にもかかわるものなので大切にしていました。
②大学入学後
 自分の時間が少し増える分、サークルやバイト、趣味などに時間を費やせるようになると思います。私は今昔からやっていた習い事に熱中し、今しかできない経験をたくさんしています。もちろん、必修科目を落とさないことだったり、卒業単位数をしっかり取ることだったり学生である以上当たり前のことをやるのは重要です。それをした上で、自分の時間を有意義に使いこなすことで充実した大学生活を送れるようになると思います。

卒業後のビジョン、進路について

 公認心理師国家試験の受験資格の条件でもあるため、大学院へ進学しようと思っています。大学院でより専門的な知識を深め、国家資格取得にむけて勉学に励みたいと思います。

後輩へのメッセージ

 勉強や部活動で日々忙しい日々を送っていると思いますが、高校生でしかできないこともたくさんあると思います。自分が将来進学したい学部に行けるよう勉学に励みながら、たくさんのことにチャレンジして今しかない高校生活を楽しんでください!

明治大学 国際日本学部 国際日本学科
金丸 英里奈
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 国際日本学部は、国際交流や質の高い授業を通じて、視野を広げながら英語力を高められるとても魅力的な学部です。入学前は授業についていけるか、友達ができるかという不安がありましたが、今ではこの学部を選択して本当に良かったと感じています。私が入学後に感じた国際日本学部の良いところは主に、高い英語力が身に付けられるカリキュラムが設定されていること、幅広い領域に渡る授業が開講されていること、留学プログラムが充実しているところの三つです。ネイティブスピーカーによる授業で確実に英語力を高められますし、色々な国や地域の文化、政治などを学ぶことで、日本と世界を比較しながら物事を考えられるようになります。また、留学生を含め英語が好きな人や得意な人、グローバルな人材を目指す人たちが集まっており、多様性の認識や異文化理解を深めながら、友達と楽しい大学生活を送れる学部だと思っています。また、多くの人が大学のプログラムを利用して留学を経験しており、留学制度への満足度はかなり高いと言えると思います。高校生のときは、「視野を広げる」や「幅広い視点を持つ」ということに対し、漠然としたイメージしかなく、なんとなく目標として掲げていただけでしたが、この学部で勉強し様々な人との交流を通してそれらを実感し本当に理解できるようになりました。

留学プログラムについて

 国際日本学部には、3か月程度のものから一学期間、またはそれ以上のものなど幅広い期間、国から選べる留学プログラムが用意されています。私の友人の9割は大学入学後一回以上の留学経験があることを踏まえ、留学は必須ではありませんが興味がある人はぜひ挑戦してほしいことの一つだと感じています。私は今年の8月からの一学期間、国際日本学部独自のプログラムである、ディズニー・アカデミック・インターンシッププログラムに参加します。これはフロリダ州大学で異文化理解について勉強しながら、その実践的な授業の一環として、ディズニーワールドでキャストとして働きます。私は高校入学前からこのプログラムに興味がありましたが、高校生のときや大学入学当初は、「自分がこのようなプログラムに本当に参加できるのか、アメリカで働くことができるのだろうか」という気持ちがありました。しかし、国際日本学部で勉強していくうちに、自信がついたとともに挑戦したい意欲が高まり参加を決定しました。留学に対して不安に思う気持ちから躊躇してしまう人もいるかと思いますが、国際日本学部のプログラムは準備や渡航へのサポートが手厚いことに加え、普段から大学で勉強していれば海外でも生活できる英語力と人間力をつけられると感じています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
私は特にコミュニケーション英語と英語表現の授業において、小テストや試験で高得点を取れるように努力していました。そのおかげで基礎を固められたと思うし、それが大学に入ってからも生かされていると感じています。また、TOEICでできるだけ高い点数を取るための勉強もしていました。TOEICやTOEFLはクラス分けテストや期末評価として受ける必要がある学年がある他、留学の応募要件に必須とされている場合があるので、高校生のうちから学習しておくことをお勧めします。
②大学入学後
 私は第一に、学習面において英語の授業でグループワークや課題に一生懸命取り組んできました。英語で行われる授業は、始めは難しいと感じましたが、だんだんと日本語の授業よりも楽しくなってきて大好きになりました。なぜなら、自分の英語力が上がっていることが実感できてくることに加え、毎回の授業で新しい発見が沢山あるからです。そして、その他の活動では、自分がやりたいと思ったことは躊躇わず挑戦しています。具体的には、部活動に所属し真剣にスポーツに取り組んだり、ディズニーの留学プログラムに参加したりするなどといった活動です。大学では高校生のときよりも自分で選択できることが増えるので、自分の選択次第で活動の幅を広げられ、新しい経験が沢山出来ます。しかし、その反対に自分を甘やかすこともできてしまうので、自分の目標を忘れずに積極的に行動するよう努めています。

卒業後のビジョン、進路について

 私はまだ具体的な計画が立てられていないのですが、留学を通してより深く自分の強みや弱み、適性を理解し、業界や企業を最終決定したいと考えています。国際日本学部の学生は、比較的特定の業界に偏ることなく幅広い分野にわたって就職している人が多いイメージです。国日生に共通する強みは英語力の高さだと思うので、私も自分の英語力や経験を生かせる企業に就職したいと考えています。

後輩へのメッセージ

 私が高校生のときは、「国際日本学部は勉強が大変らしい、忙しいらしい」などといった噂があり、部活動の関係もあって第一志望を迷っていました。でも、今では自分の選択が自分のために最適な道だったと胸を張って言えます。学習面やその他の活動、人間関係等全てを含めて考え、国際日本学部を選んで本当に良かったと感じています。英語が好きな人、英語力を高めたい人、留学に興味がある人は、ぜひ国際日本学部に入り沢山の挑戦や新しい経験をして、実りある楽しい大学生活を送ってほしいと思います。

明治大学 国際日本学部 国際日本学科
永田 羽音
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 私が国際日本学部に入学して一番感じることは非常に自由度が高いということです。1,2年生では英語の必修授業がほぼ毎日ありますが、その他の授業の分野の幅が広く、興味あるものを見つけやすいと思います。留学プログラムが多様ということも自由度が高い理由の一つです。アメリカ、イギリス、カナダなど、友人たちが別の地で頑張っている姿を見ながら帰国後、みんなで話を持ち寄ってどのような経験をしたかを聞くのも興味深かったです。半年、一年と日本を離れていても明治の単位をもらえたので、心置きなく自由に留学に行くことができました。そして他国からの留学生がとても多いです。必修の授業が多い分、様々な人たちと繋がりが持てるのが非常に魅力的だと感じます。高校時代に想像していた以上に、充実した大学生活を送れていると思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 大学生活の楽しさはやはり自分のやりたいことを見つけて自由に挑戦できることでしょう。私は言語に特に興味があるため、国際日本学部は第二言語必修ではありませんが、1年生の頃から中国語の授業を取っていました。現在も同じ先生の中国語の授業を受けています。人数も多くないため、先生とコミュニケーションをとりながらコツコツ勉強に励んでいます。留学先でスペイン語に触れる機会が多くあり興味を持ったので、来年はスペイン語の授業を取りたいと考えています。英語の授業はSpeaking, Listening, Reading & Writing, Research paper writingなど、これ以上にも様々あります。高校の授業とは違って、より実践的、専門的になるため、着々と実力がついていったなという印象です。さらに私は言語学にも興味があります。なぜ母語である日本語は簡単に習得したのに、第二言語はこんなにも習得が困難なのか気になりませんか? これを学ぶことで、より有効な言語習得に繋げることができると感じたのが興味を持ったきっかけです。このように、自分の興味がある分野を見つけ、勉強できる幅広いところが国際日本学部の魅力です。苦労したことは課題の多さです。プレゼンテーションを考えながら長文エッセイを制作し、レポートなど課題を行うのが大変だと思います。ですが、その分、慣れれば難なくこなすことができるようになりますし、一時期、忙しくやったことが無駄ではなかったと実感できます。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
定期テストは本当にたくさん勉強したなと今思い返しても感じます。家から学校までが遠く、電車に乗る時間も長かったため、いかに電車内で勉強できるかを毎日考えていました。部活にも全力で取り組んでいたので、特活後も急いで勉強に切り替え、時間を有効的に使い、成績を高くキープしておくことを意識していました。高校時代の一番の思い出はやはり部活動です。辛い思い出もたくさんありますが、3年間鍛えられましたし、自身の大きな成長に繋がったと感じます。
②大学入学後
 私は高校時代もずっと行きたいと考えていた、ウォルトディズニーワールド提携のインターンシッププログラムに参加しました。これは半年間、アメリカフロリダ州にあるウォルトディズニーワールドで実際にキャストとして働くプログラムです。大学1年生の夏休みから出願準備のためTOEFL iBTの勉強を始め、書類選考、数回の面接などを経てプログラム参加が決定しました。これが初めての海外経験だったため、現地ではとにかく不安が大きかったです。ゲストの言っていることが理解できない場面もたくさんありました。しかしアットホームな職場のおかげで、同僚たちがいつでも助けてくれたし、次第に自分も明るく積極的にゲストと関わることができる楽しさを知ることができました。後悔ひとつない最高の経験でした。

卒業後のビジョン、進路について

 海外で働いた経験も踏まえて、日本企業で働きたいと思うようになりました。もちろん海外の明るくてフレンドリーな性格の人が多かったことも魅力的でしたが、日本人の礼儀正しく謙虚な姿勢も、改めて日本人として素敵だなと感じたからです。現在インターンシップに参加している状況ですが、自分はどんな仕事をすれば良いのか毎日悩んでいます。自分の強みとは何なのか、自信がなくなる場面もありますが、努力を怠らず未来に向かって励みたいです。

後輩へのメッセージ

 私が高校生だった時は漠然と「国際日本学部は入るのが難しいらしい」という噂がありました。しかし、そのような周りに流されることなく、主体性を持って自分が何をしたいのか考えることが重要です。自分がどんな大学生になるのか、今具体的に考えるのは難しいですよね。もし何かに興味を持ったなら、それを大切にして何でも挑戦してみてください。やらない後悔よりやって後悔です。時間は有限だと最近よく感じます。限られた高校生活を大切にしながら、未来の自分に向かってたくさん経験していってください。

明治大学 商学部 商学科
池浦 和花
2021年度卒業生
商学部について

1 2年生からゼミが始まる
ゼミとは、「ゼミナール(=演習)」の略称です。通常の授業と異なり、学年ごとに専門性の高い研究・踏査活動を行い、多くのゼミは3年生から始まります。ゼミが2年生から始まるメリットとして、2つ挙げられます。1つ目は、早い段階からグループワークや人前で発表することに慣れることができる点です。2つ目は、早い段階から縦のつながりを構築することができる点です。これら2つは、どちらも就職活動に活かすことができます。企業によっては、就活生同士で選考の一環としてグループディスカッションを行うことがあるからです。また、ゼミ自体は学年ごとに行いますが、ゼミ合宿などのイベントで先輩方と関わる機会があるゼミも多いので、既に就職活動を終えている先輩方から就職活動についてアドバイスをいただくことができます。
2 ダブルコア制度
ダブルコアとは、商学の専門知識について研究する商学部専門演習と、幅広い教養を学ぶ総合学際演習の2種類のゼミに所属できる制度です。通常学生が所属できるのは1つのゼミなので、これは商学部特有の制度になります。例えば、マーケティングについて深く学びたいけど、英語にも力を入れたいと考えているAさんがいるとします。その場合、商学の専門知識を得られる商学専門演習ではマーケティング研究のゼミに、幅広い教養を得られる総合学際演習では英語研究のゼミに入ることで、両方の望みを叶えることができます。
3 3年生から7つのコースに分かれる
商学部の学科は商学科のみで、専攻も存在しません。その代わりに商学部の学生は、1,2年生で基礎・総合教育科目を学び、3年生から希望の専門コースを選択することができます。コースは、アプライド・エコノミクスコース、マーケティングコース、ファイナンス&インシュアランスコース、グローバル・ビジネスコース、マネジメントコース、アカウンティングコース、クリエイティブ・ビジネスコースの7つです。これによって、大学に入学してから何を専門的に学ぶのか決めるまでに2年間の猶予が与えられることになります。よって、高校生の時点で具体的に何を学びたいのか、何をしたいのか決まっていなくても問題なく進学することができます。
(2)選んだきっかけ、志望理由
私はもともと、高校1年生で各学部長のお話を聞いた際、最も自分が興味をもった経営学部を志望していましたが、特に大学で学びたいことなどは定まっていませんでした。そんななか、高校3年生のサマー講習の期間に、明八で行われた公認会計士の資格についての講演会に参加し、初めて公認会計士という職業を知ったことをきっかけに、大学在学中に公認会計士の資格取得を目指すことを決意しました。そのことを夏休みの三者面談で担任の先生に相談したところ、公認会計士を目指す学生は商学部に多いと助言していただき、夏休み明けの最後の進路希望調査で第一志望を商学部に変更しました。
(3)選んでみて今思うこと
 商学部に進学してよかったと感じています。私個人の意見にはなってしまいますが、商学部は課題や試験があまり重くないです。さらに私はダブルコア制度を利用せず、1つのゼミに所属しているため、大学での学習の負担が少ないので、会計士の勉強と両立しやすいと感じています。
(4)どんな生徒にお勧めか
 商学部は、資格や留学、サークルなど、大学での勉強以外のことと両立したいと考えている人、また大学で深く学びたい人にお勧めです。矛盾しているようにも思えますが、これは商学部に、授業に加え、ダブルコア制度やTOEICの受験費用助成などの、学びに積極的な人に向けた制度が多く存在するという特徴があるからです。これらの制度の利用は任意なので、大学生活でどれだけ大学での学習に時間を割くか、学生自身で選択することができます。なので、深く学びたい人と、多くのことと両立したい人の両方に向いている学部だと思います。

大学生活について

(1)大学1年生
 大学1年生の頃は必修が多く、自由に履修できる授業数が少ないので、学生によって時間割が大きく変わることがありません。また、入学前にドイツ語、フランス語、韓国語、中国語、スペイン語、ロシア語の中から選択した、初習外国語ごとに30程度のクラスに分けられます。既習外国語(英語)と初習外国語の授業はこのクラスごとに行われ、体育は3クラス合同で行われるので、友人作りに困らないという利点があります。
(2)大学3年生
 大学3年生になると必修の授業は外国専門書講読の1つのみになるので、学生ごとに時間割に差が出てきます。例えば、私の場合は、大学に登校する日をなるべく減らし、出席点よりもレポートや期末テストの方が評価の割合が高い授業を多く履修しているため、登校日は週2日で、履修している11個の授業の内、5つが対面式ではないオンデマンド配信型の授業になっています。これに対して私の友人は、なるべくオンデマンド配信型の授業を減らし、対面の授業を多く履修しています。このように、各々で自分の生活に合っていて、自分が単位を取りやすいように履修を組むことができます。

高校時代について

(1)高校時代の成績
 私の高校時代の評定は、1年生は8.3、2年生は8.7、3年生は9.4でした。最終的な明大換算点は8.5でしたが、私が高校3年生だった当時は新型コロナウイルスが原因で統一テストの回数が少なかったので、通常通り統一テストが行われていれば、さらに下がっていた可能性があります。そんな私の勉強法ですが、友人には脳筋勉強法と呼ばれていたくらいの力技なので、何をやっても成績が伸びないときの最終手段としてぜひ使ってください。
 ≪私の勉強法≫
1 勝負は4週間前から
定期テスト4週間前からテスト勉強を始めていました。まずは日本史や世界史などの暗記に時間がかかる教科から取り組み始め、1週間ごとに勉強する科目を徐々に増やしていくようにしていました。
2 同じくらい定期テストへのモチベーションが高い友人と協力する
高校3年生のとき、クラスに私と同じ、いわゆる「テストガチ勢」の友人が2人いました。その友人の1人が、毎回テスト4週間前になるとアナウンスしてくれるので、そこからテスト前日まで毎日、その日何を勉強するか、帰りの挨拶代わりに報告し合っていました。
3 数学以外は暗記科目
これが脳筋勉強法と呼ばれる所以です。私は当時、日本史や世界史は助詞以外をすべて赤シートで隠して丸暗記していました。英語が特に苦手だったのですが、教科書の和訳を丸暗記するようになってから点数が伸びたので、ある程度頑張ってそれでも理解できない部分は諦めて丸暗記することをお勧めします。
(2)高校時代にやってよかったこと
① 授業中に積極的にメモをとる
 定期テストで点数を取るためにも大事なことですが、特に大学では授業中に板書をしない教授も多いので、今から授業中にメモを取る癖付けをしておくことをお勧めします。
② 簿記3級の取得
 商学部では授業で簿記の知識が必要になるので取得していて損はないです。
(3)高校時代にやればよかったこと 真面目に小テストの勉強をする
私は定期テストは本気で挑んでいましたが、小テストは頑張れなかったので、平常点があと1点あれば評定が変わっていたという悔しい思いをしたことが何度もあります。

さいごに

 私が考える高校時代で1番大切なことはアンテナを張ることです。つまり、いつ、どこでやりたいことが見つかるか分からないから、いろんなことに目を向けるということです。先述した通り、私はなんとなく参加した講演会で公認会計士という将来の夢が見つかりました。充実した大学生活を送るためにも、今はとにかく自分が何に興味があるのか知る時間に使ってほしいと思います。

明治大学 経営部 経営学科
菊池 あかね
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学にはビジネス系の学部が3つもあり、なかなか違いが分かりづらいという人もいるかもしれません。経営学部はビジネスの中でも特に「企業」や「組織マネジメント」に焦点を当てた科目が多いですが、経済や金融、商取引など幅広い分野で多角的に学ぶことが出来ます。
 また経営学部は実践的に学べる場が多いと感じました。レポート課題が他の学部よりも多いため、自身で考えまとめる力を身につけることが出来ます。他にも「経営総合講義」という授業では実際に企業の方からアドバイスをもらいながら、グループで商品開発をしたりと、企業活動を実体験できるような機会もあります。
 グローバルに活躍できる人材を育てる体制が整っていることも、経営学部の大きな特徴です。英語×ビジネスをここまで体現できる学部は他にないと思います。留学プログラムや英語での科目がとても充実していて、マーケティングなどのビジネスの授業を実際に全て英語で学ぶことができます。また、留学生も多く在籍しているので、日本にいながらグローバルな環境で学ぶことが出来ます。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 大学の勉強の面白さは「答えがないこと」にあると思います。入学当初、人気の教授が「正しいも間違っているもないよ。ただ君の意見を聞いているだけ」と言っていたことを覚えています。以前は自分の意見が間違っていたらどうしようと考えてしまっていましたが、この言葉を聞いからは授業中に沢山発言するようになりました。大学で取り扱う学問は、より複雑になり、一つの答えだけでは説明しきれないことが多いです。異なる視点や意見が存在することが当たり前であり、それを受け入れ、多様な考えを共有し合うことが求められます。そのため、大学での学びは「正解」を見つけることよりも、「探究する姿勢」や「自分の考えを表現する力」を培うことに重きを置いていると感じました。授業中のディスカッションなどを通じて、自分とは異なる考え方に触れ、視野を広げる機会がたくさんあるのが大学の魅力だと思います。
②学習において苦労したこと
 グループワークを行う機会が増えたことです。グループワークでは、様々な考えを持つ人と協力しながら課題や話し合いをすすめていく必要があるため、意見の相違やコミュニケーションの難しさに直面することが多々ありました。初めのうちは、話し合いがうまく進まないことも多かったですが、時間をかけるにつれてメンバー間で絆が生まれ、みんなで成果を出せたときはとても嬉しかったです。こうした経験を通じて、さまざまな視点を持つことや、チームでの協力の必要性を痛感するようになりました。グループワークは簡単ではないですが、そのプロセスで得られる学びは多いと感じています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 定期テスト勉強と英語学習に取り組んでいました。普段は英語の資格勉強に時間を注ぎたかったため、予習や復習などはせず、苦手な数学のみ問題集を解いていました。授業を集中して聞き簡潔にメモを取る、分からない箇所はその日中に質問をする、長い通学時間を活用して小テスト勉強をするなど、時間の使い方や学習方法を工夫することで、試験前の勉強でも高成績を取れるようにしました。高校1年の夏に短期留学をしてからは、何かしらずっと英語の勉強をしていました。TOEICと英検準1級の対策を中心に、洋画やYouTube動画を視聴したり、英語で日記や独り言を実践したりと、様々な練習をしました。明治大学の進学条件として英語の資格取得が設けられているため、勉強している人も多いと思います。私が英語学習を通して感じたことは、学校の授業で学んだ内容をどれだけ理解しているかが非常に重要だということです。文法や単語などの基礎知識が頭に入っていなければ、検定や実際の場面で使われる長い文章を理解することはできません。学校の授業は定期テストだけでなく、様々な場面で英語を使うための土台となるので、是非頑張って取り組んでほしいです。私は英語学習に力を入れたかったため上記のような方法で学習を進めていましたが、それぞれ人によって合う勉強法や時間の使い方、力を注ぎたい分野が異なると思います。いずれにせよ学校の成績を取ることは最優先で、そこを満たせる範囲で効率的に学習を進め、自分のやりたいことに注力できるようなスタイルを確立することで、高校生活を有意義に過ごすことが出来ると思います。
②大学入学後
 大学は環境や生活の仕方が一変し、より自由に行動できるようになります。もちろん学業に励むことはとても大切ですが、せっかく大学生になったなら自ら行動して様々な挑戦をしてみることを強くお勧めします! 私は相変わらず英語が好きだったので、学部内の英語特化型プログラムに励み、そこで出会った友人らと昨年ビジネスコンテストに参加しました。また入学時からスポーツブランドの英語接客店員としてアルバイトをしたり、大学の学生団体に所属して留学生と日本人学生が交流できるイベントを開催したりしています。1年生の頃はサークルやボランティアを体験してみたりと、自分が楽しめるものを模索していました。

卒業後のビジョン、進路について

2、3年民間企業で働いた後に、海外の大学院に進学することを検討しています。元々は大学在学中に長期留学をしようと考えていたのですが、より専門的な勉強をして、現地の文化や人々ともっと深く関わりたいと感じたことがきっかけです。今は、就職活動と大学院進学を見据えて情報収集、学校の成績向上などに注力しています。自分の興味や将来やりたいことを見つけることは難しいですし、見つかったとしてもまた変わることもあります。そのため、いつでもやりたいことができるように、常に選択肢を広げておくことが大切だと思っています。具体的には、さまざまな経験を積み、知識を深めておくことで、自分の視野を広げておくことが重要だと考えています。これからも柔軟な姿勢を保ち、自分の興味がどこにあるのか、何をやりたいのかを常に問いかけながら、準備を進めていきたいと思います。どんな道に進むとしても、自分の成長につながるような選択をしていきたいです。

後輩へのメッセージ

 毎日を大切に過ごしてほしいと思います。大学はとても楽しいですが、高校生の頃のような時間の使い方や全員で行事に一生懸命になったりする青春は、なかなか味わえません。だからこそ、高校生活でしかできないことを思い切り楽しんでほしいです。勉強や部活動、学校行事、クラスメイトとの時間など、すべての瞬間を大切にして、悔いのないように過ごしてください。そのひとつひとつの経験が、これからの人生にとって大切な思い出となり、皆さんの成長につながるはずです。応援しています!

