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大学生からのメッセージ

明治大学 理工学部 応用化学科
金子 凌大
2023年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

他学部、他学科履修も割とできるよ!
私は学部学科を決める際に最後まで農学部の生命化学科にするか理工学部の応用化学科にするか悩んでいました。結果応用化学科に進学しましたが、入学後他学部履修が可能であることを知り実際に履修することができました。語学や実習といった一部の講義や実験は履修することができませんが、それ以外であれば基礎や応用問わず他学科や他学部の講義を履修することができます。そのため希望していたが進学できなかった学科の雰囲気や、志望度は低いものの興味のあった学科の勉強を実際に感じることができます。また上限はあるものの講義で得られた単位は卒業要件に算入することもできるため無駄になりません。
もちろん自分の学科の講義との兼ね合いもあるためあまり沢山履修できる訳ではありません。私の場合だと各学期16コマのうち2コマくらいが他学部や他学科の講義です。専門でない分野なので勝手が分からず難しい講義もありますが、自分の学科と共通する部分や対象への異なる捉え方などを知ることができるため非常に楽しいです。また機会があれば新しく友達ができたり、同じサークルの異なる学科に所属している友達と仲良くなることもできます。
進学する学科を迷っている方に伝えたいのは無理に自分の興味や未来を小さく絞るのではなくある程度の幅を持たせて欲しいということです。明治大学には他学部、他学科履修の制度があることを頭の片隅に置いて進学先を考えてみてください。

理工学部は勉強するところ
理工学部はちゃんと勉強する学部です。もちろんどの学部もちゃんと勉強するものですが、理工学部は特に提出課題の頻度が多いと感じます。学科や学年によって異なりますが最低でも週に2個くらいは期間が決まった課題が出されているイメージです。取り組み方は人それぞれですが学年が上がるにつれて出される課題の難易度も上がるため、きちんと授業の復習をしていかないと躓く原因になります。講義を定期的に復習する習慣を早いうちから付けておくことが大学での学習をスムーズに進めるコツだと思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

大学生活は選択の連続!
あらゆる人が言うように大学生活は中学高校と比べてとても自由です。やらなければいけないことがあるのは変わりませんが、そのやらなければいけないことも自分で選べるようになるのが大学です。もちろんやらなくてもいいことも自分で選んで取り組むことができます。できること、取り組み方が自分で選べるのはとても楽しいです。勉強はほどほどにサークルに集中的に取り組む人、レポートで使える参考資料をたくさん集めてみんなに共有するレポートガチ勢、将来のための貯金用にバイトを頑張る人、等々それぞれのライフスタイルで大学生は生活しています。しかし自由で選択肢が多いからこそ、自堕落に過ごせたり判断の連続で疲弊するリスクも高くなります。そのリスクをどれだけ減らすか、あるいは許容するかをよく考えなければなりません。その割合に正解はありませんし、誰かから指定されたり教えてもらえることではありません。自分で自分の生活を組み立て実行することは慣れるまで大変ですが、これからの人生でも重要になる技術なので大学生のうちに試行錯誤して身に付けましょう。

大学の勉強は?の連続!
大学での勉強と高校の勉強を比較すると、大学では事象をよりありのままに近い形で学びます。高校までの勉強では理解のために現実に即していないモデルで学習を進めることが多かったですが、大学では現時点で科学の世界で正しいと言われていることをほぼそのままの形で学びます。化学の分野で例を挙げると、電子軌道があります。高校まで電子は、原子核を中心に公転していて電子殻上にK殻から2n2個存在していると習います。しかし大学で電子は、原子核を中心に確率的に分布しており電子軌道と呼ばれる存在確率が90%の領域中に2個存在していると習います。このように今まで教わってきたこととは異なる見方や、全く知らない概念と多く出会うのが大学での勉強です。毎講義必ずと言っていいほど頭に?が浮かぶ箇所が存在します。ここで注意してほしいのがその?を頭に留め続けることです。理解できないことが頭の中に残り続けるのは嫌な感じがすると思います。すぐに調べて解決してしまいたい気持ちは非常によく分かりますが、その状態を僅かでいいので持ち続けてほしいのです。すぐに調べて分かる程度のことはすぐに頭から抜けてしまいます。ほんとに理解するためにはまだ習っていない情報や発想の転換が必要なのです。自分の中で腑に落ちる瞬間が来るまで授業で得られた?を持ち続けることが大学での勉強を身につけることにつながります。講義を受ける際はこのことを意識してほしいです。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

高校の授業をきちんと理解する。
正直大学1年生の講義は高校の知識で何とかなります。ちゃんと勉強していればしていた分だけ講義が楽に受けられます。大学1年生の授業がきちんと理解できれば2年生の講義が楽に受けられます。この積み重ねを崩さなければ大学の講義は乗り越えられます。なので大学の勉強の基礎となる高校の勉強はきちんと理解するに越したことはありません。文系の分野はほとんど使わないので分からなくても大丈夫ですが、理系科目は一通り流れを理解できるようにしておいた方がいいと思います。明八での授業についていければ大学での講義にも太刀打ちできるので高校で勉強を大事にしてください。

自分の興味のある分野を幅広く見てみる
先述したように大学では様々な分野を深く理解できる機会が沢山あります。そのためどんなことを学ぶか指針が無ければ、ばらばらの知識を得るだけで体系的な理解には至れません。明確でなくてもなにがしかの指針は持っておいた方が良いです。その指針を作るためにも自分が希望する学科の分野の教科書や新書を読んでみることをお勧めします。自分が希望する分野のどの箇所に魅力を感じて、どの箇所に不満を感じるかを知ることができれば指針は自ずと立つはずです。沢山読む必要はありません。分厚くなくても大丈夫です。自分がちょっと気になるところを見つけられればOK。きちんと自分の傾向を分析する時間を作りましょう。

卒業後のビジョン、進路について

将来は食品の研究職に就きたいと考えています。研究職は修士以上の学位を求められる企業が多いため、卒業後は大学院に進学する予定です。大学院は明治大学ではなく国公立の大学院に進学したいと思っています。応用化学科の研究室では自分が本当にしたかった研究ができなさそうだと理解したことと大学受験をしなかったことに対してコンプレックスがあることと学費を抑えたいと考えたため他大学の院へ進学しようと思いました。

後輩へのメッセージ

高校での勉強は大学でとても役に立つので蔑ろにせず、きちんと理解してください。
大学生活は情報を多く持っていた方が持っていないよりも、より楽により充実させることができます。ですから大学に入ったら沢山友達や仲間を作りましょう。友達を作ることが久しぶりでちょっと緊張するかもしれません。でも大丈夫です。あなたが友達がほしいと思っているように他のみんなも友達がほしいと思っています。沢山の人と知り合う機会を逃さないようにぜひ自分から一歩踏み出してみてください。そうすればめっちゃ楽しい大学生活が送れると思います。

明治大学 農学部 農学科
佐藤 翔
2023年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

農学という言葉を辞書で引いてみると、農業に関する学問の総称というように記載されていることが多いようです。実際、世の中の多くの人が農学と聞いてイメージすることは農業そのものだと思います。しかし、大学の農学部というものは農業の範疇にとどまるものではないと私は知ることができました。

農学科では、作物や野菜、果物やお花などの栽培の勉強だけでなく(もちろん栽培技術についてもたくさん勉強することができます!)、農業を行う際には必ず土地が必要ですので土地・都市計画について学ぶことができたり、農業上問題となる昆虫、線虫、微生物、ウイルスについても幅広く勉強することができます。

生命科学科では、生命現象の理解そのものに重きを置き、微生物、植物、動物を対象として様々な研究が行われています。生命科学という分野の研究の第一線を走るたくさんの先生方の授業はどれもワクワクするものばかりです!

農芸化学科では、主に化学や微生物学の応用に力を入れた授業・研究が多いです。具体的には機能性食品や化粧品、生分解性プラスチックなどの研究開発です。実験が多いので、生物・化学の実験が好きな人にはおすすめの学科です!また学生時代の研究がそのまま職に繋がることも多いようです。

食料環境政策学科では、経済学、経営学、社会学などの様々な視点から農業を考える授業・研究が行われています。農場実習、ファームステイ、フィールドワークなどは毎年あり、実際の現場の雰囲気を肌で感じながら、講義で学んだことを活かすことができます。

以上のように、明治大学の農学部では農業だけでなく、様々な学問分野を横断的に学ぶことができます。それら別々の学問を結ぶ存在として農学があります。私は大学に進学したことで、農学とは生物を利用し、人の暮らしを豊かにする学問であると実感しました。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

苦労したことを先に挙げるとするならば、やはりテスト範囲が広いことでしょうか。分かりやすく言えば、教科書1冊が1学期(2学期制なので約半年)分のテスト範囲です。しかし大学の学びの基礎は高校までに学んできたことです。大学に入るまでに基礎をしっかりと固めていれば、大学の講義もすんなりと頭に入ってきます。そして大学の講義の内容には、研究の最前線の内容が多分に含まれています。ワクワクすることだらけです。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

私は現在、植物線虫学研究室に所属しており、細菌感染やウイルス感染によって蛍光を放つ線虫を用いることで、日和見感染が土壌中の線虫の生存にどのような影響を与えているのかについて研究しています。農学部は3年生の前期から研究室に配属されるので、まだまだ右も左も分からないながらも、日々実験を繰り返しています。

卒業後のビジョン、進路について

まだ明確には定まっていないので就職と進学の両方を視野に入れて活動しています。しかし確かに一つ言えることは、就職でも大学院進学においても大学側から様々なサポートを受けることができるという点です。困ったことがあったらなんでも相談できる環境が整っているので、安心してたくさんのことにチャレンジすることができます。

後輩へのメッセージ

大学生活はとても有意義なものだと思います。やろうと思えば何でもできるだけの時間があります。私の周りにも、バイトに明け暮れてお金を貯めている人、サークルの幹事長をやっている人、ボランティア活動に積極的に参加している人、海外留学に行った人、様々な人がいます。世の中には大学在学中に起業する人もいます。ですが、大学の勉強を疎かにしては意味がありません。そして大学の勉強は、何かを犠牲にしなければ修められないほど難しいものではないです。もちろん大学3年生、4年生ともなれば講義のレベルは高いものになりますが、それまでの勉強をしっかりとやっていれば、ついていけないものではないです。大学側からもカリキュラムツリーが提示されています。その通りに進んでいけば何も心配はいりません。では大学1年生、2年生のうちに高度な内容を勉強するための基礎を作るにはどうすればいいのか、それは高校までの勉強がしっかりと身についているかによって大きく左右されます。大学生活を有意義なものにしたいのならば、今のうちから少しだけでも勉強してみることをおすすめします。家に帰ったらその日の授業を少しだけ復習してみる。1週間早くテスト勉強を始めてみる。それだけで人生変わります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。あまり参考になるかは分かりませんが、少しでも何かの足しになれば幸いです。皆さんの大学生活、そして人生が有意義なものとなるよう応援しています。そして何より、一度きりの明八ライフを精一杯楽しんでください!

明治大学 総合数理学部 現象数理統計学科(旧:現象数理学科)
小室 瑶紗
2023年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

理系という事もあり「真面目な人が多くて固い」というイメージをもっていましたが、実際に入学すると周りはすごく明るくて、想像以上にキラキラな大学ライフを送っています!スタバやゴンチャを片手に持っている大学生が多数です笑
勉強はもちろんですが、ダンスやバドミントンなどのサークル活動も盛んで、学部同士だけでなく他学科や他学部との交流も深いです。学習面では、数学やプログラミングばかりを学ぶと思っていましたが、経済学や経営学、環境エネルギー、心理学、将棋など、数学以外にも興味のあるものを幅広く学ぶことができるので、すごく充実しています。
また、大学では先輩や友達との繋がりが大事だと実感しています。入学当初は一般受験の人たちに置いていかれる事が不安でしたが、日が経つにつれて、入試形式による差は感じなくなります。先輩から貰った過去問でテストの傾向を掴んだり、友達と協力しながらレポート課題をこなしたりする事が大事だと強く感じています。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

1年生は、数学やプログラミングの基礎を学ぶ学年であるため、ほとんどが必修科目でした。空きコマの時間を使って必死に課題をこなすという生活をしていました。1年生はテストが難しい科目が多く、課題も多かったので勉強メインの1年間でした。3,4年になっても1年生の科目を頑張っている人もいるので、1年生のうちにしっかり単位を取ることがすごく重要です。
2年生になると、必修科目が年間で2つと一気に減ります。「選択必修科目」というものを多くとるチャンスなので、先輩から学びやすい科目を教えてもらったり、自分の興味があるものを選んだりして履修を組みました。私は教職の授業も履修していたので全休はありませんでしたが、周りの友達は週1で全休がありました。
また、数学やプログラミングだけでなく、心理学やスポーツ健康科学など幅広い分野を学べるところが面白いです。
1,2年生のうちに課題やテスト勉強をしっかり頑張ることで、3,4年生では単位に余裕ができて、勉強以外の事にも集中できるようになります。現在、私は全休を1日作って自分の時間にあてたり、バイトのシフトを増やしたりするなど、大学外でも自分のやりたいことができて充実した日々を過ごしています!
3年の秋学期から研究室に配属されるのですが、私はシミュレーションやソーシャルデジタルサイエンスを学べる研究室に入り、野球について研究しようと考えています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

大学では「女子硬式野球クラブ」に所属して野球に打ち込んでいます。私は兄の影響で7歳の時に野球を始めました。少年野球チームではキャプテンを務め、同時に市の女子チームで全国大会に出場した事もあります。中学時代は、男子の中女子1人で軟式野球部に所属していました。明八では女子バレーボール部に所属して、野球の経験を活かしながら新しいスポーツに挑戦しました。大学入学後は硬式野球に挑戦したいと思い入部を決め、現在は学生主体で週に1回生田キャンパスで活動しています。創部間もないため、今はまだ公認サークルですが、5月と8月には全国大会に出場します。小さい頃から大好きな野球を、大学生になった今でも続けられている事にとても幸せを感じています。
授業やバイトと両立しながら活動したり、未経験者の部員も活躍していたり、私自身SNS担当としてInstagramの運営をしていたりと、充実した活動をしています。是非皆さんと一緒に活動できたら嬉しく思います!

卒業後のビジョン、進路について

卒業後は一般企業への就職を考えています。
中学の頃からずっと数学の教員を目指していましたが、大学3年生になり就活を始めた現在、学校の現場で実際に教えるのではなく、「違うアプローチで教育に関わりたい」と思うようになりました。さらに教育分野だけでなく、野球を始めとした様々なスポーツなど、幅広い事業に携わっていきたいと考えています。

後輩へのメッセージ

私が勉強で大事だと思うことは、「計画を立てること」と「早寝早起き」の2つです。先を見据えてテスト勉強の計画を立てることで、満遍なく勉強できます。また、徹夜をするのではなく朝早く起きて勉強する事で頭に入りやすくなったり、朝型の習慣がついたりして充実した1日を送ることができます。
前述の通りテスト勉強はもちろん大事ですが、部活に全力で取り組むこと、クラス全員で協力して行事を成功させること、高校生の今しかできない貴重な体験を無駄にしないでほしいです。
私は、大学への受験勉強がないことを良い機会と捉えて、オーストラリア留学に挑戦しました。明八だからこそできる事に1つでも挑戦する事で、より充実した高校生活を送ることができます。また、明八で出会った仲間とはこの先もずっと続きます。私は「自分を大切にする事で、仲間も大切にできる」と思っています。勉強だけに縛られず、今しかない高校生活を全力で楽しんでください!!

明治大学 情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科
小林 由愛
2023年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

「情コミって何を勉強するの?」――学部名を名乗ると、必ずといっていいほど聞かれる質問です。同じ情コミ生でも答えはそれぞれ違うかもしれませんが、私は、情コミとは「物事をさまざまな学問の視点から考えること」を学ぶ学部だと思っています。
例えば、文化祭で食品を販売するとします。一見すると、ただ商品を売るだけのように思えますが、実際にはさまざまな視点が必要です。食品を安全に提供するためには法学、効率よくシフトを組むには経営学、商品を知ってもらうための宣伝には心理学やメディア、来場者との接客にはコミュニケーション学、組織を運営するには社会学、そして売上を考えるには経済学、といったように、一つの物事にもさまざまな学問が関わっています。このように、現実の課題は一つの学問だけでは解決できないことが多くあります。だからこそ、複数の学問の視点から物事を捉え、それぞれの知識を組み合わせながら課題にアプローチすることが重要です。
私は、これこそが情コミの学びだと考えています。情コミは、特定の学問だけを専門的に学ぶというよりも、さまざまな学問の知識や考え方を使って、一つの問題を多角的に捉え、解決していく方法を学ぶ学部です。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

情コミは、必修科目が1年次に8単位、2年次に2単位と非常に少ないのが特徴です。そのため、自分の興味や目的に合わせて授業を自由に組むことができ、サークルやアルバイト、課外活動との両立もしやすい学部です。
特に、入学した時点で学びたいことが明確に決まっている人は、情コミならではの特色ある授業を、自分の興味に合わせて選択することができます。一方で、何を学びたいのかまだ決まっていない人も心配する必要はありません。他学部と比べて履修の自由度が高いため、入学してからさまざまな分野の授業を受けながら、自分の興味や「好き」を探していくことができます。そして、途中で「やっぱり違うかも…」と思ったとしても、別の分野へ方向転換することができます。
ただし、自由度が高いからこそ、自分自身で進む方向をしっかり定めることが重要です。実際に就職活動を始めたときに、それまでの大学生活で「自分は何に興味があって、何を学んできたのか」という軸をしっかり見つけておかないと、就職先を考えていく上で苦労すると思います。だからこそ、自由に授業を選べる特色を活かして、様々なことに挑戦して欲しいです。
自分の興味を自由に広げながら、本当に自分がやりたいことを見つけていく。情コミでは、そんな「自分の好き」をとことん探求する4年間を過ごせると思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

現在は大学生活の傍ら、「伊賀忍者特殊軍団阿修羅」という団体に所属して活動しています。三重県と伊賀市の観光大使を務めており、三重県伊賀市にある伊賀流忍者博物館を拠点に、国内外で忍者実演ショーを行っています。大学生は長期休みが年間を通して約4ヶ月と比較的長いです。その時間を活用して、大学生活と忍者活動を両立しています。また、ゼミでは「身体コミュニケーションと忍者」をテーマに忍者ショーの研究を行なっており、自分が実際に取り組んでいる活動を大学での学びにもつなげています。

卒業後のビジョン、進路について

卒業後は、明治大学大学院情報コミュニケーション研究科へ進学を目指しています。大学生活を通して培った多角的な視点と、これまで実際に忍者ショーに出演してきた経験を活かし、より学びを深めていきたいです。
一方で情コミ卒業生の多くは、大学院への進学ではなく、就職という道を選んでいます。個人的な印象にはなりますが、卒業後の進路が幅広いと感じています。それぞれが大学生活を通して見つけた「自分の好き」を卒業後の進路に繋げ、さまざまな業界で活躍しています。具体的な就職先につきましては、明治大学HPに掲載されていますので、興味のある方はぜひそちらも参考にしてみてください。

後輩へのメッセージ

大学は勉強する場所であると同時に、「自分らしさの軸」を見つける場所でもあると思います。これから進路について悩み、つい周りに流されそうになることもあるかもしれませんが、自分が何に興味を持って何を大切にしたいのかを考え、自分自身の意思と責任で進路を決めてほしいと思います。そして何より、かけがえのない高校生活を全力で楽しんでください。皆さんがそれぞれの「軸」を見つけ、これからの毎日をますます充実したものにできますよう願っております。

明治大学 文学部 史学地理学科 西洋史学専攻
高城 結名
2023年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

入学してから分かったことの一つは、大学では学年が上がるにつれて、学科や専攻ごとのつながりが強くなるということです。文学部という大きな単位での交流はそれほど多くなく、2~3年生になると専攻ごとの授業が中心になるため、他の専攻の学生とは授業があまり重ならなくなります。史学地理学科では、専門分野によって履修する授業が異なるため、同じ学科でも意外と顔を合わせる機会が少なくなっていきました。
また、ゼミの雰囲気も学部や学科によってかなり違うことが分かりました。他の学部では、ゼミでイベントを開催したり、学生同士で活動したりするという話を聞くことがありますが、史学地理学科のゼミでは、基本的にそれぞれが自分の研究を進めることが中心です。同じ時代や国を研究している学生が集まり、お互いの研究について発表したり意見をもらったりしながら、それぞれの研究を深めています。
さらに、1年生の頃から卒業論文を意識して学習や研究の準備を進めていくことにも驚きました。大学に入ったばかりの頃は卒業論文はまだ先のことだと思っていましたが、授業やゼミを通して少しずつ自分の興味のある分野を見つけて絞り、約3年半かけて卒業論文につなげていくという流れになっています。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

大学での学習で楽しいと感じるのは、学部の授業のほとんどが歴史学に関するものだということです。もともと世界史が好きで、それを専門的に学びたいと思ってこの学部を選んだので、好きなことを中心に勉強できることに楽しさを感じています。
また、研究を進めていく中で、これまで知らなかったことや、史料を読み進めることで新しいことに気づいたときには、大きな達成感があります。疑問を持ったことを様々な史料や先行研究から調べていくことで、自分なりの発見につながり、また新しい疑問にぶつかる、といった流れに大学で研究することの面白さを感じています。
一方で、苦労したこともあります。私たち付属生は大学受験をしていないため、高校までに学んできた歴史の知識に偏りがあり、特に中国史やイスラム史については知識が十分ではありませんでした。(私が明大推薦テストを数学で受験していたというのもあると思います。そのため、大学の授業や試験のために高校の教科書などを使って一から復習することもありました。専門的な研究をするためには、そして歴史を教える立場を目指す者としては、自分のやりたい分野だけでなく、幅広い歴史の知識を身につける必要があると実感しています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

教員になるという目標に向けて、大学での学びだけでなく、さまざまなことに取り組んでいます。教員採用試験に向けては、世界史を共通テストレベルまで仕上げることを目標に勉強するとともに、教職教養の学習も進めてきました。また、現在は教育系のインターンや説明会に参加し、実際の教育現場や教員の仕事について知る機会を増やしている最中です。大学の授業で行った模擬授業に加え、塾でアルバイトをしていたこともあり、生徒に教えることの難しさや楽しさを実際に経験しました。さらに、教員になった後に必要となるWordやタイピングのスキルを身につけることと、高校で学んだ知識を復習することを兼ねて、高校の教科書を使って授業プリントやスライドを作る練習もしています。
また、大学での研究を進めるために必要な英語やフランス語の勉強にも取り組んできました。高校時代から英語はとても苦手で正直、今まではずっと逃げてきましたがこれから研究をする上では避けて通れないため、今は苦手な英語と向き合っています。また、私はフランス史の研究を進めているのでフランス語の文献をもっと早く、正確に読めるようになることも目標のひとつです。そのため、フランス語の論文や文献を増やし、必要な語学力を身につけながら研究を進めています。

卒業後のビジョン、進路について

私は卒業後、私立の学校で社会科(地歴公民科)の教員になろうと思っています。中学生、高校生のときに勉強が楽しいと思わせてくれた先生方のように、生徒が歴史の一部分でも面白い、もっと知りたいと感じてくれるような教員になることが目標です。また、教員になってからも大学での学びを終わりにせず、自分自身も学び続けながら、生徒と一緒に成長していきたいと考えています。
文学部には、私と同じように教職課程を履修している学生がたくさんいますが、もちろん進路はそれだけではありません。一般企業への就職や大学院への進学など、さまざまな進路があります。文学部の学生が、大学で学んだことを直接活かせる仕事となると出版社や教員、カウンセラーなど選択肢が限られているように感じるかもしれません。しかし、大学でたくさんの論文を読んで培った読解力や理解力、レポートや論述式の試験を通して身につけた文章力は、どのような業種でもきっと活かすことができると思います。「将来が心配」という理由で文学部への進学迷っている人は、ぜひ「大学で何を学びたいのか」「4年間を無駄にせず、主体的に取り組めることは何か」ということも視野に入れて考えてみてください。

後輩へのメッセージ

まず初めに言いたいことは、勉強を始めるのに「今からでは遅い」ということはありません。私自身、コロナが大流行していた高校1年生のときはほとんど勉強をせず怠惰な生活を送っていました。換算点を計算し、危機感を持ったことをきっかけに、勉強にしっかりと取り組み始めましたが、こんな私でも第1志望に進学することができました。「今から始めてももう遅い」は勉強をしない言い訳にも、本当は行きたかった学部を諦める理由にもなりません。いつからでも最後まで全力で挑戦してみてください。
また、大学選びでは「友達が行くから」「ここなら入れそうだから」という理由だけで決めるのではなく、自分が大学で何を学びたいのか、何ならできそうかを考えて選んでほしいと思います。大学では高校までのように「毎日学校に行って勉強する」という決まりがあるわけではありません。その分、自分がやりたいことに時間を使える一方で、やりたくないことは後回しにしたり、授業や勉強をさぼることもできてしまいます。だからこそ、大学では自分で考えて行動することが大切です。大学生活4年間は自由で何でもできる一方、とても短く、どんな選択をしても全て自己責任です。ぜひ「周りがどうするか」ではなく、「自分は何を学びたいのか、大学で何をしたいのか」を考えて、自分自身が納得できる進路を選んでください。応援しています!

