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美術部 夏合宿in大阪

美術部では、8月25日(火)から27日(木)までの2泊3日の日程で、大阪への合宿を実施しました。

昨年度は金沢を訪れましたが、今年度は大阪を舞台に、美術館での作品鑑賞と大阪市内でのスケッチ、班別行動など、普段の学校生活ではできないさまざまな美術体験を行いました。

1日目は、あべのハルカス美術館を訪れ、「ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち ヴァルラフ=リヒャルツ美術館所蔵」を鑑賞しました。

鑑賞後は、中学1年生から高校3年生までの生徒が混ざった班に分かれ、大阪市内を班行動。大阪ならではの街並みや建物、風景を実際に歩いて見て回り、気になった場所をスケッチしました。美術館の中だけではなく、街そのものを観察しながら、それぞれの視点で大阪の風景を捉えました。

2日目は、中之島美術館で開催されていた「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」を鑑賞しました。

今回の合宿では、17世紀のオランダで活躍したフェルメールと、19世紀のフランスを中心に展開した印象派、そしてその影響を受けたゴッホという、時代も地域も異なる画家たちの作品を続けて鑑賞する機会となりました。

フェルメールが光や静かな室内の情景を緻密に捉えているのに対し、印象派の画家たちは、屋外の光や空気の変化を捉えながら、筆触や色彩を生かした表現を追求しました。さらにゴッホは、強い色彩や大胆な筆づかいによって、自身が感じた世界を力強く表現しています。

同じ「油絵」という技法であっても、時代や画家によって、何を見つめ、どのように表現するのかは大きく異なります。生徒たちは実際の作品を目の前にすることで、油絵の歴史や表現の変化について学ぶとともに、それぞれの作品から感じたことや気づいたことを自分の制作につなげるきっかけを得ることができました。

2日目の午後は、中学生と高校生に分かれて班行動を行い、大阪市内を散策しながらスケッチに取り組みました。

3日間を通して、美術館で本物の作品に触れるだけでなく、仲間と街を歩き、見て、感じ、描くという、美術部ならではの学びの多い合宿となりました。

今回の経験を、これからの作品制作や日々の活動に生かしていってほしいと思います。

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