明治大学 政治経済学部 政治学科
井上 真緒
2021年度卒業生
政治経済学部 政治学科

 政治経済学部のゼミでは、政治学、経済学、国際関係、公共政策、社会学など、幅広い分野にわたる専門的なテーマを扱っています。ゼミでは英語の文献・論文を使用する外書講読、そして日本語の文献・論文を使用する専門演習の時間があります。このように、大学では英語の文献を使った学習が当たり前とされていることに驚きました。また、理論だけでなく実践的な学びも重視されているため、フィールドワークやインタビュー調査、企業や行政機関との共同研究など、現実の社会や経済に触れる機会が豊富にあります。大学の講義では、100分間という長時間にわたって集中力を維持することが求められます。長時間の講義ではすべての内容を逐一メモするのは不可能なので、要点を絞り、効率的にメモを取る技術が求められます。驚いたことは、教授とのコミュニケーションの機会が多く、オフィスアワーやゼミでの個別指導を通じて、直接フィードバックを受けたり、研究について相談したりすることができることです。私はグローバルキャリア形成プログラムという政治経済学部独自のプログラムに入っているので、担当の教授に履修の相談をしたり、インターン先の推薦人になって頂いたことがあります。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 政治経済学部では、1,2年時に学科の基礎科目に加えて人文科学や社会科学、自然科学の中から自らの興味に沿うものを選択して履修します。そして3年生からは、ほとんどの生徒がゼミに入室し、今まで学習してきた知識を基に専門的な学習を進めていきます。このような機会に、同じ興味や目標を持つ仲間と共に学ぶグループワークやディスカッションを通じて、多角的な視点から物事を考える力が養われ、授業ごとに新たな発見が絶えません。政治学科はただ机に向かって勉強するだけでなく、実際に市役所に行ってみたり、地域研究インターンシップが行われていたりと理論と実践の両面から学ぶことができる点が魅力的だと思います。また、国際連合や外務省、JICAなどで働いている卒業生の講演を聞く授業もあり、貴重な体験談を聞いたうえで相談に乗ってもらうことができるので、関心の幅が広がったり進路に繋げることができます。
②学習において苦労したこと
 大学での学びでは、単に知識を覚えるだけでなく、その知識を基に批判的に考えることが求められます。既存の理論や常識に対して疑問を持ち、独自の視点から考察することが難しく感じ苦労しましたが、グループワークやディスカッションで自分と反対の立場の視点や意見を取り入れることで徐々に考えを広げ、批判的思考も身についたと思います。課題に関しては、ほとんどの授業で自由にテーマを選べる一方で、最初の頃は研究テーマを決める際に何が最適なのか悩んだり、自分で計画を立てて進めることが求められるため、自己管理能力が重要となります。ですから、早い段階で自らの関心領域を見つけておくとスムーズに大学生活を始められます。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 日々の勉強をコツコツ頑張っていました。朝小テストの勉強や宿題を毎日怠らずに取り組むことで、大学生に求められる「能動的に学習をする」能力を身に着けることができます。定期テストの勉強は3週間ほど前から始め、苦手教科である数学と物理は毎日必ず1問は解くことを習慣にしていました。さらに、学校で支給される英語の単語帳はボロボロになるまで勉強し、完璧になるまで高校3年間をかけて取り組みました。単語帳を進めていくことで、段々と文章が読めるようになり、英会話の授業で会話ができるようになります。英検やTOEICの勉強にも目標の点数を決めて力を入れていたので、大学に進学するまでに十分な英語力を習得できたと思います。
②大学入学後
 オセアニア地域の防衛外交に興味を持ち、国際政治を中心に学習を進めています。また、高校1年生の時にオーストラリア語学研修に参加してから、国際交流に関心があるため、政治経済学部の国際交流委員会に所属して留学生支援活動をしています。さらに将来のキャリアに備えて、専攻に関連する中期インターンに参加しました。授業後や休日にはアルバイトにも行っています。大学入学後は学業だけでなく、自分を高めるための時間も有効に活用することが重要だと常に感じます。

卒業後のビジョン、進路について

 ゼミで研究している専門的な知識や、大使館でのインターンの経験を活かして国際的な場で活躍したいと思い、国家公務員試験の勉強をしています。将来は日本とオセアニア地域の関係深化に努めたいです。

後輩へのメッセージ

 大学生活は、学びだけでなく、自己成長のための貴重な時間です。授業や研究、課外活動やサークル、インターンシップ、留学など、大学には多くのチャンスがあります。また、高校生活でも同様に、自分にしかできない特別なことを見つけることが大切です。得意なことや興味のあることを深めていくことで、他の人とは違った視点や能力を持つことができ、今後の大きなアドバンテージになります。それが大学生活や将来の進路において、大きな力になるはずです。
皆さんの学校生活が充実したものであることを願っています。頑張ってください!

明治大学 法学部 法律学科
犬飼 誉
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学は法律学校から始まったという歴史があるため、より深く学べる環境が整っているということ。また、法律だけではなく英語、第二外国語も必修の授業に含まれており、1.2年生の時は授業も多く大変にはなるが、その分多くを学べて、有意義な生活を送ることができる。
 法律だけを学ぶわけではないため、様々な分野に触れることができ自分の学びたいことが明確になってくる。そのため、入学前から大学でどうしたいかなどを決めるのもいいと思うが、決めないで入学することで、より広い視野をもって学ぶことができると思う。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 自分が生活するうえで関わったことのないような法律についても学べることが面白いと思う。学ぶまでは知らなかったことが、実は自分の興味のある内容で、集中して学びたいと思うことも多くある。
 また3年次から始まるゼミでは、学びたいことについてより集中して学び、少ないメンバーで、多くの意見交換ができることがとても魅力的であると思う。
②学習において苦労したこと
 法律は明確な答えがあるわけではなく、その答えをどう導いたのか、またその答えに対する自分の意見などを試験では重要視される。そのため自分の意見をはっきりとさせそれを文章にすることが一番難しかった。また、教えられても一回で納得するまで理解ができないので、何度も復習することが大変だった。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 日々の小テストをこなし、定期テストもギリギリから勉強するような状態だったので、後輩たちの手本になることはできない生活をしていた。それでも一回の授業ですべて学んで覚えきるという努力はし続けていたので、テスト前の勉強は比較的スムーズにできていたと思う。
②大学入学後
 自分がいま必要であると思ったことすべてに全力で取り組んでいる。テスト期間はテストのことだけに集中するなどのメリハリをもって生活していれば、時間はすぐに過ぎるし、自分のやるべきことが明確になって時間の組立て方も上手になることができると思う。
 何かに取り組まなきゃいけないとか思うことで変に気負ってしまい、何事も手がつかなくなってしまうので、気楽に過ごす中で取り組まなきゃいけないことを見つけ出していく生活が一番いいと思う。

卒業後のビジョン、進路について

 民間企業に就職したいと考えている。法学部ではコースが分かれ、公務員に特化しているコースや、法曹関係にかかわるコースもあり、卒業後のビジョンを考えやすい学部であると考えている。
 常にチャレンジし続けて、結果を追い求めることができる進路につきたいと思う。

後輩へのメッセージ

 常に大学のことを考えながら生活していると思いますが、だからと言って変に大学に対するハードルを高く設定するのは良くないと思います。自分らしく頑張り続けていれば、大学もきっと楽しめるし、自分の学びたいことが明確になってくると思います。
 大学で学びたいことを決めて入学することは素晴らしいと思います。また、何がしたいなど決めずに入学してしたいことを探し続ける大学生も素晴らしいと思います。人の意見に流されず、自分の意思をもっていれば、きっといい大学生活を過ごすことができると思っています。

明治大学 理工学部 建築学科
座間 幹子
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 理工学部は、8つの学科に分かれています。それぞれの学科によって専門にしていることが全く異なるため、高校生のうちに自分が何の研究がしたいか、何に興味があるか明確にする必要があります。建築学科と応用化学科の男女比は半々である一方、他の学科は200人中10人が女子ということもあり、驚きました。1年次のみ体育が必修で、生田キャンパス内にあるテニスコートやバレーコートなどを使って授業を受けます。スキー実習も選択が可能です。第二外国語や英語の授業は他学科と混合のクラスで受けるため、学科を超えた友達ができます。また、1年次に履修する化学・物理実験では本格的な実験器具に触れることができます。

建築学科の学習、面白さについて

 今まで「住宅」「美術館」「オフィス」「幼稚園」など様々な設計課題が出されました。1年次で実際に手書きで図面を書くことから始まり、段々と本格的な設計に移ります。友達と意見交換をしあったり、先生にアドバイスをいただいたりすることで、よりよい作品を作り上げます。設計の難しいところは、終わりがないことです。一夜漬けで考えたアイデアでも次の日には0になることがあります。ただそれを乗り越えて、自分の理想の作品ができたときは大きな達成感が感じられます。

建築学科に入ってよかったこと 建築学科は、設計だけでなく歴

 建築学科は、設計だけでなく歴史や都市計画、環境設備、構造についての勉強もします。なので、将来1級建築士という道だけではなく、インテリア設計士や構造設計士、環境設備士など様々な道に進めることは建築学科の魅力の1つです。また、様々な建築物に興味を持つようになりました。私は、夏休みや春休みを使ってカンボジアやイタリアなどに行きました。海外の建築物を見物することで、自分の想像力が広がります。
建築学科に入ってから「建築」に対する概念が変わりました。建築学はお客さんに笑顔になってもらうための学問ではなく、これからの都市や街をつくる規模が大きい学問であると思います。課題が大変な学科ではありますが、とても楽しくやりがいがあります。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
高1で大学のオープンキャンパスに行ったとき、たまたま建築学科のブースに行ったことがきっかけで建築学科を志望しました。成績は日々の勉強に励んでいたため困りませんでした。私は中高6年間陸上部に所属していました。明八の400mトラックは最高の設備だと改めて実感します。仲間と切磋琢磨した部活の時間は忘れられません。
②進学後
陸上を辞めて、新しくダンスを始めました。大学のダンスサークルに所属しています。現在は最高学年であるため、曲決め、振りづくり、構成を担当しています。ダンスは新しい趣味になりました。また、TOEICの勉強も励んでいます。
高校時代と比べて無限に時間がある中、「どう過ごすか」が重要です。

後輩へのメッセージ

①毎日の朝小テスト対策を欠かさないこと
②TOEICの勉強をすること
③部活動に励むこと
です。
一般受験生と比べて付属生は受験がない分、日々の勉強を怠らないことが大切です。特に英語力は大学に入ったら自主的にやらない限り落ちる一方です。600点,700点を取ると授業を受けなくて済む単位振替制度もあるので、高校生のうちにTOEICは力を入れるべきだと思います。そして最後に、全力で何かに打ち込むことは学生のうちにしかできません。部活動は今後の人生の糧になる絶好の機会です!
高校生だからできる、明八だからできることを謳歌してください!

明治大学 農学部 農学科
平本 翔大
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 農学部は、理系の農学科、農芸化学科、生命科学科と文系の食料環境政策学科の計4学科から構成されています。入学後に気づいたことは、その4学科がそれぞれ違う分野を担い、「農学」を形成していることです。入学以前はそれぞれ交わらない、違う分野というイメージでした。
農学科は最も扱っている範囲が広い学科で、農業土木や野菜園芸や作物生産、施設栽培など一般的にイメージする「農学」や、緑地計画や気象、昆虫などについても学ぶことができます。
農芸化学科は食品や微生物などを主に扱っていて、内容は生物より化学寄りです。1年時からたくさんの実験があり技術を養うことができます。
生命科学科は細胞制御や免疫、発生など高校で学ぶような生物学が主な範囲です。座学よりも実験を行いたい人におすすめです。
食料環境政策学科は経済的な視点から農業について考える学科です。文系だけど農業や環境について学びたい人におすすめです。ファームステイ研修やフィールドワーク研修があるため、実地で農業を学ぶことができます。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

①学習の面白さについて
 農学科では1年生の時に専門科目の入門となる科目や一般教養科目を学び、2年次から段々と専門科目が増えてきます。語学を除けば必修がないため興味を持った授業のみを履修することが可能です。他の学科については詳しく知りませんが、農芸化学科は必修が非常に大変なようで苦労していました。また、農学部内であれば他学科の授業を履修することができます。
②苦労したことについて
 農学科はあまり苦労することはないと思います。強いて言うなら専門科目のテストです がそれは農学科に限らず、全学科共通で大変です。農芸化学科は夜遅くまでの実験と大量のレポートが大変そうでした。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 英語の勉強をしていました。特別英語が得意なわけではないですが、高校生の時に英語の勉強をしていたため、大学では必修英語のテスト勉強がほとんど必要なく、余裕をもって第二外国語のドイツ語を勉強できました。また、疑問に思ったことはなんでも調べるようにしていました(現在でもしています)。関係ないような分野の知識でも、意外なところで自分の分野とつながることもあるので知識を蓄えることは大切です。

②進学後全員に当てはまること
 勉強を後回しにしすぎないことです。特に第二外国語は誰にとっても障壁となるので、コツコツと勉強したほうが良いです。

卒業後のビジョン、進路について

 大学卒業後は、大学院に進学する予定です。今の研究室の大学院に進学したかったのですが、僕が修士1年の年に閉室するため、他大学の大学院に進学することになります。
 修士課程修了後は、専門にしている生物多様性に関する仕事がしたいと考えています。

後輩へのメッセージ

 大学はとても自由なので、沢山勉強したい人もサークルなどにも注力したい人もいます。
一つ言えることは、何に力を入れるとしても、後悔しないように全力でやるべきということです。現時点で興味のある分野がある人は今から勉強しておくといいと思います。反対に、まだ深い興味があるわけではない人も焦る必要はありません。自分もある学問に興味があって農学科に入ったのですが、その学問は自分に合っていないのかもしれないと感じることがありました。しかし、1年生も終わりの冬に「生態学」に出会い、鞍替えしました。そこから勉強を始め、とても楽しく勉強しています。やりたいことを探しに行くことは大切ですが、無理やり作るべきではありません。入学後にまだ専門にしたい分野が決まっていない人でも、講義をきちんと受ければ一つは見つかると思います。ぜひ、サークルも勉強も、バランスよく、大学生活を目一杯楽しんでください。

明治大学 総合数理学部 現象数理学科
宮川 優太
2020年度卒業生
総合数理学部の魅力

 総合数理学部では最先端の技術について学ぶことができ、さらに体験できるところに魅力があります。その魅力を最も感じられるのが先端メディア学科です。その例として、バーチャル授業があります。これは先生が教室におらず自分の研究室にいて、画面に映し出されたバーチャルのキャラクターが先生の動きと連動して授業をするというものです。友人の話によると、とても新鮮な感覚で自然に話を聞いてしまうようです。ネットワークデザイン学科では、フィールドスタディという授業があります。簡単に言うと、社会科見学で様々な企業を訪問でき、単位が取れます。就職について早くから考える機会を与えてくれるという点で魅力があります。当然、情報ネットワーク等に関する授業が充実しています。私は現象数理学科に所属していますが、データ分析を学べるところに魅力があります。私は明八野球部でマネージャーをしていて、データから見る野球というものにとても興味を持ちました。大学でさらに詳しく学びたいと思っていたのでとても楽しいです。また数学の教員免許を取得できるので私はこの学科に満足しています!
総合数理学部とてもオススメです! ぜひ検討してみてください!

教員免許取得を考えている人へ

 まず学科によって取得できる教員免許の科目が異なるということを知っておく必要があります。例えば、現象数理学科では中高数学のみ、先端メディアサイエンス学科とネットワークデザイン学科では情報のみの教員免許状を取得できます。総合数理学部ならどの学科でも数学の免許が取れると思っていたのに…などということにならないよう注意するべきです。他の学部についても同様のことが言えるので、教員志望の人は、まず自分の取得したい免許が取れる学科を調べることが最優先で、その中から興味のある学科を選択する必要があります。
また、教職課程の履修者は教員志望の人が大半ではなく、むしろ資格として持っておきたいという人の方が多いです。そのため強い教員志望がなくとも、将来の選択肢として教職課程を取ることもおすすめします。2年生からでも取れますが、授業の数がとても多くなってしまうので判断は入学前にしておくべきです!

中野キャンパス周辺の魅力

 それぞれのキャンパスに魅力があると思いますが、その中で中野キャンパス周辺のここだけは負けないという点は、飲食店の数が圧倒的に多いことです。改札を出てすぐのところから中野サンモールというアーケードがあり飲食店が並んでいます。洋食、中華、イタリアン、寿司、ラーメンなど何でもあります! 大学から10分弱なので昼休みに食べに行けます。大学の授業は空きコマがあったりするので、そんな時は少し遠くまで歩いてご飯を食べに行きます。
また、再開発の工事をしていて、中野の街はどんどんきれいになっていくようです。魅力たっぷりの中野の街になること間違いなしです! 緑溢れる明八もステキですが、明八での学校生活からは考えられないような授業前後の楽しみもいっぱい見つけられると思います!

明治大学 情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科
安斎 優
2020年度卒業生
卒業生の私から、皆さんにお伝えしたいこと

卒業生の私から、皆さんにお伝えしたいことは2つあります。
 1つ目は、好きなことを見つけて続けてほしいということです。
私は、中学・高校と吹奏楽部に所属していました。大学3年生になった今は、まったく新しい部活に所属していますが、それでも6年間続けた音楽は大好きです。今所属している部活は、小さいころから大好きな海に関わる部活です。どちらも自分の“好き”なことから始めた活動ですが、たくさんの経験と仲間という宝物ができました。どんな小さなことでもいいと思います。自分の“好き”は、いつか必ず大きな武器になると思います。自分が“好き”なことは何かを1度見つめ直し、それに従って自分の進路を決めてみてください。
 2つ目は、“軸”を決めることです。先ほどお話した“好き”なことと少し関係しているかもしれません。皆さんは将来やりたいこと、行ってみたい学部、そこで学びたいことが沢山あるかと思います。では、その中に“軸”はありますか。私が情報コミュニケーション学部に決めた理由は、ジェンダー学を学びたいという理由でした。その“軸”のもと、大学では様々な視点から学びを深めることができたと考えています。しかし、やりたいこと・学びたいことの“軸”がない人は、ただ楽な授業をとって何となく大学生活を送っているように見えます。もちろん、それが悪いとは一概に言えませんが授業をとるなら自分の“好きなこと=軸”を明確にすると、きっともっと楽しいと思います。
 学生生活とは短いものです。今しかできないことや、今だからできることをめいっぱいしてください。そして、自分の“好き”を大切に生活してみてください。
楽しい明治ライフになることを願っています!