明治大学 国際日本学部 国際日本学科
伊藤 健成
2023年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

国際日本学部について、入学してわかったこと・感じたことを2点、お伝えしたいと思います。
①英語だけを勉強する学部ではないこと
国日=英語 のイメージを持たれている高校生が多いという印象を受けており、かく言う私も高校生の頃はその一人でした。しかし、入学してから、2年と少しの大学生活を経て、国際日本学部は英語”だけ”を勉強する学部ではないということを強く感じます。
もちろん、他学部に比べたら英語の必修授業は格段に多いですし、その過程で十分な英語力を身に付けることはできますが、国際日本学部としての目的は英語学習ではないと考えています。
国際日本学部には多様な学習領域があり、国際的な内容を取り扱う授業が多数用意されています。また、英語で開講されている選択授業も充実しています。本学部が期待する学生の姿・目的は、こうした多様なカリキュラムの中から、自らの関心や目的に応じて学びの道筋を描き、国際的な感覚を磨いていくことだと考えています。 英語はそれを達成するツールであり、最終的な目標ではありません。
「英語を上達させる」という目標を持ち、国際日本学部を目指すこと自体は素晴らしい動機であり、ぜひその思いを持ち続けてほしいです。しかし、それと同時に、英語以外に何を学びたいのかを考えることも強く求められています。
②多様な学習領域
国際日本学部に進学して感じたことは、カリキュラムと授業の多様さです。
①に書いた内容の繰り返しになりますが、国際日本学部は様々な学習領域・授業を用意しており、その中から自由に受けたい授業を選択することができます。その点でいえば、国際日本学部は非常に間口が広い学部であり、それと同時に学生一人ひとりの主体性に委ねられている部分が大きい学部です。様々なことに興味を持ちながらも、主体的に学習・研究に向き合える学生が求められると感じています。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

・学習の面白さ
国際日本学部に進学し面白いと感じた瞬間は、様々な授業を履修していく中で自分なりの興味・関心を確立できた時です。英語学習を軸に国日進学を決めたこともあり、当初は展開されているカリキュラムの多彩さに戸惑っていました。「この4年間で自分は何を学ぶのだろう」と考える時間も多くありましたが、様々な授業を履修し、また、留学も経験したことで、自分の勉強したいことを次第に定めていくことができました。現在は、その興味関心に沿ったゼミに所属しています。
・苦労したこと
入学したての頃は英語の授業についていくことに苦労しました。一般受験ではない分、単語力・読解力の面で、自身の英語力が劣っていると感じることが多かったです。
しかし、授業を真面目に受け、自主学習も継続して行うことで、1年後にはそこのギャップはほぼ埋まったと思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校時代の取り組み、②入学してからの取り組み、③現在の私の取り組み 
の3点に分けて書かせていただきます。

①高校時代の取り組み
特にこれといったことは行っていませんでしたが、国際日本学部ということで、TOEICの学習に少し力を入れていました。具体的には、高校在学時に600点台を取得することを目標に、夏に行われていたTOEIC講習に参加したり、自主学習を行ったりしていました。英検は2級を取得した段階で勉強をやめてしまいましたが、国際日本学部を目指す生徒であれば、準1級の取得を強くお勧めします。
②入学してからの取り組み
入学してから(大学1年生の時期)は、TOEFL iBTのスコア取得が主な取り組みでした。留学に出願するにあたり、TOEFL iBT(またはIELTS)のスコア提出が求められるので、出願基準をクリアすることを目標に学習に取り組んでいました。国際日本学部はTOEFL対策用の授業を用意しているので、その授業を履修し、学習に励みました。
③現在の私の取り組み
現在の大学での主な取り組みはゼミ活動です。国際日本学部での授業履修や、留学の経験から、多文化共生をテーマにしたゼミに所属することを決めました。具体的なゼミ活動として、学校や企業を相手にワークショップを行ったり、プレゼンコンテストに出場したりしています。

卒業後のビジョン、進路について

大学卒業後は一般企業への就職を考えています。
具体的な職種・業界についてはまだ決め切れていませんが、グローバルに働ける環境にある企業に就職したいと考えています。
国際日本学部全体でみても、卒業生の進路先は様々です。外資系企業に就職する方もいれば、日系企業に就職する方もたくさんいます。

後輩へのメッセージ

・国際日本学部を目指す生徒に向けて
国際日本学部は非常にユニークな、面白みのある学部です。この学部について、英語一本で考えるのではなく、国日で行われている授業・留学・ゼミ等をくまなく調べあげ、自分なりの興味関心を見つけ出してほしいと思います。
また、英語力に不安を抱える生徒でも、大きな心配は不要です。英語力はあるに越したことはないですが、それ以上に国際日本学部での学習に対する関心・意欲が大切です。英語ありきで考えるのではなく、自分が何を勉強したいのかを1番に進路を考えてほしいと思います。
・これから進路を考える明八生に向けて
これから進路を考える生徒の皆さんには、ぜひ広い視野を持ち続けてほしいと思います。
高校生の皆さんが考えている以上に、学部の特徴は奥深く、調べてみることで初めて見えてくる意外な一面もあります。表面的なイメージや先入観だけで捉えるのではなく、詳しいところまで突き詰めて学部研究を行ってほしいです。
進路選択は非常に難しく、悩む瞬間も多いと思いますが、そこで妥協せずに比較・検討を重ねることが、自分に合った進路を見つけ、より有意義な4年間、ないしは6年間を過ごすことにつながると思います。大学のHPやパンフレットだけでなく、このような記事や部活動の先輩など、活用できるものを最大限活用しながら、自分自身の進路と向き合ってみてください。
皆さんの高校生活、そして進路選択がより良いものになることを願っています。

明治大学 商学部 商学科 マーケティングコース
佐藤 惺哉
2023年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

商学部について、①ビジネスを幅広く学べる学部であること②コース選択や制度面で
柔軟性が高いこと、の2点についてご説明したいと思います。

① について
商学部と聞くと「商売について学ぶところ」という漠然としたイメージを持つ方が多いかもしれませんが、実際には非常に幅広い分野を扱います。商品はどうやって売れるのか、会社はどうやって利益を出すのか、お金や銀行はどう動いているのか、世界でビジネスをするにはどうすればいいのか、といったビジネスに関するあらゆるテーマを学ぶことができます。
コースは全部で7つあり、マーケティング、経営、会計、金融、国際ビジネスなど、自分の興味に合わせて選ぶことができます。入学前は「商学部=簿記や会計」というイメージが強かったのですが、実際にはマーケティングや消費者行動、データ分析など多彩な分野があることに驚きました。
② について
商学部の大きな特徴として、コース選択が3年次からという点があります。経営学部では2年次からコース選択がありますが、商学部は1・2年次に幅広い基礎を学んでから3年次に選択できるため、じっくり自分の興味を見極める時間があります。入学時にやりたいことが決まっていなかった自分にとって、この仕組みは非常にありがたかったです。
また、商学部では2つのゼミに所属することができます。商学に関する専門ゼミと、教養を深めるゼミの両方に入れるのは明治の商学部ならではの制度であり、入学後に知って得をしたと感じた点の一つです。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さについて
マーケティングを学ぶようになってから、日常の見え方が変わりました。普段何気なく目にしているSNS広告やコンビニの商品の並べ方、キャンペーンの仕組みなど、すべてにマーケティングの考え方が使われていることに気づけるようになります。
特にゼミでの企業コラボは面白く、飲料メーカーと連携して新ジャンルのドリンクを企画するプロジェクトでは、消費者のニーズを調査し、実際に商品コンセプトを提案するところまで取り組みました。座学だけでは得られない実践的な経験ができることに、商学部で学ぶ面白さを感じています。
② 苦労したことについて
商学部は筆記試験による期末評価が多く、その対策には苦労しました。特に1・2年次は必修科目が多いため、試験期間はかなり大変です。
ただ、科目によってはレポートや出席点が加味されるものもあります。きちんと授業に出て復習をしていれば対応できるレベルなので、過度に心配する必要はありません。
大学生活全般については、高校と違って時間割を自分で組む必要があり、最初は戸惑いました。ただ、慣れてしまえば自分のペースで学べる自由さが心地良くなります。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

① 高校在学時
高校時代は卓球部に所属し、部活動に力を入れていました。付属校で受験勉強がなかった分、部活に全力で取り組むことができました。この経験は大学生活でも就職活動でも「何かをやりきった経験」として語ることができるので、やっておいてよかったと感じています。
振り返ると、高校のうちに簿記やTOEICなどの資格に挑戦しておけばよかったとも思います。大学に入ってから取り組むこともできますが、時間に余裕のある高校時代に始めておくとかなり楽になります。
② 進学後の取り組み
進学後は、学業に加えて塾講師のアルバイトを続けています。人に教える経験を通じて、自分自身の理解も深まりますし、コミュニケーション能力も鍛えられます。
ゼミ活動では、市場調査・マーケティング分析を専門とするゼミに所属し、2年次から企業コラボ企画に参加しました。3年次には飲料メーカーとの新商品企画プロジェクトや、他大学との共同ゼミにも取り組んでいます。ビジネスコンテストへの参加やゼミ合宿(春・夏)、運動会などのイベントも充実しており、学業以外の面でも成長できる環境が整っていると感じます。

卒業後のビジョン、進路について

大学卒業後はメーカーや商社への就職を考えています。ゼミで取り組んだ商品企画やマーケティング分析の経験を活かせる仕事に就きたいと考えています。
商学部の卒業生の進路は多岐にわたっており、メーカー、商社、金融、広告、IT、コンサルなど様々な業界で活躍しているようです。会計コースからは公認会計士を目指す方もいます。明治大学は就職に強いと言われていますし、ゼミ活動や資格取得など大学時代の過ごし方次第で選択肢はさらに広がると思います。

後輩へのメッセージ

付属校の皆さんは受験勉強がない分、高校時代の時間をどう使うかが大学生活の充実度に直結します。部活でも資格でも何でもいいので、高校在学中に何かひとつ真剣に取り組んでおくことを強くおすすめします。
商学部は、やりたいことが決まっていない方にこそおすすめできる学部です。自分も高校時代は何をやりたいか全く決まっていませんでしたが、幅広く学ぶ中で自分の興味を見つけることができました。3年次からのコース選択という仕組みのおかげで、焦らず自分に合った道を選ぶことができます。
大学進学後は高校以上に自由な時間が増えますが、その分、自分で考えて行動することが求められます。授業に出て単位を取るだけでなく、ゼミ活動やアルバイト、資格取得など、何か一つ「これを頑張った」と言えるものを持っておくと、就職活動で大きな武器になります。
皆さんの大切な4年間が充実したものになることを願っています。

明治大学 経営学部 経営学科
杉本 万季
2023年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

・学部について
経営学部は1年生で経営学、公共経営学、会計学のそれぞれの全体像を把握し、基礎からしっかり学ぶことができます。1年生で学んだことを踏まえて、2年生から学科に分かれてより深く、専門領域の内容を学びます。また、経営学だけでなく、会計学に特化したCAPという制度や英語に特化したGRATEなどの各種プログラムも充実しています。自分の将来に向けて、参加を検討してみるとより多くの知識を得ることができ、自分の将来の幅を大きく広げることができる学部だと感じています。
・学科について
学科選択が2年生からなので自分が学びたいことを大学1年生まで授業を受けた上でじっくり考えることができ、すごく魅力的だと思います。ただし、学科選択には1年生の成績によって決まるので、1年生における学習にはより力を入れることをお勧めします。また、私自身経営学科ですが、公共経営学科や会計学科など他学科の授業もゼミも自由に選択することができます。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

大学生活は何事においても自由であると、実感しています。学習においても自分の学びたいことを自分で選択して勉強に取り組むことができます。加えて、自由に行動する時間も想像以上にたくさんあります。その時間を有効活用して、自分自身の視野を広げ、新たなことを発見できる楽しさを感じることができることが、大学生の何よりも魅力だと思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

大学で私は教職課程を履修しています。経営学部の授業に加え、教職課程における実践的な授業も多く、履修しています。また、実際の中学校での学習支援などの取り組みや活動に参加する機会もあり、私自身教育に興味を抱いているので、積極的に参加しています。加えて、就職活動が本格的に始まり、自分が関心を寄せている業界や企業のインターンシップへの参加もしています。
また、進路が決定した後にでも遅くはないので時間的余裕がある時に、簿記検定の勉強をお勧めします。経営学部では大学2年生から3年生に上がる際の進級要件として簿記検定3級の取得が必要です。早めに簿記3級を取得することで自分の学びたいことに時間を充てることができると思います。また、高校に入って何度も受験する、TOEICについて、安定してハイスコアを取ることができれば大学の英語の授業の単位として認定されます。つまり大学で英語の授業を受けなくても良くなります。また実際、就職活動にもTOEICは活きてくるので、積極的に勉強することをおすすめします。

卒業後のビジョン、進路について

私は以前から教師になりたいと思っていたので、先ほど述べた、大学では教職課程を履修しており、教員採用試験の勉強をしながら就職活動を並行して行っています。大学卒業後は教師として学校という教育現場で自分が学んできたことや学習の面白さや楽しさを伝えたいと考えています。ただ、就職活動に関しても、自分の視野を広げるために企業にも目を向け、さまざまな業界や仕事について知る機会を大切にしています。教師という道だけに視野を限定するのではなく、多くの人と出会い、多様な価値観や働き方に触れることで、自分にとって本当に納得のできる進路を見つけたいと考えています。そのため、教員採用試験と就職活動の両方に全力で取り組み、自分の可能性を広げながら、将来は教育などの人の成長に関わることのできる仕事に就きたいと思っています。

後輩へのメッセージ

今関心を寄せていたり、興味を持っているものや挑戦したいと思えるその気持ちを大切に、大学生活を過ごしてみて欲しいです。大学では全て自己責任であり、何事も自由であるからこそ、可能性は自分の行動次第でいくらでも広げることができます。明八で出会った友人との繋がりを大切にした上で、大学ではまた新たな学びや出会いがあり、それを通じて新しい目標を見つけたり、自分自身を成長させることもできます。大切なのは、自分で考えて選び、その選択とその後の行動に責任を持ち、行動していくことだと思います。みなさんが実りある大学生活を送れることを願っています。

明治大学 政治経済学部 政治学科
小林 玲菜
2023年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

政治経済学部は、一言で言うなら高校時代に想像していたよりも幅広く学べる学部だと感じました。
1、2年次は基礎科目を履修が必須ですが、ICT(エクセルの使い方やプログラミング)から日本文学、数学的な科目まで、非常に多様な科目が設置されています。3年次からは応用科目に移行しますが、学科の垣根を超えて履修できるため、興味を持ったことをとことん学べる環境が整っています。
また、政治経済学部では3年次にゼミに入室することが必須となっていますが、ゼミも学科を問わず選択することができます。ゼミの種類も、政治系であれば政治史や投票行動、政治思想、社会学まで本当に幅広く、自分の学びたいことを学べるゼミを選ぶことができます。実際に、私は日本政治史を研究するゼミに所属していますが、経済学科や地域行政学科の同期もいるため、自分にはない視点からの意見を聞くことができ、学びが深まっていると日々感じています。
政治経済学部と聞くと、理論的で難しそうなイメージを持つかもしれません。しかし。実際には、その時々に起きている出来事を扱う科目も多く設置されているため、自分の身近な生活と結びつけて考えられる面白さがあると思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

①学習の面白さについて
政治学科での学びを通して、政治をより身近に感じられるようになったことに面白さを感じています。特に私が受けていて面白いと感じたのは、行政学の授業です。行政学の授業を通して、それまで持っていた官僚のイメージが変わったり、国会や内閣の仕組みと実際の運営のギャップを知ったりすることで、政治を身近に感じると同時に、政治の仕組みどのものを面白いと思うようになりました。大学に進学してから、政治に対する知識を得たことで選挙の見方が変わり、「絶対に選挙に行くぞ!」と意気込むようになったことが、それを象徴していると思います。
②苦労したこと
大学の授業では、日々の課題やレポートなどに計画的にコツコツ取り組んでいれば、単位を落とす心配はあまりありません。そのため、授業に関して苦労したこともあまりありません。試験も、授業にきちんと出席して試験前に復習しておけば、そこまで心配する必要はないと思います。ですが、大学生活においては、何事にも自己管理能力が必要だと思います。提出期限はもちろん、履修する授業なども全て自分で自由に組めるので、どんなことを学びたいのかを考え、計画的に取り組むことが重要です。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校時代に取り組んでいたこと
私は高校3年生の夏まで学部を決定できなかったので、選択肢を広げるために、高校二年生から特に成績を意識して勉強していました。私は明大推薦テストで成績を伸ばせる自信があまりなかったので、定期テストで成績をキープできるように意識していました。そのために、日々の授業で内容を理解しきることを心がけていました。先生の言っていることを一つも逃さないようにプリントいっぱいにメモを取ったり、宿題は絶対にその日のうちに取り組んだりして、学んだことを定着させるようにしていました。定期テストで貯金が作っておくと、明大推薦テストで思うように点数が取れなくても焦ることはないと思います。
また、私は吹奏楽部に所属していて、テスト前まで部活があったので、スクールバスや電車で単語帳などを開いて、時間を有効活用するようにしていました。家でやりたいことと、電車やバスでできることを分けておくと、やるべきことが明確になり、勉強の計画も立てやすかったです。
日々の積み重ねが成績に直結すると感じているので、最終的には小テストや定期テストへの取り組みが大きいと感じています。
②現在取り組んでいること
現在は、日本政治史のゼミに所属しています。私のゼミでは日々の活動だけではなく、年に2回ディベート大会があり、社会課題をテーマとしたディベートを行っています。ディベート大会本番までは、3週間、毎日朝から晩まで勉強するので大変ですが、その分、自分の主張を守るために短い時間で論理的に考える力や、人前でも論理的に話す力などが身につけられていると感じています。

卒業後のビジョン、進路について

私は子どもが好きなので、卒業後は子どもと間接的に関われる仕事をしたいと思い、様々な業界を考えています。まだ一つに絞りきれていませんが、先輩方にお話を聞くと様々な業界に就職していて、就職先の幅広さも政治経済学部らしいところだと感じます。

後輩へのメッセージ

高校生の時は、制限があって窮屈で、「早く大学生になりたい」と思っていましたが、今は「高校時代に戻りたい」と思うほど、高校生活はかけがえのない時間だったと思います。先生と密にコミュニケーションを取ったり、スクールバスの時間ギリギリまで部活に取り組んだりできるのは、高校生の時だけです。まずは高校生活を存分に楽しんでください!その中で、自分の好きなことや興味を持ったことを手がかりに、進路選択をしていってほしいです。
明八の先生方は親身になって相談に乗ってくださる先生がたくさんいらっしゃいます。先生や先輩に相談しながら、自分の納得のいく進路選択をしてください。皆さんの明八ライフ、明治ライフが充実することを応援しています!

