大学、学部、学科に関して、入学後にわかったこと
他学部、他学科履修も割とできるよ!
私は学部学科を決める際に最後まで農学部の生命化学科にするか理工学部の応用化学科にするか悩んでいました。結果応用化学科に進学しましたが、入学後他学部履修が可能であることを知り実際に履修することができました。語学や実習といった一部の講義や実験は履修することができませんが、それ以外であれば基礎や応用問わず他学科や他学部の講義を履修することができます。そのため希望していたが進学できなかった学科の雰囲気や、志望度は低いものの興味のあった学科の勉強を実際に感じることができます。また上限はあるものの講義で得られた単位は卒業要件に算入することもできるため無駄になりません。
もちろん自分の学科の講義との兼ね合いもあるためあまり沢山履修できる訳ではありません。私の場合だと各学期16コマのうち2コマくらいが他学部や他学科の講義です。専門でない分野なので勝手が分からず難しい講義もありますが、自分の学科と共通する部分や対象への異なる捉え方などを知ることができるため非常に楽しいです。また機会があれば新しく友達ができたり、同じサークルの異なる学科に所属している友達と仲良くなることもできます。
進学する学科を迷っている方に伝えたいのは無理に自分の興味や未来を小さく絞るのではなくある程度の幅を持たせて欲しいということです。明治大学には他学部、他学科履修の制度があることを頭の片隅に置いて進学先を考えてみてください。
理工学部は勉強するところ
理工学部はちゃんと勉強する学部です。もちろんどの学部もちゃんと勉強するものですが、理工学部は特に提出課題の頻度が多いと感じます。学科や学年によって異なりますが最低でも週に2個くらいは期間が決まった課題が出されているイメージです。取り組み方は人それぞれですが学年が上がるにつれて出される課題の難易度も上がるため、きちんと授業の復習をしていかないと躓く原因になります。講義を定期的に復習する習慣を早いうちから付けておくことが大学での学習をスムーズに進めるコツだと思います。
大学生活、学習や研究の面白さや楽しさ、苦労したこと
大学生活は選択の連続!
あらゆる人が言うように大学生活は中学高校と比べてとても自由です。やらなければいけないことがあるのは変わりませんが、そのやらなければいけないことも自分で選べるようになるのが大学です。もちろんやらなくてもいいことも自分で選んで取り組むことができます。できること、取り組み方が自分で選べるのはとても楽しいです。勉強はほどほどにサークルに集中的に取り組む人、レポートで使える参考資料をたくさん集めてみんなに共有するレポートガチ勢、将来のための貯金用にバイトを頑張る人、等々それぞれのライフスタイルで大学生は生活しています。しかし自由で選択肢が多いからこそ、自堕落に過ごせたり判断の連続で疲弊するリスクも高くなります。そのリスクをどれだけ減らすか、あるいは許容するかをよく考えなければなりません。その割合に正解はありませんし、誰かから指定されたり教えてもらえることではありません。自分で自分の生活を組み立て実行することは慣れるまで大変ですが、これからの人生でも重要になる技術なので大学生のうちに試行錯誤して身に付けましょう。
大学の勉強は?の連続!
大学での勉強と高校の勉強を比較すると、大学では事象をよりありのままに近い形で学びます。高校までの勉強では理解のために現実に即していないモデルで学習を進めることが多かったですが、大学では現時点で科学の世界で正しいと言われていることをほぼそのままの形で学びます。化学の分野で例を挙げると、電子軌道があります。高校まで電子は、原子核を中心に公転していて電子殻上にK殻から2n2個存在していると習います。しかし大学で電子は、原子核を中心に確率的に分布しており電子軌道と呼ばれる存在確率が90%の領域中に2個存在していると習います。このように今まで教わってきたこととは異なる見方や、全く知らない概念と多く出会うのが大学での勉強です。毎講義必ずと言っていいほど頭に?が浮かぶ箇所が存在します。ここで注意してほしいのがその?を頭に留め続けることです。理解できないことが頭の中に残り続けるのは嫌な感じがすると思います。すぐに調べて解決してしまいたい気持ちは非常によく分かりますが、その状態を僅かでいいので持ち続けてほしいのです。すぐに調べて分かる程度のことはすぐに頭から抜けてしまいます。ほんとに理解するためにはまだ習っていない情報や発想の転換が必要なのです。自分の中で腑に落ちる瞬間が来るまで授業で得られた?を持ち続けることが大学での勉強を身につけることにつながります。講義を受ける際はこのことを意識してほしいです。
どんなことに取り組んでいる、あるいは取り組んできたか
高校の授業をきちんと理解する。
正直大学1年生の講義は高校の知識で何とかなります。ちゃんと勉強していればしていた分だけ講義が楽に受けられます。大学1年生の授業がきちんと理解できれば2年生の講義が楽に受けられます。この積み重ねを崩さなければ大学の講義は乗り越えられます。なので大学の勉強の基礎となる高校の勉強はきちんと理解するに越したことはありません。文系の分野はほとんど使わないので分からなくても大丈夫ですが、理系科目は一通り流れを理解できるようにしておいた方がいいと思います。明八での授業についていければ大学での講義にも太刀打ちできるので高校で勉強を大事にしてください。
自分の興味のある分野を幅広く見てみる
先述したように大学では様々な分野を深く理解できる機会が沢山あります。そのためどんなことを学ぶか指針が無ければ、ばらばらの知識を得るだけで体系的な理解には至れません。明確でなくてもなにがしかの指針は持っておいた方が良いです。その指針を作るためにも自分が希望する学科の分野の教科書や新書を読んでみることをお勧めします。自分が希望する分野のどの箇所に魅力を感じて、どの箇所に不満を感じるかを知ることができれば指針は自ずと立つはずです。沢山読む必要はありません。分厚くなくても大丈夫です。自分がちょっと気になるところを見つけられればOK。きちんと自分の傾向を分析する時間を作りましょう。
卒業後のビジョン、進路について
将来は食品の研究職に就きたいと考えています。研究職は修士以上の学位を求められる企業が多いため、卒業後は大学院に進学する予定です。大学院は明治大学ではなく国公立の大学院に進学したいと思っています。応用化学科の研究室では自分が本当にしたかった研究ができなさそうだと理解したことと大学受験をしなかったことに対してコンプレックスがあることと学費を抑えたいと考えたため他大学の院へ進学しようと思いました。
後輩へのメッセージ
高校での勉強は大学でとても役に立つので蔑ろにせず、きちんと理解してください。
大学生活は情報を多く持っていた方が持っていないよりも、より楽により充実させることができます。ですから大学に入ったら沢山友達や仲間を作りましょう。友達を作ることが久しぶりでちょっと緊張するかもしれません。でも大丈夫です。あなたが友達がほしいと思っているように他のみんなも友達がほしいと思っています。沢山の人と知り合う機会を逃さないようにぜひ自分から一歩踏み出してみてください。そうすればめっちゃ楽しい大学生活が送れると思います。