明治大学 文学部 心理社会学科 現代社会学専攻
伊東 香純
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 文学部は14の専攻に分けられていて、他の学部とは異なり浅く広く学ぶのではなく自分の専攻分野を深く学ぶことができる学部です。文学部は専攻に特化した必修授業があるため、自分の興味のある専攻を選択することを強くおすすめします。しかし必修授業以外では自分の興味のある授業を選択することができるため、自分の専攻だけでなく、他の専攻の授業も受けることができます。実際に私も臨床心理学専攻や日本史学専攻の授業を受けていました。専攻の垣根を越えて様々な授業を受けることができるのも文学部の魅力の一つです。また高校では習わない専門性の高い授業や今まで触れてこなかった分野の専攻に抵抗を感じている人がいると思いますが、その点に関しては何の問題もありません。文学部では全ての専攻で共通して「基礎」を大切にしています。1、2年生の時に基礎演習などで自分の専攻分野の基礎を2年間かけて学び、3、4年生になってから専門的で実用的なことを学びます。そのため何も知識がない状況で入学しても自分だけ取り残されるということはありませんので安心してください。
文学部は他の学部よりテストが少なく、レポートの量も多いわけではないので、授業にさぼらずに出席をして真面目に授業を受けることができればほぼ確実に単位を取ることができます。「提出期限を守る」を明八の3年間で身につけた皆さんなら、レポートの提出期日を過ぎてしまって単位を落とすという心配はないと思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

①大学生活
 高校では同じ成績の人や似たような環境で育った人が多くいたと思いますが、大学は育った場所や環境、頭の良さもそれぞれで、高校とは全く違う人たちが集まる場所であるため、自分の知らない世界を見ることができ、とても面白いです。また大学は校則がありません。そのため法律に反しない限りほとんど何をやっても良いと言っても過言ではないです。そして高校のように手取り足取り丁寧に指導してもらえることもありません。成績が悪くても、授業をさぼってもそれを注意してくれる先生はいません。大学は自由であり、全てが自分次第です。「自分で探し、自分で見つけ、自分で学ぶ」ということの大切さを実感しました。
②学習の面白さ
 現代社会学専攻は名前の通り現代の社会問題について学ぶ専攻です。社会問題と一言で言っても世の中には沢山の社会問題があります。いじめ・環境問題・障害学・異文化問題・ジェンダー・貧困など人が関わる問題は全てが社会問題です。これらの社会問題はなぜ発生したのか、どのような影響を私たちと社会に及ぼすのかといった「問い」に答えを導き出すための研究を行っています。自分が研究したいテーマは自由に決めて良いため、自分の興味のある社会問題をとことん追究でき、発表やグループディスカッションを通して他の人の意見や自分とは異なった視点の考えを知ることができ、とても楽しいです。他の人が研究しているテーマについても議論することで自分の知らなかった社会問題にも触れることができる面白さもあります。また現代社会学専攻ではフィールドワークを通して実際に社会問題が起きている現場に行き、そこで暮らしている人に話しを聞いて、現場を目で見て肌で感じるという活動もこの専攻ならではの楽しさです。
③苦労したこと
 学習面でこれといった苦労はあまり経験しませんでした。現代社会学専攻は事前に勉強をする必要は特にないため、何かの知識を持って入学しておけばよかったなどは感じませんでした。ただ一つ苦労したことを挙げると、私は語彙力や文章を上手く書く能力がなかったため、レポートや発表をする際に自分の伝えたい事を言語化できずに伝えきれなかったことがありました。そのためもっと本を読んで語彙力や文章を書く能力を培っておけばよかったと後悔しています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 私は高校時代バスケ部に所属しており、毎日の練習で疲れてしまい朝小テストや定期テストの勉強しかしていませんでした。ですが部活を引退した3年生になってから勉強する時間が増え、定期テストの勉強だけでなく資格の勉強をするようになりました。実際に漢検2級とニュース検定2級を3年生の時に取得しました。資格は自分の知識が増えるだけでなく、就職活動をする際にも自分の武器になるものなので、時間に余裕ができる3年生のうちに色々な資格に挑戦することをおすすめします。
②大学進学後
 大学は全てが自分次第であるため、自分で考えて行動しなくては何も成長しません。誰かに勧められて何かをやるのではなく自ら進んで行動することで自分の可能性を広げるチャンスにもなります。私は自分から積極的に前に立つ性格ではなかったのですが、大学でサークルの部長を務めました。大変なことは沢山ありましたが、自分が成長できた貴重な経験になりました。勉強面に関しても自分の学びたいことを積極的に色々と学んでいます。去年簿記3級を独学で取得し、現在は簿記2級とITパスポートという国家資格の取得に向けて勉強しています。

卒業後のビジョン、進路について

 大学卒業後は就職を考えています。高校の時は子どもを助けることができる仕事に就きたいと考えていましたが、大学に入学して色々なことを経験していく中で高校時代に自分が思い描いていた将来とは違う形になりますが、「人々を支えることができる仕事」に就きたいと思っています。そのために現在は様々な企業のインターンシップを通して自分のやりたいことが実現できる企業を探しています。

後輩へのメッセージ

 まだ将来やりたいことが見つかっていない、将来自分が何をやりたいか決まっていないから行きたい学部がわからないという方は沢山いると思います。今、無理に自分の将来を見つける必要はありません。自分の将来について考える時間は大学で沢山あります。むしろ今自分の将来を決めつけてしまうと、大学に入って自分の視野を狭めてしまう可能性もあります。だから高校生の皆さんは将来何がやりたいか、ではなく大学で何を学びたいかを考えてみてください。そして一つ一つの学部学科専攻について詳しく調べてみてください。一見自分の興味のない学部学科だとしても、調べていくうちに自分のやりたいことや興味のあることが学べる学部学科が見つかるかもしれません。
 そして大学に入学したら自分のやりたいことに全力で挑戦してください。大学生になったら今とは比べものにならない程時間があります。アルバイトや部活、サークル活動、ゼミ、資格取得など自分がやりたいと思うことを全てやってみてください。皆さんが思うより大学の4年間はあっという間です。自由な時間が沢山ある大学生だからこそ、大学4年間をただ遊ぶ時間にするのではなく色々なことに挑戦して価値のある時間にしてもらいたいと思っています。
 最後になりますが、高校生の時の思い出は一生の宝物になります。学校の規則を破らない程度にはしゃいで、沢山遊んで、高校生活の思い出を沢山つくってください。皆さんの残りの高校生活とこれからの大学生活が素敵なものになりますよう心から願っています。

明治大学 国際日本学部 国際日本学科
下山田 新菜
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 実際に入学してみて感じたことは、まず明治大学は留学制度が大変充実しているということです。私は大学2年時にアメリカへ1年間の交換留学に行きましたが、留学プログラムや協定校の数が多いだけでなく、事務室の方のサポートが手厚いのを実感しました。質問するといつも丁寧に教えてくれてありがたかったです。また国際日本学部からの留学にフォーカスして言うと、主に3点あります。①留学に必要な英語力を自然と習得できる、②留学を一緒に目指せる仲間がたくさんいる、③留学先で取得した単位換算手続きが柔軟である、ということです。特に英語力に関しては、国日で一年時の英語漬けの毎日で、英語力が自然と上がります。協定留学の学内選考に出願する際、英語力が高いほど応募できる幅が広がるので、結果的に留学のチャンスは増えると思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さについて
 国際日本学部は授業が本当に面白いです! グループワークやディスカッションをして意見を交換するような「参加型」授業が多いため、ただ聞いているだけで眠くなるようなことがありません。実際に周りの友達が「この授業面白いよ!」とおすすめしてくれたりもします。また自分独自の『掛け算』で学べる点も特徴です。例えば私はゼミで「広告×統計」という掛け算で、広告理論をプログラミングソフトRを用いて実証する、という研究をしています。文系学部でまさかプログラミングソフトを使うことになるとは思いもしなかったので驚きましたが、それだけ可能な研究領域の幅が広く、かつ自分次第でかなり深く学ぶこともできます。ワクワクするような学びで溢れていて、好奇心旺盛な人にはぴったりな学部だと思います!
②苦労したことについて
 毎週のレポート、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション、英語でのエッセイ作成、ミニテストなど毎日やることが多く、正直忙しいです。特に英語で行われる授業は予習としてリーディングを課されることもあり、授業についていくための準備が少し大変です。しかしそれだけ大きなやりがいがありますし、自信もつきます。またアメリカに留学した際も、国日の忙しさに慣れていたので、そこまでショックがありませんでした(笑)。少人数のクラスが多いため、教授やクラスメイトとの距離が近くて楽しく、こだわるほど良い結果が返ってくるので頑張れます! なんでも意外と慣れるものなので、忙しさに関してはそこまで心配しなくて大丈夫だと思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 大学入学後は「興味を持ったものに何でも挑戦する!」を目標にしていました。学生団体に入ったり、子ども向け英会話のキャストとしてのインターンや留学生の日本語授業のサポーター、明治大学博物館の広報アンバサダー、他国の大学生との意見交換会、留学生との交流イベントの企画などなど、本当にたくさんの挑戦をすることができました。もともと大の心配性で、挑戦することが怖かった私でしたが、こうして色々なことにチャレンジできたのは「大学」という多様性に溢れた環境、そしていつも刺激をくれる友達のおかげです。留学先でもその「チャレンジ精神」を忘れず、「日本語会話クラブ」の幹部の一人を務める機会をいただき活動していました。日本に関心があったり、ルーツのある学生に対して楽しんでもらえる企画や他大学とのコラボイベントで運動会をやってみたりしました。「挑戦」は人を本当に成長させてくれるものだと思います。ちょっと失敗することがあっても、その失敗すら「経験」となり、自身を成長させてくれます。皆さんにもぜひ、大学で「ワクワク」を追い求めて、何でも思いっきり飛び込んでみてほしいです!

卒業後のビジョン、進路について

「ビジネスの力で社会問題を解決する」を自分の軸として、現在、就職活動を行っています。当初は、1年間の交換留学を通し海外で学ぶことへの意欲が一層高まり、海外の大学院への進学も視野に入れていました。色々と悩んだ結果、将来的に海外の大学院で勉強する前に、まずは企業での実務経験を積むことで、自分が専門的に習得すべき知識やスキルは何かを具体化したいと考えるようになりました。就活に関しては、キャリアセンターで相談ができたり、イベントやセミナーが豊富にあったりと、サポートが充実していると感じます。

後輩へのメッセージ

 様々な意見があるとは思いますが、皆さんには、大学はやっぱり「勉強する場所」だということを忘れないでほしいです。もう勉強は嫌だと思うかもしれません。大学では解放されてたくさん遊びたいと思うかもしれません。自分の人生なので楽しむことは絶対に必要です。ですが、勉強だって意外と楽しいです。嘘のようですが、私も大学での勉強がここまで面白くなるとは思ってもいませんでした。面白がって勉強していたら、結果人生がちょっと豊かになったなと感じます。楽しくなさそうな勉強を楽しくするには、やはり工夫が必要です。その工夫の一つが学部選びではないでしょうか。学部選びに悩んでいる人はぜひ、「自分がその学部で楽しく勉強できるか」を想像してみてほしいです。どんなに難しくても楽しかったら頑張りたくなるし、その勉強から繋がる将来が見えてきたら、もっと楽しくなるはずです。アメリカの大学生はよく、”Play hard, Study hard”と言います。「よく遊び、よく学ぶ」という意味です。せっかく大学に行ける皆さんもぜひ、たくさん遊びながら、誰にも負けないくらい楽しい学びを大学で体感してみてください! 応援しています!

明治大学 商学部 商学科
赤間 千穂
2020年度卒業生
商学部とは

 商学部は流通、交通、貿易、金融、保険、会計など経済的事業体による商業行為の実際とその理論を学ぶことを目的とした学部です。明治大学商学部は実は日本の私立大学初の商学部として創設されています。そして120年近く続く伝統のある学部です

コースについて

 次にコースについてです。先ほどお話しした通り商学部と一口に行っても、その範囲は広く多様な分野から構成されています。7つのコースが設けられていることで自分が興味がある分野について深く学ぶことができます。
しかし、まだ大学に入学した当初は自分がどの分野に関心があるのか明確な方はほとんどいないかと思います。そこで、明治大学商学部では大学入学時には分野を絞らず、1.2年次に基礎をしっかり学んだ後、3年次のコース選択で深く研究したい分野を選択することができます。ただ、コースを選択した後も、選択したコース以外の授業も受けることは可能です。

ゼミナールについて

 次はゼミナールについてです。商学部で2年次からゼミナールが始まります。商学部の特色として、ダブルコアが取り入れられていることが挙げられます。ダブルコアが取り入れられているのは明治大学では商学部のみです。ダブルコアとは商学部の専門知識を学べる「商学専門演習」と、一般的な教養を深める「総合学際演習」のふたつのゼミナールを同時に履修できる制度を指します。私は資格試験の勉強で忙しかったため、商学学際演習のみ履修していましたが、ダブルコアをしていた友人はふたつのゼミを履修することで、多角的なスキルを身に着けることができ、就活の際にも役立つと話していました。

特別テーマ実践科目について

 また、商学部には特別テーマ実践科目という科目があります。私も大学2年次に特別テーマ実践科目を1科目履修していたので、その時の活動について簡単に紹介します。
わたしが受講していた科目では、地域商店街と明大生の相互コミュニケーションの促進を目的とし、実際の店舗経営の基礎を学び実践します。
具体的には、和泉キャンパスにおいて、明大前駅近くの商店街の商品の出張店舗販売を行いました。出張販売といっても、ただ明大前の商店街の商品を売るだけではありません。事前に商店街の店舗に行き、調査をすることでどんな方法で商品を売れば良いか考えました。また仕入数の管理、店舗の設営、SNS等での広告も学生で行います。
マーケティングの基本である4Pの手法(product製品、price価格、Promotionプロモーション、place流通)を実際に用いて店舗経営を行い、座学で学んだ内容を実践することができ、マーケティングに対する理解がさらに深まりました。経営の難しさも感じましたが、それ以上にやりがいのあるプログラムで、受講して良かったと感じています。

商学部を選んだ理由

 私が商学部を選んだ理由は主に3点あります。まず第1に、高校の時から公認会計士の資格取得を目指していたことが挙げられます。例年、商学部から最も多くの会計士試験合格者が輩出されています。商学部に入ったことで、同じ学部で受験仲間を多く作ることができ、モチベーションの向上にも繋がりました。良い環境で学習ができ合格につながったと思っています。
2つ目は商学部が歴史ある学部だということです。120年の歴史を誇り、実は私立初の商学部です。歴史があるということは、数多くの研究成果が蓄積されており、幅広い学びの機会があると言えます。
3つ目は先ほども説明した通り、コースが豊富であることです。7つのコースが設けられていることで、1.2年次で興味が湧いた分野を深く学ぶことができます。私はアカウンティングコースを選択しており、会計についての知識を深く学べていると感じています。

後輩へメッセージ

 大学生活4年間は、人生で最も自由に時間を使えます。やりたいことになんでもチャレンジしてみてください!

明治大学 経営学部 公共経営学科
三浦 桃花
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学経営学部は1953年に私立大学では日本最初の経営学部として発足されました。非常に歴史ある学部で大きな特徴の一つになります。また「グローバル経営人材」と「価値創造人材」を輩出することが経営学部の目標であり、英語にも力を入れている学部になります。私が3年で履修しているBusiness Englishという科目では英語だけでなく、英語を使いながらアメリカのビジネスについても学べるので、高校時代まではなかった授業形態で非常に面白く感じています。
 また経営学部は経営学科、会計学科、公共経営学科の3つの学科があり、私は公共経営学科に所属しています。公共経営学科では教育、医療・福祉の非営利組織、電気・ガス・水道といった公益事業、スポーツ組織のような公共組織のマネジメントを担う専門人材の輩出を目的としています。授業では国や自治体等の行政組織などの公共サービス、NPOや社会的企業などの非営利・ソーシャルビジネス,地域開発・観光・国際開発、スポーツ・ウエルネスマネジメントという4つに方向を定め、カリキュラムを設けています。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 大学では時間割を自分で作成します。またアルバイトを始める人も多いでしょう。忙しい大学生活では自分のスケジュール管理が非常に重要になっていきます。私の場合はスポーツに関する授業を必ず履修しています。自分の将来に向けて学びたいことを自分で決めて選択できるのは大学の大きなメリットであると思います。興味があることを自ら学びに行くと自然と理解も深まるし、より知ろうとするので楽しんで授業を受けることができます。
 苦労したこととしては、特に強く感じたことはありませんが、強いてあげるなら、1年生の時に新型コロナウイルス拡大により、半分がオンライン授業だったことです。個人的には対面授業のほうが集中できるので、オンラインだと何となくやり切れなかったと感じたところがありました。仕方のないことではありましたが、充実した学びにはなりませんでした。またオンライン特有の電波状況によるトラブルも発生することがあるので、学習環境面といった点でも苦労しました。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 私は東京六大学野球ゼミナールというところに属しております。このゼミナールは東京六大学各校に在籍している大学生を対象に、東京六大学野球連盟が主催となって開講していて、「野球などスポーツの現場での体験を通じてスポーツやスポーツビジネスを学びたい」と考えている野球部外の学生に対して、「東京六大学野球活性化策の企画・実践」をメイン
テーマとして、そのために求められる知識と体験を東京六大学野球の関係者による講義、並びに、神宮球場での現場実習を通して学んでいます。2023年春季リーグに「神宮球場を友達と行きやすい場に、誘いやすい場に」することを目的とした大学生対象のフェスを開催しました。試合終了後に熱気が残る神宮球場のグラウンドに入ることができ、またその参加者には東京六大学野球史上初のオリジナルユニフォームの配布をし、着用してもらうという内容で楽しんでもらいました。このフェスのスポンサーになってくださった企業様があり、交渉や準備、打ち合わせなども経験することができました。イベントひとつ実施するまでに多くの時間と多くの方のご協力が必要であることを学びました。大学生でこのような学びができたことは非常に光栄なことだと感じております。

卒業後のビジョン、進路について

 私は将来、プロ野球の球団職員になりたいのでスポーツビジネスに強い経営学部公共経営学科を選択しました。私は大の野球好きから高校でも野球部のマネージャーになって、そこでいろいろ経験させていただくうちに野球の魅力を改めて感じ、高校2年生くらいには野球に関わる仕事したいと決めていました。自分が野球の魅力を感じたように今度は自分が伝えていく人になりたいと思いました。そのためにも学部学科選択はもちろんですが、東京六大学野球ゼミナールに所属して活動したり、球場のアルバイトをしたりと何か将来につながることがあればと思いながら、日々学んでいます。

後輩へのメッセージ

 経営学部はレポートや課題が多いと言われますが、個々のとった授業によるので気にする必要はありません。それよりも課題の量で左右されるような安易な理由で学部を選ぶと後悔することになると思います。結局は自分がなにをやりたいか、自分が将来どんな仕事をしていたいかだと思うので、高校生の今の段階から何となく漠然とでいいので将来の自分を想像することをおすすめします。私個人の考えとして、「大学4年間あるからそこでやりたいこと見つける」ということをよく耳にしますが、意外と時間はなく、あっという間に過ぎていきます。「とりあえず○○学部で」というより「何をしたいから、何に興味があるから○○学部に入った」という方が後々自分を助けることになり、やり切れると思います。なかなか難しいことかもしれませんが、私は将来のなりたい自分を高校生の進路選択の段階で想像した結果、今がとても楽しく、充実した日々を送れています。
もし参考になる部分がありましたら、ぜひ「自分を想像する」ということを意識して頑張ってみてください。

明治大学 政治経済学部 地域行政学科
吉井 大空
2020年度卒業生
換算点は最後努力次第

 まず始めに換算点は最後努力次第で上がるということをお伝えします。
・最後の試験を残して7.2であった彼は担任の先生に0.2-0.3しか上がらないため諦めるように言われました。
・しかし、7.8になって7.24の僕を上回りました。
・私の代は7.8あれば国日以外はどこにでもいけました。
・そのため、彼を大きく下回る私でも政経に行くことができました。
⇒それを知ると彼はショックを受けていました。
⇒皆さんは今どんな成績であれ、行きたい学部を1番上に書きましょう。先生に何を言われても書くだけでも書かせてくださいと自分を信じましょう。先生は良い意味で現実を見せてくれたのかもしれませんが、ここでハードルを下げると自分が1番後悔します。
また、その彼は法学部には卒論がないからと法学部へ進学しました。
→しかし、どの学部でもゼミがなければ原則卒論はない。
⇒卒論なしは法学部の特権じゃない。

 大学は、個性を磨く場です。「周りと一緒だから大丈夫…」「今までこれでやってきたから…」という考えを捨ててリスクを恐れずにチャレンジしましょう。減点を回避するだけでは就職活動など社会に出てから勝てません!
平均収入や平均初婚年齢など、今後自分と平均を比較してしまうことがあると思います。しかし、高校の校舎で「うわ、平均だー、平均が歩いてきたぞー」と見たり聞いたりしたことがあるでしょうか? そんな生徒さんがいたら、親密にしていただいている教授に連絡して心の病を取り除く手助けをしてあげます。そのような見たこともない実体のないものと比べて一喜一憂する必要はありますか? 実体がない平均なんてものに対して、あなたは、この世の中にたった1人しかいない、かけがえのない存在なのです。君の人生は、君が全てです。平均と比較するような馬鹿なことやめちまいましょう。私は平均から脱却するためには、立ち止まる勇気を持つことが大切だと思います。立ち止まって遠回りすることも結果的にあなたのためになってくれるはずです。この文章が皆さんの糧となれば幸いです。今後のご活躍をお祈りいたします。

明治大学 法学部 法律学科
藤本 麻衣
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 大学は、これまでの中学校や高校とは大きく違った場所です。そのため、大学進学をすることについて不安に思う人、反対に楽しみにしている人もいるでしょう。大学が中学高校とどのような違いがあるのか、またその中で法学部にはどんな特徴があるのかについてお伝えできればと思います。
①大学について
 大学に進学して、これまでと一番異なると感じた点は、主体性が必要であることです。高校のように決まった授業を受けて、クラスで行動するわけではありません。授業は自分で選択しなければならず、興味のあることは情報を自分から探す必要があります。例えば、サークルを探すときも、どのような活動内容のサークルがあるのか、活動頻度や活動場所、どんな雰囲気なのか自分で情報を集めます。留学や学生団体等で行う課外活動も同様です。
②法学部について
 法学部に入学してみて感じた、ⅰ基礎の大切さ とⅱ法律科目以外の学習 の2点をお伝えします。
 ⅰ 学部名通り、法律を中心に学びます。特に1.2年生では、社会の基礎となる憲法、民法、刑法の三法と呼ばれる法律を学習します。法律の学習は、専門的な用語が使われていて、考え方がこれまでと異なるため、最初は難しいと感じるでしょう。しかし、三法を学ぶことで法律の学習の仕方を習得し、法律を扱う上で必要な論理的思考力を養うことができるため、この三法の学習は法学部の学習においてとても重要です。3,4年生ではさらに専門性の高い法律を学びますが、基礎をいかに学んだかがより深い理解に繋がります。
 ⅱ ただ、法律の学習だけをするというわけではなりません。教養において必要である基礎科目や、興味のある科目、語学の科目も取ることができます。自由選択科目が設置されており、他学部の講義を履修することも可能です。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