明治大学 法学部 法律学科
佐々木 悠菜
2023年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

法学部では1年生から必修で法律科目があり、早くから法律について学ぶことができます。また、他学部と比べて論述形式のテストが多いです。その中で知識を覚えるだけではなく、論理的に道筋を立てて結論を導き出す力、いわゆる法的思考力を身に着けることができます。私も1年生の段階ではその考え方が全く分からずテストへの不安が強かったです。ですが法学部には勉強をサポートする制度が多いのでそれらを活用することでテスト対策を充分に行うことができます。例えば、学習支援室では過去問を閲覧することができたり大学院生の人が勉強の仕方や授業で分からないところを教えてくれたり、法律系のサークルが開催している定期テストの勉強会で、教授ごとに合わせたテスト勉強をすることができます。
法学部は「地獄の法」と呼ばれていたので、本当にそんなに大変なのかという不安もありましたが、実際に法学部に入ってみると、期末試験に向けてしっかり対策をすれば単位を取ることができるし、授業も思っていたほどにはきつくはなく、入学前のイメージよりも大変ではありませんでした。もちろん法学部の試験は範囲が膨大だったり内容が難しいのでただ勉強をすればいいというわけではなく、テスト範囲や教授のテスト形式を知ることが非常に大事です。例えば、過去問や授業の情報を集めるなど、自分から積極的に行動することがとても大切です。誰かが教えてくれるのを待つのではなく、自分から情報を得るために動く姿勢が必要だと感じました。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

大学1年の時は必修科目が多かったです。また、普段の授業に加えて私はサークルや大学の法制研究所に所属していたため自分の時間をほとんど確保できませんでした。1番苦戦したのは、学部の期末試験です。授業には毎回出席していましたが、授業内で理解しきるのは難しく、授業後に教授や友達に聞いたり復習をしたりなど自学習が欠かせませんでした。しかし、初めて法律を学ぶということでゼロから学んでいく楽しさがあります。
3年生になると必修科目が減り、自分の時間を作れるようになりました。そのため、資格の勉強やアルバイト、また就活に向けて情報収集する時間に当てられるようになりました。3年生から始まるゼミでは自分が興味のある分野について学ぶことができ、普段の授業や勉強とは違った視点で学習することができます。私は犯罪学のゼミに所属していて、「なぜ犯罪が起こるのか」や「少年法」について学んでいます。ゼミでは犯罪者の心理や犯罪の要因といった条文からは見えてこない部分を学ぶことができています。他にも、民法や憲法、刑法などの法律分野だけでなく、語学や歴史など様々なゼミがあり、自分の興味のある分野を選ぶことができます。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

成績は高い方が選択肢が広がるため1年生から積み上げていくことが大切です。さらに私が法学部に決めるうえで高校生のときに取り組んでいてよかったと思うことを3つ紹介します。
①学部調べ
学部の制度やコースの特徴を事前に知っておくことで、入学後にスムーズに動くことができました。
②裁判傍聴や模擬裁判のイベントへの参加
法律を学びたいという気持ちがさらに強くなり、法律を学ぶ意欲が高まりました。
③簿記2級の取得
法学部ではあまり勉強する機会がない分野なので、高校生の間に取得できたというのは大きく、現在でも自分の強みになっています。
現在は、司法書士の資格取得を目指して勉強しています。大学に入学した当初は漠然と公務員を目指そうかなと考えていました。しかし、入学後に様々な法律関係の資格があることを知りました。その中で独占業務を持ち、専門性の高い司法書士という資格に興味を持ちました。バイトやサークルがあり、限られた時間の中で勉強しなければならないのはとても大変ですが、大学生の間に法学部で勉強した成果として試験合格を目指したいと考えています。

卒業後のビジョン、進路について

学卒業後は民間企業に就職する予定です。その中でも法学部で学んだ法律の知識を活かして企業法務を志望しています。法学部は一般企業に就職する人がほとんどですが、中には弁護士になるために法科大学院に行く人もいます。また公務員志望者も一定数います。

後輩へのメッセージ

法学部は「地獄の法」という呼び名から大変そうと感じている人が多いかもしれません。しかし、4年間の中で法律関係をしっかり学びつつ、大学生活を楽しむことができるという、実際にはとても充実している学部だと思います。イメージにとらわれず学部の中身をよく見ていただき、少しでも興味のある分野があればぜひそれを大切にして進路を考えてみてほしいです。大学生活は自由だからこそ、自分から行動することが非常に大切です。大学生活をより充実させるためにも、ぜひ高校生のうちから「大学4年間で何をしたいか」を考えてみてください。

明治大学 理工学部 機械情報工学科
町田 隼希
2022年度卒業生
学部・学科について

機械情報工学科、略して「機情(きじょう)」では、【ハード×ソフトで技術イノベーション】というキャッチコピーが謳われています。簡単に言うと、ハード、つまり機械そのものを作る、使うだけでなく、それを動かすソフト、情報処理技術も身につけることで、世の中の役に立つモノづくりをしよう、という意味です。機械分野と情報分野にまたがっている。機情の大きな特徴です。
理系で学科選びをするときには、機械工学科と機械情報工学科の違いに戸惑う人もいると思います(私がまさにそうでした)。進学してみてわかったことは、どちらもモノづくりのための学科であるという共通点と、モノづくりへのアプローチの違いです。
理工学は、「理学」と「工学」を一つにした言葉です。機械工学科、機械情報工学科はどちらも工学にあたる学科です。一方で、機械工学科は主として機械の材料や構造、加工方法など、モノづくりに特化しています。機械情報工学科は、プログラムを作成してロボットを動かしたり、製品の設計手法について考えたり、人が親しみやすいロボットを作ったりと、広い範囲からモノ作りにアプローチします。

本稿執筆時点で、私は3年生の夏休みを過ごしています。理工学部には研究室配属があり、私も夏休み明けから研究室での活動が始まります。機情には15の研究室があり、様々なテーマで研究が行われています。学科によって配属選考の時期や方法は異なりますが、機情をはじめ一部では成績順で希望の研究室へ配属されていきます。明大推薦と同様のやり方です。理系では大学でも、成績をしっかりとっておく必要があるということです。

学生生活

私は、大学での生活を謳歌しています。埼玉県の実家から生田キャンパスに通い、授業後にはサークルやアルバイト。長期休みには必ず旅行をします。さらに、自分で言うのも変ですが、成績も悪くはありません。理工学部は、一部の授業を、8学科の学生がシャッフルされた「混合クラス」で受けるため、他学科の友人も少なからずいます。「忙しい、遊ぶ時間がない」と言われがちな理系ですが(間違いではない)、とある当たり前のことがしっかりできる人は、学業と、人生の夏休みと言われる学生生活を両立させることができます。それは、「自己管理」です。
機情に限らず理系は忙しい、これは事実だと思います。授業数は多くレポート課題は毎週複数提出、対策が足りなければ単位は簡単に落とします。成績が低くても進級は可能ですが、先述の研究室配属で自分に合わない分野に配属される可能性が高いです。理系学部を目指す皆さんにはぜひ、高校のうちから、やるべきことをしっかりとやりきるようにしてほしいと思います。そして、やるべきことと遊びのバランスをうまく取れるようにしておくと、大学生活は充実したものになると思います。遊び方は進学してから、法に触れない範囲で学んでください。

大学の理系の学びでは、高校での理科3分野と違い、公式の物理的意味や、物事の本質的な理解が求められます。この物理量はなぜこの式から求まるのか、この数値の意味は何か、なぜこのプログラムではエラーが出るのか。丸暗記ではなく、時間をかけて論理的に物事を考えることができる人は、有利だと思います。高校生である今のうちから、問題集は答えを写さない、ノートやプリントは丸暗記でなく、常に考えるように練習してみることをお勧めします。

「やることはちゃんとやれ」と、少々お堅いことを言いましたが、特別なことをする必要はありません。きちんと授業に出席し、レポートや復習を自分の頭で考えながらやれば、成績は取れます。難易度や専門性は多少上がりますが、やることは高校での試験対策と変わらないと思ってください。ただし一定数、授業を飛び、他人のレポートを写すだけの学生もいます。そのような周囲の人間に流されないように注意してください。大学では、あらゆることが自由です。ただし、その「自由」の意味をよく考えてください。

進路の考え方について

私は幼少期から鉄道が好きでした。機情に進んだのも、将来は鉄道にかかわる仕事がしたいという理由です。何か好きなもの、目標がある人は、それに向かって進んでみるのは大変におすすめです。
ただ、多くの人は、まだ具体的にやりたいことは定まっていないと思います。私は設計工学研究室というところに入りましたが、最初から設計に興味があったわけではありません。設計に興味を持ったのは、大学で設計の授業(必修)を受け、「理解できる、楽しい」と思えたことがきっかけです。研究室に限らず、明大推薦や将来の進路などあらゆる場面で同じことが言えると思いますが、進路に迷っている人は、なんかいいな、これならできるなという小さな理由で選ぶのも、良いことだと思います。進学して、大学の授業を受けるうちに、自分のやりたいことが見つかることもあります。注意点としては、進学後に、やっぱり違ったな、とならないよう、よく調べるようにしてください。

結びに

ありきたりな文章ですが、大学での4年間は、学業はもちろん、他にもあらゆる経験ができる自由な期間です。ただ、時間の流れはとても早く、迷っているとすぐに終わってしまいます。単位取得、勉強だけで4年間が終わってしまうのは、非常にもったいない。「やるべきことと遊びのバランス」を上手くとって、充実した大学生活を目指してください。

お読みいただき、ありがとうございました。いろいろとお話ししましたが、私の話が絶対であるということはありません。人によって合う・合わないはあるので、自分の目・耳で様々な情報を得て、自分に合った道を進んでください。

明治大学 農学部 農学科
岩田 朔来
2022年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

「農学部」と聞くと「農業を学ぶところ」というイメージを持つ方が多いと思います。しかし実際に学んでみると、農学部の学びはそれにとどまらず、農業、畜産、植物、動物、バイオテクノロジー、化学、生物多様性、微生物、そして社会科学にまで広がっていることが分かりました。単なる農業の技術や知識にとどまらず、人間社会と自然環境の双方を理解するための幅広い学問体系が整っている学部だと実感しています。
学科ごとの特色もはっきりしており、
・ 農学科では、農業技術や生物多様性の保全、生活環境の設計などを学び、
・ 農芸化学科では、化学を通して有用微生物や食品・土壌について研究、
・ 生命科学科では、バイオテクノロジーを駆使し、動物の生命活動を多角的に解き明かし、
・ 食料環境政策学科は唯一の「文系的」学科で、経済や社会の視点から農業を理解します
これら全ての学科において、入学前には想像できなかったほど多様な学習の選択肢があると感じています。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

農学部の魅力は、環境や生態系をめぐる幅広い研究に取り組めることです。教科書で学んだ知識を現場で確かめたり、自然や生物の実態を自分の手で調査したりすることで、学問が単なる知識ではなく「生きたもの」として実感できます。
一方で、研究は地道な作業の連続です。採取したサンプルを顕微鏡で観察し、環境条件を揃え、膨大なデータを整理していく作業は決して派手ではありません。成果がすぐに出るわけではなく、粘り強さと根気が求められます。また、生物学や化学といった基礎的な知識が欠かせないため、高校・大学で学んだことの復習も欠かせません。
それでも、身近な自然や環境に対して「なぜこうなっているのだろう」と疑問を持ち、その答えを探していく過程は非常に楽しく、学び続けたいという意欲につながっています。

どんなことに取り組んでいるか、あるいは取り組んできたか

高校時代は、身近な環境や生態系の問題に興味を持ち、ナラ枯れ病や植物の病気の発生について独自で調べていました。身の回りの自然を題材にした探究活動を通じて「環境と人との関わり」に目を向けるようになったことが、農学部を志望するきっかけになりました。
大学に入って現在は植物線虫学研究室に所属し、洞窟という特殊な環境から採取した線虫という微生物がどのように適応しているかを調査しています。このテーマは世界でもまだ本格的に研究されていない分野であり、未知の領域に挑戦しているという実感があります。自分の趣味である洞窟探検と、自分の研究対象である線虫の調査を同時に行えるのは、とても充実感はあります。
また、学業以外では様々なサークルの副幹事長や班長を務め、フィールド活動や学外調査にも取り組んでいます。趣味の洞窟探検や旅行、温泉といった日常の楽しみも大切にしており、これらが研究の発想や活動の活力につながっていると感じています。

卒業後のビジョン、進路について

卒業後の進路についてはまだ模索中ですが、大学で培った「環境を多角的に捉える視点」を活かしていきたいと考えています。研究を続けて大学院に進学する道もあれば、農業や環境関連の分野で社会に貢献する仕事に就く道もあります。農学部は進路の選択肢が非常に広いため、これからの学びや経験を通して自分の進むべき道を見極めたいと思っています。

後輩へのメッセージ

農学部や理系の学部・学科に進むために大切なのは、知識以上に姿勢だと感じています。
そのためには、
① 身の回りのことに「ナゼ?」と疑問を持ち続けること
② 勉強だけでなく、経験を通じて学ぶこと
③ 遊ぶ、楽しむ、熱中すること
④ 「自分がやらなきゃ誰がやる」という主体性を持つこと
の4つの姿勢が大事だと考えています。
大学生活は自由度が高く、自分の意思次第で学びも活動も大きく変わります。だからこそ、興味を持ったことに積極的に飛び込んでほしいと思います。
また文理の志望関係なく、今興味があることが今後の進路の全てではありません。今後出会う新たな学問や領域が、自分の知らない可能性を拓いてくれる可能性も大いにあります。なので、今やりたい事・知っている事にこだわらず、世界にある様々な事を広く知り、感じ取り、自分のものにしてほしいです。
農学部は、自然や環境に少しでも関心がある人にとって、多くの発見と挑戦ができる魅力的な場所です。皆さんの進路選択の参考になれば幸いです。

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科
加藤 純世
2022年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

総合数理学部先端メディアサイエンス学科について、大きな魅力である①専門分野の広さ②ゼミの実施方法、の2点についてご説明したいと思います。
① について
先端メディアサイエンス学科は、未来の最先端技術を考え、主にプログラミングを用いてそれを実現していく学科ですが、専門分野の広さに大きな魅力があります。本学科では、ゲーム、画像や音声、音楽処理、CG技術といったメディア技術・表現系の研究や、味覚となどの五感、脳波、コミュニケーション支援といった人間・感覚系の研究に加え、数学やプライバシー技術といった基盤技術・理論系の研究など、扱う研究分野が非常に幅広いです。したがって、「漠然とプログラミングを勉強してみたいが、それをどの分野に応用したいかまだ分からない」と考えられている人が、この学科に向いていると思います。
② について
 先端メディアサイエンス学科は、ゼミの実施方法にも大きな魅力があります。本学科ではゼミが4年間実施され、まず1年生では、一年間を通してほぼすべてのゼミを体験できます。つまり1年生の時点でどの研究室がどのような研究を行っているのかを知ることができます。次に2年生では、1つの研究室を選びそこで1年間研究を行い、研究を行うというとはどういうことなのかを勉強します。最後に3,4年生ではまたゼミを1つ選び、二年間かけて本格的な研究を行います。
この実施方法の大きな魅力として、1年生ですべてのゼミを体験できることが挙げられます。先述した通り本学科では専門分野が非常に多いので、各分野について自分で調べることが困難です。だからこそ、ゼミのカリキュラムにすべてのゼミの体験が入っていることは大きな魅力といえます。次に、研究を行うゼミを2回選ぶチャンスがあることも大きな魅力です。もし2年生時点で所属した研究室と自身のイメージに乖離があったとしても、3年生でまた選択しなおせる機会があります。ゼミの選択が一発勝負でないというのは、学生にとって本当にありがたい仕組みだと思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① プログラミング制作の面白さについて
プログラミングの作品制作において、自分の作りたいものを考える→プログラムを組む→完成したものを自分で確認する、あるいは誰かに見てもらうという成功体験が一度できると、次のプログラムの制作意欲が一気に湧きます。このように、誰かに言われたものではなく自分の作りたいものを作るというのは、できたときの達成感も一入ですし本当に面白いと感じます。
② 苦労したことについて
 本学科では、自分の制作物を大勢の前で発表する機会が多くあります。その際に、なぜ自分はこれを作ろうと思ったのか、どうすれば面白いと感じてもらえるのか、また面白いと感じてもらうにはどのような伝え方がいいのかなど、考えることが多くて苦労しました。ただ、回数を重ねていくうちにだんだんと発表の流れや伝え方に慣れていきました。この「人に伝える力」は将来社会に出ても必ず役に立つと思うので、今となってはその機会を多く設けてもらったことに感謝しています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

① 大学一年
本学科の一年次では、数学や基本情報技術、プログラミングといった基礎知識を学ぶための授業がメインになります。その中でも私は、プログラミングの学習に重きをおいて、予習復習を徹底しました。なぜなら、この先の授業、研究においてプログラミングの基礎を習得していることが最も重要だと感じたからです。ただ、本学科の数学の授業は高校数学の復習から始まり、基本情報技術やプログラミングは初めて学ぶ人に合わせたカリキュラムとなっているので、高校生のうちに必ずしも先取りして勉強する必要はありません。
② 進学後全員に当てはまること
 全員に当てはまることとして、友人や先輩とのつながりを大切にしてください。大学生活は、良くも悪くも高校生活に比べてはるかに自由になります。今までのようなクラスといったコミュニティもなくなり、教室の好きな席で、好きな授業を履修して受けることができるようになります。ただその分、どの授業がどういう内容なのかといった「情報」を得ることが非常に重要になります。そしてその情報を自分ですべて収集するのは困難なので、友人と助け合う、先輩からアドバイスを頂くなど、ぜひ人に頼ってください。

卒業後のビジョン、進路について

 大学卒業後は大学院に進学し、引き続き研究を行う予定です。
 大学院に進学する、就職するといった選択肢には、それぞれ別のメリットが存在します。例えば、理系で卒業した人のうち大学院を卒業した人は、学部4年間で卒業した人より平均生涯収入が4000万高いといったメリットがある一方で、大学院に行かず就職を選んだ人は実務経験を二年間早く積むことができるというメリットがあります。あなたがその選択を迫られたときには、将来どうしたいのか、どのようなメリットが欲しいのかをよく考えて選択してください。

後輩へのメッセージ

皆さん、ぜひオープンキャンパスに訪れてください。大学のホームページやパンフレットから情報を得ることももちろん大切ですが、やはり自分がその目で見て耳で聞いた情報に勝るものはありません。オープンキャンパスでは先輩方の研究を間近で見て、体験することができます。その体験によって、今まで抱いていたその学部学科の印象に大きな変化が起きるかもしれません。実際、私はオープンキャンパスの訪問前後で志望学部、学科に大きな変化がありました。
 せっかくの大学生活で、興味のない内容の学科に行くというのはもったいないです。なので、いろいろな人の話を聞いて、自分がどうしたいのかについても深く考えて選択してください。皆さんが充実した大学生活を送れるよう願っています。

明治大学 法学部 法律学科
渡辺 晴登
2022年度卒業生
高校時代の生活について

一言で表すと「部活漬けの毎日」でした。勉強と部活の比率でいうと大体2対8くらいの感覚で、主に電車の中で小テストの勉強をしたり、中間・期末テストの前に一気に勉強するというスタイルでした。何かを継続してコツコツ勉強するということはあまりできていなかったと思います。そのせいか、高校時代の成績は正直あまり振るわなかったんですが、最終的には法学部に進学することができました。

明治大学法学部について

「法学部」はその名前の通り法律について学ぶ学部です。皆さんがイメージしやすいところでいうと、たとえば殺人事件や強盗などの犯罪について、それがどの法律に違反しているのか、またどんな刑罰があるのかといったことを学んでいます。私が法学部を志望した理由は二つあります。一つ目は社会の仕組みを理解したいと思ったからです。法律は簡単に言うと社会のルールです。そのルールがどのようにできているのかに興味を持ったことがきっかけでした。二つ目は将来の進路の幅を広げておきたかったからです。高校3年生のとき、私には将来の夢や目指したい職業がはっきりとありませんでした。でも法律はどんな仕事にも必ず関わってくるものです。自分の可能性を狭めたくない、そう思って法学部を選びました。実際に入学してみて感じた特徴としては、論述の課題がとても多いところです。論理的に物事を考える力が問われるので、考えることが好きな人にはとてもおすすめの学部だと思います。また、他学部に比べると必修科目が多く、クラス単位での授業が多いのも特徴です。

ゼミについて

私が所属するゼミは、メディア・広告論をテーマにしており、SNSでの炎上事例やCMの分析などを主に学んでいます。法学部のゼミは法律の専門分野に限らず、幅広いテーマを扱うゼミが多いことも魅力の一つです。

後輩へのメッセージ

最後に、私自身の経験を踏まえて3つのアドバイスをお伝えしたいと思います。1つ目は、「明八での生活を続けること」です。学校にきちんと通い、課題に取り組み、テスト勉強をする。こうした当たり前のことを積み重ねる習慣が身についていれば、どの学部に進んでも苦労はしません。2つ目は、「大学は自由な場所である」ということです。大学には、怒ってくれる先生や常に気にかけてくれる人はいません。気づかずに課題の締め切りを過ぎてしまうことが平気で起こる環境です。自由であるということは、良い面ばかりではなく、自己管理が求められる厳しさも伴います。そのため、自由の裏にある責任を理解し、自律することが大切です。

明治大学 政治経済学部 政治学科
池内 南々帆
2022年度卒業生
大学、学部、学科の特徴

政治経済学部は、行政の仕組みや政治思想といった、いかにも学部らしい分野はもちろん、その他の幅広い関心にも柔軟に応えることの出来る学部だと感じました。
実際に私も国語表現というレポートの書き方から教わる授業や、心理学・ジェンダー論など、現代社会をどう捉えていくか、かなりリアルタイムに情勢を考える講義も豊富に受講していました。
また、講義の特徴として、クラスワークなどの交流が頻繁に設けられると感じました。政経学部はクラスがあることが一つの特徴だと思います。そのため、必修の授業ではクラス対抗ワークやペア・グループワークを数多く経験しました。コミュニケーションをとることが好きな人には楽しい講義形式かなと思います。
 政治経済学部特有の講義に、ACEという実践的な英語力強化プログラムがあります。ネイティブの教授がオール英語で授業を進行し、あるトピックに沿ってディスカッションやプレゼンをします。様々なテーマから講義を選択することができ、興味関心に合わせた英語学習が可能です。私は日本のアイドル文化や芸能人のプライバシーなどについて扱う講義を受講していました。英語スキルのレベル感も段階分けされているので、自分のスキルに合わない心配はそこまでしなくていいと思います。おすすめの授業です!