①面白い点
 大学生活には主体性が必要であると前述しましたが、何事も自分で決定しなければいけない反面、自由ということでもあります。自分の興味があること、高校時代にはできなかった新しい挑戦ができます。
 学習面においては、法律の学習が身近に感じる瞬間に面白さがあります。法律は堅苦しいと思われやすいです。確かに、法律の学習は座学がほとんどで実習のような講義はありません。しかし、法律は社会で生活する上で必ず関わってくるもので、将来必ず役に立つでしょう。学習が進み、事例問題などで、実際の生活で起こる様々な問題を法律でどのように解決できるかを考えるときには、法律がより身近に感じ、より学びたいと感じることができます。
②苦労した点
 自由である分、自分の行動に責任を持たなければいけません。特に学習では、高校のときのように成績が悪いから補習ということはなく、成績が悪ければ単位を取得できず、卒業や進級に関わります。そのため、学習を自分で管理しなければいけない点、また、テスト形式が高校までとは違う点に苦労しました。これまでのテスト勉強では、プリントの空欄を暗記するなど反復学習が中心でしたが、大学の試験は暗記をするのではなく、その結論になる理由や根拠等の流れ「理解する」ことがとても重要です。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 高校生のときは、部活動に打ち込んでいました。3年間1つのことに時間をかけ、取り組んだことは、自分が変わるきっかけになり、現在の考え方を形成する大切な経験です。高校生のときも、大学入学後も基本的に学校の学習は怠らないようにしていました。学校の学習ができていれば、安心して部活動や課外活動にも取り組めるからです。
 大学入学後は、ずっとやりたいと思っていた音楽をサークル活動で始め、また地域での取り組みに興味を持っていたため、学生プロジェクトに参加し特定の地域の魅力を発信する活動に参加しました。何度も言っているように、大学生には自主性が必要なため、サークルや学生団体は同じことに同じくらい興味を持って活動している人が集まります。その中での活動は、周囲から刺激を貰うことができ、自分の成長にもつながると感じます。

卒業後のビジョン、進路について

 高校生のときから、漠然と公務員という仕事に興味があったため、法学部に進学しました。公務員試験は法律の科目が出題されており、学習を進めやすい点、それに伴い法学部は、他学部より公務系への就職率が高いという特徴があったため、進学を決めました。そのため、現在は民間企業への就職活動と同時に、公務員試験の学習を始めています。どんな職業に就いても、高校時代の部活動の経験、大学時代のサークル活動、課外活動経験を活かして働くことを大切にしたいと考えています。
 もちろん、公務員志望者の他にも法学部には司法試験を受け、法曹の道へ進む人などがいますが、一番多いのは一般企業に就職する人です。

後輩へのメッセージ

 周囲に流されないこと、これは意外と大切なことです。興味を持ったことに関しては、たとえ1人でも、不安なことがあっても、ためらわず挑戦してみてください。例えば、法学部は私が明八在学中には「地獄の法」と呼ばれ、「厳しい学部だ」と言われていました。しかし、私は法学部に興味があり進学し、実際に法学部の学習スタイルは自分に合っていたなと思います。自由だからこそ、自分で決定することが大切です。
 私たちは高校3年生の時から新型コロナウイルスの影響で、多くの行動を制限されました。みなさんも今まで制限されてきたことがたくさんあると思います。これから先、高校生にしかできない経験、そして大学へ進学したら大学生にしかできない経験をたくさん積んでください。学業以外の経験からしか得られない学び、楽しさを味わえます。
大学生活もとても楽しいですが、今高校生活を振り返ると、クラスみんなで授業を受けたり、ご飯を食べたり、部活をしたり、行事に取り組んだりという時間がとても貴重な時間だったなと思います。もちろん学業も大切ですが、学校生活すべての時間を大切に過ごしてください。

明治大学 理工部 建築学科
栗原由茉
2019年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

理工学部について、①それぞれの専門性を高めることができること②1,2年時の混合クラスで視野が広がること、の2点についてご説明したいと思います。
①について
理工学部は8つの学科からなります。1年生の基礎教養から始まり学年が上がるにつれ、段々といろいろなことを学ぶことができます。特に理工学部では、実験を主とする学科、プログラミングなどの実習を主とする学科、私たち建築学科のような図面を引くことを主とする学科に分かれます。理工学部という1つの学部ではありますが、行っていることは様々で、それゆえに専門性の高い講義を1年生から受けられます。そのため、理工学部を検討している方は1つ1つの学科がどのようなことを主として学習しているのかを調べることが必要だと考えます。
②について
 理工学部には混合クラスというものが存在します。これは、学科内で組まれるクラスとは別に、理工学部全体で編成されるクラスのことです。混合クラスでは、1年生の体育、実験と、1,2年生の英語、第二外国語の講義を受けます。1クラスが40人ほどのクラスで、多くの学科との交流が生まれるために、他の学科での学びを知る機会になり、また、意見交換ができる機会になります。また、混合クラス内での同じ学科の人も少ないため、その人たちで仲良くなれます。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 建築学科の学習の面白さについて
建築学科の学習の面白さはグループワークを通して設計を行うことです。設計は実際に手書きで図面を書くところからしっかりレクチャーしていただき、基礎を学んだあとで1年生の秋学期から本格的に設計に移ります。設計では約25人の班に分かれます。毎週自分の考えてきた図面を担当の先生や、同じ班の学生から評価してもらい、翌週に繋げます。各学期で二回、約一か月半かけて一つの作品をつくります。
グループワークでは、班の中では学生同士で互いの作品を見て、アイデアを共有し、自分の作品について評価してもらいながらつくりあげます。自分1人の考えでは凝りかたまってしまいがちですが、意見を共有することで自分の作品のヒントになり、また、評価されることで改善案を考えることができます。他学科では体験できないグループワークが多くあるので、より自分の考えを深めたり、意見を共有する力が養えたりします。
②苦労したことについて
建築学科は大変とよく言われますが、実際も大変なことが多いです。設計では、図面を手書きで書いたり、ソフトを使って図面をつくったりする面白さもありますが、それよりも大切なことは自分の考えをアウトプットすることです。建物をつくるということはただ自分のつくりたいものをつくるのではなく、土地、人に対する快適性や利便性など、様々なことを一緒に考慮しなければなりません。担当の先生や学生と話し合ったことをインプットしてそこから自分の考えとしてアウトプットすることも必要です。そのため、自分の考えをしっかりと持って、どのような意図があるのか、なぜこのような形にしたのかなど、明確に自分の意見を持っている必要があります。
また、設計以外にも構造の講義で強い橋を作製するなどの課題が出されることもあります。全て設計と同時並行で進めていかないといけないため、計画性が大切です。さらに、最終的には設計案を発表用に数枚の紙にまとめ、模型も一緒に作製しなくてはなりません。その週はすべてその作製に時間をかけるため、他のことには手が付けられなくなってしまいます。各学期の二つ目の作品はテストの前の週まで行うため、テスト勉強もかなり大変になってしまいます。
しかしこれだけを見ると大変なことばかりだと考えてしまうと思いますが、それらを全て乗り越えた先には高校時代には味わえなかったような大きな達成感が待っています。また、先ほども述べたように、グループワークで作製を進めていくため、学生同士で達成感を共有することもできます。このようなことがあるからこそ、大変なことも乗り越えていけるのだと感じます。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
高校在学中は、自分の行きたい学科に行けるように、まずは定期テストの結果を上げることから始めました。テストは、二週間前から計画的に進めることを推奨します。私は計画表をつくることはせず、毎回その日に自分の好きな科目や、できそうな科目から始めると集中できます。そこからは、その時々でどの科目の振り返りや、対策が足りないか考えて、勉強していきました。また、特に苦手な科目は、毎回の授業で復習をすれば必ず結果に出ます。1日10分でも、次の日の用意をする隙間の時間でも教科書を開いて見るなど、小さな積み重ねが結果に繋がります。
②進学後全員に当てはまること
大学は自分から挑戦することが大切です。サークルも、部活動も、アルバイトも、自分から挑戦しなければどのチャンスも逃してしまいます。また、学習に対しても大きな挑戦だと考えています。皆がこの講義をとっているからという理由でとることはもったいないと思います。挑戦するからこそ、集団で行動していたときには発揮できなかった自分の一面を知ることができる機会にもなると思います。また、新たに興味が出てくるものがあるかもしれません。実際、私は前に立つほうではなかったのですが、きっかけをいただいてサークルの幹部に指名していただいて、そこから自分自身の積極性を知りました。このように、何か一歩踏み出してみることが大切です。
③資格試験を志す方へ向けて
明治大学の建築学科は、条件を満たせば、一級建築士・二級建築士の試験を受ける資格が得られます。実際、就職活動の際に取得していれば有利になることは間違いありません。また、設計の仕事をする企業であると、絶対条件ではありませんが、就職後に資格を取得するための補助が付く場合もあります。

卒業後のビジョン、進路について

 建築学科では、意匠系、構造系、設備系に分かれて研究室が設置されています。大学3年時の10月に最終決定し、それによって将来のビジョンが見えてくるため、現在はまだ決定しておりません。
 しかし、建築学科では約半数の学生が就職するため、どちらになっても良いように、就職に向けてのインターンシップには行っています。
 一般的に、建築学科の中でも大手のゼネコンに行く人は、大学院を卒業している人が主です。そのため、そのようなゼネコンに行きたい人は大学院に進むことをお勧めします。また、ハウスメーカーや、ゼネコンでも構造系、設備系を希望する学生は、学部卒で就職することができます。

後輩へのメッセージ

 大学の4年間は今後を大きく左右するものになります。実際、理系が大変であることは事実です。しかし、私は、自分のやりたいことができている現状や、上で書いたように、課題を終えたときの達成感は他の学部・学科では味わえないものだったと感じております。そのため、みなさんには大変そうだからという理由で理系の学部に進むことを諦めてほしくありません。
また、全学部共通のこととして、自分次第で大学生活が充実するかが変わるということです。この学部に行ったから楽という考えではなく、どこに行っても向上心を持って勉学に励んでほしいと感じております。
みなさんには、大学にどのような楽しいことが待っているのだろうというワクワク感を持って大学に入学してほしいです。

明治大学 農学部 農学科
松井思人
2019年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 農学部について、1番お伝えしたいことは学科の名前だけを見て進路を決めて欲しくないということです。
農学部では4つの学科がありますが、多くの人は農学科=農業専門の学科、生命科学科=動物専門の学科といったように名前に沿ったイメージがあると思いますが、これは半分正解で半分不正解です。
例えば、私が進学した農学科では名前通り、農業や作物を中心とした授業も多いです。しかし、動物系の授業や化学系の授業など、一見他学科でやっているような授業も多くあります。動物のこの研究がしたくて生命科学科に入学したけど、実際にその研究をやっていたのは農学科の教授だった!なんて例もあります。
農学部では3年生になると、研究室に入ることになります。農学部進学を考えている人はこの研究室を調べてみることをお勧めします。実際に調べてみて興味のある研究室があれば、その研究室のある学科の進学を目指しましょう。動物科学、作物生産、ランドスケープなど研究室の種類は幅広いです。生物や化学が好きな人、農学部の進学を考えている人はきっと興味のある研究室が見つかるんじゃないかなと思います。
是非、「明治大学農学部 研究室」で調べてみて下さい。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

①農学部の学習の面白さについて
農学部では必修科目(絶対に受けないといけない授業)がほとんどなく、そのかわり選択必修科目(指定された授業の中から一定数受けないといけない授業)が多くあります。
選択必修科目の中には動物分野、植物分野、化学分野、環境分野など多くの授業があり、この中から自分の好きな科目を選んで授業を受けることが出来ます。他学部と比べて自分の興味のある授業を多く受けることが出来るのが農学部の良いところだと思います。特に農学科では自由に受ける授業を決められるため、この授業は内容が面白くないなといったことが全くありませんでした。
②苦労したこと
学科によって変わるのかなと思います。例えば農芸化学科では毎日のように実験をして、学校に遅くまで残ってレポートを書いている人がいるし、生命科学科でも課題に追われて自由が少ないという人も自分の周りにいます。
これは個人的な意見ですが、農学科は自由度が高いため、あまり勉強面で苦労することはありませんでした。強いて言えば、自由度が高すぎるが故にやりたいことがない人にとっては苦労する学科なのかもしれません。進学後に明確にやりたいことが決まっている人にとっては間違いなく成長と楽しさを感じる4年間になると思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
大学に入っても確実に腐らない資格だと思っていたので、特にTOEICを頑張っていました。TOEICは大学はもちろん、社会人になってからも有用な資格です。今、英検とTOEICどっちをやるか迷っている人がいたら私は確実にTOEICをお勧めします。
また、大学進学とは直接関係ありませんが、生徒会や文化祭実行委員など、学業以外にも色々なことに取り組んだことはいい経験だったと思っています。

②進学後
大学生、本当に時間が無限にあります。びっくりするくらいあります。だからサークル、アルバイト、趣味、勉強、何でもいいので自分のやりたいことを見つけましょう。みんなそう言うと思います。本当にその通りなんです。自分の周りを見ても、積極性のある人は楽しそうにやりたいことをやっています。逆になにもやりたいことが見つからない人は毎日暇そうにしています。この1番時間のある4年間をどう過ごすのかはあなた次第です。折角なら充実した4年間を過ごしたいと思いませんか?

卒業後のビジョン、進路について

 何も決まってません!って言うのが本音です。大学院に進学するのか、それとも企業に就職するのか。3年生になってからずっと迷っています。
学部卒の先輩方の就職先は食品や小売、公務員など様々です。学科によって大学院に進学する割合は変わってきますが、大学院に進学する方も多くいます。

後輩へのメッセージ

 長々と書きましたが、私が農学部に興味を持った理由は「動物が好き」ってことだけです。学部、進路を決める理由なんて本当に些細なことでいいんです。そこから興味を広げて行きたい学部学科を決めればいいんです。
また、こんなに楽しい大学生活を送っていても高校生に戻りたいなってふと思ったりします。先のことを考えることも大事ですが、今を楽しむことも忘れずに残りの高校生活を謳歌して下さい。

明治大学 総合数理学部 ネットワークデザイン学科
高橋遼也
2019年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 私が大学に入学後にわかったことは、明治大学は大きく名のある大学であるということ、そして自分の知識の浅さである。
 明治大学は全国でも名が高い大学であると感じる。どこへ行っても明治大学の名前は知られており、また一般的に就職時の学歴フィルターもおおよそかからないといわれている。名の知られている大学であるからこそ、何も心配せず自信をもって学びに専念できるところは素晴らしいと感じる。しかし同時に期待を背負っているため胡坐をかきづらいというのがあるかもしれない。
 また、これは明治大学に限る話ではないが、自分はいかに無知であるか、ということを実感するだろう。大学で私が教授によく言われることは、”5段階「なぜ」を持て”ということである。例えばコンピュータは「0」と「1」のみで動くというのは既知の事実であるが、なぜ「0」と「1」で動くのか、「0」と「1」を使ってどのように動かしているのか、わかるだろうか。大学はそのような既知の事実、時には未知の事実を一段、二段、三段と踏み込んで学び、研究する場所である。いかに自分が世の中のことについて無知であるか実感することとなるだろう。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 これに関しては順を追って書いていこうと思う。まずは大学生活である。大学生活の面白さはやはり自由であるということ。大学の授業を受けるか、学ぶか遊ぶか、楽しめるだけ楽しむか、全てのことは自分に選択権がある。大学生以降は誰も文句も言わないし、止める人もいない。しかし同時に、誰も外れた道に進んだ場合も正してくれない、これはある種苦労する部分といえるだろう。何をするべきか、これは自分たちで判断する必要がある。でもあくまでここは大学である。罪さえ犯さなければやり直しは何度でもきく。そこも学びだろう。
 次に学習の面白さである。私にとって学習の面白さは点と点がつながった瞬間である。ここでいう点とは自分の知識のことである。自分が知っている少ない知識どうしが、とあるタイミングでつながる。表面的に知識を叩き込むだけの高校までの授業ではなかなか味わえない感覚である。一方で苦労することはこれらのつなげる点の情報がそもそもない場合である。私は大学で芸術史の授業をとったことがあるのだが、はっきり言ってつなげる点がない、つまり前提条件となる知識がなさ過ぎて、話が全く理解できずおもしろくなかった。しかし明治大学は総合大学なので自分の興味に沿わないものを、ときに選択する必要がある。そこは苦労した点であるといえるだろう。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 私は取り組みとして自分の得意分野を伸ばすことが出来ることにフォーカスしていたし、今後も取り組んでいくつもりだ。これはつまり、自分にとってフロンティアな部分を開拓するのではなく、自分の中である程度発掘した分野を徹底的に掘り下げるということである。私は理系で特に情報系分野に強かった、それに加え英語も他に比べてよかった。その為、私が現在注力している分野は情報数理、英語である。将来、浅く深く知っている人よりも自分の色が強く、個性が際立ち、その人でないとできないコトがある人が重宝される。ぜひ皆さんも、自分の個性や得意な分野に積極的に取り組んでほしい。明治大学には学部がたくさんあるのできっと見つかるはず。

卒業後のビジョン、進路について

 卒業後のビジョンは、昔から抱いている「ある夢」を追おうと思っている。もちろん自分の得意分野ITを活用して。それでも無理なら一歩下がって客観的に自分を見てから再出発しようと考えている。早死にしない限り、平均寿命まであと60年、そして残念ながらあと45年は働かないといけない。まだまだ長い人生、ゆっくり考えていきたい。というか、ゆっくり考えさせてください。

後輩へのメッセージ

 私は留学先で素晴らしい人物と出会った。私が最も尊敬する人物で人生観にインスパイアを受けた人物だ。彼女がいつも言っていたことは”Keep going, live free from limiting beliefs”(固定概念にとらわれず自分らしく)。自分は世界に一人だけしかいないのだから、君の考え方を完全に理解できる人物なんかいるはずがない。いるとしたら、その考え方を尊敬する人か、妬む人。そんなの勝手にさせとけばよい。他人の意見ではなく自分の意見で。君らしい選択が大学ではできるから、固定概念に騙されず自分だけが持つアドバンテージを伸ばしていってください。応援しています。

明治大学 情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科
鈴木皓大
2019年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学に入学して学ぶなかでわかったこととして、勉強のための設備がとても充実していることが挙げられます。和泉キャンパスには、木材を基調とした豪華な内装の図書館があり、最近では新校舎の和泉ラーニングスクエアも完成しました。また、メディア自習室にはパソコンが多数設置してあり、学生は1年に1300枚まで無料でプリンターを利用することができます。全校舎にWi-Fiが飛んでおり、学びのためのスペースには、ほぼ全席コンセントが設置されています。このように、明治大学に入学すると、思わずそこで勉強したくなってしまうような充実した環境を手にすることができます。
 情報コミュニケーション学部(以下、情コミ)では、特定の分野を深めるというよりも、自分が興味を持つ分野を多岐に渡る視点から考察できます。他学部と比べて必修が少ないことや、授業の選択肢が幅広いため、とても自由度が高い学部であると感じています。これは学部ガイドの科目一覧表を見ると一目瞭然であるため、興味がある方は是非参照してみてください。他の学部にはない大きな特徴として挙げられるのが、研究方法・表現実践科目群として分類されている授業で、その他の分野に関しては、「情報」と「コミュニケーション」の両側面から現代社会の問題点に迫るための幅広い学問を学ぶことが可能です。
 数少ない必修授業である「情報コミュニケーション学入門A・B」では、授業をオムニバス形式(毎回講義内容と担当教員が変わる形式)で受講することができます。情コミの先生方がそれぞれ違った専門分野の授業を行うため、新たな興味分野発見や、今後の勉強の指針を考えるきっかけとなり、非常に有意義な講義であると言えます。
 情コミは非常に自由度が高い学部ですが、裏を返せばこれから先何を学んでいきたいのかという目標を見失ってしまう可能性があります。また、特定の分野を深く学んでいきたいという方には向いていません。しかし、漠然とでも成し遂げたい夢や、将来に目的意識を持っている方にとっては、そのための手段やアプローチを考える手助けをしてくれる学部です。私が以前学部長の須田先生と座談会でお話した時には「いまは特に明確なビジョンがなくても何かを成し遂げたいと思っている人、自己表現に興味がある人に入学して欲しい」とおっしゃっていました。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さについて
情コミは現代社会の諸問題に対して、学際的(研究がいくつか異なる学問分野にまたがっている様子)な視点から考察していくため、必然的に学べる分野も多岐に渡ります。特定の分野の考え方にとらわれずに学ぶことができるため、他学部にはないアプローチの仕方で問題解決に臨めると感じています。また、情コミで授業を受けることで多様な分野に対して博識になることができます。それが情報コミュニケーション学部の醍醐味であり、楽しく学び続けられるきっかけとなるのではないかと考えています。
② 苦労したことについて
 大学の定期試験は高校までと違い、ペーパーテストだけではなく、期末レポートや普段の提出物で評価されることも多いです。受講する科目の組み合わせによっては、毎週のようにレポートの締め切りに追われることになります。はじめのうちは、レポートのように自由度が高かったり、答えのなかったりする問いに対して取り組むことに慣れていなかったため苦労しましたが、今ではタイムマネジメントの能力が身に付き、時間を効率的に使えるようになったと感じています。レポート課題は努力や参考文献の準備次第で好成績を取りやすいです。特に情報コミュニケーション学部は必修が少ない分、自分が好きな授業を組みやすく、モチベーションも高く保つことができます。明八の卒業生は課題に真面目に取り組む人が多いという話をよく聞くため、皆さんも努力次第では好成績を修められると期待しています。私も努力を重ねた結果、学業成績優秀賞(成績上位10位以内)を2年連続で頂くことができました。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 私は入学当初から、目まぐるしく変化していくグローバル社会において、「AIに取って変わられない人材になりたい」という思いを軸に学びを進めてきました。1年次の基礎ゼミナールでは、AIが台頭する社会での問題点や私たち人間がAIに取って変わられないための術ついて考察を重ねました。その過程で、自分自身がAIに取って変わられない人材になりたいのはもちろんのこと、今の中高生たちにもそのようになって欲しいといった思いを持つようになりました。私はこのビジョンを教育に携わることによって達成したいと考え、現在は英語と情報の教員免許取得に向けて、言語学に関連するゼミやSPICEクラスで高度な英語力を身に付けるべく学んでいます。
 SPICEとは国際情報社会に対応できる言語力とコミュニケーション能力を身につけた学生を育成することを目的とした特別英語クラスです。授業はネイティブスピーカーのオールイングリッシュで展開され、listening,reading,speaking,writingの4技能を深く学び、海外留学をしても通用するような高度な英語力を身に付けることができます。特に英語のドラマからコンテクスト(背景,文脈)を英語特有の文化的、また言語学的側面から分析して発表する課題はとても大変でしたが、やり遂げた後の達成感は非常に大きなものでした。

卒業後のビジョン、進路について

 大学卒業後は英語科教員としてよりよい教育者になりたいと考えおり、そのための学びを深めていきたいです。また、AIが台頭する現代社会においても、とってかわられないような人材でいたいという思いもあります。自分自身はもちろん、いまの中高生もそういう人材になってほしい、教育を通してそのためのサポートがしたいという思いを強く持ち、これからも日々勉強に打ち込んでいきたいと考えています。

後輩へのメッセージ

 情コミは学べる分野が幅広く、これまで自分が知らなかったような分野を学ぶことができます。大学入学後に良いスタートを切るためにも、可能な限り将来どうありたいのか、また何のために大学で学びたいのか、高校生活で考えをめぐらせてみてください。高校生の段階で将来のすべてを決める必要はありません。何となくであったとしても方向性を意識できていれば、大学で学ぶなかで自分が目指すべき進路が見つかると思います。将来の選択肢の幅を広げるためにも、目の前の勉強に集中することに加えて、色々なことにチャレンジをしてみてください。

明治大学 文学部 史学地理学科 日本史学専攻
匿名希望
2019年度卒業生
はじめに

 文学部に関して説明するにあたって、私が所属している日本史学専攻に内容が偏ってしまうことをお詫びいたします。

大学・学部・学科(・専攻)に関して、入学後に分かったこと

 文学部について、①高い専門性 ②基礎 ③幅広い学習、の3点に絞り説明します。
①高い専門性
文学部は、3学科14専攻あり、各分野に関して専門的に学ぶことができます。
日本史学専攻を例に挙げると、日本中世史や日本現代史などといった各年代別に日本史を学べる授業に加え、日本文化史や民俗学、思想史といった授業があります。他にも、昔の人々が書いたくずし字を学ぶ授業もあります。このような授業の他に私が所属しているゼミでは、関ヶ原合戦の後に徳川方と島津方が交わした書状や、『徒然草』の著者である吉田兼好の日記等を扱っています。
これらの例から分かるように、歴史の教科書よりも深い内容が多く含まれています。例に挙げた授業の他にも専門性が高い授業が多く存在します。
②基礎
 先程も述べたように、教科書から学ぶ高校までの歴史の授業とは違う専門性が高い学習に不安を感じる人もいるかと思いますが、少人数制の授業(ゼミ)が1年生から必修授業として整っており、大学で詳しく学習していくための基礎知識をはじめに学べるので、心配いりません。
ゼミ以外の授業でも歴史研究の基礎を学びます。例えば、よく文書に出てくる候文に関してや、○○に関して調べるなら△△の方法を使うなどです。これらにより安心して授業を受けられます。
③幅広い学習
これは他学部でも同様かと思われますが、文学部で各専攻に分かれていても、その他の学部・学科・専攻の授業を受けることができます。私も実際、考古学専攻や文学科、他学部の授業をいくつか選択しています。
①で高い専門性と述べましたが、専攻の専門分野だけでなく、他分野の授業を選択することで幅広い知識や視野が獲得できると考えられます。また、具体的に知りたい対象が決まっていなくても、様々な分野の授業をとっていくうちに選ぶことができるとも言えるでしょう。

学習、研究の面白さや楽しさ・苦労したこと

①学習の面白さについて
 全学部に共通することだと思いますが、「知らなかったことを知ることができる」面白さを、大学の授業を通して感じます。高校までの学習でもこの感情を抱いている方は多くいると思います。しかし、教科書に沿った内容を知る面白さと、自分が知りたい・学びたい内容を知る面白さは違うものです。
歴史の教科書の例が分かりやすいかと思います。内容が詳しくなるとはいえ、中学と高校で習う歴史の内容は同じです。しかし、大学では踏み込んで歴史を感じることができます。私が実際にそれを感じた授業は、義務教育内ではあまり取り扱われない現代史の授業です。第二次世界大戦や戦後の政策を学んだときは、自分にとって新事実ばかりでとてもワクワクしたことを覚えています。
②苦労したことについて
 1番これを伝えておきたいといっても過言ではないのですが、私が大学に入って1番苦しんだことは、「知識の無さ」です。
大学の授業は、高校までの授業内容が当然頭に入っている前提で進みます。しかし私たち付属生のほとんどが、定期テスト終了後は忘れ去ってしまうのではないかと思います。受験して入って来る人達は高校までに習った事項を、さらに勉強して自分のものにした状態で入ってきます。このような人達と、定期テストの内容さえままならない私たちが同レベルで勉強はできません。
 授業で分からないだけなら、先生に聞いたり後で調べたりできるのですが、そもそもの知識の土台が無いと、自分で解釈し発表をするときに困ります。古文書を解釈する時に、その歴史単語を知らず、全く違う、合わない解釈をしてしまい、その単語を知らないことを皆に驚かれるという体験が実際にありました。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 私は、1年生の時から日本史学専攻を希望していたため、面談の時などを中心に担任の先生に進学のためのアドバイスをいただいていました。その1つが、受験時に活かせるように「専攻に必要な科目は良い成績を取ること」でした。日本史学専攻を志望しているのに日本史の成績が低かったら、大学側は疑問を持ってしまいます。そのため、定期テストや統一テストでは、関係する科目は良い点が取れるように努力しました。
②進学後全員に当てはまること
 私が今までの大学生活で心掛けていたことは、「自分にとって意味があるものを選択すること」です。私は、大学生は自由がきき、且つ多くの時間があると思います。その時間を自分のためにどのように使うか、それが大切です。
自分がやりたいこと、それは学習に関してだけでなく、サークル、アルバイト、趣味に関することなど、そして、それが大きくても小さくても何でもよいのです。小さいものの例を挙げると、私は趣味の、ある目的のために昨年末まで貯金をしていました。その目的のためにアルバイトをして稼がなければならなかったので、サークルの遊びの集まりに参加しませんでした。小さいでしょう? しかしこのような積み重ねが、有意義な時間を構成していくと思っています。
 このように大小関係なく自分にとって有意義な選択を続けていけば、必然と質の高い大学生活が送れると考えます。

卒業後のビジョン、進路について

 卒業後は、進学ではなく、就職を考えています。周りの文学部生には、教職課程を修了して教師を目指す方や、大学の必要授業を受けて司書や学芸員を目指す方が多くいます。これらは大学での学習内容が活かせる職業であると思います。専門性の高さから、就職先が限られると考える方もいらっしゃるかもしれませんが、選択の幅を狭めることなく就活できていますので、その点は心配ないかと思います。

後輩へのメッセージ

 文学部は、専門性の高さからマイナスイメージを持たれがちですが、その分野が好きな人、得意な人にとっては、とても楽しい学習ができる学部だと思います。“これ”を学びたいという熱意があれば充分です。それを裏付けるために、その成績を伸ばして推薦時のアピールになればもっと良いです。
また、大学はどの授業を受けるのか、何のアルバイトをするのかなど、選択が自由にできます。それは高校の時より幅広いものです。だからこそ、無駄な時間が無いように有意義に過ごしてほしいと思います。
そのためには、自分が志望する学部に入り、充実した学習ができることも大切だと思いますので、高校在学中の勉強が鍵になります。明治大学に試験を受けて入ってくる人たちとは圧倒的に勉強量が違います。その人たちと一緒に勉強していると“付属コンプレックス”を感じずにはいられません。このような思いをしてほしくないので、ぜひ頑張って学習してほしいなと思います。
拙い文章ですが、以上の内容が皆さんの進路選択の手助けになれば幸いです。

明治大学 国際日本部 国際日本学科
高木浩志
2019年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 国際日本学部には多種多様な学生が在籍しており、自由度が高い点に私は驚きました。様々な背景を持つ学生が1つの校舎に集うことで自分との違いを明確に認識できます。例えば、英語が流暢に話せる学生・髪色が派手な学生・アニメ漫画好きな学生・ディスニー好きの学生・海外志向の学生・音楽好きな学生等、自分と異なった「個性」を持った学生と関わる機会が多くあります。彼ら/彼女らとの交流を通じ、多くの刺激を貰うことができます。実際、私も英語が流暢に話せる学生や髪色が派手な学生に影響され、発音方法を真似、髪も金・銀・青・紫色に染めた経験があります。ただ刺激を受けるだけでなく、自分の個性を発信できる点も国際日本学部の大きな特徴です。例えば、私はドラムを通じて個性を発信しています。アイデンティティの1部であるドラムのパッド練習を毎日、中野校舎のロビーやホールで行っています。いつでも、どこでも、どんな時もドラムを練習している私は学生間で「国際日本学部の顔」というレッテルを張られているようです。警備員さんに2度注意され、発信機会が無くなりかけましたが、寛容な事務室職員の方の対応により事務室公認で練習を継続できています。おそらく、高校時代の私であれば警備員さんに注意された時点で練習をやめたと思います。しかし、国際日本学部の一員となり個性あふれる学生に影響されたことで、自分の個性を制限する必要はないということに気づかされました。その結果、私の個性を中野事務室が認めて下さり、練習を継続できています(これ以降、事務室の方と仲良くなりました)。校舎内のドラムのパッド練習は校則スレスレの行動だと思います。しかし、私の行動を制限するのではなく認可してくださるのは、中野校舎が明治大学唯一の分離融合校舎であり、多くの留学生を含め多種多様な学生が在籍しているからではないでしょうか。私の校舎内でのドラム練習という変わった個性発信方法が、他の学生を刺激し個性を発揮するきっかけになってくれると幸いです。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

①大学生活
 私は大学3年次からアイデンティティの1部であるドラムと得意分野である学業の両立に努めることにしました。具体的には、毎日の講義前・月曜日の空きコマ・木曜日の講義後・火/金曜日の昼食時間の1部をドラムに費やし、毎日の帰宅後・月/木/金曜日の登校前を勉学に費やしています。
ドラムに関して、上述したように私は毎日基礎練習と楽曲練習を行うようにしています。基本的に、「基礎練習=学校、楽曲練習=音楽スタジオ」のように練習環境を分けています。私はどんな隙間時間も有効活用したい性分なので、校舎到着後・昼食後・講義内の休憩時間はすぐにロビーや教室で基礎練習をするようにしています。音楽スタジオには上述したように月曜日と木曜日に訪れています。月曜日は2限と5限の間に約4.5時間空きコマがあるので、スタジオNoah中野店・渋谷店・新宿店・池袋店のいずれかの店舗で2時間練習しています。中野店以外の店舗に通う際は、練習終わりに駅の周りを散策したり、楽器屋を訪れたりと街歩きもしています。木曜日は2限のみ校舎で講義を受けるため、その後スタジオNoah中野店で2時間練習しています。体力的に厳しいときもありますが、ドラム練習は自分の成長につながること・後に引けないことなので日々継続して練習しています。
勉学に関して、私は課題として課されたコメントシートやエッセイ等に毎日取り組んでいます。基本的にコメントシート等、字数が1000字以下の課題は課されたその日に完了させています。こうする理由は2つあります。1つ目は私の性格に起因しています。私は勉学に関する課題を後回しにするのが嫌いです。そのため、気をもむことのないようにすぐに小課題は提出するようにしています。2つ目は自分磨きのためです。提出日までの期間を自ら短く設定することで、短時間で論理的かつ内容の濃い文章を仕上げる訓練ができます。これはTOEFL iBTやIELTSといった英語試験を受験する際には必須の力なので日々鍛える必要があると思います。一方、最終課題等、字数が1000~3000字の課題は早めに書き始め期日に余裕をもって提出しています。こうする理由は、自分の納得いく作品を誰よりも早く提出したいからです。私は性格上、他人に遅れをとりたくないので課題内容が発表された時点で論じる内容をある程度定めています。その後は、参考文献・全体の構成・導入・段落ごとの内容・結論の順に完成させます。この骨組みに沿って約1週間(早ければ4日)で1つの最終課題を仕上げます。結果的にこれが私の評価Sをとる方法になりました。
以上のように体力的には限界に近い生活を送っていますが、自分の好きなことに熱中できる環境が整っていることは非常に幸運だと感じています。ちなみに、アルバイトはしていませんが収入(給付型奨学金)はあります。

②学習の面白さ・楽しさ
 大学での勉学の醍醐味といえば、自分の関心を深めたい分野を集中的に学べることだと思います。私は国際社会で活躍するために役立つと感じている事柄を学ぶため、国際日本学部の一員となりました。1~2年次までは様々な分野の講義を履修し、自分の興味にあった講義を探していました。応用言語学・多文化共生論・ツーリズムマネジメント・ダイバーシティと社会・日本社会システム論・EU論・日本のビジネス文化・テクノロジーと日本社会・ホスピタリティマネジメント・コンテンツ産業論・国際マーケティング論・日本人の行動モデル・東南アジア地域研究・世界の中のアフリカ・アジア太平洋政治経済論・国際教育交流論・グローバル化と金融サービス業等がその例です。入学当初は専門分野を決めていなかったので、様々な分野の講義を履修できる制度の整っている国際日本学部は私にとって魅力的でした。そして大学3年になって初めて、英語・EU社会システム・ビジネスを専門に学ぶことを決めました。英語に関しては、必修科目がなくなった3年次も積極的にType1講義を履修することで英語力維持に努めています。EU社会システムに関しては、欧州の制度と日本の制度を比較しつつ、両者の違いや利点欠点を学んでいます。ビジネス文化に関しては、日本企業の特質を欧米と比較しつつ学んでいます。自分の興味と一致し、かつ成長するために知っておくべき事柄が学べるのが大学講義で一番の面白みです。

③勉学の苦労
 私が学業で好成績を修めることに勤しむ理由は自己成長のためです。自分を成長させるには、自分に重荷を貸すことが必要です。例えば、最終課題やテストは他人より多くの労力をかけて自分が納得できる結果が得られるまで取り組む必要があります。この心持で、私は高校2年次に初めてトップに立ちました。一般的には成功体験のようにとらえられるかもしれませんが、決してそうでもありません。学業で好成績を修める=自己成長と定義づけた結果、学業に勤しめる環境に身を置けない時(具体的には、遊びや外出等の影響で勉強時間が1日3時間未満の場合)には非常にストレスを感じるようになりました。きっと、勉強をしなければ自己成長できないと感じているからでしょう。自己成長に貪欲な証拠ですが、大学の仲間との楽しい思い出を作る時間を失いつつあることも事実かもしれません。学業と仲間を天秤にかけたとき、学業のほうが重いのが私の悩みどころです。しかし、この悩みを解消するつもりはありません。なぜなら、自己成長は常に犠牲を伴うからです。また、成長を大きく実感するためには他人以上の努力が必要です。学業に言い換えれば、他人が遊んでいるとき、勉強しているとき、寝ているとき、勉強していなければ大きな成長は見込めず、人の上に立つことはできません。時には息抜きで仲間との時間をとることも必要です。しかし、ずっとそこにとどまってはいけません。自己成長を実現するには現状に満足するのではなく、さらに上を目指し常に努力し続けることが必要です。「できる限り多くの時間を学業に費やし、努力し、学業を通じて成長し続ける」という目標の実現に勤しみ続けるのが私にとっての勉学の苦労です。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 今までの文章からわかるように、ドラム練習と学業に力を入れてきました。
ドラムに関して、本格的に取り組むようになったのは2022年1月1日からです。当時のバンドメンバーと初めてオリジナル楽曲のレコーディングをした際に音楽関係者からお褒めの言葉をいただいたことがきっかけになりました。レコーディング後に、「大学生とは思えない腕前だ!」と僕の腕を賞賛してくださいました。友人から褒められる機会は何度かありましたが、過去に音楽の道を歩んでいた方から激励されることはなかったので印象に残っています。これ以降、私は自分のドラム技術を向上させるために常に努力しています。最終目標はドラムソロの習得です。この目標達成に向かって日々基礎練習や楽曲練習をしています。スタジオで練習しては自分の技術不足に落胆しています。時には心が折れそうになる時もありますが、ドラムをやめようと思ったことはありません。なぜなら、私には学業で培った自信があるからです。先述したように、私は学業という生徒・学生に対し機会が平等に与えられている(明治大学付属中野八王子高等学校と明治大学における)分野でトップになることができました。日々努力を重ねた結果、入学当初は夢にも思わなかったことを実現させることができました。これが自信となり、今はドラムという全く畑違いの分野でも必ず実力が証明されるときが来ると信じています。この心持が原動力となり、私はどんな困難に直面してもドラムを諦めることなく続けられています。今後も新たな技術の習得や既存技術の底上げを続けていくつもりです。
学業に関して、私は留学資格を取得するために好成績が修められるよう勉強してきました。その結果、第一志望校であるオーストリアのUniversity of Viennaへの協定留学候補生になることができました。留学を志し始めたきっかけは中学3年次、初めての海外(フィンランド)へ旅行に行ったことです。アメリカやイギリスのような有名国ではなく、フィンランドを訪れたのは母の友人(日本人女性)に会うためでした。その友人に関して、私は幼少期に何度か日本で会ったことはありますが、ほとんど覚えていませんでした。現地で実際に本人にお会いし話を伺うにつれて、彼女の生き方にあこがれ、私も『英語を駆使して海外で働きたい』と思うようになりました。その後、私は海外で働くための第一段階として『大学在学中に留学を実現させる』ことを目標に据えました。それと同時に英語力強化が図れる国際日本学部への進学を目指しました。しかし、中学3年次・高校1年次と学業成績が振るわず、留学以前に国際日本学部への進学も危うい状況でした。現状打破が必要だった高校2年次に、突然私の中に怒りと悔しさがわき始めました。その当時、勉学に一番力を入れていた私の成績が部活動に力を入れていた他の生徒より低くかったのです。この状況に非合理性を感じた私は、勉強の量と質を向上させるべく努めました。しかし、得意科目の成績は改善できた一方、苦手科目はなかなか結果が出ませんでした。そこで、私は苦手科目と得意科目の勉強法を比較し、結果を残せない要因を演習量不足と特定しました。苦手科目の復習は毎日行い、テスト対策は4週間前から始めました。その結果、苦手科目を克服し学年1位の成績が修められました。そして、国際日本学部への切符を手にしました。大学1年次の講義開始時には、留学権利を獲得するべく好成績を修める気満々でした。しかし、この際も勉学に関する困難に直面しました。高校時代に実践していた勉強法は大学には通用しませんでした。なぜなら高校と大学で必要な力が異なっていたからです。高校では暗記力が問われる一方、大学では思考力が重要視されています。競争率が高いUniversity of Viennaへの交換留学生になるには高いGPAやTOEFL iBTスコアが必要です。そこで私は自分に最適な勉強方法を考えなおしました。高いGPAを取得するために、文章の書き方を両親やネットから学びました。文章を書く経験を積むことで課題エッセイやレポート作成を得意分野にしました。また、英語力向上のために、単語やTOEFL iBTの模擬問題を日々解き続けました。自学自習だけでなく講義も意欲的に参加しました。英語と日本語開講科目どちらにおいても疑問点や意見がある場合には即座に先生に質問し自分の興味のある分野への理解を深めました。その結果、GPA・TOEFL iBTのスコアが評価され、University of Viennaへの留学切符を手にすることができました。この文章を書いている今(2022/8/24)から3日後にはオーストリアへ旅立ちます。言語も講義難易度も異なるオーストリアで自分がどれだけ成長するかワクワクしています。おそらく数多くの問題に直面し、自分の実力が通用しないときが多いと思います。しかし、訓練を通じれば適応できると確信しています。学業に関する困難はたびたび乗り越え、結果を出してきた自信がありますから。