高校時代について

 明大推薦テストを受けるようになったあたりから、学部選択に際して必要になってくる成績を考えるようになりました。出来るだけ選択肢は広げるためにも成績をどう向上させていくか考えた時に、自分の中では明大推薦テストで数字を伸ばせる可能性があまり見込めなかったので、とにかく定期テストで積み上げることを意識していました。
 高校時代は吹奏楽部に所属しておりまとまった時間をとることが周囲より難しかったので、暗記科目などは早めに取りかかり、バスの時間や朝のHR前のスキマ時間に友人と問題を出し合っていました。周りと一緒に勉強するのは自分に対する拍車もかかるしなんだかんだ楽しいので私はすごく重宝していた勉強法です。定期テストで貯金を作っていると明大推薦テストで変に焦ったりしにくくなると思います。
 推薦テストの対策としては、共通テスト用の問題集を使って演習をしていました。日本史などの選択科目は出題形式に慣れておくのも重要だと思います。問題の中身はともかく、時間配分の感覚をなんとなくでも把握しているか否かで心持ちがかなり違います。
 3年生の後半にかけて差が開きにくくなってくるので、最終的には前々からの積み上げがものを言うと感じています。

将来について

高校生の私は明確に将来のビジョンを描けていた方ではなくて、なんとなくまちづくりに興味があったので地方公務員を目指そうかなと思っていた時期もありました。都市政策や地域づくりへの興味から派生して社会の基本的な仕組みが学べる政治学科を選択して、大学3年になった今もまちづくりへの関心は変わらず持っています。まちに行政機関としての立場から関わるか民間として関わっていくか考えた時に、規模感の大きい開発に携わってみたい気持ちがあったことから民間就職へ軸をずらしました。

学部選択は、これからの自分の将来を作るための材料を集めていく最初の一歩だと思います。重々しいニュアンスになってしまいましたが、進路選択は自分の決めたゴールに向かうためのスタートを切るところではなくて、自分のありたい姿を模索していくための手段に過ぎないので堅苦しくなりすぎないでほしいです。
と同時に相反していることを伝えたい気持ちもあります。就職活動をしていると、インターンで同じ大学の違う学部の人と一緒になるなど、文系学部はひとつに括られて、どこに進んでも最終的にみんな同じラインに行き着くように感じることも多いですが、どこに進むかでそこでの自分の付加価値となるものが圧倒的に変わってくることも実感しています。就活の時期になって、今更忙しなく過ごしてきた学生生活を振り返り、自分のしてきた行動に説得力のある根拠を見出すことがどれだけ難しいかも痛感しています。
この世の中学んできたことが将来に直結するパターンの方が少ないのは私も、きっと高校生のみなさんも承知ですが、やっぱりぼんやりとでも将来への想像力をもって、逆算しながら選択を積み重ねていった方がきっと楽しくなるし、密度のある日々が送れるのかなと今は思っています。迷うことも楽しくなると思います。私の中での後悔ゆえの助言です。そういう面で政経学部は明確に自分らしいステップが踏める学部だと思います。
長々と記しましたが、まずは楽しむことを忘れないでほしいです。応援しています。

明治大学 商学部 商学科
西川 結唯
2022年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 第一に挙げられるのは、圧倒的に自由に使える時間が多いということです。これは商学部の学生に限らず共通することかもしれませんが、この時間をどう使うのかがとても重要です。自分が興味のあるものにひたすら取り組み、「これは誰にも負けない」というものが出来た状態が理想ではないかと私は考えています。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さについて
 就職活動をするにあたって、文系の方がつく職種や業種において必要な知識、例えばマーケティングやマネジメント、会計学などを学ぶことができます。就職する際に活きる勉強がかなり多いと感じていますし、就職活動をする際にその職業でどんな仕事をするのかイメージがつきやすいです。
 フィールドワークやグループワークは授業によってはありますが、比較的座学の授業が多いと思います。しかし、前述の通り就職した際に活きるようなよりリアルなビジネスの勉強ができるので、「この勉強をして何の役に立つのだろう」と感じることがかなり少ないです。その点は、勉強をする際のモチベーションにも繋がると考えています。
② 苦労したことについて
正直、大学というものは高校生のときよりも授業に行く回数が減ったりテスト勉強をする必要があまりないと考えていました。実際、そのような学部や大学が存在するのは事実ですが、明治大学の商学部は異なっていました。特に1年次は、週5日大学へ行き、1限から授業を受けていたので、高校生のときと生活リズムはあまり変わりませんでした。必修科目(卒業するにあたって必ず単位を取得する必要のある科目)が他学部に比べて多く、1年間で取得可能な単位数に制限がかけられているので、4年生でも大学に通う必要があります。そのような点においては、他学部より厳しい、と感じる人も多いと思います。しかし、やはりそのような強制力があった方が勉強しようという意欲は湧きやすくなると感じていますし、時間が有り余る大学生にとって、時間を有効活用するために役立つ制度だと思います。
また、期末試験のみで成績を決定する科目も多く、しっかりとテスト対策をする必要があるので、文系学部の中ではテストの数が多く重要度が高くなっています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 高校2年生の9月頃から簿記の勉強をしていました。高校2年生の2月に日商簿記検定二級を取得しました。
 簿記の勉強を始めた経緯としては、明八への入学を決めた当初から「大学受験をしない代わりに受験勉強では出来ない事に取り組みたい」と考えており、その中で興味のあった簿記の学習を選んだ、というものです。
 当時は定期試験の勉強や部活動などもあり、スクールバスに乗っている時間など隙間時間で勉強をしていましたが、無事取得することができたので、現在簿記の勉強に少しでも興味のある方にはぜひ取り組んでみてもらいたいです。
②現在取り組んでいること
 長期インターンシップとして都内のベンチャー企業のマーケティング部門で勤務しております。
 現在のインターンシップを始めた理由としては、まず大学1年生の2月に参加した、明治大学主催の留学プログラムである、ベトナムでのインターンシップ経験が挙げられます。ここでは、日系の通信事業会社し、新たな商品プランの企画に携わらせていただきました。その際、マーケティングにも取り組む機会があったのですが、商学部で少しマーケティングについて勉強していたにも関わらず、あまりその経験を活かすことができませんでした。学んでいたいものを活かせなかった事が悔しかったと同時に、より主体的にスキルを身につけていこう、という気持ちを持つ必要があるのだと実感しました。そこから、より主体的、実践的にマーケティングのスキルを身につけるための方法を模索し、現在の長期インターシップを始めました。
 長期インターンシップは前述の実践的なスキルが身につくことはもちろん、ビジネスマナーや社会人の考え方も学ぶことができます。また就職活動において面接官へのアピールとしても有効です。大学生活において、勉強やバイト、サークル以外で何かに取り組みたい、となった場合は長期インターシップにぜひ挑戦してみてください。

卒業後のビジョン、進路について

 現在は人材業界を主として就職活動をしております。マーケティングへ興味がある気持ちに変わりはありませんが、より人々の人生に深くかつ直接関わりたいと考えているため人材業界を志望しました。
 明治大学は商学部に限らず、就職活動に力を入れている人が多く切磋琢磨できる環境が整っており、大学側からの支援も手厚いため、いわゆる「就職に強い」大学と言えると思います。
 そのため、卒業後の進路は多様なものになっており、自分の努力次第で選択肢が大幅に広がります。

後輩へのメッセージ

 大学生活に向けて、みなさん色々な感情を抱えているのではないでしょうか。正直、入学してみてからではないと、リアルな大学生活を理解することは難しいと思います。しかし、普段から小テストや期末テストの勉強など努力を重ねているであろう明八生のみなさんなら、大学生になっても勉強で苦労することはあまりないと思います。勉強面では、これまでの努力を続けていれば心配無用です。
 私が一番重要だと思うのは、「自分の興味を追求する」ことです。自由に使える時間が沢山ある大学生活を有意義にするためには、主体性が求められます。自らの意思で興味があることに取り組み続ける、この姿勢を大切にしていただきたいです。興味があるものは1つに絞る必要はないと思います。これを続けていけば、いつか自分のやりたいことが見つかります。
以上のことを頭の片隅に置いて、大学生活を有意義なものにしていただけたら幸いです。

明治大学 経営部 経営学科
貝塚 陽菜
2022年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

①大学について
明治大学に入学してみて、学部間の垣根が少ないことに驚きました。海外研修制度や他学部の講義などを簡単に履修できますし、共通プログラムも多くあります。そのため「入学後に学びたいことが変わった」と思っても、柔軟に学びを広げられる環境が整っていると感じています。
②学部について
わたしは学部を選ぶ際「グローバル教育に力を入れている」「将来に直結すること」という二つを軸に決めました。経営学部にはGREATという独自の英語カリキュラムがあり、ネイティブの教授から経営学を学んだり、英語で事業立案やプレゼンを行うことができます。また、簿記や経営学といった実務につながる科目に加え、デジタル関連の授業も充実していて、最先端を学べる学部だと感じています。
③学科について
学科間の垣根もあまりなく、他学科の授業を履修できますし、ゼミも自由に選べます。ただし、学科は1年次の成績で決まるので、最初の1年間はしっかり取り組んでおくことをおすすめします。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 大学生活はとにかく自由だと思います。私は英語をもっと使えるようになりたいと思い、海外ボランティアや留学、インターンに挑戦しました。ゼミでは企業に自分たちでアポイントを取ってインタビューを行うなど、学びたいことをすぐ実践にうつせるだけの時間と体力の余裕があるのが大学生の最大の強みだと思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 ①高校在学時
 経営学部を志す人は、簿記検定を早いうちに取っておくことをおすすめします。経営学部では3年生への進学時に簿記検定3級の取得が必要です。簿記と聞くと数学の要素を感じるかもしれませんが、基本四則計算ができれば早い人なら1か月でも取得できると思います。私は高校在学時に取得したので、大学では2級に挑戦するなど余裕をもって勉強できました。
また、受験勉強がない分の時間の余裕を活かしてTOEICの勉強をしていました。現在就職活動をするなか、多くの企業が少なからず海外を視野に入れており、まわりの学生も就職のためにTOEICに力を入れている印象です。その点でもともとアドバンテージがあると他の言語に挑戦するなどアピールの幅が広がると思います。
 ②大学時代
何度か触れましたが、私は英語を実践的に使いたいと思い、海外研修に積極的に参加しています。海外ボランティアは経営学部のプログラム、海外インターンは大学共通プログラムで、どちらも単位認定されました。明治大学にはさまざまな海外研修プログラムと奨学金制度があり、学部を問わず挑戦できる機会が多いのが明治大学の魅力です。

卒業後のビジョン、進路について

 卒業後は海外と関わる職に就き、海外駐在をしたいと考えています。
就職活動を通じて感じるのは、大学生活で多くの経験をすることの大切さです。アルバイト、学業、留学、スポーツなどなんでもいいと思います。たしかに継続することが大切とよく言われますが、私は短期でもいいと思います。いろんなことに挑戦することで自分の興味が広がったり、「自分には合わない」と気付けたりします。そのどちらも、確実に自分の糧になると思います。

後輩へのメッセージ

 大学生活には期待と不安の両方があると思いますが、高校までとは比べものにならない経験と学びにあふれています。長いようであっという間の4年間なので、少しでも興味を持ったことにはぜひ挑戦してみてほしいです。失敗しても、他のことに挑戦してみればいいし、必ず次につながる経験になります。みなさんが充実した大学生活を送れることを願っています。

明治大学 国際日本学部 国際日本学科
深澤 菜々子
2022年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

国際日本学部について、①ずっと英語の勉強をしている学部ではないこと②「英語が苦手」という理由で国際日本学部の進学を諦めるべきではないこと、の二点について説明したいと思います。
①に関して、「国際日本」という名前から、英語の勉強をしている学部とイメージする人もいるかもしれませんが、実際はそうではないということをみなさん知っていただきたいです。私は、マーケティングやビジネス文化などを主に勉強し、それに関連するゼミに所属していますが、他には日本語についての授業を熱心に取っている友人、アニメなどのポップカルチャーの授業をメインで取っている友人もいます。このように、国際日本学部にはビジネスからポップカルチャーまで多種多様な講義があるので、個人の関心に合わせて勉強内容を選ぶことができます。これは私個人の認識ですが、「英語」は国際日本学部の中では、学習の幅を広げる手段だと思います。たとえば、日本のビジネス文化を学ぶとき、もちろん日本語話者のみで学ぶだけでも理解できますが、英語話者の留学生や先生方から教わることで、より多くの視点で学ぶことができます。外側からの視点も学ぶことで、より日本のビジネスの特徴を理解する一助になり、学びの幅が広がります。言語としての英語は週に5回の必修の英語の授業のみで 皆さんが思うほど、英語に触れているわけではないと思います。
②に関して、上記の内容と重複しますが、国際日本学部は様々な講義があるので、好きな授業を組み合わせて自分専用の学びを作り上げることができます。1,2年時は英語の必修授業は、年度初めに受験するテストの成績でクラスが決まるので、授業に置いてかれることはありません。また、通常講義は、完全日本語授業、完全英語授業、授業言語は日本語・授業資料は英語の授業などに分かれており、個人の英語レベルに合わせて授業を選択できるので、自身の英語力を理由に国際日本学部を諦めるのはもったいないと思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

・学習の面白さについて
現在私は授業言語が英語の授業を英語力向上のため、これまで受けてきた講義のうち約75%の授業を英語で受けていますが、一つの事象を様々な角度見れることが刺激的で面白いと感じています。本や文献で海外のビジネスやニュースを見ても、その背景や詳細については理解することができませんが、授業で近くに座っている留学生に話を聞くと、思ってもみなかったような事実などリアルな声を聞くことができます。この新たな学びが国際日本学部特有で、魅力的な点だと個人的に感じています。

・苦労したことについて
 苦労したことは入学当初、英語で開講される講義についていけなかったことです。私は海外経験が無い状態で国際日本学部に進学しましたが、英語開講の授業を受け始めた1年生の春学期は自分の英語力の低さを痛感させられました。授業内容も半分ほどしか理解できず、復習に多大な時間を要しました。最初は苦しかったですが、段々と環境に慣れ授業について行けるようにもなりますし、先生方がとても親身になって教えてくださるので、やる気さえあれば克服できると思っています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

・高校在学時
高校一年の時点で、国際日本学部の進学を検討していたので、国際日本学部での学びをより充実させるために英検や英語プログラムに参加するようにしていました。高校一年が始まった際はコロナ禍でちょうど授業がなかったのでその時間を活用して英検準一級を取得しました。高校二年時には、明大明治高校で開催されている夏休みの英語プログラムに単身で参加し、三年時にも一般団体などが開催する英語プログラムに参加し机上ではなく実際に英語を使うことに重点を置いていました。私は趣味が英語勉強だったので、空き時間を使って取り組んできましたが、明八での高校生活で重要なことは明大換算点を高くすることなので、あくまで定期テストや統一模試のかたわらで行うよう意識していました。

・進学後全員に当てはまること
 「自分が夢中になれるものを見つけること」が大切だと思います。私はたまたま英語に夢中になり、それが大学生活にもつながっています。皆さんも、好きで夢中になれることを続けることで、自分の将来の方向性ややりたいことが見えてくると思います。学部選びや進路に迷ったときには、これまで本気で取り組んできたことを振り返ると大きなヒントになるはずです。

卒業後のビジョン、進路について

 一般企業への就職を検討しています。就職活動を終えた先輩方のお話を伺うと、国際日本学部の学びの多様性もあり、卒業後は幅広い業種・業界へ進んでいる方が多い印象を受けます。

後輩へのメッセージ

 大学生活は、おそらく皆さんが想像している以上に自由です。授業も自分で選択できますし、高校のように一日の大半を学校で過ごすわけではありません。だからこそ、自分が本当に学びたいと思える環境に身を置かなければ、大学で過ごす時間が無駄になってしまったり、苦痛に感じてしまうこともあると思います。そのためにも、大学で学びたい内容を明確にすることが大切です。そのヒントとなるのが前述したように「自分が夢中になれること」を見つけること、そして複数ある学部や学科の特徴を理解することです。自分に合った環境を選ぶことで、学びの時間はより充実し、楽しいものになるはずです。
最後に、このメッセージが皆さんの大切な4年間を左右する進路選択の一助となれば幸いです。

明治大学 情報コミュニケーション学部
柴田 萌々花
2022年度卒業生
情報コミュニケーション学部に進学して

多角的な視野と1を100にする発想力
私は情報コミュニケーション学部に進学して多角的な視野と1を100にする発想力を得ました。情報コミュニケーション学部では経済学、経営学などのいわゆる高校時代に想像する学問に加え、音楽論や演劇学など想像する学問らしくはない学問が非常に多く、自分の好きを学ぶことができます。授業に参加する中で授業同士を組み合わせて考えることで多角的な視野そして発想力を身につけました。(経営に音楽を応用するなど)また、アクティブラーニングが多く、社会で役立つスキルが身に付くと言えます。プレゼンテーションに関する授業やマーケティングに関する授業はもちろん、英語や第二外国語、経済学などの授業でもグループディスカッション、プレゼンが多いです。そういった授業の中で自然と課題に取り組む主体性と積極性、ビジネススキル、コミュニケーション能力が身につきます。何をやっているのかいまいちイメージが湧かない学部と言われがちですが、将来の自分の力になる学部だと思います。(実際に私も就職活動を行う中で実感しました。)

実際に取り組んできたこと

ゼミ活動、ビジネスコンテストへの出場、マーケティング分析、課外活動(体同連バレーボール部)
情コミは自分の時間をうまく作りやすい学部でもあります。自分の興味を授業で見つけ、それをさらに自分に応用することができています。

高校時代の勉強について

私は期末テストなどの学校のテストに力を入れていました。授業を聞く上で教科書に情報を一元化して、それを使ってテスト前に一気に取り組む形でした。
勉強方法に関して正解はないと思います。しかし自分の得意なことや、強みを考えた上で最適解はあります。私は短期的かつ爆発的な集中力があるので授業内に流れを抑えて、テスト前に効率的に暗記していました。自分で学習を進めつつ、何度もトライアウトして自分の納得のいく結果が生まれる勉強方法を模索してほしいと思います。

どんな人に向いているか

自分のやりたいことがないと向いていないそんな学部だと言われますが、そんなことはないです。しかし自分の好きが確立している人が向いていると思います。たくさんの授業がある分、自分の興味の対象が明確でないと闇雲に過ごす四年間になってしまうそんな学部です。自分の興味の方向がわかっている人、好きが確立している人は向いていると言えるでしょう。

ここからは向き不向きではなく、どんな人に役立つかの観点で述べます。
いろいろな授業があること、アクティブラーニングが強みの学部です。興味が定まっていなくても、興味を見つけたいと思っている人にはおすすめです。自分の知らなかった興味が見つかるかもしれません。また、社会で役立つスキルが欲しい、そんな人にも役立つ学部です。

後輩へのメッセージ

私は実際に就職活動を行なっていく中で、情コミで得た多角的な視野と発想力を持っていることでどこでも通用する力が身についていると感じています。皆さんにとって学部選びは大学生活のためだけのものではありません。自分の中で納得のいく学部選びをしてほしいと思います。頑張ってください!

明治大学 理工学部 電気電子生命学科
髙橋 雪乃
2021年度卒業生
大学、学部、学科について

 この学科は基本的に電気電子がメインです。簡単に言えば機械を動かすために必要なことを全体的に学びます。3年生からは生命と電気電子とのつながりを学びます。つながりといってもイメージが湧きにくいと思うので例えを挙げるとスマートウォッチの心拍測定の機能や血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターなどです。ここでは紹介しきれないほど多くの分野を学ぶ事ができます。どんな勉強ができるのか気になったらぜひ研究室のホームページなども覗いてみてください。もし医者になりたいわけじゃないけど医療には興味あるよとか、脳面白そうだなとか、とりあえず機械作ってみたいなとかちょっとでも思ったことある人!電気電子生命学科の生命理工学専攻はどうですか?