卒業後のビジョン、進路について

 大学卒業後は企業へ就職するつもりです。その後、3~5年勤務した後はMBAや大学院留学を考えています。ビジネススクールに関しては、デンマーク・アメリカ等、大学院はスイス・フランス・ベルギー・エストニア等を検討する予定です。海外の学校を卒業した後は、欧州あるいは米国の企業で働きたいです。また、それと同時にプロドラマーとしての道も切り開けるように精進するつもりです。プロになった後の最初の目標は、プロセッションドラマーとして経験を積み、その後独立し欧州でバンドを組みたいです。最終目標はDeep Purpleのように世界で活躍できるようなバンドを結成し世界ツアーを行うことです。

後輩へのメッセージ

 私は2つのメッセージを送りたいと思います。先に忠告しておきますが、これはあくまでも私の経験から語れるメッセージです。そのため、万人に当てはまることではありません。鵜吞みにしないようにしましょう! 今から記すメッセージは原材料です。どのような加工品を作るかはあなたたち次第です。
1つ目のメッセージは『自分の性格に合った目標を立てる』。例)負けず嫌いな人の目標=誰にも負けないような点数を取る、面倒見がよい人の目標=ノートを見ずに流れを説明できるまで理解し、他人に教える等。目標を立てる際のポイントは、内的動機に基づく目標を立てることです。自分の感情が掻き立てられるような目標を立てられれば、その目標を達成できる可能性は高くなると思います。私の場合は、負けず嫌いだったので誰にも負けないような成績を修めることが目標でした。
 2つ目のメッセージは『自分の好きに生きる』。自分のかなえたい目標や夢に関しては、周りの目を気にせずに挑戦してみてください。好きこそものの上手なれというように、自分の好きなことを毎日やっていれば、いずれそれが特技になっているはずです。目標や夢は追いかけるものであり、叶えるものです。私の場合は、ドラム練習と学業に励んだ結果、双方ともにある程度のレベルまで上達しました(プロ音楽家・友人・知り合い・両親曰く)。
最後に、一つ助言です。誰かに合わせるのではなく、自信をもって自分の道を進みましょう。自分の人生の主役は誰ですか? きっと自分ですよね。そうである以上、誰かの真似をして生きる必要はないでしょう。誰かの生き方を参考や目標に据えるのは良いと思います。しかし、目標となる人に近づくための努力方法は自分で考えてみてください。自分オリジナルの努力を積み重ね、良い結果を残せれば、自分を認められるようになります。それと同時に自分に自信が付きます。自分を受け入れられた経験のある人の意志は強いです。自分の選択を信頼し、自分の道を堂々と切り開けますから。これができるようになれば、悔いなく生きることができると思います。後悔をしたくなければ、ぜひ己の道を歩んでみてください。

明治大学 商学部 商学科
丹羽弘人
2019年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学には、ビジネス系の学部がいくつか設置されていますが、商学部もその1つです。「商」という文字から、商人や商取引を学ぶ学部というイメージを持つかもしれませんが、実際の学びでは、ビジネスを様々な角度から学び、経済、経営、金融など全般的に触れることができます。
 1、2年生の時に、外国語、第二外国語に触れながら、商学のあらゆる分野の基礎を学び、3年生になると7つのコースから「何を学びたいのか」を軸に分野を選択することができます。
この7つのコースには、マーケティング、マネジメント、グローバル・ビジネスなど多彩に設置され、選択した分野について専門的に学ぶことができます。
そのため、1,2年次においてあらゆる分野の基礎を学びながら、「何を学びたいのか」を軸に進路を徐々に明確化することが求められます。勝手なイメージで決めるのではなく、1,2年次に様々な分野の授業を履修し、まずは触れてみることをお勧めします。
 また、4年間外国語を学ぶことができる点も、商学部ならではの特長だと言えます。大学生になると、自ら学ぶ姿勢がなければ、自然と英語から遠ざかってしまいます。英語を学ぶ機会が設けられていることで、英語への意識が低下することなく、ビジネスの現場で通用する英語力を身につけることができます。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 上記にも述べましたが、様々な分野に触れることができ、いずれは自分が「何を学びたいのか」が見つけられることで、充実した学習に繋がると思います。
 商学部では、2年次になるとゼミが始まります。ゼミとは、大学生活において充実した時間が送れる最良のコミュニティであり、他学部では3年次から始まりますが、これを1年早く履修できることは大きな魅力になります。そして、商学部のゼミは2つのゼミに所属できるため、「商学専門演習」と「総合学際演習」から専門的な知識と幅広い教養を身につけることができます。
 少人数で学習するため、学生同士が内面で融合し、良好な人間関係の構築に繋がります。ゼミでできた仲間は、大人になっても大切な仲間になります。また、他学年とも交流する機会があるため、進路の相談ができる先輩方や大切な後輩とも触れ合うことができます。
 各ゼミによって学習方法は異なりますが、フィールドワークや輪読、産学連携に挑戦するゼミもあります。どのゼミにも共通して言えることは、学習を通し、自然と仲間との和が構築され、学習目標が達成できたときは大きな達成感を味わうことができるという点です。
②学習において苦労したこと
 苦労したことはゼミへの入室試験です。「総合学際演習」は各ゼミで大きく学習内容が異なるため、自分が興味を持ったゼミに志望しました。「商学専門演習」のゼミは3年次の7つのコースに沿って設けられ、興味のあるコースと各ゼミの違いを明確化することが難しかったです。
 また、ゼミは自身が志望するものに必ずしも入室できるわけではなく、入室試験に合格しなければ、そのゼミへの入室は認められません。試験方法は様々であり、志望理由書をはじめ、面接やエッセイの提出、筆記試験が設けられています。各々自己PRと入室を希望する理由が求められるため、早期の情報収集と自分の武器を見つけることに励む必要があります。高校生活から何事にも一生懸命に取り組むことで、このような場に活かせる武器を身につけられると思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
成績の向上に励んでいました。私は、決して全学部を選択できるほどの高成績ではなかったです。そのため、日々の朝小テスト、授業内小テストの勉強に励み、平常点の満点を目指していました。中間・期末テストも重要ですが、それ以上に平常点は重要なものだと考えていました。確実に取れる点数をしっかり取ることで成績を維持し、商学部に進学することができました。
学業以外の面では、3年間学級委員長と部長を務めていました。これまでに経験していなかったことに積極的に挑戦することを意識していました。この経験は今でも「やって良かった」と言える経験であり、高校生活を振り返る上でいい思い出となりました。
 高校生のときに「これを頑張った!」と言えることができれば、今後の自身の強みになると思います。目の前のことを一生懸命に取り組むことで色々な発見ができると思います。
②大学入学後
 学業に励むことがまずは重要だと思います。それと共に部活動やサークル活動、アルバイトなど、自分自身が注力できるものを見つけることが大切だと思います。学業成績は、卒業にはもちろん、ゼミの入室試験や就職活動においても求められることがあります。学業を疎かにして、自由な挑戦ができる時間を無駄にしてしまうことは勿体ないことだと思います。また、学業だけでなく、学業以外にも一生懸命になれることを見つけることが大学生活において重要だと思います。
 学業、遊ぶこと、部活動やアルバイトなど、どれかだけに注力するのではなく、バランスよく時間を費やし、自分をコントロールすることで充実した生活になると思います。

卒業後のビジョン、進路について

 現在、民間企業への就職に向けて、インターンなどに参加しています。自分がどの業界に興味があるのか、どんな職種に就きたいのか、自己分析をしています。
 正直なところ、自分の強みが認められない点も多々あるため、自信がなくなりそうなときもあります。このようにならないためには、学生時代に「これを頑張った!」と自信をもって言える経験をどれだけ積めるかだと思います。
 私の周りには、公認会計士や税理士を目指す友人もいます。大きな挑戦をしている仲間を見ると、とても刺激を受け、かっこよく見えます。日々の勉強は大変だと話をききますが、友人の表情はとても清々しいものでした。
みなさんも、ぜひ様々なことに挑戦してほしいと思います。

後輩へのメッセージ

 私が在校生のときは「商学部が人気らしい」「商学部は取得単位が多いらしい」など、様々な情報が出回っていました。しかし、そのような信憑性のない情報に流される必要はありません。実際に進学してみなければ、分からないこと、未知なことは沢山あります。自分が「どんな学問に興味があるのか」「何を学びたいのか」を軸に志望学部を決めてほしいと思います。情報を鵜呑みにせず、目の前の課題や小テスト、行事、部活動を一生懸命頑張ってほしいと思います。
 高校生活でしか味わえない楽しさや思い出は、本当に沢山あります。「楽しく!」を大切に、残りの学校生活を送ってください。応援しています。

明治大学 経営学部 公共経営学科
北島渚
2019年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 経営学部に関して、①多くの方が想像するであろう経営の勉強のみでなく、幅広い分野の授業が用意されている、②ある分野を集中的に学習するゼミナール制度の2点について以下で伝えることができればと思います。
①について
経営学部と聞くと、会社の経営に関する内容を勉強する学部、社長など管理職を目指す人が多くいるといった印象を持つと思います。会社経営や会社の組織に関する授業は他学部に比べて多く設置されていますが、スポーツや身体の仕組みに関する授業、レポートの書き方に関する授業、他国の文化を学ぶ授業なども設置されており、幅広い分野を学習することができます。その他にも、データを分析する際に使う数学の知識やグラフを用いて分析する授業など、理系から文転した方にも有意義に感じてもらえる授業も多いのかなと思います。以上のことから、将来の目標がまだ定まっていない方は、経営学部の授業を通して新たな目標を見つけることも可能ではないかと考えます。
②について
経営学部では多様な分野のゼミナールが設置されています。いわゆる「ゼミ」といったもので、2年〜2年半の間に少人数クラスで特定の分野の研究を行います。経営学部には約50のゼミがあり、経営の手法を中心に研究するゼミから、身体のつくり、他国の文化や社会構造を研究するゼミなど、こちらも幅広いです。私はイギリスの文化を研究するゼミに入り、先生のご指導を頂きながら楽しく研究活動を行っています。個々のゼミ生が研究のテーマを自由に決めることができ、コロナウイルスの影響がなければ、イギリスに現地研修に行くこともできることが魅力ではないかと考えます。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さについて
 やはり専門的な知識、より実践的な内容を学ぶことができることに面白さがあるのではないかと考えます。1・2年次は教養科目と呼ばれる、経営や経済を考える際の基礎となる理論の学習が主となりますが、次第に内容が専門的になっていきます。例を挙げると、3年次から履修できるスポーツ・マーケティング論ではスポーツに関連した経営手法や客層のターゲットを定める方法、NPO経営戦略論ではNPO組織における通常の企業とは異なる運営の方式を学ぶことができます。
また、大学では授業内でグループディスカッションを行う時間も多く設けられています。そこでは、自分とは異なる経験や知識を持った他の学生から、異なる視点での意見を得ること、自分では気づくことのできなかった考えを知ることができ、学習の面白さの一つとして挙げられます。
②苦労したことについて
大学の授業以外の時間を上手く使うことに苦労したと2年半を振り返って感じました。大学の授業に関しては、授業形態が対面授業とオンラインでのリアルタイム型、オンデマンド型の3形態が主にあります。オンデマンド型は授業外で視聴する時間を作らなければならず、加えて各授業で小レポートなどの課題も提示されるので、自分でスケジュールをコントロールして取り組む必要がありました。また、その他にもアルバイトのシフト、私が取り組んでいるビーチサッカーのチーム練習に参加する時間などを自分で調整しなければならず、慣れるまで時間が掛かりました。
さらに、授業の期末試験について、内容のみを完璧に覚えたがテストの回答に困る場合があることも苦労した点であると考えます。大学では授業内容に絡めて、自分の意見や考えを論述するテスト形式が多く存在し、内容を理解していること、それに対する自身の考えを持つことが要求されます。そのような試験に向けて、日頃から授業内容を復習する習慣を持つことと様々なトピックに対して自身の考えを持つ練習をすることを高校のうちから心掛けると良いのではと考えます。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 私はプロサッカーチームの運営に携わることをかねてより目標としてきました。しかし、そのような進路に当てはまる方が多くはないと思いますので、多数の方に当てはまりそうな点と合わせて、以下、お伝えします。
①高校在学時
自身の将来に向けては、スポーツと経営に関するニュースを注視する、多くのサッカーチームの経営方法を自分の目で捉えるために現地に赴くことを主に意識していました。前者において、大学のレポート課題を考える際にも頭の中にある潜在的な材料として活かすことができ、コロナウイルスによるスポーツへの影響を考える上でもとても役立ちました。その点、皆さんが今、興味のある事柄に関するニュースに注目し、ノートなどにまとめておくことをアドバイスします。後者において、「百聞は一見にしかず」という言葉があるように現地に行くことはとても重要であったと振り返って感じます。高校在学時には部活動を行いながらも、約100試合のプロサッカーの試合を現地で観戦し、クラブ経営に関する様々な考えを知ることができました。後に述べる関東ビーチサッカーリーグの運営にも活かすことができています。
全員に向けては、様々な資格にチャレンジすることが良いのかなと思います。経営学部に絞って述べると、高校在学時に簿記検定3級を取得していれば、大学で簿記の発展クラスに入ることができ、そうでなくても「簿記論」という必修の授業をかなり楽に進めることができます。また、多くの資格を持っておくことは大学でのアルバイト探しや就職活動を進める上でも活かすことができ、積極的に取得することをお薦めします。
②進学後全員に当てはまること
全員に当てはまることとして、学業の他に他人とあまり被らない経験をすることをアドバイスします。大学では自身の都合に合わせて時間割を組むことも可能であり、自由に使うことのできる時間をかなり多く作ることができます。その中で様々な経験をすることが大学の本質の一つとも言えるのではないでしょうか。アルバイトや部活動、サークル活動の他にも、ボランティア活動や自身の目標に繋げることができるような活動に取り組むこともでき、それらは必ずどこかで活きると感じています。
実際、私の場合はビーチサッカーの社会人チームに加入し、プレイヤーとして関わる他に、関東リーグの運営やチームの広報活動といった仕事も行っています。これらは他人と被りにくい活動であり、現在の自分の強みにすることができました。このように何か自身の強みを作ることを大学ではお薦めします。
③資格試験を志す方へ向けて
経営学部で取得を目指す資格の一つに公認会計士が挙げられると考えます。経営学部の会計学科には、公認会計士や税理士など「会計のプロ」を目指す学生のために、高度職業会計人養成トラック「CAP(Course of Accounting Profession)」と呼ばれるシステムが設置されており、資格の取得を目指すことができます。
また、中学・高校の社会科目の教育職員免許状を取得することも可能であり、数万円ほどをプラスで払えば、教職課程の授業を受講することができます。私は現在、教職課程を受講しており、一般の学生と比べて4年間で約40の授業をプラスで受ける必要があるなど、大変な部分がありますが、大きなやりがいを感じており、将来教員を目指さない方にもお薦めできると考えています。

卒業後のビジョン、進路について

 私はプロサッカーチームの運営に携わる事を最終的な目標としています。昔から私の好きなチームが優勝する瞬間に自身が関わりたいという考えがあったためです。大学卒業後は直接サッカーチームに就職する選択肢もあるのですが、先日、実際に現場で働いているスタッフの方から「一度、一般企業で社会経験を積んでおいた方が、より自身の力を発揮しやすい」といったアドバイスを受け、現在はスポーツ事業に関連した企業への就職を第一に考えています。
 経営学部のOBOGの方々の就職先を調べてみると、様々な業種の一般企業への就職が多いように思われます。しかし、決まった型は存在せず、自身の目標に向けた取り組みやキャリア設計を行うことができれば、目標の実現に繋げることができると考えます。経営学部には、納得のいくキャリア形成のための「就職・キャリア形成支援」といったサポート形態もあり、有効に使うことができます。

後輩へのメッセージ

 このように経営学部では、会社経営の手法のみならず、幅広い分野の知識を学ぶことができ、大学卒業後の進路選択の幅を広げられると感じています。今回、私が書いた内容は経営学部のほんの一部の側面にしか過ぎませんが、皆さんの学部選択の参考になれば幸いです。
また、大学に入ると、今までの学校生活の形態と大きく変わり、自主的に何かを行う、何かに挑戦することが求められます。私は中学・高校在学時の学年主任の先生が掲げていた “Dynamic Challenge” といった標語のおかげで、大学入学前にも様々な事柄にチャレンジすることができました。振り返ると、高校の時に挑戦した経験が、現在のビーチサッカーに関する活動や課題レポートの題材を決める際に大いに活きていると考えます。大学の付属校に入っているからこそ、優位性を活かして皆さんも多くの経験を高校のうちから積んでいただきたいと思います。皆さんの益々のご活躍をお祈りしております。

明治大学 政治経済学部 経済学科
小嶋笑依
2019年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

政治経済学部について、学科の選び方について説明しようと思います。1番伝えたいのは、学科選びの重要性です。入学して感じたのは、思っていた以上に自分の学科に関連する授業が中心となってしまうということです。もちろん同じ政治経済学部なので、学科関係なく授業を受けることができますが、必修科目や卒業単位数など現実的なことを考えると、そこまで自由は効かなくなるのかなと思います。入学前に、具体的に各学科のことをイメージして自分に合うか判断することは難しいと思いますが、できる限り学科について知ることが大切だと思います。大学の授業は、高校までとは異なり、1つの分野に絞って学ぶ、研究するというものに近くなります。だからこそ、自分の得意、好きではない分野を学ぶ学科を選んでしまうと大変だと思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

[学習の面白さについて]
大学生になると時間割から課題管理まで全て自己責任になります。授業も出席が義務ではなくなり、良い意味でも悪い意味でも自由です。だからこそ、自主性がなければ良い学びも得られないと感じています。また授業を通して今まで自分が関心のなかったことに対して興味を持つことができ、さらにそれらに関する授業を選び受講できます。このように、1つのことをどんどん追求して学びを深めることができる点に面白さを感じています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
私はギリギリまで行きたい学部が決まっていませんでしたが、だからこそ自分が進学したい学部が決まった時に困らないように成績の向上に努めていました。大学生になった今、中学、高校時に勉強という1つのことに対してこだわりを持って取り組み、結果を残せたことは大きな自信になっています。
②進学後全員に当てはまること
部活動やサークル活動、アルバイト、学業など何でも良いのでなにか自信を持って頑張ったと言えるものを一つは持っておくといいと思います。大学生はとにかく自由なので、何も行動を起こさなければ、ただ時間が流れていくだけです。しかしその分やりたい事を実現できる期間でもあると思います。大学生時代しかできない経験を積んで自己の強みになるスキルを身につけることをおすすめします。

卒業後のビジョン、進路について

大学卒業後は、就職を考えておりますが現時点で具体的に就きたい職業が決まっていません。政治経済学部に進学しようと思った理由でもありますが、どんな職業にも対応できる学部であると考えています。

後輩へのメッセージ

高校生の時は日々の勉強に追われて、嫌だな、面倒くさいなと感じることが多いと思いますが、ここまで誰かに勉強を迫られることは高校生までです。大学生になったら、今までのように自分を細かいところまで指導し、面倒を見てくれる人はいなくなります。私自身も、高校生の時には早く自由な環境が欲しいと思っていましたが、大学生になった今は高校時代に戻りたいなと思うことが多くあります。自分が今置かれている環境の良さは実感しにくいと思いますが、高校生には高校生の良さ、大学生には大学生の良さがあると強く感じているので、今の時間を大切にしてほしいと思います。そして、大学進学後も貴重な時間を無駄にしないために、小さなことでもいいので何か1つ自分で成し遂げたいことを決めるといいと思います。

明治大学 法学部 法律学科
天沼翔太
2019年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

はじめに、大学について入学後に感じたことをご説明します。大学生活を約2年半経験し、私が最も強く感じたことは、主体性・積極性の重要性です。中学、高校までは、学校に決められた時間に登校し、クラスごとに決まった授業を受けるというような受け身型の生活をおくっていましたが、大学はそうではありません。時間割は各自で考え、手続きも全て自己責任で進めます。何にも縛られずに自由な選択をすることができるという点ではとても魅力的に思われるかもしれませんが、自分で考え、動くことのできない者は淘汰されてしまいます。進学してからそのギャップに苦しまないためにも、今のうちから自分で考え、様々なことに挑戦する経験を積むことをおすすめします。
次に、法学部について感じたことを2点ご説明します。1つ目は、法曹・公務員を目指すのに適した環境であるという点です。私はこれらの職業を志望していないため、その実情を具体的に述べることはできませんが、これらの職業を志望している友人の話を聞くと、授業についても、その他の制度についても非常に充実しているとのことでした。
2つ目は、法学部における学習は想像以上に将来に役に立つという点です。みなさんの中には、法曹・公務員志望の人以外は、法律を学んでも社会に出てから活かすことのできる機会はないと考えている人がいるかもしれません。しかし、実際のところ法律の学習は様々な面で活かすことができるものです。たとえば、法律の学習を通じ磨かれる論理的思考力は、他の科目の学習はもちろん、アルバイトや日常生活、社会においても求められる非常に重要な能力です。また、法律は社会におけるほぼすべてのものと強く結びついているものであるため、法律の学習をすることで世界の見え方が変わります。わかりやすい例を挙げると、法律の学習をすることで新聞やニュースから得ることのできる情報量が圧倒的に増えました。このように、法律の学習は人生をより豊かにするものであると言っても過言ではないでしょう。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

学習の面白さについて
法学の魅力はやはり論理的思考力です。これらの学習においてはその大枠から細部に至るまで論理性が求められるため、1つ1つピースを埋めていくパズルのような面白さがあります。また、三法の学習においてはニュースで見たり自分が当事者として経験したりするようなケースを想定して法律を検討することが多々あります。はじめは、直感的・主観的な考えと、論理的・客観的な結論のギャップに違和感を覚えるかもしれませんが、学習を進めることで、社会に出てからも活かすことのできる論理的思考力を身に着けることができます。
研究の面白さ
ここでは、3年次からはじまるゼミでの活動についてご説明します。私は、ゼミの魅力は大きく2つあると考えます。1つ目は、ゼミ生、先生と深く関わることができるという点です。これはほぼ全てのゼミに共通する魅力です。ゼミでは少人数でコミュニケーションを楽しみながら学習・研究を進めるため、他の一般的な授業とは違った魅力があります。また、どの先生方も大変興味深い研究をされていたり、学外でご活躍されていたりするため、とても刺激的なお話を聞くことができます。
2つ目は、研究それ自体の面白さです。こちらは、私の所属するゼミ特有の魅力になります。私のゼミでは、「持続可能な企業社会のために」といったテーマで会社法の研究をしています。このテーマはわかりやすく述べると、近年注目されているSDGsと企業、法律の関係を考えるというものです。このような先端的な研究をされている学者の方は日本全国を探しても少ないため、未知の問題に立ち向かうという面白さがあります。また、先輩方のお話を聞くと、この研究は就職活動においてや、社会に出てからも非常に役に立つものであるとのことでした。これはあくまで一例ですが、どのゼミも特有の魅力があるため、自分の価値観にあった興味深い研究をすることができます(法律と全く関係のないものもあります)。
苦労したこと
法律科目は対面での筆記試験で単位認定が行われるため、その対策が大変です。多くの科目には出席点や小テストといった平常点が存在しないため、まさに自ら主体的に授業に参加し、学習することが求められます。また。中学高校の一問一答のような形式の試験とは異なり、大学の筆記試験では論述が求められます。具体的にご説明すると、法律についての理解を深め、答えのない問いに対する自分なりの結論を構築し、論理的に説明することが求められます。
ですが、心配しすぎる必要はありません。授業の中で答案の作り方についての説明がなされたり、学習のサポートをしてくれるような制度が整っていたりするため、これらを活用し、きちんと学習をすれば難しい試験にも立ち向かうことができます。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

高校在学時
私が高校時代に意識していたことの中で、みなさんにも絶対に意識してほしいことが1つあります。それは、高校3年生の2、3学期を活用するということです。言い換えると、付属校の強みを活かすということです。たとえば私は、TOEICの学習やパソコン関連の資格試験、読書に注力しました。付属校の高校3年生は、他の一般的な高校3年生と比べて進路の決定時期が早いといったアドバンテージがあります。このアドバンテージを活かし、様々なことに挑戦してほしいです。本を読んで視野を広げたり、資格の勉強をしたり、自分の将来について考えてみたりするなど、自分のやりたいことで構いません。実際に私の周りを見ても、この時期に様々なことを学び、挑戦していた友人たちは、とても充実した大学生活をおくっています。試験・成績から解放されて遊びたくなる気持ちもとてもよくわかりますが、自分の将来のためにもその時間を有意義に使ってほしいと思います。
進学後
大学進学後は、先に述べた通り様々なことに主体的・積極的に取り組むべきだと考えます。もちろんアルバイトやサークルでも構いません。自分から行動し、挑戦しなければ、大学4年間は何もないままあっという間に終わってしまいます。授業の時間割を自由に決めることができる点や、長期休暇がとても長いという点を活かし、大学生のうちにしかできない経験を積むことも大事だと思います。様々な人と関わり、様々なことに挑戦することで世界が広がり、人生がより豊かなものになるでしょう。私の個人的なおすすめは、接客業のアルバイトです。感謝の重要性を再認識し、人に優しくなることができます。

卒業後のビジョン、進路について

法曹やその他の法律の知識を必要とする専門的な職業は希望しておらず、一般的な就職活動をしようと考えています。
一部の専門的な職業を除き、「○○学部でないと就職できない」というようなものはありません。また、明治大学は就職活動のサポートがとても強いため、しっかりと人生設計をして目標から逆算して努力をすれば、理想に近づくことができると思います。

後輩へのメッセージ

法律の学習を進める上で、堅苦しさを感じることもあるかもしれません。しかし、そこから得られる論理的思考力や法律に関する知識は、必ず社会に出てからも役に立つものです。また、先に述べた通りパズルのような面白さ、数学的な思考に近いものがあるため、理系の方も楽しめる学問であると考えます。
大学生活は、自分で選択し、自分で作り上げるものです。みなさんが自分に合った環境で、様々な刺激的な学びを得ることができるよう願っています。

白梅学園大学 子ども学部 子ども学科
築山 充花
2018年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 2年生からはほとんどの学生が自分の希望資格取得に向けて実習に行きます。夏休みや春休みと実習の日程が重なるため、長期休みを利用して何かしたいと考えている人は1年生のうちにした方が良いと思います。
 実習前の2週間と実習中はアルバイト禁止です。また7月と1月はテストや課題が多いためアルバイトを入れすぎてしまうと大変になります。
 履修に関しては卒業必修の科目に加えて自分の希望資格の必修科目も多いため、必修科目だけで卒業単位に近づきます。
 他の大学に比べ人数も少なくほとんどの人が同じ科目を取るため、学科全員で受ける授業やクラス単位の授業が多いです。そのためクラスの人とは関わる機会も多いです。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 乳児や幼児、児童に関することだけでなく子どもの周りの大人や環境についても学びます。子どもに関する様々な分野についてしっかりと学ぶことができるため、学びの充実感があります。「子どもの食と栄養」や「子どもの保健」等の講義は、保育の仕事に就かなくても自分が親になった時に役立つ知識も学べるので面白かったです。
 私はピアノを習っていたのでピアノの授業は苦労しませんでしたが、初心者の子は童謡の簡単なものでも弾き語りをしなければならないため苦労していました。大学にピアノを練習できる場所はあるので空きコマを利用して練習すれば大丈夫です。
 私は絵を描くことが苦手なので製作や絵を描く課題は一番苦労しました。
 レポート等の課題にしっかりと取り組み、講義に出席すれば基本的に単位はもらえます。

どんなことに取り組んでいるあるいは取り組んできたか

 私は現在幼稚園教諭の資格取得に向けて勉強しており、卒業後に国家試験で保育士資格を取得しようと考えています。既に幼稚園と保育園へ1回ずつ実習に行き、保育者の考えや動き、子ども達の面白い発想や成長に多くの学びを得ました。
 3年次から始まるゼミでは子どもの権利や子どもに関する法律について考えるゼミに入りました。現在取り組んでいることは、少年法により加害者の名前は非公開であることや、被害者の実名報道の必要性についてです。

卒業後のビジョン、進路について

未定です。

後輩へのメッセージ

 白梅学園大学は落ち着いた雰囲気で学生も先生も優しく穏やかな人が多いです。高校までに習うことはあまり使いませんが、新しいことをいっぱい学べます。保育やソーシャルワーク等、白梅で学べることに興味がある人は資料やオープンキャンパスを参考にして考えてみてください。
 私は高3の夏に指定校推薦で受験することを決めました。早く決めるに越したことはないと思いますが、自分の進路なのでじっくり考えてもいいと思います。頑張ってください。

明治大学 総合数理学部 現象数理学科
大石 恵也
2018年度卒業生
大学、学部、学科に関して、⼊学後にわかったこと

 高校までと違い、自分の行動を全く制限されない。一見、自由で楽なように感じるが、全ての行動に責任が伴うので、自分自身を律する事が必要になる。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 オンライン授業がメインになってから、大学生活は実感できていない。ただ、通学の時間が無くなったことで、朝一番の1時限目や終了が19時近くになる5時限目なども、しっかりと集中して受けられるようになった。オンライン授業は基本的に自宅で、一人で受講するので、友達同士での疑問の解決や理解を深めることに苦労した。

どんなことに取り組んでいるあるいは取り組んできたか

 高校時代に学んだ微分、積分の応用や線形代数という空間などを意識した新しい数学の分野はもちろん、実際にパソコン上でプログラムのコードを書いて実行するまでを行うような演習形式の授業にも取り組んだ。一から自分で作ったプログラムが理想どおりに機能した時は大いにやりがいを感じる。

卒業後のビジョン、進路について

 大学院へは進学せず、就職しようと考えている。具体的に職種までは絞れていないが、大学で学んだプログラミングを強みにしたい。

後輩へのメッセージ

 コロナ禍で思うような高校生活が送れずに悔しい思いをしている人が多いと思います。ですが、その気持ちを大学生活にも持ち込んでしまうと、貴重な4年間が台無しです。何か1つだけでいいので目標を立てて下さい。そして毎日、その目標が達成出来たか振り返りながら毎日を過ごして下さい。みなさんの大学生活が実りのあるものになることを祈っています。

明治大学 農学部 生命科学科
小栁 瑠靖
2018年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 大学は高校と比べて非常に自由な環境でした。明八は特に校則が厳しいので大学に入学したらその環境の変化に驚くと思います。自由な環境というと良いイメージばかり思い浮かべるかもしれませんが、自由ということは自己の責任が大きくなるということでもあります。高校までは校則を守り、宿題やテストを頑張ればそれで良かったかもしれません。しかし、大学では研究室や就職活動など自主性が強く求められる場面が驚くほど増えます。大学に入学したら自分で考えて自分で行動するという経験をたくさん積んでおくと良いと思います。
 生命科学科について、入学前はほとんどの人が生命科学に関する企業に就職するんだろうというイメージがありました。しかし、全く生命科学の分野が含まれない企業に就職している人も少なくありません。そういった点では、思っていたより広い視野で社会に臨めるとわかりました。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 大学生になって人間関係が一気に広がりました。特にサークル活動でできた友達はキャンパスライフを盛り上げてくれるかけがえのない存在です。
 生命科学科の学生実験では、本格的な実験で基礎的な技術を身につけることができます。実験の行程のひとつひとつに意味があり、その意味を聞いたり調べたりして理解する時がとても楽しいです。
 1年生の時は、期末テストの期間は非常に苦労しました。試験範囲が膨大であるため、こつこつと勉強していても試験前は勉強に多くの時間を割きました。2年生の時はオンライン授業になったので試験がレポートに変わりましたが、レポートの作成もテストと変わらないくらいに苦労しました。

どんなことに取り組んでいるあるいは取り組んできたか

 自分は何かひとつの事に集中して取り組むというよりは、とにかく全体的に授業を真面目に受ける事を心がけました。大学では成績はGPAという数字で表されます。各授業の評価がS.A.B.C.Fでつけられて、Sならば4、Aならば3、Bならば2、Cならば1、Fならば0という数字に置き換えられ、その平均がGPAとして表示されます。生命科学科ではこのGPAが2.5以上有れば大学院に入学試験無しで進学できるそうです。自分は就職するか、大学院に進学するか1年生の時には迷っていた状態だったので進路の幅を広げるためにもしっかりと勉強し、高いGPAをとるという努力をしました。

卒業後のビジョン、進路について

 現時点では就職を考えています。環境問題などに関わる仕事がしたいと前々から考えていました。そういった就職先を探していますが現実はかなり厳しく、視野を広げて様々な分野の企業を調べています。今は食品系や化粧品系の企業にも興味を持ち、就活に励んでいます。

後輩へのメッセージ

 入学前、「大学は人生の夏休み」と先輩たちが言っていました。夏休みと言われるくらいだからかなり楽に過ごせるのだろうと甘い考えをしていました。皆さんは夏休みと言われてどんなことを思い浮かべますか? 海水浴? かき氷? カブトムシ? いいえ、答えは夏休みの宿題です。「大学は人生の夏休み」と言われるのは決して楽だからではなく、夏休みのように課題がたくさんあるからです。もちろん課題を終わらせれば、休日は友達と遊び、夏休みのように楽しく過ごせます。大学は勉強する場所であるということを忘れずにしっかり勉学に励み、楽しいキャンパスライフを過ごしてください。

明治大学 理工学部 建築学科
木下 晏里沙
2018年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 理工学部では、理工学部全体の全学科の人が合わさった混合クラスと、学科ごとに分けられたクラスの2つが存在するのが特徴です。そのため異なる学科の人とも語学や体育、実験などの授業を通して仲を深めることができます。建築学科の男女比率は理工学部の他の学科に比べて女子が多く、だいたい5:5です。建築学科の授業の中で最もハードな「設計」の授業では、実際に課題に対して自ら建築を考え、毎週段階的な小課題を行いながら、最終的には図面や模型の作成をし、作品として提出します。これはとても時間がかかるので、基本的に土日は机に向かって1日中作業をしていることが多く、締め切り前になると徹夜が当たり前のようになるので、入学前に想像しているよりも忙しく、遊んでいる時間はあまりありません。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 大学の授業は1コマ90分で、朝は9時から夜は19時までと高校に比べて長く、曜日によって始まる時間や終わる時間が異なるので生活リズムをつかむまでは少し苦労しました。設計の授業では建築学科全体約180人に対して同じ課題が出されますが、建築は正しい答えが1つに決まっているものではないので、まさに十人十色のように180個のそれぞれの答えが作品として現れ、1つとして同じものがないという点が非常に面白いと感じます。その反面、答えがないので迷走することも多く、課題にはとても時間がかかり、頭を悩ませることもよくあります。1.2年次は手書きで図面を書きますが、3年次からはPCでの図面作成や3Dモデリングを行うので作業に慣れるまでが大変でした。高校までで学んだこととは大きく異なるので大変ではありますが、その分やり切った時の達成感を感じることができ、同じ状況下にいる建築学科の仲間から意見をもらうなど、お互いに協力しながら切磋琢磨し合える点が楽しいと感じます。

どんなことに取り組んでいるあるいは取り組んできたか

 外を歩いているときふと周りを見渡すと、いたる所に建物が建っているのがわかると思います。人が人生で約9割もの時間を過ごすといわれている建物を設計するのが建築という分野です。きっとみなさんが思う建築は外から見た外装、あるいは内装のデザインをすることではないでしょうか。しかし建物を成り立たせるためにはそれだけでは足りず、人間が活動を行う場となる建物をいかに安全に、そして快適に過ごせるようにするのかという点も非常に大切になります。
 建築は意匠系・環境系・構造系という3つの分野に大きく分けられます。先ほど述べたデザインは意匠系にあたり、ほかにも様々な建築の事例を通して歴史や都市のつくられ方、建築に定められている法律などを学びました。次に環境系は室内の快適性を保つための空気の流れや音・光の感じ方に応じた空間の工夫の仕方や、より環境にやさしく快適性を維持する方法や設備機器について勉強し、構造系では計算を用いてどのような力がどのくらいかかるのか、また安全性を確保するにはどのくらいの耐荷重が必要かなどを求めます。同じく構造系に分類されるのが材料で、主に木材・鋼・コンクリートそれぞれの特性なども学びます。1.2年次ではこれら3つの分野をまんべんなく勉強し、実際に住宅や幼稚園、オフィスビルや集合住宅の設計課題に取り組みました。

卒業後のビジョン、進路について

 大学卒業後は大学院に進学する予定です。建築の中でも私たちの身の回りに当たり前のように存在している光や音の分野に特に興味をもったので、より専門性の高い知識や技術を身に着けることで、自分の強みにしたいと思っています。また将来は建築を通して人々に喜びや感動を与えることで、生活をより豊かにできる仕事をし、社会に貢献出来たらと考えています。

後輩へのメッセージ

 人生100年時代の現在、人生を24時間に置き換えて考えてみると、今のみなさんの年齢はまだ朝の4時半頃です。まだ起きてない人が多いのではないでしょうか。ということは今日1日をどのようにして過ごすのかを自分でいくらでも変えることができるということです。だから今から、興味のあることやいつかやりたいと思っていたことなどいろんなことに挑戦してみてください。そうすれば将来自分が何をしたいのかが少しずつ見えてくるかもしれません。いつかやろうと思っていても、授業中ボーっとしているといつの間にか時計の針が進んでいるように、時間はどんどんと過ぎていって、意外とその“いつか”は来ないものです。大学の学部学科選びは、この先何十年もの将来に大きく影響する選択になると思うので、たくさん調べてじっくり考えてみる時間をぜひ作ってみてください。

明治大学 国際日本学部 国際日本学科
田原 朱理
2018年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 大きなギャップはありませんでした。私は英語力をつけたい、フロリダのディズニーワールドへのインターンシップ留学に参加したいという気持ちから国日に入りました。英語のプログラムに関しては、1.2年次に必修の授業がたくさんあるだけでなく、ネイティブの先生が行っている英会話セッションのようなものや、TOEICやTOEFL対策の講義などもあり、とても充実しています。また、国日の学生は意欲が高く行動力もある人が多く、良い刺激を受けて自分も頑張らなければ、と思えますし、高めあえる友人ができるのも良いところだと感じています。
 留学制度については、本当に数多くのプログラムがあり、休学せずに単位を取得しながら留学できるものもあるので、自分に合ったものを必ず見つけられると思います。職員の方も親身に相談に乗ってくれました。ディズニーのインターンシップ留学については、定員割れすることもあると聞いていましたが、私の代は人気で多くの人が募集したため、落ちている人もいました。倍率に関しては年によると思いますが、ぜひ挑戦してほしいです。私は合格することができ楽しみにしていましたが、コロナウイルスの影響で延期している状態です。しばらく厳しいのではないかと言われています。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 国日の先生は多彩なキャリアを持つ方が多く、先生方自身のお話が面白いのはもちろんですが、外部からゲストスピーカーを呼んでくださることが頻繁にあるため、色々な見解を得ることができます。それだけでなく、生徒同士で議論をする時間がある授業が多いため、様々な考えを知ることができ学びが深まりますし、思考力や自分の考えを相手に伝える力も身に付いたように思います。難しい部分でもあり、やりがいを感じる楽しい部分でもあります。
 苦労したことは、自分の英語力不足です。私は旅行を含め海外経験が全くなく、英語は好きだけど得意というわけではなく、特に話すことは自信がありませんでした。高校1年次から国日に行きたいと思っていたので英語の勉強に力を入れていたものの、やはり大学入学当初は周りの英語力に圧倒され本当に辛く悔しかったです。その悔しさをバネに、英語力を向上させることができる環境を存分に活用し、今も勉強を続けています。

どんなことに取り組んでいるあるいは取り組んできたか

 3年次から始まったゼミ活動では、スウェーデンについて研究するゼミに所属しています。スウェーデンの社会システムを深く学び、日本との比較をすることで、より良い社会には何が必要なのか、どのような制度を日本に持ち込めるのか、といった研究をしています。中でも私は政治教育について興味があります。日本で若者の投票率が低いのはご存知だと思いますが、スウェーデン国内の投票率は80%を越えていて、若者の投票率も高いのです。その理由の一つとして考えられるのが、学校選挙(大人と同様の投票用紙を使い、実際に存在する政党に投票する、実際の投票を練習できるようなものです)という取り組みです。私は高校生までの授業で、政治の制度や形式について学ぶことはあっても、リアルタイムで起きている政治に触れたり意見交換したりすることはほとんどなかったように思います。それが日本の投票率の低さ、政治意識の低さに繋がっていると考え、日本の教育を変えるにはどうすべきかをスウェーデンを参考にしながら考えています。いずれは学校選挙を中学生や高校生に行うことも考えています。もし実現したらぜひ明八生にも参加してほしいです!!

卒業後のビジョン、進路について

 まだ明確なビジョンは決まっていませんが、小学生の頃から漠然と描いていた「日本と世界を繋ぐ仕事をしたい」という夢を叶えたいと考えています。もちろん抽象的な想いであるため、今後どのようなアプローチでこの夢を叶えたいのか、具体的にどういう自分になりたいのか、深く考え見つけることができたらと思っています。ちなみに、この想いは国日に入ってより一層強まりました。

後輩へのメッセージ

 私は高校から明八に行きましたが、大学生になった今でも明八時代の友人とは定期的に会っていて、本当に素敵な仲間ができたと感じています。たまに高校時代に戻りたいなあなんて思ったりもします。毎日早起きして山奥に通うことや、厳しい校則(笑)でも、全部が本当に今しかない青春だと思うので、何もかも全力で取り組んでほしいなと思います。コロナで悔しい思いをすることも多いかもしれませんが、負けずに楽しんでください!!何かあれば遠慮なく頼ってください、相談してくれたら嬉しいです。大学で待っています!