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 やはり、自分の興味のある講義(人体の仕組みや医療機器の講義)を受けている時はとてもワクワクします。それは当たり前ですね(笑)もう一つ、授業を聞いていて身近なものについて知ることができたときとてもワクワクします。例えばスマホの画面が何でできてるだとか体温計はどう体温を測ってるかだとか。今まで何気なく使っていたものの原理を知ることができるなんてそうそうないですよね。私的にはそこに楽しさを感じています。
 1年生はまだしも2年生の基礎固めと手書きレポートが地味にしんどかったです。目に見えない、意味わからなすぎる世界の勉強をしだすので一旦パンクします(笑)でも基礎固めをしてきたからこそ3年生での授業が楽しめているんだなと実感しています。しかも高校のときのような勉強の仕方をしていればテストの点が取れないことは基本的にないです。

どのようなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか、取り組めばよかったこと

①高校生時代
 部活動と生物のノート作りに熱中してた記憶しかないんです実は。今更ながら自分にあった英語の勉強方法を探しとけばよかったと後悔しています。理系でも逃げることができない英語。そして苦手意識しか残らなかった高校英語。絶対英語は少しは使えるようにしておいたほうがいいです。ほんとに。もう一つ、もっとたくさんのものに触れる機会を作ればよかったなと英語ほどではないですが思っています。医療に固執せずもっと他にも夢の選択肢が増えたのではないかなと少し後悔しています。
②大学進学後
 今取り組んでいることは楽しそうだなと思ったことに飛び込んでみることです。大学生、何もしないとかなり暇です。ぼーっと過ごすのも魅力的ですが自由な時間がある中で自分の興味を追求するのも楽しいです。なにか力を注いで頑張れるものやすこし学業寄りの楽しそうなことを見つけてみるといいかもしれません。

学部学科選びに迷ったら

とりあえずまずは楽しそうを探す!見つける!です。明大のホームページでもパンフレットからでもいいですし、SNSでもいいです。少しでも気になったら深堀ってみましょう。自分の好奇心をより詳しく調べてみると学部学科にマッチするものが見つけられるかもしれません。大学なだけあって勉強は高校より断然難しいです。なら楽しそうだけで選んでもいいのではないでしょうか。実際、私は面白そうだけで入りましたがこの学科に入って良かったと思っています。

後輩へのメッセージ

 実は私の明大換算点は7.7、最低総合評定7.4というかなり頭の悪い生徒でした。一回言い訳させてください…あの時は病み期だったんです……とかは通用しません(笑)まぁでもこんな低い換算点でも大学ではほぼフル単してますし、一般で入ってきた人たちにそんなに負けてないとさえ思います。英語以外(笑)勉強を頑張ることができているのはやはり講義や勉強を楽しんでいるからかなと思っています。明八生は朝小テストや手の抜けない定期テストを乗り越えるので継続的な勉強には慣れていると思います。それなら大学でも全然大丈夫です。自分の「好奇心」には正直に楽しんでほしいなと思います。

明治大学 農学部 農芸化学科
牛膓 涼花
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学農学部には4つの学科があり、そのうち3つが理系学科、1つが文系学科です。私が入学した農芸化学科は理系学科の1つで、食品や環境分野について学ぶことができます。食品について学べるのは農芸化学科の大きな特徴だと思います。1,2年生では必修科目として主に生物、化学を学び、実験を週2~3回行います。実験が多いのも農芸化学科の特徴です。微生物学・化学・生化学・物理化学・環境化学・有機化学・食品化学などのさまざまな実験を経験できます。また、黒川農場で1年生春学期に農場実習も経験できます。私のときは、播種や収穫、支柱を立てたり、収穫したブルーベリーからジャムを作るなどの経験ができました。
2年秋から食品に関する授業が増え、3年になると必修科目がなくなって授業を自分で選んで履修するようになります。同時に、3年生から研究室に所属し、興味のある分野について詳しく学ぶことができます。研究室は食品・微生物・化学・植物などの分野から自分に合った研究室を希望することができます。研究室の配属は、農芸化学科は成績のみで決まります。そのためか、真面目な学生が多いように感じています。1限から出席率がとても高いです。また、前述の通り実験が多い分レポートも多く、比較的忙しい学科だと思います。
農学部と理工学部がある生田キャンパスは、文系キャンパスと比較すると華がない印象があるかもしれません。でも、校舎は古いものが多いですが今新しい校舎を建設中で、去年キャンパス内にパン屋もできました。また、生田はサークルがあまりないと思われがちですが、実際はかなり充実していますし、文系キャンパスのサークルに入ることもできます。生田でも不自由なく楽しいキャンパスライフを送れることを多くの人に知ってもらいたいです。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 私は食品について学びたいと思い農芸化学科を選んだので、食学や栄養学を学べることが楽しいです。食について学ぶことは、普段の生活に生かせるので勉強しがいがあります。また、現在私は研究室でチョコレートのおいしい食感に関する研究を行っていますが、自分でやりたい実験を自分の力で進めることに研究の楽しさを感じています。
農芸化学科は1,2年生時に実験を多く経験でき、基本的な実験の知識を学ぶことができますが、レポートが多くて苦労しました。しかし、実験は班で行うのでクラスに友達ができてよかったと思っています。実験には大学院生がTA(教授補佐)として実験を見守ってくださり、そこで研究室や就職活動の話を聞くことができました。これは理系ならではの特徴だと思います。レポートやテストには苦労しましたが、TAさんが相談に乗ってくださりとてもありがたかったです。
 
②学習において苦労したこと
 レポートが多かったことに加え、当たり前ですがテスト勉強に苦労しました。高校では年に5回のテストですが、大学では年に2回なので範囲がとても広く、内容も難しくなるのでテスト前は苦労しています。農芸化学科は持ち込み可のテストやレポートでの評価はほとんどなく、しっかりテスト勉強する必要があります。志望する研究室に入るには成績が必要なので、勉強は大変でした。学習面において、入学当初、私は外部から入学した人の方が頭が良いから明八生の私は置いていかれると思っていましたが、そんなに不安に思う必要はなかったと今は思っています。しっかり勉強すれば置いていかれることは全然ないと感じているので、同じように不安に思っている人に伝えたいと思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 高校では部活動に熱心に取り組んでいました。バドミントン部で週5-6練習に励んでいましたが、志望学科に入るため、学業にも努めました。部活動と学業の両立は大変でしたが、電車やバスの通学時間を活用して小テストの勉強をして、授業中はメモをたくさん取ることと、大事そうなところに印をつけることを意識して学業に努めました。良い成績を取るには平常点が必須なので小テストの勉強や提出物は怠らないよう努力しました。テスト前部活がなくなってからは、印をつけた大事なところを中心に必死に勉強していました。
理系クラスになってから数学が一気に難しくなったように感じました。数学は解説を見ても分からない問題が多いのでよく先生に質問しに行くようになりました。そのおかげで点数も上がったので、わからない問題をそのままにせず先生に頼ってよかったと思っています。
②大学入学後
 入りたい研究室に入るため、学業に1番熱心に取り組みました。しかし、大学生でしかできないこともたくさん経験したいと思い、サークルやアルバイトにも取り組みました。サークルでは天文部に所属し、星や流星群を見るために合宿に行ったり車で遠征に行ったりと、本当に楽しい経験ができました。アルバイトではお金が稼げるのはもちろんですが、社会経験ができてよかったと思っています。私は接客業をやってコミュニケーション能力や敬語が身についたと思います。働く先を探したり、履歴書を書いて面接を受けに行ったのも良い経験だったと思っています。テスト前はアルバイトの日数を減らし、出費の大きい旅行前は増やすなどスケジュール管理力が大学生には必須だと感じています。サークルもアルバイトも友人がたくさんできたのでやってよかったです。

卒業後のビジョン、進路について

 農芸化学科は、毎年約6割が就職し、約4割が大学院へ進んでいます。就職先としては食品メーカーやIT系が多い印象です。現在私は就職で考えていて、卒業後のためにインターンシップや企業説明会に参加しています。就きたい職業が明確に定まってはいませんが、視野を広く、自分の将来を狭めないよう様々な視点で就職活動を行っていきたいと思っています。

後輩へのメッセージ

 私が在校生の時は、「農芸化学科は人気だ」「成績8.5ないといけない」などいろいろな噂を耳にしました。しかし、実際に自分が進学して、学部の人気や必要な成績は毎年異なることを知りました。先輩の言うことも、その年ではそうでも毎年そうではありません。周りの話は気にせず、自分が何を学びたいのか、どういう職業に就きたいのか、あとは学部の雰囲気が自分に合っているのかなどを考えて入りたい学部を提出するのが良いと思います。
 大学では高校の文化祭や体育祭のようなクラスで行動するイベントはないですし、制服も着られません。大学でしか経験できないこともたくさんありますが、高校でしか経験できないことを全力で楽しんでほしいと思います。

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科
小路 若菜
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学にできてまだ13年目の新しい学部です。総合数理学部と聞いて何を学んでいるかすぐにイメージできる人は少ないかもしれません。この学部ではプログラミング、ネットリテラシー、VR、音響・音楽・情報分析といった情報分野を中心に、教養科目としては哲学、社会学、経済学といった幅広い学問に触れることが出来ます。
 他学部と異なり、第二外国語がなく英語は必修で3年まであります。英語のクラスは、1,2年次は他学科とも合同であり、サークルや部活動を除いて他学科と交流できる貴重な機会でもあります。人脈形成は就活や共通講義の情報共有にとても有利に働きます。プログラミングに関しては未経験者もたくさんいるので、情報共有で助け合うことはとても重要です。
1,2年の時はプログラミングを、Processingという言語を用いて基礎から習い、実際にコーディングしながら習得していきます。また、ネットリテラシーや微積分、線形代数についての必修があり、1年次から研究室にプレ配属されます。1年次は各研究室を2コマずつ紹介・体験し、2年次には選んで成績順に配属されます。3,4年次には1つの研究室に本配属され、卒業研究に向けて研究を進めていきます。2年次と3年次の配属には成績が関与するため、成績を維持することが大切になってきます。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
先ほども述べましたが、情報分野を中心に、教養科目が哲学、社会学、経済学とあり、幅広く学問に触れることが出来ます。1年次は必修が多く、自身の意思で履修できる科目は少ないですが、2年次からは履修できる科目が増えていき、自身の興味のある科目について学ぶことが出来ます。
そして、先端メディアサイエンス学科は1年次から研究室にプレ配属されるため初年次の悩みの一つである友達作りの壁をなんなくクリアできます。1年次、2年次、3・4年次で同じ研究室に配属された仲間とは今でも仲良くしていて、友達と過ごす時間は大学生活においてかけがえのない時間です。研究室によって雰囲気は異なりますが、それぞれの年次で異なる研究室を選ぶことが出来、新しい仲間と出会えるため自分に合った研究室をゆっくりと時間をかけて選ぶことが出来ます。
② 学習において苦労したこと
 苦労したことはプログラミングです。入学時はプログラミング未経験で、どのようにコードを組んだらよいのかが分からず、1つ間違えるとエラーが出てしまうために毎週課される課題にとても苦労していました。しかし、先輩や得意な友達に教えてもらいながらなんとか達成することが出来ました。プログラミング特有の考え方が分かってきたり、エラーが出た時に原因を突き止めるスピードが上がったりしました。
 また、プログラミングの授業は2年次以降から最終成果物の発表が伴う講義が増え、その作品を作ることも難しかったです。浮かんだアイデアをコードに落とし込むことが困難で、インターネットを使って手法を調べ、各講義についてくれるアシスタントの先輩方の力を借り、なんとか作り上げることが出来ました。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

① 高校在学時
 成績向上に励んでいました。友達と競争して全科目にそれぞれ目標を立てて、平均80点になるようにテスト勉強をしていました。反復学習や通学時間を利用して日々の小テストにも力を入れていました。目標を明確に設定したり、競争する相手がいたりすると勉強がはかどりました! そして無事第一志望の学部・学科に進学することが出来ました。
 学業以外では、高校2年間は生徒会執行部に所属していました。毎月広報を発行したり、毎年夏には近隣の学童や保育園にボランティアに行ったりしました。全校生徒の前で演説をすることは緊張しましたが、どの活動もなかなか経験できないことで、挑戦してみてよかったと思いました。
 高校生の時にしかできないことを精一杯楽しみ、挑戦する気持ちも忘れずに楽しんでほしいと思います。高校時代の出来事は大切な思い出となります。
② 大学入学後
 何か一つでも熱中できること、楽しめることが見つけられるといいと思います。1年次はとにかく授業についていくことに必死で、学業に力を注いでいました。2年生になって縁あってサークルに所属し、そこから生活が一変しました。
もともと初対面の人と話すことや、既存のコミュニティに入っていくことが苦手だったのですが、友達に誘ってもらったことをきっかけに活動に参加してみることにしました。初対面の人と話す楽しさや一つの物事を誰かと一緒にすることの楽しさを知ってからは大学生活がとても豊かになったと感じました。新しい環境に馴染む力や人脈を広げることも役立ち、就職活動においても求められる力でもあると感じました。
趣味はもちろん、長期休暇が長く、アルバイトをしたり運転免許を取得したりすることで行動範囲が広がることから、楽しみが格段に増えると思います。学業も、趣味も、サークル・部活動や趣味など忙しくも豊かな生活を送れるかと思うので時間のバランスを考えてぜひ楽しんでほしいと思います。

卒業後のビジョン、進路について

 現在はIT業界への就職に向けてインターンや会社説明会に参加をしています。IT業界の中でも、大学時代に培ったIT関連の知識を活用して顧客とエンジニアの懸け橋となるような職種につきたいと考えています。
 就職活動において言えることは、最近ではますます選考が早期化されていることです。そのため、2年生から企業や自分自身を分析し始めることが理想です。就職活動は長期戦なのでモチベーションの維持が難しいです。学生時代に自信をもって頑張ったといえる出来事やそれを言語化できる力があれば有利に進めることが出来ると思います。周りの就活仲間から刺激を受け、就職活動のモチベーション維持につなげています。
ぜひ様々なことに挑戦して、早めの準備をしてほしいなと思います。

後輩へのメッセージ

 大学生活は高校生活同様に大切な人生の1ページになると思います。高校生活と違って長―い長期休みがあって、時間割の作り方次第でいくらでも時間を作り出すこともできます。挑戦したいこと・してみたいこと、趣味や研究などたくさんのことを経験してみて楽しんでほしいと思います。
大学で学ぶことは就職活動に影響する場合も多いので、将来像を想像して、学部を選んでほしいです。社会人としての生活は人生の半分を占めるかと思うのでどんな仕事をしている自分に誇りを持てそうか、学部の雰囲気が自分に合っているかなどを考えてほしいなと思います。オープンキャンパスに参加して自身の興味を探る、在学中の大学生の雰囲気や実際に聞いた話もぜひ参考にしていただきたいなと思います。
高校生活でしかできないこと、味わえない楽しみがたくさんあると思います。課題やテスト、通学にも時間がかかったり、部活動が大変だったりするかと思いますが。今を全力で過ごしてほしいなと思います。もし総合数理学部を選んでくれたのなら、ぜひ中野キャンパスでお会いしましょう!!
応援しています!!

明治大学 情報コミュニケーション学部
山下 晃志郎
2021年度卒業生
高校時代のこと

 ゴルフ部に所属していて、基本は部活動中心の生活でした。朝練から放課後練までこなして毎日クタクタだったのを覚えています。明大換算点は8.5くらいで勉強方法としては、得意な科目で良い成績を修めて、苦手な科目は最低限の勉強をするという感じでした。部活動の疲れもあった為、基本的に家では勉強はしていませんでした。その代わり、授業中に集中してノートにメモを取ったり、教科書の大事なところを書き写したり、分からない所があれば授業後にすぐに聞きに行って解決するようにしていました。通学中はゲームなどをするのではなくて、暗記をしっかり行う努力をしていました。みんながぼーっとしているところで勉強していた感じです。

情コミを選んだきっかけ

 高校三年生の夏休みの最後の学部志望届け前までは経営学部や政治経済学部を志望していましたが、最後の二者面談において担任だった小西先生に「本当にその学部で自分のやりたいことが出来るの?」「いちばん興味あって学びたいことは何?」と聞かれ、そこで先生から情コミの話を聞いて、自分が行きたいのはここだ!と直感的に思い、急遽志望を変更しました

情コミを選んだ理由

 特にこれがやりたい!という理由が明確にあったわけでは無いですが、決め手となった事として、以前から興味のあった高校では扱わない心理学を学びたかったことと、多角的な視点から様々な分野のことを学びたいと思ったからです。情コミの授業はとても幅広く、また他学部履修も積極的に出来るため、色んな角度から様々な考え方を吸収出来るのは魅力だと思いました。また、何かに縛られるのが嫌いで、自分で決めていきたい性格であるため、好きな授業を組み合わせて自分の学びたいように学べる仕組みがとても自分に向いていると思ったからです。

情コミとは?

 そもそもまず、「情報」とは、マスメディアや書籍、スマートフォンやパソコンを介してアクセスし取得する静的なものであり、他方で「コミュニケーション」は、人と人との言葉やジェスチャーを通した動的な交流を指します。この「情報」と「コミュニケーション」は切り離すことができない、一体化したプロセスだと情コミでは考えられています。仕組み的な部分の説明をすると、先程も述べたように時間割をほぼ全て自分自身で決めることができる為、自分の興味ある授業だけとったり、全く授業のない日を平日に作ることが容易にできたりします。また、情コミは心理学に加えて経営学や政治経済学、ネットワーク関係や芸術、語学など他のどの学部よりも幅広く学ぶことが出来ます。1、2年生は自分の学びたいことを探す期間で、3、4年生で学びたいことについて詳しく勉強していくイメージになります。他の学部よりも1年間で取れる授業の数が多い為、情コミが開講している授業だけでなく、他学部の授業も受けることが可能になり、より学びを深めることもできます。一方、クラス授業が語学以外無いため、友達ができにくかったり、くせの強い先生が多めといったマイナスの側面もあります。

おすすめする人

 やはりとにかくルールに縛られることなく、自分のやりたいように物事を決めていきたい人、そして様々な分野に興味がある人が向いていると思います。また、バイトや起業、部活動など学問以外でもやりたいことが盛り沢山な人も選ぶ価値があると思います。正直これがやりたい!と学びの方向性が定まってない人にもオススメです。反対に、全部自分で決めて実行するのが苦手な人、誰かに言われないとできない人、危機感がないとだらけてしまうような人にはあまりおすすめできません。

大学生の一日

 大学一年生は必修と単位を確実に多く取得しておく必要があるため、毎日学校に行っていました。初めのうちは授業時間が長い大学の講義や新たな環境に戸惑いますが、まずはいち早く大学生活に慣れて、バイトや部活動とのバランスを保てるようになるのが大切だと思います。夏休みや春休みはとても長いので、これを利用して色んな場所へ旅行に行ったり、免許を取ったり、バイトを沢山する人が多いです。一方、現在は単位もある程度取り終わり、就職活動が始まったため、そちらに力を入れています。必修の授業はなく、ゼミナールしかない為、他は全て自分で取りたい授業を探して時間割を組んでいます。部活動に入ると3年生が幹部を務めるところも多いため、就活と部活を基本として、学校とバイトがサブ的な位置付けになる人が多いと思います。時間割は全休の日を作れるので、余裕がある時は平日に遊びに行ったりしています。

ゼミナールや就活について

 ゼミナールは2年生の秋に試験があり、多くの中から自分の興味のあるところを選びます。情コミは必修では無いですが、多くの人がゼミナールに入室しています。自分の学びたい分野をさらに専門的に学べるだけでなく、同級生だけでなく先輩や働いている方々との交流関係を持つことができたり、就職活動に有利に働いたりする為、入った方がいいと思います。3年生になり就職活動真っ只中ですが、やっておけばよかった事としては自分の性格の分析と、なんとなく興味のあることや仕事を知ることです。就活の早期化が年々進み、3年生の4月から始めるのが当たり前になってきています。そこから全てを始めるのでも決して遅くは無いですが、それまでに自分に対する理解を深めておくとかなりスムーズに行くと思います。あとは、先輩から経験談をたくさん聞くのが1番良いことだと思いました。

最後にメッセージ

 もちろん勉強に精一杯取り組んで欲しいですが、遊ぶこと、楽しむことも忘れないで欲しいです。自分のやりたいこと、好きなことを高校生という一番キラキラした時期に全力で楽しんで欲しいです。そして高校生でしか出来ないことを全力でやりきってください。クラスルームの時間だったり、放課後ご飯に行ったり、制服でお出かけしたり、恋愛したり… 怒られることもあると思います。でも、大学生になると怒ってくれる人もほとんど居なくなります。大学生になるとやれることは増えますが、その分全て自分の責任になります。大学の授業時間はめちゃくちゃ長いです、眠いです(笑)でも高校生のうちに感じることの出来なかった広い世界を感じて伸び伸びと生活できるので、大きな期待を抱いて来てください! 大学で待っています!

明治大学 文学部 心理社会学科 臨床心理学専攻
大島 のの花
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 文学部は3つの学科、14の専攻に分かれているため、同じ文学部でも学んでいること、授業の進め方が変わってきます。文学部に共通していえることは3年生から始まる本格的なゼミの前段階として 、1年生の頃から少人数クラスのゼミナール形式で授業を受けることができます。臨床心理学専攻では個人発表、グループ発表を通して多くの論文に触れ、論文を読み込む力や研究の課題点の見つけ方など卒論を進める上で必要である基礎的な知識や研究姿勢を身につけられます。また臨床心理学専攻には、公認心理師の受験資格を得るための必修科目が設置されています。これが他の専攻には無い1番大きな特徴だと私は感じます。1年生の頃から計画的に履修する必要があるため、臨床心理学専攻に進学しようと思っている方は資格を取るかどうかも決めておいた方が良いかなと思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 臨床心理学専攻では、3年生から心理学実験という科目があり、そこで実際病院などで用いられる知能検査や心理療法を体験できます。春学期にはウェクスラー知能検査をやったのですが、積み木やパズルを完成させたり、なるべく早く間違いを探したりして、自分のIQを測りました。とても楽しく体験すると同時に測定方法などの知識を深めることができました。その他の授業でもカウンセリングを実際にやってみるなど、グループワークが比較的多いのが特徴だと思います。
②学習において苦労したこと
 心理学の試験では単語などを丸暗記すれば高得点が取れるというテストはあまりありません。基本的には一つの事例に対して、授業で学んだ療法を使って自分だったらどう介入していくかを考えて書くようなテストが多いです。私は授業中に理解できていたつもりでも実際事例に対して応用することができず苦労しました。毎回の授業をよく聞いて、自分で応用できるようになるまで理解を深めることが大切だと思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 明八から臨床心理学専攻への推薦枠は少ないことが分かっていたので成績の向上に励みました。まずは自己分析をし、得意なところ伸ばすようにしました。苦手なものは成績キープしてそこを補うように得意なところで成績を伸ばすよう意識して勉強に取り組みました。特に朝小テストは平常点にもかかわるものなので大切にしていました。
②大学入学後
 自分の時間が少し増える分、サークルやバイト、趣味などに時間を費やせるようになると思います。私は今昔からやっていた習い事に熱中し、今しかできない経験をたくさんしています。もちろん、必修科目を落とさないことだったり、卒業単位数をしっかり取ることだったり学生である以上当たり前のことをやるのは重要です。それをした上で、自分の時間を有意義に使いこなすことで充実した大学生活を送れるようになると思います。

卒業後のビジョン、進路について

 公認心理師国家試験の受験資格の条件でもあるため、大学院へ進学しようと思っています。大学院でより専門的な知識を深め、国家資格取得にむけて勉学に励みたいと思います。

後輩へのメッセージ

 勉強や部活動で日々忙しい日々を送っていると思いますが、高校生でしかできないこともたくさんあると思います。自分が将来進学したい学部に行けるよう勉学に励みながら、たくさんのことにチャレンジして今しかない高校生活を楽しんでください!