明治大学 情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科
高澤 麿見
2018年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 入学後は「大学では誰も教えてくれない」ということを実感しました。中学高校では、課題の提出の時にはお知らせがあり、出し忘れたら注意され、難しい課題は教えてくれる人がいます。しかし大学には“自分で探さない限り”そのような存在は現れません。出し忘れたら単位を落とす、わからないままにしていたらおいていかれます。でも「知りたい、やりたい」を伝えれば、大学はとことんサポートしてくれます。教授は広く深い知識や考え方をもって助けてくれます。そのような環境で、大学は「すべて自分次第」ということに気が付きました。情コミ学部に関しては、クラスのつながりが薄く、少し寂しいです…。ですが私が想像していた「情コミの自由」よりももっと多様な「自由」があることを知りました。情コミの学生、教授には自分の考え方や固定観念に縛られない自由さがあると感じます。考えること、良いと思うこと、好きなこと嫌いなこと、できることできないことは皆違うということを気づかせてくれました。自分にはないものをたくさん得ることができます。その自由さは情コミ学生になってわかりました。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 必修科目がほとんどなく、時間割やカリキュラム、コースを自分で作るのが情報コミュニケーション学部です。この学部が自由と思われる理由だと思います。情コミでは3年生に上がるときに0から自分で自分のカリキュラムを作成し、それに基づいて自身の研究の方向性をまとめたものを大学に提出しなくてはなりません。その時は自由さがゆえに研究分野を絞り込んだり自分の将来について考えたりするのにたくさん迷い、とても苦労しました。ですが、ここで研究の大変さと楽しさは背中合わせであることを伝えたいです。初めは興味のある授業を適当にとっていました。楽しいけれど適当にとったから、分野はばらばらで収拾がつかなくなって、自分は何がしたいのかわからなくなりました。でも迷っているうちに自分がワクワクすることに共通点が見えてきて、てんでばらばらだったはずの授業がつながる瞬間がありました。その時に「学ぶって楽しい、もっと知りたい」と思うことができました。幅広く自由に学べる情コミだからこそ感じることのできる楽しさだと思います。

どんなことに取り組んでいるあるいは取り組んできたか

 入学当初「大学生は自由だ!」と思っていたので、やりたいことは全部やろうと思い、現在は高校の頃から興味があった教職課程を履修し、学部設置の英語強化プログラム“SPICE”に参加し、サークルは明治大学の団体と他大学の団体に所属しています。また、サークル費や友人との交際のため、飲食店でアルバイトもしています。教職課程に関しては他の学生より履修科目が多く、それに伴い課題も多く大変ですが、学部の授業と通ずる点があったり、他学部の学生と交流が生まれたり、とてもやりがいがあり面白いです。SPICEは20人の少人数クラスです。100分間英語のみで講義・ディスカッションを行い、毎週課題がでるため、授業も課題も正直少し大変です。が、クラスでの活動がほとんどない中で唯一4年間固定のクラスで仲が良く、英語の学習はもちろん、他の授業の情報交換や学外での交流も多く、私の大学生活には欠かせない存在です。サークルに関して今は活動制限によりほとんど活動できていませんが、練習はもちろん、季節ごとのイベントなどもあり、学年の垣根を超えた交流がとても楽しいです。私はインカレサークル(複数大学の学生から構成されるサークル)に所属しており、いろいろな大学と交流できて、サークルのこと以外に授業や就活の事など、様々な角度からの意見を知ることができるのも、魅力の一つだと感じています。

卒業後のビジョン、進路について

 小さい頃から漠然と外国語を使って働きたいと思っていました。大学に入ってからもその気持ちは変わらず、また、海外の文化に興味があるため海外で生活したいという大きな夢があります。現実的には所属しているゼミの“第二言語習得の心理学”の研究への興味と、何かを企画して人を楽しまることが好きなことから、その二つを生かせる何かを探しています。学校の先生も視野に入れています。

後輩へのメッセージ

 高校生の私は「大学生って自由でいいな」と思っていました。大学生になった今、実際に自分のやりたいことはだいたい何でもできて、毎日が充実してとても楽しいです。一方で、自由さのあまり、ふと自分のやっていることが間違っていないか、自信がなくなり迷うことがあります。そんなときはメリットが多い選択肢を取り入れるようにしています。これは高3の時に明八のある先生に教えてもらったことです(笑)。何か迷っているときは、どうしても心配なことや不安なことに目が向きがちですが、不安なことって考えれば考えるほど浮かんできませんか? もちろん不安なことをしっかり認識することも大切ですが、少しでも楽しい事やワクワクすることが多いことを選んだほうがきっと自分にとっていい選択ができるのではないでしょうか。高3でその考えを教わり、当時理系クラスだった私は文転することに迷いを感じていましたが、情コミを選んで、いま「良かった!」と思っています。それと、「間違えた…」と思って元に戻ってやり直すことはできませんが、そこから変えることはできます。これから何かを選ばなきゃいけない場面が沢山あると思います。簡単なことではありませんが、深刻になりすぎずにゆっくり自分と向き合ってみてください(それができれば苦労してない、というツッコミはなしでお願いします)。考えて迷った分だけ、将来の引き出しや選択肢が増えていくと思います。ぜひ、迷うことや間違えることを恐れずに、皆さんの“今”を精一杯楽しんでほしいです。元明八生、現大学生の私からは以上です。何かと制限の多いご時世ですが、皆さんの高校生活が実り多く充実したものになりますよう、一卒業生として応援しています!

明治大学 経営学部 経営学科
鈴木 憲伸
2018年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 「経営学」と聞くとなんだか難しいような印象を持ってしまいますよね。私もはじめは経営学がどのような学問かもわからず不安を感じていました。しかし、一口に経営学といってもその幅はとても広く、皆さんが聞いたことのないような面白い分野がたくさんあります。ここにはとても書ききれないので、是非、大学のホームページで経営学部シラバス(講義概要)を調べてみてください。また、経営学部の授業は、座学だけでなくフィールドワークも多く設けられています。見慣れない授業を選択するには多少の勇気が必要になるとは思いますが、興味があるのであれば挑戦してみるのもいいでしょう。そこには思いもよらない出会いや発見が待っているはずです。
 経営学部では2年次から経営学科、会計学科、公共経営学科の3学科のいずれかに所属し、専門領域に打ち込むことができます。しかし、自分の希望する学科を選択するためには、成績が大きく関係します。1年次には大学生になったからといって気を抜きすぎないよう注意しましょう。さらに、2年次後期及び3年次からは、ゼミナールに所属することができます。大学生活の後半はゼミナールのメンバーと時間を共にすることがとても多いので、前向きに活動に取り組めるようゼミナールの下調べに早期から取り組むことをお勧めします。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 大学生活の醍醐味は「やりたいことに全力で打ち込める」ことではないでしょうか。その内容は、学問をはじめとして部活動やサークル、アルバイト、趣味など様々です。そして、それらの経験を通して一生涯の友人をつくることができるかもしれません。私は体育会競走部(陸上競技)に所属していますが、そこで築いた人脈は大学生活の様々な場面で私の助けになっています。皆さんは大学に入学した時点で明八からの友人が数多くいるでしょうが、日本全国だけでなく海外からも人が集まる明治大学だからこそ、様々な人と関わる機会を逃さないようにしましょう。
 大学では授業の選択からプライベートまでが高校生活と比べて自由になりますが、それらを充実させるためには自己管理が求められます。あれもこれもと手を伸ばすことはできますが、優先順位を考えて行動することをお勧めします。

どんなことに取り組んでいるあるいは取り組んできたか

 私は大学で体育会競走部に所属しています。体育会の活動はとても忙しく大変ではありますが、それ以上にやりがいがあります。日本全国から部員が集まる部活動では日々刺激を受けながら自身の確かな成長を実感しています。
 私の所属するゼミナールは「グローバル化の中の元気な地域・地域中核企業」を研究対象としています。本来であれば日本各地の企業を実際に訪問するのですが、コロナ禍ではそれが叶わず、今までゼミナールの先輩方がお世話になった企業の方々にオンラインでヒアリングを行っています。また、ゼミナールのメンバーと日々話し合いを重ねながら、他大学との討論大会や学部内のゼミナール対抗プレゼンテーション大会に向けての作業に取り組んでいます。

卒業後のビジョン、進路について

 卒業後は就職を考えています。現在はインターンシップやOB・OG訪問を通して、仕事に対する理解を深め、自身の将来について考えています。

後輩へのメッセージ

 皆さんには、納得して進路を選択してほしいと思います。内部進学する方は、希望する学部に入るためにしっかりと成績を取る必要があります。テストだけでなく平常点の積み重ねも非常に大切なので、今からでも頑張ってください。そして後悔のないように、学部の選択について自分でよく考えてください。もし悩みがあるのであれば、友達や先輩、そして先生方に積極的に相談してみましょう。
 明八での生活は長いようであっという間に過ぎ去ってしまいます。それは大学でもきっと同じことでしょう。貴重な学生時代を大切に過ごしてください。そして、今を全力で駆け抜けてください。皆さんを応援しています。

明治大学 文学部 心理社会学科
田中 紫月
2018年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 文学部に関して分かったことは、基本的には専攻にとらわれず文学部の受けたい授業を受けることができるということです。例えば、私は哲学専攻ですが、臨床心理学専攻の必修科目を履修することもできますし、文芸メディア専攻の人が多く受ける授業を履修することもできます。数多くの専攻に分かれている文学部だからこそ、色々な分野の授業を履修しやすいという点は良い点であると思います。
続いて心理社会学科に関して言えば、1年生、2年生の時は、同じ学科の人と関わりを持つことが多かったです。例えば、必修(必ず単位を取得しなければならない科目)の語学の授業は心理社会学科という括りでクラスが編成されました。また、「心理社会研究入門」という授業は、心理社会学科の選択必修科目となっているため、多くの人が受講をします。
最後に哲学専攻に関して言えば、友達がつくりやすいことが長所として挙げられると思います。哲学専攻は学年にもよりますが、3年生は約50名所属しています。専攻内の多くの仲間と同じ授業を取ることが多いため、友人関係が築きやすいです。それだけではなく、2021年度でようやく4学年が揃ったこと(2018年設立のため)、専攻有志の哲学対話の団体が存在することで、学年を超えた交流も可能です。哲学専攻の先生方も学生想いで真摯に向き合ってくださるため、学びやすい環境が整っていると思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 大学生活ということに関しては、自分と生まれも考え方も違う人たちが集まるということがとても面白いと思います。部活やサークル活動に励む人もいれば、アルバイトに励む人もいますし、実家から通う人もいれば一人暮らしをしている人もいるという今の生活環境の違いもあります。また、センター試験を受けて合格した人やスポーツ入試で入学して来た人、確固たる動機で入って来た人や興味の赴くままで入学を決めた人などの今までの経緯の違いもあります。そして趣味や興味の違いもあるため、本格的にバンド活動をしている人もいました。そのような人たちと話すことで、知らないものを新しく知ることや人の多様性を学ぶきっかけになると思います。
 哲学専攻の学習や研究の面白さは、同じ哲学書の文章を読んだとしても、様々に解釈可能であるという点です。高校では、説明文や小説などを国語の時間で読み問題に答えるということをしているかと思いますが、大学は、そうではありません。自分で問いを立ててレポートを書きますし、授業で読み進めた同じ箇所を論じたとしても、自分とは違う新たな視点が他の人から提示されることが多々あります。なぜそう考えたのか、本当にそうであるのか、そのようなことを議論するのもまた、難しさとともに楽しいところです。哲学書を読む授業も哲学対話の授業も、仲間と共に学んでいくことができるのが、大学ならではの良さだと思います。
 ただ思い返してみれば、初めは戸惑うことも多かったように思います。それは、哲学に関しての知識が乏しかったからです。周りには「高校の倫理の授業が楽しかった」という理由で入学した子や、「この哲学者に興味があるのだ」と言える子が結構いました。授業を受ける中で特段困るということはありませんでしたが、少しは知識を持って入学しておけば良かったと思うことはあります。それが卒業論文を書く時のヒントにもなると思うので、何に興味があって哲学専攻を選んだのかという理由は大切かもしれません。

どんなことに取り組んでいるあるいは取り組んできたか

 大学にまつわることで言えば、私は教職課程を大学1年生から履修しています。教職課程は何年生からでも履修することができると思いますが、経験上、時間割の関係から考えて1年生から履修した方が良いように感じます。
 文学部で取れる教員免許の種類は、学科や専攻によって異なります。心理社会学科では、中学の社会科と高校の公民の教員免許が取得可能です。どちらかを取得することも両方取得することも可能です。これは、ホームページなどを見て進路を志望する前に確認しておいた方が良いと思います。
 哲学専攻に限った話としては、教職課程の単位を取りやすいと思います。それは、哲学専攻の必修科目が教育課程に関連する単位に加算できるからです。また、教育課程に必要な文学部の科目は履修すると卒業要件の単位にもなるため、恵まれているように思います。教職課程で取らないといけない単位数は多いので容易であるとは言えませんが、他の学部よりは取りやすい環境が整っていると考えられます。
 ちなみに教職課程の授業に関連していうと、メディアにもよく出演していらっしゃる斎藤孝先生は明治大学の先生であるため、授業を受講することができます。

卒業後のビジョン、進路について

 教員になることが幼い時からの夢であったため、教職に就こうと考えています。そのまま中学、高校の教員になることを目指すかもしれませんし、明治大学では取得できない小学校教諭の免許を取ろうと動く選択肢も捨ててはいません。

後輩へのメッセージ

 まずは、ここまで長々とした文章を読んでくださってありがとうございました。卒業して数年が経った今でも、明八にいる時に味わったクラスの団結力や部活での達成感は、忘れることができないほど特別なものです。どれだけ仲の良かった友達でも、専攻、学科、学部が違うだけで会えなくなります。友達だけではなく、先輩や後輩、先生方と過ごしていた毎日が嘘のようです。
 大学生は基本的に1人ひとりの時間割や生活環境が違うため、同じ制服を着て過ごした日々とは大きく異なります。大学生になったらできることも多くありますが、できなくなることも多くあります。今、楽しいと思うことを、ぜひ大切にして欲しいです。
 素敵な大学生活を送るためにも、ご自身が学びたいと思える進路を選択することをおすすめしたいと思います。

明治大学 政治経済学部 政治学科
島村 遼太
2018年度卒業生
大学・学部・学科に関して入学してわかったこと

 一般入試で入学してきた人たちの頭が良いということです。特に語学で差が開きます。単位をとることに苦労はしないですが、もう少し英語の勉強をしておけばよかったと思っています。
 大学の設備は整っています。キャンパス全体で使えるWi-Fiや授業の資料をいくらでも印刷できることに驚きました。また、授業によってはノートをとらず、映し出されるパワポの写真を撮ってノート代わりにすることを許可する教授もいます。
 コロナによって、大半の授業がオンライン授業となっています。基本的には録画された授業を見て、各自課題に取り組む形式です。このように現在は、大学に通わず半数以上の単位を修得できるようになっています。そのため、コロナ禍における大学での出会いは少ないので、サークルや部活など何かしらのコミュニティに所属した方が良いと思います。

大学生活・学習・研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 苦労したことはレポート作りです。長い文章を構成することがとにかく大変でした。なおかつ、レポートの議題が難しいため最初の方は長い時間をかけて作っていた記憶があります。
 学習や研究の面白さや楽しさはゼミ(10~20人が集まり特定の専門分野について学ぶ場)で1番感じることができると思います。政治経済学部では3年からゼミが始まります。私が所属するゼミでは、学生が中心となり議題を決めてグループディスカッションをしています。ゼミのみんなの学習意欲は非常に高く、議論のレベルも非常に高いです。その分、ついていくことは難しいですが、毎回のゼミで得られるものも多いです。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 私は体育会硬式野球部に所属し、リーグ戦優勝を目指し日々練習しています。また学生団体に所属し、他大学の学生たちと、国際関係論について25000字の共同論文を作成しました。その論文は国立国会図書館に掲載されています。ゼミは国際関係史についてです。教職課程も取っているので来年あたり教育実習生として明八にお伺いするかもしれません。

卒業後のビジョン・進路について

 特にやりたいことが決まっているわけではないですが、私は何かを企画して楽しませることが好きなので、そのような企業に就職出来たらなと考えています。

後輩へのメッセージ

 よく大学4年間は人生の夏休みと言われますが、まさにその通りだと思います。夏休みのようにある莫大な自分の時間をどのように活用するべきかを入学前に考えることをお勧めします。大学では何かを強いられることは基本的にないので、毎日遊び、適当に授業を受け、楽をすることも可能です。一方で、何かを主体的に取り組み、チャレンジすることも可能です。いろんな選択肢がありますが、私は大学生活で法に触れなければ何をしても良いと考えています。これらを踏まえ、入学する前に4年間をどのように活用するかを熟考し、有意義な大学生活を送れるようにしてください。また、部活や勉強で多忙だと思いますが、あっという間に過ぎ去ってしまう高校生活の1日1日を大切にして楽しんでください。皆さんのことを応援しています。拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

明治大学 法学部 法律学科
河野 力也
2018年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 法学部について、①専ら法律のみを学習する学部ではないこと、②法律を学習したいと積極的に考えている生徒のほか、理系科目が得意な文系の生徒や、文転を検討している生徒にもおすすめできる学部であること、の2点についてご説明したいと思います。

①について
 法学部では、確かに様々な法律について学習します。他方で、法律以外の学問についても基礎知識を一般教養として学習できる機会が設けられており、幅広い素養を身につけることのできる環境も整えられています。
 卒業要件として法律以外の授業を一定数選んで履修する必要があり、規定の科目数を履修した後でも自由選択科目としてさらに履修することも可能です。具体例として、私は経済学や心理学等を履修していました。

②について
 法学部は文系学部の最たる例との印象がありますが、法律学は論理的思考能力が大変求められる学問です。原則として個別の事例ごとに単発で問題検討するのではなく、一度物事を抽象論に置き換えてから演繹的に検討するためです。そのため、数学をはじめとした論理的思考が必要な科目が得意な生徒は、比較的抵抗なく学習を進められるのではないかと考えます。
 もっとも、法律は文明社会における問題解決の手段ですので、一部結論ありきの少々無理のある理由付けがなされているものもあります。寸分違わぬ整合性を追い求めたい方はむず痒い思いをするかもしれません。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

①学習の面白さについて
 学部レベルでは研究とまではいかず、基本的な法知識についてのインプットがメインです。フィールドワーク等はほぼなく、座学に終始するため人によっては退屈に感じるかもしれません。
 身近な事件などに法律を当てはめて考えることができるようになることに法律を学ぶ意義・面白さがあると考えます。法学部での学習を通じて身につく、感情に基づく主観的評価ではなく、物事を中立にとらえた客観的評価ができるようになる能力(みなさんがパンフレットの記載を目にして志望理由書にきっと書くであろう所謂リーガルマインド)は、実社会においても有用であると実感しています。

②苦労したことについて
 法学部は期末評価について対面の筆記試験を原則としており、その対策が大変でした。それも、平常点は基本的に存在しないため、テストの得点がそのまま成績に直結します。
 高校では当たり前の期末筆記試験ですが、大学では学習する内容が高度なので対策のための時間を多分に要します。また、授業では基本的に理論や判例を学習しますが、試験においては主に具体的な事例における法適用の是非の検討をするため、その乖離に適応する必要があります。
 とは言っても、大学にはそこそこの成績をとって卒業さえ出来れば良いと考えて適当に対策してそこそこの成績も取れない学生がたくさんいるため、復習をしっかりしてある程度きちんと対策すれば相対的に上位に位置することができるので、そこまで気にする必要はありません。
 現に私は成績優秀者として奨学金をいただきました。

どんなことに取り組んでいるあるいは取り組んできたか

 後述するように私は司法試験合格を目標としており多くの生徒にとってサンプルとして適切ではないかもしれないので、多くの生徒に当てはまりそうな点に絞ってお伝えします。

①高校在学時
 大学進学前から法律を学んでおくことで進学後も抵抗なく学習を進められるのではないかと考え、法学検定(ベーシック)を受験しました。受験日は1月にあるので高校の試験が一通り終わった後の自宅待機期間に対策すれば十分間に合いますし、初学者向けの勉強としては最適だと思います。何より、(私が在校生だった時は)片桐誠賞の対象でした。受験の機会こそ1年に1回ですが、TOEICで高得点を取ったり英検を取得したりするより難易度は低いと思います。余裕のある生徒は是非チャレンジしてみてください。

②進学後全員に当てはまること
 全員に当てはまることとして、部活動またはサークル活動もしくはアルバイトなど何でも良いので、なにか学業の他に注力したものを一つは持っておくといいと思います。大学では直前に試験対策をしてひとまず単位を取得さえすればいいと考えていると、一瞬で貴重な4年間が消し飛んでしまうので、大学生時代しかできない経験を積んで自己の強みになるスキルを身につけることをおすすめします。個人的にオススメのアルバイトは、接客業と講師業です。人に優しくなれます。

③資格試験を志す生徒へ向けて
 明治大学には国家試験指導センターという、司法試験、公務員試験、公認会計士試験などに合格することをサポートしてくれる機関があります。私はそこの法制研究所に在籍して勉強を進めています。学外の予備校と比べてかなり低廉な価格で各種講座を受講できるので、経済的理由で上記試験を諦めざるを得ないような状況に置かれている生徒は一度検討してみてください。もっとも、今は学外の予備校でも低価格なものが充実してきているので、卒業生等に相談して情報を集めた方が選択の幅が広がると思います。

卒業後のビジョン、進路について

 大学卒業後は法科大学院に進学し、司法試験受験を予定しています。
 司法試験や司法書士など法律を扱う資格職を希望する人は少数で、一般就職が圧倒的に多いと思います。ただ、公務員志望者は他の学部に比べて多い気がします。
 一般就職をしたOBOGの方々の就職先は様々で、不動産系、金融系等々多岐にわたって活躍されているようです。明治大学は就職にとても強いので、しっかりと人生設計をすれば理想に近づけるのではないでしょうか。

後輩へのメッセージ

 私が在校生の時は、「法学部は文系で最も辛い学部だ」などという評判を時折耳にしていました。今もそう言われているかはわかりませんが、進学した者としては全くそのようには思いません。パズルのような思考を求められるので、ハマる方にはとことんハマる学部だと思います。
 大学進学後は主体的な選択をすることが多くの場面で求められ、その点で大学生活は“自由”であると感じます。あらゆる事柄について自己の判断で決定できるこの環境は大変心地良いです。
 もちろん、学部の違いによって合う合わないがあるので、以上の記述が皆さんの大切な4年間を左右する進路選択の一助になればと思います。

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