明治大学 国際日本学部 国際日本学科
金丸 英里奈
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 国際日本学部は、国際交流や質の高い授業を通じて、視野を広げながら英語力を高められるとても魅力的な学部です。入学前は授業についていけるか、友達ができるかという不安がありましたが、今ではこの学部を選択して本当に良かったと感じています。私が入学後に感じた国際日本学部の良いところは主に、高い英語力が身に付けられるカリキュラムが設定されていること、幅広い領域に渡る授業が開講されていること、留学プログラムが充実しているところの三つです。ネイティブスピーカーによる授業で確実に英語力を高められますし、色々な国や地域の文化、政治などを学ぶことで、日本と世界を比較しながら物事を考えられるようになります。また、留学生を含め英語が好きな人や得意な人、グローバルな人材を目指す人たちが集まっており、多様性の認識や異文化理解を深めながら、友達と楽しい大学生活を送れる学部だと思っています。また、多くの人が大学のプログラムを利用して留学を経験しており、留学制度への満足度はかなり高いと言えると思います。高校生のときは、「視野を広げる」や「幅広い視点を持つ」ということに対し、漠然としたイメージしかなく、なんとなく目標として掲げていただけでしたが、この学部で勉強し様々な人との交流を通してそれらを実感し本当に理解できるようになりました。

留学プログラムについて

 国際日本学部には、3か月程度のものから一学期間、またはそれ以上のものなど幅広い期間、国から選べる留学プログラムが用意されています。私の友人の9割は大学入学後一回以上の留学経験があることを踏まえ、留学は必須ではありませんが興味がある人はぜひ挑戦してほしいことの一つだと感じています。私は今年の8月からの一学期間、国際日本学部独自のプログラムである、ディズニー・アカデミック・インターンシッププログラムに参加します。これはフロリダ州大学で異文化理解について勉強しながら、その実践的な授業の一環として、ディズニーワールドでキャストとして働きます。私は高校入学前からこのプログラムに興味がありましたが、高校生のときや大学入学当初は、「自分がこのようなプログラムに本当に参加できるのか、アメリカで働くことができるのだろうか」という気持ちがありました。しかし、国際日本学部で勉強していくうちに、自信がついたとともに挑戦したい意欲が高まり参加を決定しました。留学に対して不安に思う気持ちから躊躇してしまう人もいるかと思いますが、国際日本学部のプログラムは準備や渡航へのサポートが手厚いことに加え、普段から大学で勉強していれば海外でも生活できる英語力と人間力をつけられると感じています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
私は特にコミュニケーション英語と英語表現の授業において、小テストや試験で高得点を取れるように努力していました。そのおかげで基礎を固められたと思うし、それが大学に入ってからも生かされていると感じています。また、TOEICでできるだけ高い点数を取るための勉強もしていました。TOEICやTOEFLはクラス分けテストや期末評価として受ける必要がある学年がある他、留学の応募要件に必須とされている場合があるので、高校生のうちから学習しておくことをお勧めします。
②大学入学後
 私は第一に、学習面において英語の授業でグループワークや課題に一生懸命取り組んできました。英語で行われる授業は、始めは難しいと感じましたが、だんだんと日本語の授業よりも楽しくなってきて大好きになりました。なぜなら、自分の英語力が上がっていることが実感できてくることに加え、毎回の授業で新しい発見が沢山あるからです。そして、その他の活動では、自分がやりたいと思ったことは躊躇わず挑戦しています。具体的には、部活動に所属し真剣にスポーツに取り組んだり、ディズニーの留学プログラムに参加したりするなどといった活動です。大学では高校生のときよりも自分で選択できることが増えるので、自分の選択次第で活動の幅を広げられ、新しい経験が沢山出来ます。しかし、その反対に自分を甘やかすこともできてしまうので、自分の目標を忘れずに積極的に行動するよう努めています。

卒業後のビジョン、進路について

 私はまだ具体的な計画が立てられていないのですが、留学を通してより深く自分の強みや弱み、適性を理解し、業界や企業を最終決定したいと考えています。国際日本学部の学生は、比較的特定の業界に偏ることなく幅広い分野にわたって就職している人が多いイメージです。国日生に共通する強みは英語力の高さだと思うので、私も自分の英語力や経験を生かせる企業に就職したいと考えています。

後輩へのメッセージ

 私が高校生のときは、「国際日本学部は勉強が大変らしい、忙しいらしい」などといった噂があり、部活動の関係もあって第一志望を迷っていました。でも、今では自分の選択が自分のために最適な道だったと胸を張って言えます。学習面やその他の活動、人間関係等全てを含めて考え、国際日本学部を選んで本当に良かったと感じています。英語が好きな人、英語力を高めたい人、留学に興味がある人は、ぜひ国際日本学部に入り沢山の挑戦や新しい経験をして、実りある楽しい大学生活を送ってほしいと思います。

明治大学 国際日本学部 国際日本学科
永田 羽音
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 私が国際日本学部に入学して一番感じることは非常に自由度が高いということです。1,2年生では英語の必修授業がほぼ毎日ありますが、その他の授業の分野の幅が広く、興味あるものを見つけやすいと思います。留学プログラムが多様ということも自由度が高い理由の一つです。アメリカ、イギリス、カナダなど、友人たちが別の地で頑張っている姿を見ながら帰国後、みんなで話を持ち寄ってどのような経験をしたかを聞くのも興味深かったです。半年、一年と日本を離れていても明治の単位をもらえたので、心置きなく自由に留学に行くことができました。そして他国からの留学生がとても多いです。必修の授業が多い分、様々な人たちと繋がりが持てるのが非常に魅力的だと感じます。高校時代に想像していた以上に、充実した大学生活を送れていると思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 大学生活の楽しさはやはり自分のやりたいことを見つけて自由に挑戦できることでしょう。私は言語に特に興味があるため、国際日本学部は第二言語必修ではありませんが、1年生の頃から中国語の授業を取っていました。現在も同じ先生の中国語の授業を受けています。人数も多くないため、先生とコミュニケーションをとりながらコツコツ勉強に励んでいます。留学先でスペイン語に触れる機会が多くあり興味を持ったので、来年はスペイン語の授業を取りたいと考えています。英語の授業はSpeaking, Listening, Reading & Writing, Research paper writingなど、これ以上にも様々あります。高校の授業とは違って、より実践的、専門的になるため、着々と実力がついていったなという印象です。さらに私は言語学にも興味があります。なぜ母語である日本語は簡単に習得したのに、第二言語はこんなにも習得が困難なのか気になりませんか? これを学ぶことで、より有効な言語習得に繋げることができると感じたのが興味を持ったきっかけです。このように、自分の興味がある分野を見つけ、勉強できる幅広いところが国際日本学部の魅力です。苦労したことは課題の多さです。プレゼンテーションを考えながら長文エッセイを制作し、レポートなど課題を行うのが大変だと思います。ですが、その分、慣れれば難なくこなすことができるようになりますし、一時期、忙しくやったことが無駄ではなかったと実感できます。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
定期テストは本当にたくさん勉強したなと今思い返しても感じます。家から学校までが遠く、電車に乗る時間も長かったため、いかに電車内で勉強できるかを毎日考えていました。部活にも全力で取り組んでいたので、特活後も急いで勉強に切り替え、時間を有効的に使い、成績を高くキープしておくことを意識していました。高校時代の一番の思い出はやはり部活動です。辛い思い出もたくさんありますが、3年間鍛えられましたし、自身の大きな成長に繋がったと感じます。
②大学入学後
 私は高校時代もずっと行きたいと考えていた、ウォルトディズニーワールド提携のインターンシッププログラムに参加しました。これは半年間、アメリカフロリダ州にあるウォルトディズニーワールドで実際にキャストとして働くプログラムです。大学1年生の夏休みから出願準備のためTOEFL iBTの勉強を始め、書類選考、数回の面接などを経てプログラム参加が決定しました。これが初めての海外経験だったため、現地ではとにかく不安が大きかったです。ゲストの言っていることが理解できない場面もたくさんありました。しかしアットホームな職場のおかげで、同僚たちがいつでも助けてくれたし、次第に自分も明るく積極的にゲストと関わることができる楽しさを知ることができました。後悔ひとつない最高の経験でした。

卒業後のビジョン、進路について

 海外で働いた経験も踏まえて、日本企業で働きたいと思うようになりました。もちろん海外の明るくてフレンドリーな性格の人が多かったことも魅力的でしたが、日本人の礼儀正しく謙虚な姿勢も、改めて日本人として素敵だなと感じたからです。現在インターンシップに参加している状況ですが、自分はどんな仕事をすれば良いのか毎日悩んでいます。自分の強みとは何なのか、自信がなくなる場面もありますが、努力を怠らず未来に向かって励みたいです。

後輩へのメッセージ

 私が高校生だった時は漠然と「国際日本学部は入るのが難しいらしい」という噂がありました。しかし、そのような周りに流されることなく、主体性を持って自分が何をしたいのか考えることが重要です。自分がどんな大学生になるのか、今具体的に考えるのは難しいですよね。もし何かに興味を持ったなら、それを大切にして何でも挑戦してみてください。やらない後悔よりやって後悔です。時間は有限だと最近よく感じます。限られた高校生活を大切にしながら、未来の自分に向かってたくさん経験していってください。

明治大学 商学部 商学科
池浦 和花
2021年度卒業生
商学部について

1 2年生からゼミが始まる
ゼミとは、「ゼミナール(=演習)」の略称です。通常の授業と異なり、学年ごとに専門性の高い研究・踏査活動を行い、多くのゼミは3年生から始まります。ゼミが2年生から始まるメリットとして、2つ挙げられます。1つ目は、早い段階からグループワークや人前で発表することに慣れることができる点です。2つ目は、早い段階から縦のつながりを構築することができる点です。これら2つは、どちらも就職活動に活かすことができます。企業によっては、就活生同士で選考の一環としてグループディスカッションを行うことがあるからです。また、ゼミ自体は学年ごとに行いますが、ゼミ合宿などのイベントで先輩方と関わる機会があるゼミも多いので、既に就職活動を終えている先輩方から就職活動についてアドバイスをいただくことができます。
2 ダブルコア制度
ダブルコアとは、商学の専門知識について研究する商学部専門演習と、幅広い教養を学ぶ総合学際演習の2種類のゼミに所属できる制度です。通常学生が所属できるのは1つのゼミなので、これは商学部特有の制度になります。例えば、マーケティングについて深く学びたいけど、英語にも力を入れたいと考えているAさんがいるとします。その場合、商学の専門知識を得られる商学専門演習ではマーケティング研究のゼミに、幅広い教養を得られる総合学際演習では英語研究のゼミに入ることで、両方の望みを叶えることができます。
3 3年生から7つのコースに分かれる
商学部の学科は商学科のみで、専攻も存在しません。その代わりに商学部の学生は、1,2年生で基礎・総合教育科目を学び、3年生から希望の専門コースを選択することができます。コースは、アプライド・エコノミクスコース、マーケティングコース、ファイナンス&インシュアランスコース、グローバル・ビジネスコース、マネジメントコース、アカウンティングコース、クリエイティブ・ビジネスコースの7つです。これによって、大学に入学してから何を専門的に学ぶのか決めるまでに2年間の猶予が与えられることになります。よって、高校生の時点で具体的に何を学びたいのか、何をしたいのか決まっていなくても問題なく進学することができます。
(2)選んだきっかけ、志望理由
私はもともと、高校1年生で各学部長のお話を聞いた際、最も自分が興味をもった経営学部を志望していましたが、特に大学で学びたいことなどは定まっていませんでした。そんななか、高校3年生のサマー講習の期間に、明八で行われた公認会計士の資格についての講演会に参加し、初めて公認会計士という職業を知ったことをきっかけに、大学在学中に公認会計士の資格取得を目指すことを決意しました。そのことを夏休みの三者面談で担任の先生に相談したところ、公認会計士を目指す学生は商学部に多いと助言していただき、夏休み明けの最後の進路希望調査で第一志望を商学部に変更しました。
(3)選んでみて今思うこと
 商学部に進学してよかったと感じています。私個人の意見にはなってしまいますが、商学部は課題や試験があまり重くないです。さらに私はダブルコア制度を利用せず、1つのゼミに所属しているため、大学での学習の負担が少ないので、会計士の勉強と両立しやすいと感じています。
(4)どんな生徒にお勧めか
 商学部は、資格や留学、サークルなど、大学での勉強以外のことと両立したいと考えている人、また大学で深く学びたい人にお勧めです。矛盾しているようにも思えますが、これは商学部に、授業に加え、ダブルコア制度やTOEICの受験費用助成などの、学びに積極的な人に向けた制度が多く存在するという特徴があるからです。これらの制度の利用は任意なので、大学生活でどれだけ大学での学習に時間を割くか、学生自身で選択することができます。なので、深く学びたい人と、多くのことと両立したい人の両方に向いている学部だと思います。

大学生活について

(1)大学1年生
 大学1年生の頃は必修が多く、自由に履修できる授業数が少ないので、学生によって時間割が大きく変わることがありません。また、入学前にドイツ語、フランス語、韓国語、中国語、スペイン語、ロシア語の中から選択した、初習外国語ごとに30程度のクラスに分けられます。既習外国語(英語)と初習外国語の授業はこのクラスごとに行われ、体育は3クラス合同で行われるので、友人作りに困らないという利点があります。
(2)大学3年生
 大学3年生になると必修の授業は外国専門書講読の1つのみになるので、学生ごとに時間割に差が出てきます。例えば、私の場合は、大学に登校する日をなるべく減らし、出席点よりもレポートや期末テストの方が評価の割合が高い授業を多く履修しているため、登校日は週2日で、履修している11個の授業の内、5つが対面式ではないオンデマンド配信型の授業になっています。これに対して私の友人は、なるべくオンデマンド配信型の授業を減らし、対面の授業を多く履修しています。このように、各々で自分の生活に合っていて、自分が単位を取りやすいように履修を組むことができます。

高校時代について

(1)高校時代の成績
 私の高校時代の評定は、1年生は8.3、2年生は8.7、3年生は9.4でした。最終的な明大換算点は8.5でしたが、私が高校3年生だった当時は新型コロナウイルスが原因で統一テストの回数が少なかったので、通常通り統一テストが行われていれば、さらに下がっていた可能性があります。そんな私の勉強法ですが、友人には脳筋勉強法と呼ばれていたくらいの力技なので、何をやっても成績が伸びないときの最終手段としてぜひ使ってください。
 ≪私の勉強法≫
1 勝負は4週間前から
定期テスト4週間前からテスト勉強を始めていました。まずは日本史や世界史などの暗記に時間がかかる教科から取り組み始め、1週間ごとに勉強する科目を徐々に増やしていくようにしていました。
2 同じくらい定期テストへのモチベーションが高い友人と協力する
高校3年生のとき、クラスに私と同じ、いわゆる「テストガチ勢」の友人が2人いました。その友人の1人が、毎回テスト4週間前になるとアナウンスしてくれるので、そこからテスト前日まで毎日、その日何を勉強するか、帰りの挨拶代わりに報告し合っていました。
3 数学以外は暗記科目
これが脳筋勉強法と呼ばれる所以です。私は当時、日本史や世界史は助詞以外をすべて赤シートで隠して丸暗記していました。英語が特に苦手だったのですが、教科書の和訳を丸暗記するようになってから点数が伸びたので、ある程度頑張ってそれでも理解できない部分は諦めて丸暗記することをお勧めします。
(2)高校時代にやってよかったこと
① 授業中に積極的にメモをとる
 定期テストで点数を取るためにも大事なことですが、特に大学では授業中に板書をしない教授も多いので、今から授業中にメモを取る癖付けをしておくことをお勧めします。
② 簿記3級の取得
 商学部では授業で簿記の知識が必要になるので取得していて損はないです。
(3)高校時代にやればよかったこと 真面目に小テストの勉強をする
私は定期テストは本気で挑んでいましたが、小テストは頑張れなかったので、平常点があと1点あれば評定が変わっていたという悔しい思いをしたことが何度もあります。

さいごに

 私が考える高校時代で1番大切なことはアンテナを張ることです。つまり、いつ、どこでやりたいことが見つかるか分からないから、いろんなことに目を向けるということです。先述した通り、私はなんとなく参加した講演会で公認会計士という将来の夢が見つかりました。充実した大学生活を送るためにも、今はとにかく自分が何に興味があるのか知る時間に使ってほしいと思います。

明治大学 経営部 経営学科
菊池 あかね
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学にはビジネス系の学部が3つもあり、なかなか違いが分かりづらいという人もいるかもしれません。経営学部はビジネスの中でも特に「企業」や「組織マネジメント」に焦点を当てた科目が多いですが、経済や金融、商取引など幅広い分野で多角的に学ぶことが出来ます。
 また経営学部は実践的に学べる場が多いと感じました。レポート課題が他の学部よりも多いため、自身で考えまとめる力を身につけることが出来ます。他にも「経営総合講義」という授業では実際に企業の方からアドバイスをもらいながら、グループで商品開発をしたりと、企業活動を実体験できるような機会もあります。
 グローバルに活躍できる人材を育てる体制が整っていることも、経営学部の大きな特徴です。英語×ビジネスをここまで体現できる学部は他にないと思います。留学プログラムや英語での科目がとても充実していて、マーケティングなどのビジネスの授業を実際に全て英語で学ぶことができます。また、留学生も多く在籍しているので、日本にいながらグローバルな環境で学ぶことが出来ます。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 大学の勉強の面白さは「答えがないこと」にあると思います。入学当初、人気の教授が「正しいも間違っているもないよ。ただ君の意見を聞いているだけ」と言っていたことを覚えています。以前は自分の意見が間違っていたらどうしようと考えてしまっていましたが、この言葉を聞いからは授業中に沢山発言するようになりました。大学で取り扱う学問は、より複雑になり、一つの答えだけでは説明しきれないことが多いです。異なる視点や意見が存在することが当たり前であり、それを受け入れ、多様な考えを共有し合うことが求められます。そのため、大学での学びは「正解」を見つけることよりも、「探究する姿勢」や「自分の考えを表現する力」を培うことに重きを置いていると感じました。授業中のディスカッションなどを通じて、自分とは異なる考え方に触れ、視野を広げる機会がたくさんあるのが大学の魅力だと思います。
②学習において苦労したこと
 グループワークを行う機会が増えたことです。グループワークでは、様々な考えを持つ人と協力しながら課題や話し合いをすすめていく必要があるため、意見の相違やコミュニケーションの難しさに直面することが多々ありました。初めのうちは、話し合いがうまく進まないことも多かったですが、時間をかけるにつれてメンバー間で絆が生まれ、みんなで成果を出せたときはとても嬉しかったです。こうした経験を通じて、さまざまな視点を持つことや、チームでの協力の必要性を痛感するようになりました。グループワークは簡単ではないですが、そのプロセスで得られる学びは多いと感じています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 定期テスト勉強と英語学習に取り組んでいました。普段は英語の資格勉強に時間を注ぎたかったため、予習や復習などはせず、苦手な数学のみ問題集を解いていました。授業を集中して聞き簡潔にメモを取る、分からない箇所はその日中に質問をする、長い通学時間を活用して小テスト勉強をするなど、時間の使い方や学習方法を工夫することで、試験前の勉強でも高成績を取れるようにしました。高校1年の夏に短期留学をしてからは、何かしらずっと英語の勉強をしていました。TOEICと英検準1級の対策を中心に、洋画やYouTube動画を視聴したり、英語で日記や独り言を実践したりと、様々な練習をしました。明治大学の進学条件として英語の資格取得が設けられているため、勉強している人も多いと思います。私が英語学習を通して感じたことは、学校の授業で学んだ内容をどれだけ理解しているかが非常に重要だということです。文法や単語などの基礎知識が頭に入っていなければ、検定や実際の場面で使われる長い文章を理解することはできません。学校の授業は定期テストだけでなく、様々な場面で英語を使うための土台となるので、是非頑張って取り組んでほしいです。私は英語学習に力を入れたかったため上記のような方法で学習を進めていましたが、それぞれ人によって合う勉強法や時間の使い方、力を注ぎたい分野が異なると思います。いずれにせよ学校の成績を取ることは最優先で、そこを満たせる範囲で効率的に学習を進め、自分のやりたいことに注力できるようなスタイルを確立することで、高校生活を有意義に過ごすことが出来ると思います。
②大学入学後
 大学は環境や生活の仕方が一変し、より自由に行動できるようになります。もちろん学業に励むことはとても大切ですが、せっかく大学生になったなら自ら行動して様々な挑戦をしてみることを強くお勧めします! 私は相変わらず英語が好きだったので、学部内の英語特化型プログラムに励み、そこで出会った友人らと昨年ビジネスコンテストに参加しました。また入学時からスポーツブランドの英語接客店員としてアルバイトをしたり、大学の学生団体に所属して留学生と日本人学生が交流できるイベントを開催したりしています。1年生の頃はサークルやボランティアを体験してみたりと、自分が楽しめるものを模索していました。

卒業後のビジョン、進路について

2、3年民間企業で働いた後に、海外の大学院に進学することを検討しています。元々は大学在学中に長期留学をしようと考えていたのですが、より専門的な勉強をして、現地の文化や人々ともっと深く関わりたいと感じたことがきっかけです。今は、就職活動と大学院進学を見据えて情報収集、学校の成績向上などに注力しています。自分の興味や将来やりたいことを見つけることは難しいですし、見つかったとしてもまた変わることもあります。そのため、いつでもやりたいことができるように、常に選択肢を広げておくことが大切だと思っています。具体的には、さまざまな経験を積み、知識を深めておくことで、自分の視野を広げておくことが重要だと考えています。これからも柔軟な姿勢を保ち、自分の興味がどこにあるのか、何をやりたいのかを常に問いかけながら、準備を進めていきたいと思います。どんな道に進むとしても、自分の成長につながるような選択をしていきたいです。

後輩へのメッセージ

 毎日を大切に過ごしてほしいと思います。大学はとても楽しいですが、高校生の頃のような時間の使い方や全員で行事に一生懸命になったりする青春は、なかなか味わえません。だからこそ、高校生活でしかできないことを思い切り楽しんでほしいです。勉強や部活動、学校行事、クラスメイトとの時間など、すべての瞬間を大切にして、悔いのないように過ごしてください。そのひとつひとつの経験が、これからの人生にとって大切な思い出となり、皆さんの成長につながるはずです。応援しています!

明治大学 政治経済学部 政治学科
井上 真緒
2021年度卒業生
政治経済学部 政治学科

 政治経済学部のゼミでは、政治学、経済学、国際関係、公共政策、社会学など、幅広い分野にわたる専門的なテーマを扱っています。ゼミでは英語の文献・論文を使用する外書講読、そして日本語の文献・論文を使用する専門演習の時間があります。このように、大学では英語の文献を使った学習が当たり前とされていることに驚きました。また、理論だけでなく実践的な学びも重視されているため、フィールドワークやインタビュー調査、企業や行政機関との共同研究など、現実の社会や経済に触れる機会が豊富にあります。大学の講義では、100分間という長時間にわたって集中力を維持することが求められます。長時間の講義ではすべての内容を逐一メモするのは不可能なので、要点を絞り、効率的にメモを取る技術が求められます。驚いたことは、教授とのコミュニケーションの機会が多く、オフィスアワーやゼミでの個別指導を通じて、直接フィードバックを受けたり、研究について相談したりすることができることです。私はグローバルキャリア形成プログラムという政治経済学部独自のプログラムに入っているので、担当の教授に履修の相談をしたり、インターン先の推薦人になって頂いたことがあります。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 政治経済学部では、1,2年時に学科の基礎科目に加えて人文科学や社会科学、自然科学の中から自らの興味に沿うものを選択して履修します。そして3年生からは、ほとんどの生徒がゼミに入室し、今まで学習してきた知識を基に専門的な学習を進めていきます。このような機会に、同じ興味や目標を持つ仲間と共に学ぶグループワークやディスカッションを通じて、多角的な視点から物事を考える力が養われ、授業ごとに新たな発見が絶えません。政治学科はただ机に向かって勉強するだけでなく、実際に市役所に行ってみたり、地域研究インターンシップが行われていたりと理論と実践の両面から学ぶことができる点が魅力的だと思います。また、国際連合や外務省、JICAなどで働いている卒業生の講演を聞く授業もあり、貴重な体験談を聞いたうえで相談に乗ってもらうことができるので、関心の幅が広がったり進路に繋げることができます。
②学習において苦労したこと
 大学での学びでは、単に知識を覚えるだけでなく、その知識を基に批判的に考えることが求められます。既存の理論や常識に対して疑問を持ち、独自の視点から考察することが難しく感じ苦労しましたが、グループワークやディスカッションで自分と反対の立場の視点や意見を取り入れることで徐々に考えを広げ、批判的思考も身についたと思います。課題に関しては、ほとんどの授業で自由にテーマを選べる一方で、最初の頃は研究テーマを決める際に何が最適なのか悩んだり、自分で計画を立てて進めることが求められるため、自己管理能力が重要となります。ですから、早い段階で自らの関心領域を見つけておくとスムーズに大学生活を始められます。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 日々の勉強をコツコツ頑張っていました。朝小テストの勉強や宿題を毎日怠らずに取り組むことで、大学生に求められる「能動的に学習をする」能力を身に着けることができます。定期テストの勉強は3週間ほど前から始め、苦手教科である数学と物理は毎日必ず1問は解くことを習慣にしていました。さらに、学校で支給される英語の単語帳はボロボロになるまで勉強し、完璧になるまで高校3年間をかけて取り組みました。単語帳を進めていくことで、段々と文章が読めるようになり、英会話の授業で会話ができるようになります。英検やTOEICの勉強にも目標の点数を決めて力を入れていたので、大学に進学するまでに十分な英語力を習得できたと思います。
②大学入学後
 オセアニア地域の防衛外交に興味を持ち、国際政治を中心に学習を進めています。また、高校1年生の時にオーストラリア語学研修に参加してから、国際交流に関心があるため、政治経済学部の国際交流委員会に所属して留学生支援活動をしています。さらに将来のキャリアに備えて、専攻に関連する中期インターンに参加しました。授業後や休日にはアルバイトにも行っています。大学入学後は学業だけでなく、自分を高めるための時間も有効に活用することが重要だと常に感じます。

卒業後のビジョン、進路について

 ゼミで研究している専門的な知識や、大使館でのインターンの経験を活かして国際的な場で活躍したいと思い、国家公務員試験の勉強をしています。将来は日本とオセアニア地域の関係深化に努めたいです。

後輩へのメッセージ

 大学生活は、学びだけでなく、自己成長のための貴重な時間です。授業や研究、課外活動やサークル、インターンシップ、留学など、大学には多くのチャンスがあります。また、高校生活でも同様に、自分にしかできない特別なことを見つけることが大切です。得意なことや興味のあることを深めていくことで、他の人とは違った視点や能力を持つことができ、今後の大きなアドバンテージになります。それが大学生活や将来の進路において、大きな力になるはずです。
皆さんの学校生活が充実したものであることを願っています。頑張ってください!

明治大学 法学部 法律学科
犬飼 誉
2021年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学は法律学校から始まったという歴史があるため、より深く学べる環境が整っているということ。また、法律だけではなく英語、第二外国語も必修の授業に含まれており、1.2年生の時は授業も多く大変にはなるが、その分多くを学べて、有意義な生活を送ることができる。
 法律だけを学ぶわけではないため、様々な分野に触れることができ自分の学びたいことが明確になってくる。そのため、入学前から大学でどうしたいかなどを決めるのもいいと思うが、決めないで入学することで、より広い視野をもって学ぶことができると思う。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さや楽しさについて
 自分が生活するうえで関わったことのないような法律についても学べることが面白いと思う。学ぶまでは知らなかったことが、実は自分の興味のある内容で、集中して学びたいと思うことも多くある。
 また3年次から始まるゼミでは、学びたいことについてより集中して学び、少ないメンバーで、多くの意見交換ができることがとても魅力的であると思う。
②学習において苦労したこと
 法律は明確な答えがあるわけではなく、その答えをどう導いたのか、またその答えに対する自分の意見などを試験では重要視される。そのため自分の意見をはっきりとさせそれを文章にすることが一番難しかった。また、教えられても一回で納得するまで理解ができないので、何度も復習することが大変だった。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 日々の小テストをこなし、定期テストもギリギリから勉強するような状態だったので、後輩たちの手本になることはできない生活をしていた。それでも一回の授業ですべて学んで覚えきるという努力はし続けていたので、テスト前の勉強は比較的スムーズにできていたと思う。
②大学入学後
 自分がいま必要であると思ったことすべてに全力で取り組んでいる。テスト期間はテストのことだけに集中するなどのメリハリをもって生活していれば、時間はすぐに過ぎるし、自分のやるべきことが明確になって時間の組立て方も上手になることができると思う。
 何かに取り組まなきゃいけないとか思うことで変に気負ってしまい、何事も手がつかなくなってしまうので、気楽に過ごす中で取り組まなきゃいけないことを見つけ出していく生活が一番いいと思う。

卒業後のビジョン、進路について

 民間企業に就職したいと考えている。法学部ではコースが分かれ、公務員に特化しているコースや、法曹関係にかかわるコースもあり、卒業後のビジョンを考えやすい学部であると考えている。
 常にチャレンジし続けて、結果を追い求めることができる進路につきたいと思う。

後輩へのメッセージ

 常に大学のことを考えながら生活していると思いますが、だからと言って変に大学に対するハードルを高く設定するのは良くないと思います。自分らしく頑張り続けていれば、大学もきっと楽しめるし、自分の学びたいことが明確になってくると思います。
 大学で学びたいことを決めて入学することは素晴らしいと思います。また、何がしたいなど決めずに入学してしたいことを探し続ける大学生も素晴らしいと思います。人の意見に流されず、自分の意思をもっていれば、きっといい大学生活を過ごすことができると思っています。

明治大学 理工学部 建築学科
座間 幹子
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 理工学部は、8つの学科に分かれています。それぞれの学科によって専門にしていることが全く異なるため、高校生のうちに自分が何の研究がしたいか、何に興味があるか明確にする必要があります。建築学科と応用化学科の男女比は半々である一方、他の学科は200人中10人が女子ということもあり、驚きました。1年次のみ体育が必修で、生田キャンパス内にあるテニスコートやバレーコートなどを使って授業を受けます。スキー実習も選択が可能です。第二外国語や英語の授業は他学科と混合のクラスで受けるため、学科を超えた友達ができます。また、1年次に履修する化学・物理実験では本格的な実験器具に触れることができます。

建築学科の学習、面白さについて

 今まで「住宅」「美術館」「オフィス」「幼稚園」など様々な設計課題が出されました。1年次で実際に手書きで図面を書くことから始まり、段々と本格的な設計に移ります。友達と意見交換をしあったり、先生にアドバイスをいただいたりすることで、よりよい作品を作り上げます。設計の難しいところは、終わりがないことです。一夜漬けで考えたアイデアでも次の日には0になることがあります。ただそれを乗り越えて、自分の理想の作品ができたときは大きな達成感が感じられます。

建築学科に入ってよかったこと 建築学科は、設計だけでなく歴

 建築学科は、設計だけでなく歴史や都市計画、環境設備、構造についての勉強もします。なので、将来1級建築士という道だけではなく、インテリア設計士や構造設計士、環境設備士など様々な道に進めることは建築学科の魅力の1つです。また、様々な建築物に興味を持つようになりました。私は、夏休みや春休みを使ってカンボジアやイタリアなどに行きました。海外の建築物を見物することで、自分の想像力が広がります。
建築学科に入ってから「建築」に対する概念が変わりました。建築学はお客さんに笑顔になってもらうための学問ではなく、これからの都市や街をつくる規模が大きい学問であると思います。課題が大変な学科ではありますが、とても楽しくやりがいがあります。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
高1で大学のオープンキャンパスに行ったとき、たまたま建築学科のブースに行ったことがきっかけで建築学科を志望しました。成績は日々の勉強に励んでいたため困りませんでした。私は中高6年間陸上部に所属していました。明八の400mトラックは最高の設備だと改めて実感します。仲間と切磋琢磨した部活の時間は忘れられません。
②進学後
陸上を辞めて、新しくダンスを始めました。大学のダンスサークルに所属しています。現在は最高学年であるため、曲決め、振りづくり、構成を担当しています。ダンスは新しい趣味になりました。また、TOEICの勉強も励んでいます。
高校時代と比べて無限に時間がある中、「どう過ごすか」が重要です。

後輩へのメッセージ

①毎日の朝小テスト対策を欠かさないこと
②TOEICの勉強をすること
③部活動に励むこと
です。
一般受験生と比べて付属生は受験がない分、日々の勉強を怠らないことが大切です。特に英語力は大学に入ったら自主的にやらない限り落ちる一方です。600点,700点を取ると授業を受けなくて済む単位振替制度もあるので、高校生のうちにTOEICは力を入れるべきだと思います。そして最後に、全力で何かに打ち込むことは学生のうちにしかできません。部活動は今後の人生の糧になる絶好の機会です!
高校生だからできる、明八だからできることを謳歌してください!

明治大学 農学部 農学科
平本 翔大
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 農学部は、理系の農学科、農芸化学科、生命科学科と文系の食料環境政策学科の計4学科から構成されています。入学後に気づいたことは、その4学科がそれぞれ違う分野を担い、「農学」を形成していることです。入学以前はそれぞれ交わらない、違う分野というイメージでした。
農学科は最も扱っている範囲が広い学科で、農業土木や野菜園芸や作物生産、施設栽培など一般的にイメージする「農学」や、緑地計画や気象、昆虫などについても学ぶことができます。
農芸化学科は食品や微生物などを主に扱っていて、内容は生物より化学寄りです。1年時からたくさんの実験があり技術を養うことができます。
生命科学科は細胞制御や免疫、発生など高校で学ぶような生物学が主な範囲です。座学よりも実験を行いたい人におすすめです。
食料環境政策学科は経済的な視点から農業について考える学科です。文系だけど農業や環境について学びたい人におすすめです。ファームステイ研修やフィールドワーク研修があるため、実地で農業を学ぶことができます。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

①学習の面白さについて
 農学科では1年生の時に専門科目の入門となる科目や一般教養科目を学び、2年次から段々と専門科目が増えてきます。語学を除けば必修がないため興味を持った授業のみを履修することが可能です。他の学科については詳しく知りませんが、農芸化学科は必修が非常に大変なようで苦労していました。また、農学部内であれば他学科の授業を履修することができます。
②苦労したことについて
 農学科はあまり苦労することはないと思います。強いて言うなら専門科目のテストです がそれは農学科に限らず、全学科共通で大変です。農芸化学科は夜遅くまでの実験と大量のレポートが大変そうでした。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 英語の勉強をしていました。特別英語が得意なわけではないですが、高校生の時に英語の勉強をしていたため、大学では必修英語のテスト勉強がほとんど必要なく、余裕をもって第二外国語のドイツ語を勉強できました。また、疑問に思ったことはなんでも調べるようにしていました(現在でもしています)。関係ないような分野の知識でも、意外なところで自分の分野とつながることもあるので知識を蓄えることは大切です。

②進学後全員に当てはまること
 勉強を後回しにしすぎないことです。特に第二外国語は誰にとっても障壁となるので、コツコツと勉強したほうが良いです。

卒業後のビジョン、進路について

 大学卒業後は、大学院に進学する予定です。今の研究室の大学院に進学したかったのですが、僕が修士1年の年に閉室するため、他大学の大学院に進学することになります。
 修士課程修了後は、専門にしている生物多様性に関する仕事がしたいと考えています。

後輩へのメッセージ

 大学はとても自由なので、沢山勉強したい人もサークルなどにも注力したい人もいます。
一つ言えることは、何に力を入れるとしても、後悔しないように全力でやるべきということです。現時点で興味のある分野がある人は今から勉強しておくといいと思います。反対に、まだ深い興味があるわけではない人も焦る必要はありません。自分もある学問に興味があって農学科に入ったのですが、その学問は自分に合っていないのかもしれないと感じることがありました。しかし、1年生も終わりの冬に「生態学」に出会い、鞍替えしました。そこから勉強を始め、とても楽しく勉強しています。やりたいことを探しに行くことは大切ですが、無理やり作るべきではありません。入学後にまだ専門にしたい分野が決まっていない人でも、講義をきちんと受ければ一つは見つかると思います。ぜひ、サークルも勉強も、バランスよく、大学生活を目一杯楽しんでください。

明治大学 総合数理学部 現象数理学科
宮川 優太
2020年度卒業生
総合数理学部の魅力

 総合数理学部では最先端の技術について学ぶことができ、さらに体験できるところに魅力があります。その魅力を最も感じられるのが先端メディア学科です。その例として、バーチャル授業があります。これは先生が教室におらず自分の研究室にいて、画面に映し出されたバーチャルのキャラクターが先生の動きと連動して授業をするというものです。友人の話によると、とても新鮮な感覚で自然に話を聞いてしまうようです。ネットワークデザイン学科では、フィールドスタディという授業があります。簡単に言うと、社会科見学で様々な企業を訪問でき、単位が取れます。就職について早くから考える機会を与えてくれるという点で魅力があります。当然、情報ネットワーク等に関する授業が充実しています。私は現象数理学科に所属していますが、データ分析を学べるところに魅力があります。私は明八野球部でマネージャーをしていて、データから見る野球というものにとても興味を持ちました。大学でさらに詳しく学びたいと思っていたのでとても楽しいです。また数学の教員免許を取得できるので私はこの学科に満足しています!
総合数理学部とてもオススメです! ぜひ検討してみてください!

教員免許取得を考えている人へ

 まず学科によって取得できる教員免許の科目が異なるということを知っておく必要があります。例えば、現象数理学科では中高数学のみ、先端メディアサイエンス学科とネットワークデザイン学科では情報のみの教員免許状を取得できます。総合数理学部ならどの学科でも数学の免許が取れると思っていたのに…などということにならないよう注意するべきです。他の学部についても同様のことが言えるので、教員志望の人は、まず自分の取得したい免許が取れる学科を調べることが最優先で、その中から興味のある学科を選択する必要があります。
また、教職課程の履修者は教員志望の人が大半ではなく、むしろ資格として持っておきたいという人の方が多いです。そのため強い教員志望がなくとも、将来の選択肢として教職課程を取ることもおすすめします。2年生からでも取れますが、授業の数がとても多くなってしまうので判断は入学前にしておくべきです!

中野キャンパス周辺の魅力

 それぞれのキャンパスに魅力があると思いますが、その中で中野キャンパス周辺のここだけは負けないという点は、飲食店の数が圧倒的に多いことです。改札を出てすぐのところから中野サンモールというアーケードがあり飲食店が並んでいます。洋食、中華、イタリアン、寿司、ラーメンなど何でもあります! 大学から10分弱なので昼休みに食べに行けます。大学の授業は空きコマがあったりするので、そんな時は少し遠くまで歩いてご飯を食べに行きます。
また、再開発の工事をしていて、中野の街はどんどんきれいになっていくようです。魅力たっぷりの中野の街になること間違いなしです! 緑溢れる明八もステキですが、明八での学校生活からは考えられないような授業前後の楽しみもいっぱい見つけられると思います!

明治大学 情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科
安斎 優
2020年度卒業生
卒業生の私から、皆さんにお伝えしたいこと

卒業生の私から、皆さんにお伝えしたいことは2つあります。
 1つ目は、好きなことを見つけて続けてほしいということです。
私は、中学・高校と吹奏楽部に所属していました。大学3年生になった今は、まったく新しい部活に所属していますが、それでも6年間続けた音楽は大好きです。今所属している部活は、小さいころから大好きな海に関わる部活です。どちらも自分の“好き”なことから始めた活動ですが、たくさんの経験と仲間という宝物ができました。どんな小さなことでもいいと思います。自分の“好き”は、いつか必ず大きな武器になると思います。自分が“好き”なことは何かを1度見つめ直し、それに従って自分の進路を決めてみてください。
 2つ目は、“軸”を決めることです。先ほどお話した“好き”なことと少し関係しているかもしれません。皆さんは将来やりたいこと、行ってみたい学部、そこで学びたいことが沢山あるかと思います。では、その中に“軸”はありますか。私が情報コミュニケーション学部に決めた理由は、ジェンダー学を学びたいという理由でした。その“軸”のもと、大学では様々な視点から学びを深めることができたと考えています。しかし、やりたいこと・学びたいことの“軸”がない人は、ただ楽な授業をとって何となく大学生活を送っているように見えます。もちろん、それが悪いとは一概に言えませんが授業をとるなら自分の“好きなこと=軸”を明確にすると、きっともっと楽しいと思います。
 学生生活とは短いものです。今しかできないことや、今だからできることをめいっぱいしてください。そして、自分の“好き”を大切に生活してみてください。
楽しい明治ライフになることを願っています!

明治大学 文学部 心理社会学科 現代社会学専攻
伊東 香純
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 文学部は14の専攻に分けられていて、他の学部とは異なり浅く広く学ぶのではなく自分の専攻分野を深く学ぶことができる学部です。文学部は専攻に特化した必修授業があるため、自分の興味のある専攻を選択することを強くおすすめします。しかし必修授業以外では自分の興味のある授業を選択することができるため、自分の専攻だけでなく、他の専攻の授業も受けることができます。実際に私も臨床心理学専攻や日本史学専攻の授業を受けていました。専攻の垣根を越えて様々な授業を受けることができるのも文学部の魅力の一つです。また高校では習わない専門性の高い授業や今まで触れてこなかった分野の専攻に抵抗を感じている人がいると思いますが、その点に関しては何の問題もありません。文学部では全ての専攻で共通して「基礎」を大切にしています。1、2年生の時に基礎演習などで自分の専攻分野の基礎を2年間かけて学び、3、4年生になってから専門的で実用的なことを学びます。そのため何も知識がない状況で入学しても自分だけ取り残されるということはありませんので安心してください。
文学部は他の学部よりテストが少なく、レポートの量も多いわけではないので、授業にさぼらずに出席をして真面目に授業を受けることができればほぼ確実に単位を取ることができます。「提出期限を守る」を明八の3年間で身につけた皆さんなら、レポートの提出期日を過ぎてしまって単位を落とすという心配はないと思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

①大学生活
 高校では同じ成績の人や似たような環境で育った人が多くいたと思いますが、大学は育った場所や環境、頭の良さもそれぞれで、高校とは全く違う人たちが集まる場所であるため、自分の知らない世界を見ることができ、とても面白いです。また大学は校則がありません。そのため法律に反しない限りほとんど何をやっても良いと言っても過言ではないです。そして高校のように手取り足取り丁寧に指導してもらえることもありません。成績が悪くても、授業をさぼってもそれを注意してくれる先生はいません。大学は自由であり、全てが自分次第です。「自分で探し、自分で見つけ、自分で学ぶ」ということの大切さを実感しました。
②学習の面白さ
 現代社会学専攻は名前の通り現代の社会問題について学ぶ専攻です。社会問題と一言で言っても世の中には沢山の社会問題があります。いじめ・環境問題・障害学・異文化問題・ジェンダー・貧困など人が関わる問題は全てが社会問題です。これらの社会問題はなぜ発生したのか、どのような影響を私たちと社会に及ぼすのかといった「問い」に答えを導き出すための研究を行っています。自分が研究したいテーマは自由に決めて良いため、自分の興味のある社会問題をとことん追究でき、発表やグループディスカッションを通して他の人の意見や自分とは異なった視点の考えを知ることができ、とても楽しいです。他の人が研究しているテーマについても議論することで自分の知らなかった社会問題にも触れることができる面白さもあります。また現代社会学専攻ではフィールドワークを通して実際に社会問題が起きている現場に行き、そこで暮らしている人に話しを聞いて、現場を目で見て肌で感じるという活動もこの専攻ならではの楽しさです。
③苦労したこと
 学習面でこれといった苦労はあまり経験しませんでした。現代社会学専攻は事前に勉強をする必要は特にないため、何かの知識を持って入学しておけばよかったなどは感じませんでした。ただ一つ苦労したことを挙げると、私は語彙力や文章を上手く書く能力がなかったため、レポートや発表をする際に自分の伝えたい事を言語化できずに伝えきれなかったことがありました。そのためもっと本を読んで語彙力や文章を書く能力を培っておけばよかったと後悔しています。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

①高校在学時
 私は高校時代バスケ部に所属しており、毎日の練習で疲れてしまい朝小テストや定期テストの勉強しかしていませんでした。ですが部活を引退した3年生になってから勉強する時間が増え、定期テストの勉強だけでなく資格の勉強をするようになりました。実際に漢検2級とニュース検定2級を3年生の時に取得しました。資格は自分の知識が増えるだけでなく、就職活動をする際にも自分の武器になるものなので、時間に余裕ができる3年生のうちに色々な資格に挑戦することをおすすめします。
②大学進学後
 大学は全てが自分次第であるため、自分で考えて行動しなくては何も成長しません。誰かに勧められて何かをやるのではなく自ら進んで行動することで自分の可能性を広げるチャンスにもなります。私は自分から積極的に前に立つ性格ではなかったのですが、大学でサークルの部長を務めました。大変なことは沢山ありましたが、自分が成長できた貴重な経験になりました。勉強面に関しても自分の学びたいことを積極的に色々と学んでいます。去年簿記3級を独学で取得し、現在は簿記2級とITパスポートという国家資格の取得に向けて勉強しています。

卒業後のビジョン、進路について

 大学卒業後は就職を考えています。高校の時は子どもを助けることができる仕事に就きたいと考えていましたが、大学に入学して色々なことを経験していく中で高校時代に自分が思い描いていた将来とは違う形になりますが、「人々を支えることができる仕事」に就きたいと思っています。そのために現在は様々な企業のインターンシップを通して自分のやりたいことが実現できる企業を探しています。

後輩へのメッセージ

 まだ将来やりたいことが見つかっていない、将来自分が何をやりたいか決まっていないから行きたい学部がわからないという方は沢山いると思います。今、無理に自分の将来を見つける必要はありません。自分の将来について考える時間は大学で沢山あります。むしろ今自分の将来を決めつけてしまうと、大学に入って自分の視野を狭めてしまう可能性もあります。だから高校生の皆さんは将来何がやりたいか、ではなく大学で何を学びたいかを考えてみてください。そして一つ一つの学部学科専攻について詳しく調べてみてください。一見自分の興味のない学部学科だとしても、調べていくうちに自分のやりたいことや興味のあることが学べる学部学科が見つかるかもしれません。
 そして大学に入学したら自分のやりたいことに全力で挑戦してください。大学生になったら今とは比べものにならない程時間があります。アルバイトや部活、サークル活動、ゼミ、資格取得など自分がやりたいと思うことを全てやってみてください。皆さんが思うより大学の4年間はあっという間です。自由な時間が沢山ある大学生だからこそ、大学4年間をただ遊ぶ時間にするのではなく色々なことに挑戦して価値のある時間にしてもらいたいと思っています。
 最後になりますが、高校生の時の思い出は一生の宝物になります。学校の規則を破らない程度にはしゃいで、沢山遊んで、高校生活の思い出を沢山つくってください。皆さんの残りの高校生活とこれからの大学生活が素敵なものになりますよう心から願っています。

明治大学 国際日本学部 国際日本学科
下山田 新菜
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 実際に入学してみて感じたことは、まず明治大学は留学制度が大変充実しているということです。私は大学2年時にアメリカへ1年間の交換留学に行きましたが、留学プログラムや協定校の数が多いだけでなく、事務室の方のサポートが手厚いのを実感しました。質問するといつも丁寧に教えてくれてありがたかったです。また国際日本学部からの留学にフォーカスして言うと、主に3点あります。①留学に必要な英語力を自然と習得できる、②留学を一緒に目指せる仲間がたくさんいる、③留学先で取得した単位換算手続きが柔軟である、ということです。特に英語力に関しては、国日で一年時の英語漬けの毎日で、英語力が自然と上がります。協定留学の学内選考に出願する際、英語力が高いほど応募できる幅が広がるので、結果的に留学のチャンスは増えると思います。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

① 学習の面白さについて
 国際日本学部は授業が本当に面白いです! グループワークやディスカッションをして意見を交換するような「参加型」授業が多いため、ただ聞いているだけで眠くなるようなことがありません。実際に周りの友達が「この授業面白いよ!」とおすすめしてくれたりもします。また自分独自の『掛け算』で学べる点も特徴です。例えば私はゼミで「広告×統計」という掛け算で、広告理論をプログラミングソフトRを用いて実証する、という研究をしています。文系学部でまさかプログラミングソフトを使うことになるとは思いもしなかったので驚きましたが、それだけ可能な研究領域の幅が広く、かつ自分次第でかなり深く学ぶこともできます。ワクワクするような学びで溢れていて、好奇心旺盛な人にはぴったりな学部だと思います!
②苦労したことについて
 毎週のレポート、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション、英語でのエッセイ作成、ミニテストなど毎日やることが多く、正直忙しいです。特に英語で行われる授業は予習としてリーディングを課されることもあり、授業についていくための準備が少し大変です。しかしそれだけ大きなやりがいがありますし、自信もつきます。またアメリカに留学した際も、国日の忙しさに慣れていたので、そこまでショックがありませんでした(笑)。少人数のクラスが多いため、教授やクラスメイトとの距離が近くて楽しく、こだわるほど良い結果が返ってくるので頑張れます! なんでも意外と慣れるものなので、忙しさに関してはそこまで心配しなくて大丈夫だと思います。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 大学入学後は「興味を持ったものに何でも挑戦する!」を目標にしていました。学生団体に入ったり、子ども向け英会話のキャストとしてのインターンや留学生の日本語授業のサポーター、明治大学博物館の広報アンバサダー、他国の大学生との意見交換会、留学生との交流イベントの企画などなど、本当にたくさんの挑戦をすることができました。もともと大の心配性で、挑戦することが怖かった私でしたが、こうして色々なことにチャレンジできたのは「大学」という多様性に溢れた環境、そしていつも刺激をくれる友達のおかげです。留学先でもその「チャレンジ精神」を忘れず、「日本語会話クラブ」の幹部の一人を務める機会をいただき活動していました。日本に関心があったり、ルーツのある学生に対して楽しんでもらえる企画や他大学とのコラボイベントで運動会をやってみたりしました。「挑戦」は人を本当に成長させてくれるものだと思います。ちょっと失敗することがあっても、その失敗すら「経験」となり、自身を成長させてくれます。皆さんにもぜひ、大学で「ワクワク」を追い求めて、何でも思いっきり飛び込んでみてほしいです!

卒業後のビジョン、進路について

「ビジネスの力で社会問題を解決する」を自分の軸として、現在、就職活動を行っています。当初は、1年間の交換留学を通し海外で学ぶことへの意欲が一層高まり、海外の大学院への進学も視野に入れていました。色々と悩んだ結果、将来的に海外の大学院で勉強する前に、まずは企業での実務経験を積むことで、自分が専門的に習得すべき知識やスキルは何かを具体化したいと考えるようになりました。就活に関しては、キャリアセンターで相談ができたり、イベントやセミナーが豊富にあったりと、サポートが充実していると感じます。

後輩へのメッセージ

 様々な意見があるとは思いますが、皆さんには、大学はやっぱり「勉強する場所」だということを忘れないでほしいです。もう勉強は嫌だと思うかもしれません。大学では解放されてたくさん遊びたいと思うかもしれません。自分の人生なので楽しむことは絶対に必要です。ですが、勉強だって意外と楽しいです。嘘のようですが、私も大学での勉強がここまで面白くなるとは思ってもいませんでした。面白がって勉強していたら、結果人生がちょっと豊かになったなと感じます。楽しくなさそうな勉強を楽しくするには、やはり工夫が必要です。その工夫の一つが学部選びではないでしょうか。学部選びに悩んでいる人はぜひ、「自分がその学部で楽しく勉強できるか」を想像してみてほしいです。どんなに難しくても楽しかったら頑張りたくなるし、その勉強から繋がる将来が見えてきたら、もっと楽しくなるはずです。アメリカの大学生はよく、”Play hard, Study hard”と言います。「よく遊び、よく学ぶ」という意味です。せっかく大学に行ける皆さんもぜひ、たくさん遊びながら、誰にも負けないくらい楽しい学びを大学で体感してみてください! 応援しています!

明治大学 商学部 商学科
赤間 千穂
2020年度卒業生
商学部とは

 商学部は流通、交通、貿易、金融、保険、会計など経済的事業体による商業行為の実際とその理論を学ぶことを目的とした学部です。明治大学商学部は実は日本の私立大学初の商学部として創設されています。そして120年近く続く伝統のある学部です

コースについて

 次にコースについてです。先ほどお話しした通り商学部と一口に行っても、その範囲は広く多様な分野から構成されています。7つのコースが設けられていることで自分が興味がある分野について深く学ぶことができます。
しかし、まだ大学に入学した当初は自分がどの分野に関心があるのか明確な方はほとんどいないかと思います。そこで、明治大学商学部では大学入学時には分野を絞らず、1.2年次に基礎をしっかり学んだ後、3年次のコース選択で深く研究したい分野を選択することができます。ただ、コースを選択した後も、選択したコース以外の授業も受けることは可能です。

ゼミナールについて

 次はゼミナールについてです。商学部で2年次からゼミナールが始まります。商学部の特色として、ダブルコアが取り入れられていることが挙げられます。ダブルコアが取り入れられているのは明治大学では商学部のみです。ダブルコアとは商学部の専門知識を学べる「商学専門演習」と、一般的な教養を深める「総合学際演習」のふたつのゼミナールを同時に履修できる制度を指します。私は資格試験の勉強で忙しかったため、商学学際演習のみ履修していましたが、ダブルコアをしていた友人はふたつのゼミを履修することで、多角的なスキルを身に着けることができ、就活の際にも役立つと話していました。

特別テーマ実践科目について

 また、商学部には特別テーマ実践科目という科目があります。私も大学2年次に特別テーマ実践科目を1科目履修していたので、その時の活動について簡単に紹介します。
わたしが受講していた科目では、地域商店街と明大生の相互コミュニケーションの促進を目的とし、実際の店舗経営の基礎を学び実践します。
具体的には、和泉キャンパスにおいて、明大前駅近くの商店街の商品の出張店舗販売を行いました。出張販売といっても、ただ明大前の商店街の商品を売るだけではありません。事前に商店街の店舗に行き、調査をすることでどんな方法で商品を売れば良いか考えました。また仕入数の管理、店舗の設営、SNS等での広告も学生で行います。
マーケティングの基本である4Pの手法(product製品、price価格、Promotionプロモーション、place流通)を実際に用いて店舗経営を行い、座学で学んだ内容を実践することができ、マーケティングに対する理解がさらに深まりました。経営の難しさも感じましたが、それ以上にやりがいのあるプログラムで、受講して良かったと感じています。

商学部を選んだ理由

 私が商学部を選んだ理由は主に3点あります。まず第1に、高校の時から公認会計士の資格取得を目指していたことが挙げられます。例年、商学部から最も多くの会計士試験合格者が輩出されています。商学部に入ったことで、同じ学部で受験仲間を多く作ることができ、モチベーションの向上にも繋がりました。良い環境で学習ができ合格につながったと思っています。
2つ目は商学部が歴史ある学部だということです。120年の歴史を誇り、実は私立初の商学部です。歴史があるということは、数多くの研究成果が蓄積されており、幅広い学びの機会があると言えます。
3つ目は先ほども説明した通り、コースが豊富であることです。7つのコースが設けられていることで、1.2年次で興味が湧いた分野を深く学ぶことができます。私はアカウンティングコースを選択しており、会計についての知識を深く学べていると感じています。

後輩へメッセージ

 大学生活4年間は、人生で最も自由に時間を使えます。やりたいことになんでもチャレンジしてみてください!

明治大学 経営学部 公共経営学科
三浦 桃花
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 明治大学経営学部は1953年に私立大学では日本最初の経営学部として発足されました。非常に歴史ある学部で大きな特徴の一つになります。また「グローバル経営人材」と「価値創造人材」を輩出することが経営学部の目標であり、英語にも力を入れている学部になります。私が3年で履修しているBusiness Englishという科目では英語だけでなく、英語を使いながらアメリカのビジネスについても学べるので、高校時代まではなかった授業形態で非常に面白く感じています。
 また経営学部は経営学科、会計学科、公共経営学科の3つの学科があり、私は公共経営学科に所属しています。公共経営学科では教育、医療・福祉の非営利組織、電気・ガス・水道といった公益事業、スポーツ組織のような公共組織のマネジメントを担う専門人材の輩出を目的としています。授業では国や自治体等の行政組織などの公共サービス、NPOや社会的企業などの非営利・ソーシャルビジネス,地域開発・観光・国際開発、スポーツ・ウエルネスマネジメントという4つに方向を定め、カリキュラムを設けています。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

 大学では時間割を自分で作成します。またアルバイトを始める人も多いでしょう。忙しい大学生活では自分のスケジュール管理が非常に重要になっていきます。私の場合はスポーツに関する授業を必ず履修しています。自分の将来に向けて学びたいことを自分で決めて選択できるのは大学の大きなメリットであると思います。興味があることを自ら学びに行くと自然と理解も深まるし、より知ろうとするので楽しんで授業を受けることができます。
 苦労したこととしては、特に強く感じたことはありませんが、強いてあげるなら、1年生の時に新型コロナウイルス拡大により、半分がオンライン授業だったことです。個人的には対面授業のほうが集中できるので、オンラインだと何となくやり切れなかったと感じたところがありました。仕方のないことではありましたが、充実した学びにはなりませんでした。またオンライン特有の電波状況によるトラブルも発生することがあるので、学習環境面といった点でも苦労しました。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 私は東京六大学野球ゼミナールというところに属しております。このゼミナールは東京六大学各校に在籍している大学生を対象に、東京六大学野球連盟が主催となって開講していて、「野球などスポーツの現場での体験を通じてスポーツやスポーツビジネスを学びたい」と考えている野球部外の学生に対して、「東京六大学野球活性化策の企画・実践」をメイン
テーマとして、そのために求められる知識と体験を東京六大学野球の関係者による講義、並びに、神宮球場での現場実習を通して学んでいます。2023年春季リーグに「神宮球場を友達と行きやすい場に、誘いやすい場に」することを目的とした大学生対象のフェスを開催しました。試合終了後に熱気が残る神宮球場のグラウンドに入ることができ、またその参加者には東京六大学野球史上初のオリジナルユニフォームの配布をし、着用してもらうという内容で楽しんでもらいました。このフェスのスポンサーになってくださった企業様があり、交渉や準備、打ち合わせなども経験することができました。イベントひとつ実施するまでに多くの時間と多くの方のご協力が必要であることを学びました。大学生でこのような学びができたことは非常に光栄なことだと感じております。

卒業後のビジョン、進路について

 私は将来、プロ野球の球団職員になりたいのでスポーツビジネスに強い経営学部公共経営学科を選択しました。私は大の野球好きから高校でも野球部のマネージャーになって、そこでいろいろ経験させていただくうちに野球の魅力を改めて感じ、高校2年生くらいには野球に関わる仕事したいと決めていました。自分が野球の魅力を感じたように今度は自分が伝えていく人になりたいと思いました。そのためにも学部学科選択はもちろんですが、東京六大学野球ゼミナールに所属して活動したり、球場のアルバイトをしたりと何か将来につながることがあればと思いながら、日々学んでいます。

後輩へのメッセージ

 経営学部はレポートや課題が多いと言われますが、個々のとった授業によるので気にする必要はありません。それよりも課題の量で左右されるような安易な理由で学部を選ぶと後悔することになると思います。結局は自分がなにをやりたいか、自分が将来どんな仕事をしていたいかだと思うので、高校生の今の段階から何となく漠然とでいいので将来の自分を想像することをおすすめします。私個人の考えとして、「大学4年間あるからそこでやりたいこと見つける」ということをよく耳にしますが、意外と時間はなく、あっという間に過ぎていきます。「とりあえず○○学部で」というより「何をしたいから、何に興味があるから○○学部に入った」という方が後々自分を助けることになり、やり切れると思います。なかなか難しいことかもしれませんが、私は将来のなりたい自分を高校生の進路選択の段階で想像した結果、今がとても楽しく、充実した日々を送れています。
もし参考になる部分がありましたら、ぜひ「自分を想像する」ということを意識して頑張ってみてください。

明治大学 政治経済学部 地域行政学科
吉井 大空
2020年度卒業生
換算点は最後努力次第

 まず始めに換算点は最後努力次第で上がるということをお伝えします。
・最後の試験を残して7.2であった彼は担任の先生に0.2-0.3しか上がらないため諦めるように言われました。
・しかし、7.8になって7.24の僕を上回りました。
・私の代は7.8あれば国日以外はどこにでもいけました。
・そのため、彼を大きく下回る私でも政経に行くことができました。
⇒それを知ると彼はショックを受けていました。
⇒皆さんは今どんな成績であれ、行きたい学部を1番上に書きましょう。先生に何を言われても書くだけでも書かせてくださいと自分を信じましょう。先生は良い意味で現実を見せてくれたのかもしれませんが、ここでハードルを下げると自分が1番後悔します。
また、その彼は法学部には卒論がないからと法学部へ進学しました。
→しかし、どの学部でもゼミがなければ原則卒論はない。
⇒卒論なしは法学部の特権じゃない。

 大学は、個性を磨く場です。「周りと一緒だから大丈夫…」「今までこれでやってきたから…」という考えを捨ててリスクを恐れずにチャレンジしましょう。減点を回避するだけでは就職活動など社会に出てから勝てません!
平均収入や平均初婚年齢など、今後自分と平均を比較してしまうことがあると思います。しかし、高校の校舎で「うわ、平均だー、平均が歩いてきたぞー」と見たり聞いたりしたことがあるでしょうか? そんな生徒さんがいたら、親密にしていただいている教授に連絡して心の病を取り除く手助けをしてあげます。そのような見たこともない実体のないものと比べて一喜一憂する必要はありますか? 実体がない平均なんてものに対して、あなたは、この世の中にたった1人しかいない、かけがえのない存在なのです。君の人生は、君が全てです。平均と比較するような馬鹿なことやめちまいましょう。私は平均から脱却するためには、立ち止まる勇気を持つことが大切だと思います。立ち止まって遠回りすることも結果的にあなたのためになってくれるはずです。この文章が皆さんの糧となれば幸いです。今後のご活躍をお祈りいたします。

明治大学 法学部 法律学科
藤本 麻衣
2020年度卒業生
大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと

 大学は、これまでの中学校や高校とは大きく違った場所です。そのため、大学進学をすることについて不安に思う人、反対に楽しみにしている人もいるでしょう。大学が中学高校とどのような違いがあるのか、またその中で法学部にはどんな特徴があるのかについてお伝えできればと思います。
①大学について
 大学に進学して、これまでと一番異なると感じた点は、主体性が必要であることです。高校のように決まった授業を受けて、クラスで行動するわけではありません。授業は自分で選択しなければならず、興味のあることは情報を自分から探す必要があります。例えば、サークルを探すときも、どのような活動内容のサークルがあるのか、活動頻度や活動場所、どんな雰囲気なのか自分で情報を集めます。留学や学生団体等で行う課外活動も同様です。
②法学部について
 法学部に入学してみて感じた、ⅰ基礎の大切さ とⅱ法律科目以外の学習 の2点をお伝えします。
 ⅰ 学部名通り、法律を中心に学びます。特に1.2年生では、社会の基礎となる憲法、民法、刑法の三法と呼ばれる法律を学習します。法律の学習は、専門的な用語が使われていて、考え方がこれまでと異なるため、最初は難しいと感じるでしょう。しかし、三法を学ぶことで法律の学習の仕方を習得し、法律を扱う上で必要な論理的思考力を養うことができるため、この三法の学習は法学部の学習においてとても重要です。3,4年生ではさらに専門性の高い法律を学びますが、基礎をいかに学んだかがより深い理解に繋がります。
 ⅱ ただ、法律の学習だけをするというわけではなりません。教養において必要である基礎科目や、興味のある科目、語学の科目も取ることができます。自由選択科目が設置されており、他学部の講義を履修することも可能です。

大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと

①面白い点
 大学生活には主体性が必要であると前述しましたが、何事も自分で決定しなければいけない反面、自由ということでもあります。自分の興味があること、高校時代にはできなかった新しい挑戦ができます。
 学習面においては、法律の学習が身近に感じる瞬間に面白さがあります。法律は堅苦しいと思われやすいです。確かに、法律の学習は座学がほとんどで実習のような講義はありません。しかし、法律は社会で生活する上で必ず関わってくるもので、将来必ず役に立つでしょう。学習が進み、事例問題などで、実際の生活で起こる様々な問題を法律でどのように解決できるかを考えるときには、法律がより身近に感じ、より学びたいと感じることができます。
②苦労した点
 自由である分、自分の行動に責任を持たなければいけません。特に学習では、高校のときのように成績が悪いから補習ということはなく、成績が悪ければ単位を取得できず、卒業や進級に関わります。そのため、学習を自分で管理しなければいけない点、また、テスト形式が高校までとは違う点に苦労しました。これまでのテスト勉強では、プリントの空欄を暗記するなど反復学習が中心でしたが、大学の試験は暗記をするのではなく、その結論になる理由や根拠等の流れ「理解する」ことがとても重要です。

どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか

 高校生のときは、部活動に打ち込んでいました。3年間1つのことに時間をかけ、取り組んだことは、自分が変わるきっかけになり、現在の考え方を形成する大切な経験です。高校生のときも、大学入学後も基本的に学校の学習は怠らないようにしていました。学校の学習ができていれば、安心して部活動や課外活動にも取り組めるからです。
 大学入学後は、ずっとやりたいと思っていた音楽をサークル活動で始め、また地域での取り組みに興味を持っていたため、学生プロジェクトに参加し特定の地域の魅力を発信する活動に参加しました。何度も言っているように、大学生には自主性が必要なため、サークルや学生団体は同じことに同じくらい興味を持って活動している人が集まります。その中での活動は、周囲から刺激を貰うことができ、自分の成長にもつながると感じます。

卒業後のビジョン、進路について

 高校生のときから、漠然と公務員という仕事に興味があったため、法学部に進学しました。公務員試験は法律の科目が出題されており、学習を進めやすい点、それに伴い法学部は、他学部より公務系への就職率が高いという特徴があったため、進学を決めました。そのため、現在は民間企業への就職活動と同時に、公務員試験の学習を始めています。どんな職業に就いても、高校時代の部活動の経験、大学時代のサークル活動、課外活動経験を活かして働くことを大切にしたいと考えています。
 もちろん、公務員志望者の他にも法学部には司法試験を受け、法曹の道へ進む人などがいますが、一番多いのは一般企業に就職する人です。

後輩へのメッセージ

 周囲に流されないこと、これは意外と大切なことです。興味を持ったことに関しては、たとえ1人でも、不安なことがあっても、ためらわず挑戦してみてください。例えば、法学部は私が明八在学中には「地獄の法」と呼ばれ、「厳しい学部だ」と言われていました。しかし、私は法学部に興味があり進学し、実際に法学部の学習スタイルは自分に合っていたなと思います。自由だからこそ、自分で決定することが大切です。
 私たちは高校3年生の時から新型コロナウイルスの影響で、多くの行動を制限されました。みなさんも今まで制限されてきたことがたくさんあると思います。これから先、高校生にしかできない経験、そして大学へ進学したら大学生にしかできない経験をたくさん積んでください。学業以外の経験からしか得られない学び、楽しさを味わえます。
大学生活もとても楽しいですが、今高校生活を振り返ると、クラスみんなで授業を受けたり、ご飯を食べたり、部活をしたり、行事に取り組んだりという時間がとても貴重な時間だったなと思います。もちろん学業も大切ですが、学校生活すべての時間を大切に過ごしてください。

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